記録ID: 6524572
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ハイキング
八ヶ岳・蓼科
日帰り 赤岳(2,899m) 〜 阿弥陀岳(2,805m)
2023年09月17日(日) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 09:07
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,468m
- 下り
- 1,436m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:55
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 9:05
13:36
久々の八ヶ岳、日帰りで行ってまいりました。
コースを簡単に紹介します。
【日帰り 赤岳〜中岳〜阿弥陀岳】
美濃戸登山口 〜 北沢ルート 〜 赤岳鉱泉
〜 行者小屋 〜 地蔵尾根 〜 赤岳山頂
〜 中岳 〜 阿弥陀岳 〜 中岳のコル
〜 行者小屋 〜 南沢ルート 〜美濃戸登山口
八ヶ岳については情報がとても多く、今さら私が細かく書いても無駄かなぁ、なんて思っております。
なので今回は、特に「赤岳」に行ったことのない人に、素朴な疑問にお答えする感じにします。
今日は人が多く、あまり写真を撮れなかったのが残念です〜。
まずはアクセスです。
日帰りの場合、公共機関では困難ですね。。。
公共機関をご利用の場合、小屋泊やテン泊にて計画を立てて下さい。
---------------------------------------
【アクセス】 車・バイクの場合 (美濃戸登山口)
・中央高速 〜 諏訪南インター
〜 降りたら左方向(八ヶ岳ズームライン)
〜突き当たるので、左
〜しばらく行くと、Yの字の分岐があります(立て看板で、八ヶ岳登山口と書いてあります)。
しばらく行くと、八ヶ岳山荘があります。
ココの駐車場を利用すると、美濃戸登山口まで林道を約1時間歩くことになります。
(山荘の先に、左にまがる林道があり、「登山道」「美濃戸」「硫黄岳・赤岳」と書いてあります)
林道の先には、赤岳山荘があります。
赤岳山荘の駐車場に止めれば片道1時間近くの時短になるのですが、、、。
この林道、悪路で有名で、車の腹をすったり、わだちにタイヤがハマって動けなくなったり、すれ違いが困難だったり。。。
車の運転に自信のない人は避けた方が良いと思います。
しかしやはり、日帰りの場合、赤岳山荘駐車の一択です(笑)。
今回私はバイクで行きました。以前よりは良くなっている印象ですが、それでもかなりの悪路には間違いありません。
さらに、、、。
私が到着したのは朝4:00頃でしたが、もう満車で、次から次に入ってくる車は止められずに、皆さん右往左往しておりました。酷いケースでは、八ヶ岳山荘にUターンして止めなおす、という事もあるようです。
土日は、前日に車内泊するくらいでないと、朝はムリかも知れません。
逆に、午後ゆっくりめに到着するなら、退出者が多くなるので、止められるかも知れません。
(もちろん、その場合は1泊でないと無理ですね)
ちなみに、最も近い駐車場は美濃戸小屋の駐車場ですが、こちらは宿泊客しか止められません。
どうしても止めたい場合は、宿泊予約して下さい。
ん???
前日着の車内泊なら、日帰りとは言えないような、、(笑)。
あと、中央高速の「須玉IC〜韮崎IC」が工事で1車線になっています。
本日帰り、激コミでした。
工事は12/7まで続くそうですので、参考にして下さい。
---------------------------------------
【赤岳登山で迷うこと・・・その1】
まず美濃戸登山口で、、、
・南沢ルートで行者小屋
・北沢ルートで行者小屋
と、選択を迫られます。
結論、どっちを選んでもHPやMPに大きく影響しない気がします(笑)。
良く言われるのが、
「南沢は時短だが、勾配がある」
「北沢は時間かかるが、道が穏やか」
当たり前の話ですね(笑)。
私がなぜ、今回「北沢」にしたか、ですが、、、。
・暗闇スタートなので、時間よりも安全性を選んだ
という事に尽きます。
道迷いの心配はほぼ無く、道も南沢よりは歩きやすいです。
南沢の方がワイルドで楽しい、という考え方も出来ますが、時間もそれほど大きく違わないわりに、道迷いしやすいポイントも幾つかあります。
帰りは時短しようと思って南沢で帰ったのですが、やはり歩きづらくて、全然時短にならず、かなり時間を食ってしまいました。
なので、私のイメージで恐縮ですが、、、。
・1泊するなら、南沢を歩く方が1日目としては充実するかも。。。
・日帰りなら、北沢の方が若干、体力を温存できるかも。。。
という感じです。
結論、私としてはどっちでも良いと思っておりますが(笑)。
他の方のレビューの方を参考にして下さい!(丸投げ)。
---------------------------------------
【赤岳登山で迷うこと・・・その2】
そして行者小屋から赤岳山頂へのルートで迷う方もいらっしゃるかも知れません。
・地蔵尾根で赤岳へ
・文三郎尾根で赤岳へ
今回私は地蔵尾根にしたのですが、理由はカンタン。
階段登山がキライだからです。文三郎尾根は、階段多すぎ。。。
(私は丹沢でも滅多にバカ尾根は使いません)
実は私は高所恐怖症で、観覧車とかムリなんですが、山では平気で(笑)。習慣ですね。。
地蔵尾根はそれなりに高所感があり、苦手な人は苦手かも知れません。
それと、実際のコースタイムはどちらを選んでも大差は無いハズなんですが、私は文三郎尾根の方がすごく長く感じます、体感ですが。。。
やはり、自分のキライなメニューがあると、そうなんですかね。。。
アインシュタインは言いました。
「同じ時間でも、熱いストーブに座っている(辛いこと)と長く感じ、好きな子と居る(楽しいこと)と短く感じる。それが相対性だ」
いやでもまさにそんな感覚。
北沢と南沢もそうかも知れません。
私、南沢はあんまり好きでないので、全然短く感じません。
--------------------------------
【その他の提案】
赤岳の登りと下りは、何も地蔵尾根と文三郎尾根だけではありません。
例えば、赤岳山頂から行者小屋に下りる時、中岳のコルを経由する、という手もあります。
中岳って、あんまり皆さんに注目されることの無い、可愛そうな山ですが(思い込み??)、中岳山頂は狭いですがなかなかの展望ですし、中岳のコルからの富士山も綺麗です。
また、中岳のコルから行者小屋に下りるルートは、文三郎尾根を下るよりは膝に優しく、全然ラクだと思います。
中岳に一旦登る、という手間はありますが、たいした標高差ではありませんし、赤岳のみの登頂より、少し色彩が付いて良き、という気もします。
中岳については、画像も参考にして下さい。
--------------------------------
【阿弥陀岳について】
中央高速の渋滞がイヤで、午前中に下山したかったので、本当は赤岳ピストンの予定でした。
でも、すぐ真横に阿弥陀岳がデーンとあって、私に、
「コッチ来い」
と囁くんです。。。行かないワケにはいかないでしょう。
で、ついでなので、久々に登ってきました。
阿弥陀岳は、難易度はそれほど高くはないと思いますが、やはり岩登りの要素が大きいので、岩稜帯に全く無知な人には向きません。
今日も、上り下りが必死で、下に人がいるのに平気で石を転がしながら歩いている人を数人見かけました。
混雑の中、自分のステップにより落石事故を起こす、という事が理解できない人は、絶対に登ってはダメです。
私はどんなに後ろに煽られても、自分より下にいる人が視界から消えるまで、岩に足を置くことはしません。
阿弥陀岳からのパノラマは、私、大好きです。赤岳山頂からの景観よりも、むしろ好き。
また、赤岳や横岳が丸ごと間近に見られ、なかなかオツです。
赤岳山頂はものすごい渋滞で、道すら塞がれ身動き取れませんでした。。。
なので、阿弥陀岳でゆっくり休憩しました。
--------------------------------
【ヘルメット着用について】
前述の通り、自分の足元の石がどんな凶器になるか、全くわかっていない人が一定数居る以上、やはりこのクラスの山ではヘルメットが必要な気がします。
考えてもみて下さい。。。
街の歩道で転んでも、頭の打ち所が悪ければ命を失ってしまいます。
我々が向かうのは、石や岩だらけの山中です。
滑落すれば、ヘルメットを被っていても助からないことはあるでしょう。
でも、岩だらけの道を歩くだけでも、バランスを崩して頭を打ってしまうこともあるでしょう。そういう事を考えると、やはり頭部は守られているに越した事はありません。
私は今回、地蔵尾根に入ってから装着し、中岳のコルから行者小屋に下りるコースに入るまではずっと装着したままでした。
八ヶ岳は決して難易度の高い山々ではないと思いますが、低山よりは高い意識を求められる、と思っています。
技術以前に、意識が低いと、事故率は高くなると思います。
--------------------------------
【ウェアについて】
朝のバイクは寒くなってます!
秋冬用ジャケット出動です。
八ヶ岳ですが、登り始めは10°くらいでしたが、今日は初めからベースレイヤーのみで大丈夫でした。
まだまだ暑いですね。。。
あと、阿弥陀岳は岩稜帯なので、5ポケットパンツのライトだとすぐ破けてしまうため、今日はDWで行きました。
もう少し寒くなったら、ティフォン50000デビューさせます(笑)。
ヘルメットはペツルのシロッコですが、激軽で、これまでの常識が覆っております。
私の頭にピッタリです。
--------------------------------
【独り言】
私、初めての登山が大菩薩嶺でした。
次が瑞牆山、その次が乾徳山。
そのまた次が赤岳と阿弥陀岳でした。
よく考えたら、登山始めてからはずっと2,000m以上の山を登っていて、山ってそんなものだと思っておりました。
歳とともに、実は森の中を静かに歩くのが一番楽しい、と思うようになって、奥多摩ラブになり、赤岳のような人の多い山はあまり足が向かなくなっていました。
でも、自分の体力がどの程度か、定期的にチェックするのは悪くないですね。
富士山も赤岳も、日帰りでも全く問題ありませんでした。
糖質ゼロ生活を送っていることはよくお話ししていますが、山で糖や炭水化物を取らないのって、実は非常に危険な事かも知れません。
でも、今のところ、全く問題ないんですよね〜。
なので、安全のため避けていた北アなども、糖質ゼロでもイケる気がしています。
ただ、日帰りの気楽さにドップリはまっていますので、私は今後の登山人生、やはり日帰りメインでいいかな、とも思っております。
何しろ重い道具類を担がなくても良いですし、気楽だし、翌日以降の天気を気にする必要も無い。
日帰りが、私の今の考えにマッチしているんですね〜。
八ヶ岳レベルの山は、日帰りだと勿体ない、という意見が多いです。それも分かりますが、逆に日帰りでも楽しめる方法はいくらでもあるんですよね。
また、八ヶ岳日帰りシリーズ決行しますので、よろしく〜。
---------------------------------------
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【本日の装備】
・ドライレイヤー = ミレー ドライナミック
・ベースレイヤー = パタゴニア キャプリーン長袖
・ソフトシェル = MAMMUT ML JACKET
・WB = パタゴニア フーディニ
・パンツ = 山と道 DWケットパンツ
・シューズ = スポルティバ ボルダーX MID
・ヘルメット = ペツル シロッコ(黒っこだけど)
・キャップ = サロモン
・ザック = ナーディマウンテンワークス カスタムオーダー25L
・ウェストバッグ = パーゴワークス スイッチM オリーブ
・トレッキングポール = モンベルULフォールディング(2本)
【携行品】ザック込の総重量 = 4.44kg
・レインウェア = Teton Bros. フェザーレインジャケット
・レインパンツ = 山と道 オールウェザーパンツ
・グローブ = NorthFace
・手ぬぐい = BePalのオマケ(マムート)
・ココヘリ会員証
・その他レスキューセット等の小物
【行動食】
・自家製 おから蒸しパン (全部食べた)
・森永 in PROTEIN ベイクドビター 3本 (食べなかった)
・Oilio MCT CHARGEゼリー 3本 (1本食べた)
・チャージinゼリー (2本飲んだ)
・塩飴 10個 (6個食べた)
・水 1,250ml(全部飲んだ)
コースを簡単に紹介します。
【日帰り 赤岳〜中岳〜阿弥陀岳】
美濃戸登山口 〜 北沢ルート 〜 赤岳鉱泉
〜 行者小屋 〜 地蔵尾根 〜 赤岳山頂
〜 中岳 〜 阿弥陀岳 〜 中岳のコル
〜 行者小屋 〜 南沢ルート 〜美濃戸登山口
八ヶ岳については情報がとても多く、今さら私が細かく書いても無駄かなぁ、なんて思っております。
なので今回は、特に「赤岳」に行ったことのない人に、素朴な疑問にお答えする感じにします。
今日は人が多く、あまり写真を撮れなかったのが残念です〜。
まずはアクセスです。
日帰りの場合、公共機関では困難ですね。。。
公共機関をご利用の場合、小屋泊やテン泊にて計画を立てて下さい。
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【アクセス】 車・バイクの場合 (美濃戸登山口)
・中央高速 〜 諏訪南インター
〜 降りたら左方向(八ヶ岳ズームライン)
〜突き当たるので、左
〜しばらく行くと、Yの字の分岐があります(立て看板で、八ヶ岳登山口と書いてあります)。
しばらく行くと、八ヶ岳山荘があります。
ココの駐車場を利用すると、美濃戸登山口まで林道を約1時間歩くことになります。
(山荘の先に、左にまがる林道があり、「登山道」「美濃戸」「硫黄岳・赤岳」と書いてあります)
林道の先には、赤岳山荘があります。
赤岳山荘の駐車場に止めれば片道1時間近くの時短になるのですが、、、。
この林道、悪路で有名で、車の腹をすったり、わだちにタイヤがハマって動けなくなったり、すれ違いが困難だったり。。。
車の運転に自信のない人は避けた方が良いと思います。
しかしやはり、日帰りの場合、赤岳山荘駐車の一択です(笑)。
今回私はバイクで行きました。以前よりは良くなっている印象ですが、それでもかなりの悪路には間違いありません。
さらに、、、。
私が到着したのは朝4:00頃でしたが、もう満車で、次から次に入ってくる車は止められずに、皆さん右往左往しておりました。酷いケースでは、八ヶ岳山荘にUターンして止めなおす、という事もあるようです。
土日は、前日に車内泊するくらいでないと、朝はムリかも知れません。
逆に、午後ゆっくりめに到着するなら、退出者が多くなるので、止められるかも知れません。
(もちろん、その場合は1泊でないと無理ですね)
ちなみに、最も近い駐車場は美濃戸小屋の駐車場ですが、こちらは宿泊客しか止められません。
どうしても止めたい場合は、宿泊予約して下さい。
ん???
前日着の車内泊なら、日帰りとは言えないような、、(笑)。
あと、中央高速の「須玉IC〜韮崎IC」が工事で1車線になっています。
本日帰り、激コミでした。
工事は12/7まで続くそうですので、参考にして下さい。
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【赤岳登山で迷うこと・・・その1】
まず美濃戸登山口で、、、
・南沢ルートで行者小屋
・北沢ルートで行者小屋
と、選択を迫られます。
結論、どっちを選んでもHPやMPに大きく影響しない気がします(笑)。
良く言われるのが、
「南沢は時短だが、勾配がある」
「北沢は時間かかるが、道が穏やか」
当たり前の話ですね(笑)。
私がなぜ、今回「北沢」にしたか、ですが、、、。
・暗闇スタートなので、時間よりも安全性を選んだ
という事に尽きます。
道迷いの心配はほぼ無く、道も南沢よりは歩きやすいです。
南沢の方がワイルドで楽しい、という考え方も出来ますが、時間もそれほど大きく違わないわりに、道迷いしやすいポイントも幾つかあります。
帰りは時短しようと思って南沢で帰ったのですが、やはり歩きづらくて、全然時短にならず、かなり時間を食ってしまいました。
なので、私のイメージで恐縮ですが、、、。
・1泊するなら、南沢を歩く方が1日目としては充実するかも。。。
・日帰りなら、北沢の方が若干、体力を温存できるかも。。。
という感じです。
結論、私としてはどっちでも良いと思っておりますが(笑)。
他の方のレビューの方を参考にして下さい!(丸投げ)。
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【赤岳登山で迷うこと・・・その2】
そして行者小屋から赤岳山頂へのルートで迷う方もいらっしゃるかも知れません。
・地蔵尾根で赤岳へ
・文三郎尾根で赤岳へ
今回私は地蔵尾根にしたのですが、理由はカンタン。
階段登山がキライだからです。文三郎尾根は、階段多すぎ。。。
(私は丹沢でも滅多にバカ尾根は使いません)
実は私は高所恐怖症で、観覧車とかムリなんですが、山では平気で(笑)。習慣ですね。。
地蔵尾根はそれなりに高所感があり、苦手な人は苦手かも知れません。
それと、実際のコースタイムはどちらを選んでも大差は無いハズなんですが、私は文三郎尾根の方がすごく長く感じます、体感ですが。。。
やはり、自分のキライなメニューがあると、そうなんですかね。。。
アインシュタインは言いました。
「同じ時間でも、熱いストーブに座っている(辛いこと)と長く感じ、好きな子と居る(楽しいこと)と短く感じる。それが相対性だ」
いやでもまさにそんな感覚。
北沢と南沢もそうかも知れません。
私、南沢はあんまり好きでないので、全然短く感じません。
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【その他の提案】
赤岳の登りと下りは、何も地蔵尾根と文三郎尾根だけではありません。
例えば、赤岳山頂から行者小屋に下りる時、中岳のコルを経由する、という手もあります。
中岳って、あんまり皆さんに注目されることの無い、可愛そうな山ですが(思い込み??)、中岳山頂は狭いですがなかなかの展望ですし、中岳のコルからの富士山も綺麗です。
また、中岳のコルから行者小屋に下りるルートは、文三郎尾根を下るよりは膝に優しく、全然ラクだと思います。
中岳に一旦登る、という手間はありますが、たいした標高差ではありませんし、赤岳のみの登頂より、少し色彩が付いて良き、という気もします。
中岳については、画像も参考にして下さい。
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【阿弥陀岳について】
中央高速の渋滞がイヤで、午前中に下山したかったので、本当は赤岳ピストンの予定でした。
でも、すぐ真横に阿弥陀岳がデーンとあって、私に、
「コッチ来い」
と囁くんです。。。行かないワケにはいかないでしょう。
で、ついでなので、久々に登ってきました。
阿弥陀岳は、難易度はそれほど高くはないと思いますが、やはり岩登りの要素が大きいので、岩稜帯に全く無知な人には向きません。
今日も、上り下りが必死で、下に人がいるのに平気で石を転がしながら歩いている人を数人見かけました。
混雑の中、自分のステップにより落石事故を起こす、という事が理解できない人は、絶対に登ってはダメです。
私はどんなに後ろに煽られても、自分より下にいる人が視界から消えるまで、岩に足を置くことはしません。
阿弥陀岳からのパノラマは、私、大好きです。赤岳山頂からの景観よりも、むしろ好き。
また、赤岳や横岳が丸ごと間近に見られ、なかなかオツです。
赤岳山頂はものすごい渋滞で、道すら塞がれ身動き取れませんでした。。。
なので、阿弥陀岳でゆっくり休憩しました。
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【ヘルメット着用について】
前述の通り、自分の足元の石がどんな凶器になるか、全くわかっていない人が一定数居る以上、やはりこのクラスの山ではヘルメットが必要な気がします。
考えてもみて下さい。。。
街の歩道で転んでも、頭の打ち所が悪ければ命を失ってしまいます。
我々が向かうのは、石や岩だらけの山中です。
滑落すれば、ヘルメットを被っていても助からないことはあるでしょう。
でも、岩だらけの道を歩くだけでも、バランスを崩して頭を打ってしまうこともあるでしょう。そういう事を考えると、やはり頭部は守られているに越した事はありません。
私は今回、地蔵尾根に入ってから装着し、中岳のコルから行者小屋に下りるコースに入るまではずっと装着したままでした。
八ヶ岳は決して難易度の高い山々ではないと思いますが、低山よりは高い意識を求められる、と思っています。
技術以前に、意識が低いと、事故率は高くなると思います。
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【ウェアについて】
朝のバイクは寒くなってます!
秋冬用ジャケット出動です。
八ヶ岳ですが、登り始めは10°くらいでしたが、今日は初めからベースレイヤーのみで大丈夫でした。
まだまだ暑いですね。。。
あと、阿弥陀岳は岩稜帯なので、5ポケットパンツのライトだとすぐ破けてしまうため、今日はDWで行きました。
もう少し寒くなったら、ティフォン50000デビューさせます(笑)。
ヘルメットはペツルのシロッコですが、激軽で、これまでの常識が覆っております。
私の頭にピッタリです。
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【独り言】
私、初めての登山が大菩薩嶺でした。
次が瑞牆山、その次が乾徳山。
そのまた次が赤岳と阿弥陀岳でした。
よく考えたら、登山始めてからはずっと2,000m以上の山を登っていて、山ってそんなものだと思っておりました。
歳とともに、実は森の中を静かに歩くのが一番楽しい、と思うようになって、奥多摩ラブになり、赤岳のような人の多い山はあまり足が向かなくなっていました。
でも、自分の体力がどの程度か、定期的にチェックするのは悪くないですね。
富士山も赤岳も、日帰りでも全く問題ありませんでした。
糖質ゼロ生活を送っていることはよくお話ししていますが、山で糖や炭水化物を取らないのって、実は非常に危険な事かも知れません。
でも、今のところ、全く問題ないんですよね〜。
なので、安全のため避けていた北アなども、糖質ゼロでもイケる気がしています。
ただ、日帰りの気楽さにドップリはまっていますので、私は今後の登山人生、やはり日帰りメインでいいかな、とも思っております。
何しろ重い道具類を担がなくても良いですし、気楽だし、翌日以降の天気を気にする必要も無い。
日帰りが、私の今の考えにマッチしているんですね〜。
八ヶ岳レベルの山は、日帰りだと勿体ない、という意見が多いです。それも分かりますが、逆に日帰りでも楽しめる方法はいくらでもあるんですよね。
また、八ヶ岳日帰りシリーズ決行しますので、よろしく〜。
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【本日の装備】
・ドライレイヤー = ミレー ドライナミック
・ベースレイヤー = パタゴニア キャプリーン長袖
・ソフトシェル = MAMMUT ML JACKET
・WB = パタゴニア フーディニ
・パンツ = 山と道 DWケットパンツ
・シューズ = スポルティバ ボルダーX MID
・ヘルメット = ペツル シロッコ(黒っこだけど)
・キャップ = サロモン
・ザック = ナーディマウンテンワークス カスタムオーダー25L
・ウェストバッグ = パーゴワークス スイッチM オリーブ
・トレッキングポール = モンベルULフォールディング(2本)
【携行品】ザック込の総重量 = 4.44kg
・レインウェア = Teton Bros. フェザーレインジャケット
・レインパンツ = 山と道 オールウェザーパンツ
・グローブ = NorthFace
・手ぬぐい = BePalのオマケ(マムート)
・ココヘリ会員証
・その他レスキューセット等の小物
【行動食】
・自家製 おから蒸しパン (全部食べた)
・森永 in PROTEIN ベイクドビター 3本 (食べなかった)
・Oilio MCT CHARGEゼリー 3本 (1本食べた)
・チャージinゼリー (2本飲んだ)
・塩飴 10個 (6個食べた)
・水 1,250ml(全部飲んだ)
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感想
やはり、良い山。
歳とともに、北アなどから足が遠ざかったとしても、八ヶ岳だけは歩きたいと思っています。アクセスも難易度も、満足度もすべてがちょうど良い。
ただ、やはり日を選ばないと、少々人の多さで不便がありますね。皆が皆、マナーを守れれば良いのですが、、、。
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八ヶ岳・蓼科 [2日]
美濃戸(南沢)〜行者小屋〜赤岳(文三郎尾根)〜横岳〜硫黄岳〜赤岩の頭〜行者小屋〜阿弥陀岳(ピストン)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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