記録ID: 6524582
全員に公開
ハイキング
丹沢
丹沢山(1,567m) 〜 蛭ヶ岳(1,673m) 塩水橋から
2024年01月06日(土) [日帰り]


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 09:04
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 1,868m
- 下り
- 1,867m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:59
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 9:04
距離 19.6km
登り 1,868m
下り 1,872m
14:27
ゴール地点
※震災に遭われた方皆様に心からお見舞い申し上げます。
こんな状況で山行はどうか、というご意見が散見されます。
個人的意見ですが、震災に見舞われた方々が我々の日常の停止をご希望されているとは思えません。何かをしない、やらない、ではなく、「やる」方にフォーカスすべきではないか、と。我々が出来ることだけ、我々の日常にちょっと足すだけで、きっとお役に立てるのでは、と考えています。それは義援金かも知れませんし、他の事かも知れません。過剰な自粛が求められているわけではありません。
私たちは私たちの日常をまずキチンと生きる。そして求められた時、自分に出来ることをすれば良いのだと思います。
とにかく、一日も早い復興をお祈り致します。
-------------------------------------
2024年1月10日から3月下旬まで、県道秦野清川(R70)線が、大門橋から札掛橋の間が通行止めになります。
それにより、塩水橋までは車はおろか、歩行者も通行止めとなります。
昨年6月に、塩水橋から丹沢山〜蛭ヶ岳の縦走がどれだけメリットあるか、という山行記録を書きました。
が、しばらくこのルートは使えません。
もっとも、このルートが使えないだけで、丹沢山も蛭ヶ岳も、他のルートからアプローチできます。
ところで皆さん、心理学の「カリギュラ効果」ってご存じでしょうか。
ダメ!と言われたら、よけいにやりたくなってしまう、という、アレです。
不良少年に、バイクはダメ!と厳しく言いつけると、絶対乗っちゃうやつですね(笑)。
私は学者じゃないので、カリギュラ効果の事を、ヤンキーの法則と呼んでいます😭。
今日は、1/6。
1/10からダメなら、今日ならOKじゃん!
という謎の理由で、昨年行ったのと全く同じコースで歩いてきました(失笑)。
(通れないよ、と言われて、通れるうちに通りに行きたくなっちゃうカリギュラン)
本当は大月方面に行く予定でした。、
同じ山には登らない、という人がいます。
登山スタイルは人それぞれですし、幸せや喜びって、他人と比べた相対的なものであってはならないと思うんです。ご自身が一番楽しめる、絶対的なものでいいと思います。
しかし、世には浮遊層という人たちが居まして(笑)。
まだスタイルが確立していない、、とか、初心者でどうしたもんか決めあぐねている、とか、そういう人達を、私はコチラ側に引き込みたい!
「同じ山に登らないなんて、勿体ない!」
同じ山なんて、そもそもあるもんですか。同じなのは名前だけ。
季節、コース、時間帯、メンバー、自分の成長、、、、。
同じ条件、同じ顔の山なんて、ないと思うんです。
一回登っただけで、私の何が分かるというの!(謎)
今回、私は同じ山どころか、全く同じコースで登ってきました。
もっと言えば、時間帯も全く同じ。
でもね、夏と冬とでは、まるで違いますよ。
冬は空気が澄んで、遠くの街並みが鮮明に見えたり、富士山が近くに見えたりします。
歩き始めだって、6月は薄ら明るかったのが、1月は真っ暗闇です。
ロングヘアの彼女がショートにしたら、惚れ直すかも知れないぢゃないですか(笑)。
山行に、全く同じ、なんてことは無いんです。
あ、山だけじゃないです。
自分だって、同じ自分なんてありません。
全く同じコンディションなんてことは無いし、人は日々成長しています。
あの時こんなキツかったのに、今回はラクだったな。。。なら、もしかしたら憧れのあの山はそろそろイケるかも。。とか。
それと、一つホームの山を決めて、それを元にステップアップしていく、なんていうのも良いかも知れません。
もう目をつぶってても歩けるくらいなら、例えばハードルの高そうなナイトハイクデビューだって安心ですし、靴慣らしだって安心ですし、新しいザックと今のザックの良し悪しは、同じ山で試した方がハッキリ分かりやすいです。
熱くなりそうなので、ここらへんにしておきますが(笑)。
-------------------------------------
で、今回の山行。
詳しくレポートしたものを読んで、もし行きたくなったとしても、行けないですよね、今(笑)。
しかも前回、結構コマカメに書いてるし。
ただ、この季節のこの時間帯、こんなだった、というのは、来年に見て頂いても参考になるかも知れませんので、季節がら的な事は書いておこうと思います。
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【ちょっと笑えるデータ】
前回 今回
タイム 8:48 9:04
距離 17.1km 19.5km
のぼり 1906m 1908m
くだり 1830m 1908m
カロリー 2721kcal 2815kcal
定数 44 46
ペース 130~150 130~150
休憩 38分 34分
まず、タイムと距離が違うのは、前回電池切れで、早めにアプリ終了した、という事と、今回は塩水林道のショートカットを使わなかった、ということ。これを鑑みれば、ほぼピッタリ。
くだりと定数が違うのは、マジ謎(笑)。あっ、電源切れ起こしたのが下りの時だったからか。
適当に休憩してるはずなのに、9時間中4分の誤差って、ほぼ誤差ナシと言えません?(笑)
2時間しか寝てないし、疲れ溜まってるし、3ヶ月のブランクあるし。。
絶対、前回より今回の方がタイム落ちていると思ったのに、ほぼ誤差ナシ、と言える結果でした。
良く言えば、ペース配分や歩き方など、自分の登山スタイルは安定している、という事かも。
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【ルート】
今回は路面凍結を懸念し、車で。
中央高速 相模原IC 出る 〜 正面ローソン突き当りを左折(鳥屋川尻線R513)
〜 突き当り・長竹三差路を右折
〜 関交差点を左折(標識に宮ケ瀬と出ている) 〜 突き当り右折
〜 宮ケ瀬北原交差点を右折 (標識にヤビツ峠と出ている R70)
〜 ヘアピンカーブのような橋が、塩水橋
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【駐車場】
朝5時の段階で、3台+路上駐車1台
帰りは凄い量の路上駐車でした(笑)。
私より先に来ていた3台は、私が帰る時には居ませんでしたので、日帰りなら蛭ヶ岳まで行ってないかも知れませんし、もしかしたら前日小屋泊だったのかも知れませんね。
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【天気】
相模原ICを降りたあたりは1°表示でした。それが本当なら、歩き始めは0°前後のはずですが、全然寒くなかったです。
ハードシェルは歩き始め15分で脱ぎ、暗いうちはソフトシェルで、陽が出て来てからはミドルレイヤの上に1枚で十分でした。
最初はニットでしたが、すぐにハットに替えました。耳も全然平気、ただ指先が冷たかったのでグローブはめました。
みなさん日中ハードシェル着ていた方、めちゃ多かったですが、よく暑くないなぁ。。。
但し、午前中は西側稜線に出ると風が強く、WBが必要でした。
午前中は霜でサクサクでしたが、陽が出てからみるみる解け、午後はドロドロ粘土の登山道になってしまいました。
ゲイターしていた人たち、正解でしたね。
ちなみに私は、チェーンスパイクと軽アイゼン持って行きました。天気予報では大丈夫と思いましたが、山の事なので、もし天気が豹変して雪でも降りだしたら下手したら下山できなくなるので、この季節は必携にしています。
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【コース】
行き 塩水林道 〜 ショートカット無し(真っ暗闇なので万が一の道迷いを避けるため)
帰り 天王寺尾根
このコースは、塩水林道か天王寺尾根か、の2択となります。
塩水林道を選ぶと、比較的なだらかですが、1.1km距離が延び、時間もかかります。歩き始め最初の約1時間、舗装林道を歩く事になります。
天王寺尾根は、最初の20分ほど舗装林道を歩きます。距離が1.1km短いので、勾配は急な所が多めとなります。
今日は天王寺尾根の下りがキツかった。。。何だろうな〜。
それと、前回はベータエンドルフィンてんこ盛りで、私がこのコースで一番キツいと感じる、蛭ヶ岳から丹沢山へ登り返す最後の500mもラクラクだったのに、今日はベータエンドルフィンより乳酸の方が強かった。。。全体を通して、足が重かったです。
3か月のブランクは思いのほかデカく、やはり高齢になるとコンスタントに鍛えておかないと駄目だな、と痛感しました。ブランク明けでいきなり20kmは乱暴だったかな。。。
なのに、タイムは前回と同じ(笑)。
私は、登りも下りも、急坂も穏やかな坂も、同じ歩幅、同じペースで歩きたいと思っています。それが一番、疲れないから。
体感がこれだけ違ったにも関わらず、データが同じ、という事は、私が考えている理想の歩き方は出来ている、と言えるかも知れません。
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【装備の話】
下半身ですが、今日はC3Fitの上に、山と道さんのアルファタイツを履いて、その上にティフォン50000というパターンで行ってみました。
思いのほか気温が上がったので、午後は少し暑い感じでしたが、2〜3月はこのパターンで大丈夫そうです。
動きが窮屈という事も無いですし、逆にゴツいパンツを履くよりは動きやすいのではないかと思いました。恐らく、雪山でなければ防寒的にも問題無い気がします。
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【激狭の林道の走り方について】
大きなお世話の話ですが(笑)。
R70は、車がすれ違えないほど狭い区間がたくさんあります。登山道に続く林道など、そんな道はたくさんあります。
でも、そんな曲がりくねった狭い道はたいてい、カーブにミラーがあります。
昼間でもライトをつけて走ると、ミラーに映るので、対向車が待機してくれる可能性が高いです。また、相手がライトをつけていてくれると、こちらも事前に気づき、広いところで待つ事が可能になりますよね。
また、土日の山道はバイクが多いです。
左にウインカーを出すなり、ハザード出すなりして、バイクを先に行かせて下さい。
狭い道は、バイクであっても対向車が来たら注意の為、減速します。
なので、先行したバイクのブレーキランプを注意して見ていると、長くブレーキランプが点灯して減速した時は、対向車が来ている可能性が高いです。
勿論、カーブでブレーキを踏み減速するのはセオリーなので、対向車とは限りませんが、慣れてくるとそれがカーブ減速なのか対向車なのかわかってきますよ(笑)。
肉眼だけでなく、カーブのミラーに映ったブレーキランプを見ても、こちらから見えないところで彼らが何かに注意しているのが分かります。
飛ばす必要はありませんが、制限速度内であれば、出来るだけ機敏に狭い区間を抜けた方が安全です。なので、安全な範囲で、先行させたバイクについていき、対向車センサーとして利用すると便利だったりします。
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【ゴミの話】
また〜?(笑)
いやいや、今日は4つくらいしか拾っていません。
そんなに下ばかり見て歩いているわけではないし、今日はあまりゆとりがあるわけではなかったので。
でも本当、マスクやちり紙は誰かの粘膜に触れている可能性が高いので、衛生上、拾うのが億劫です。なるべく落とさないで欲しいな〜。
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【本日の装備】4.58kg (半分はアイゼンと水)
・ドライレイヤー = ミレー ドライナミック
・ベースレイヤー = 山と道 100%メリノ(厚手の方)
・レイヤー = MAMMUT ハーフジップシャツ
・ソフトシェル = MAMMUT ML JACKET
・ハードシェル = MAMMUT AYAKO PRO
・WB = パタゴニア フーディニ
・パンツ = ミレー ティフォン50000
・サポーター = C3Fit
・タイツ = 山と道 アルファタイツ
・シューズ = スポルティバ ボルダーX MID
・ハット = RIDGEMOUNTAINGEAR Enough Hat karekusa
・ビーニー = ゴッサマーギア
・ザック = ナーディマウンテンワークス 特注25L
・グローブ = NorthFace
・トレッキングポール = モンベルULフォールディング(2本)
【携行品】
・化繊インサレーション = パタゴニア ナノエア フーディ
・ゲイター = ティートンブロス
・軽アイゼン6本爪
・チェーンスパイク
・手ぬぐい = BePalのオマケ(マムート)
・ココヘリ会員証
・エマージェンシーシート(2人用)
・ヘッドライト
・ハンドライト
・携帯バッテリー
・その他レスキューセット等の小物
【行動食】
・森永 in PROTEIN ベイクドビター 2本 (2本食べた)
・Oilio MCT CHARGEゼリー 3本 (1本食べた)
・チャージinゼリー (3本飲んだ)
・塩飴 5個 (1個食べた)
・水 1,000ml(1,000ml飲んだ)
こんな状況で山行はどうか、というご意見が散見されます。
個人的意見ですが、震災に見舞われた方々が我々の日常の停止をご希望されているとは思えません。何かをしない、やらない、ではなく、「やる」方にフォーカスすべきではないか、と。我々が出来ることだけ、我々の日常にちょっと足すだけで、きっとお役に立てるのでは、と考えています。それは義援金かも知れませんし、他の事かも知れません。過剰な自粛が求められているわけではありません。
私たちは私たちの日常をまずキチンと生きる。そして求められた時、自分に出来ることをすれば良いのだと思います。
とにかく、一日も早い復興をお祈り致します。
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2024年1月10日から3月下旬まで、県道秦野清川(R70)線が、大門橋から札掛橋の間が通行止めになります。
それにより、塩水橋までは車はおろか、歩行者も通行止めとなります。
昨年6月に、塩水橋から丹沢山〜蛭ヶ岳の縦走がどれだけメリットあるか、という山行記録を書きました。
が、しばらくこのルートは使えません。
もっとも、このルートが使えないだけで、丹沢山も蛭ヶ岳も、他のルートからアプローチできます。
ところで皆さん、心理学の「カリギュラ効果」ってご存じでしょうか。
ダメ!と言われたら、よけいにやりたくなってしまう、という、アレです。
不良少年に、バイクはダメ!と厳しく言いつけると、絶対乗っちゃうやつですね(笑)。
私は学者じゃないので、カリギュラ効果の事を、ヤンキーの法則と呼んでいます😭。
今日は、1/6。
1/10からダメなら、今日ならOKじゃん!
という謎の理由で、昨年行ったのと全く同じコースで歩いてきました(失笑)。
(通れないよ、と言われて、通れるうちに通りに行きたくなっちゃうカリギュラン)
本当は大月方面に行く予定でした。、
同じ山には登らない、という人がいます。
登山スタイルは人それぞれですし、幸せや喜びって、他人と比べた相対的なものであってはならないと思うんです。ご自身が一番楽しめる、絶対的なものでいいと思います。
しかし、世には浮遊層という人たちが居まして(笑)。
まだスタイルが確立していない、、とか、初心者でどうしたもんか決めあぐねている、とか、そういう人達を、私はコチラ側に引き込みたい!
「同じ山に登らないなんて、勿体ない!」
同じ山なんて、そもそもあるもんですか。同じなのは名前だけ。
季節、コース、時間帯、メンバー、自分の成長、、、、。
同じ条件、同じ顔の山なんて、ないと思うんです。
一回登っただけで、私の何が分かるというの!(謎)
今回、私は同じ山どころか、全く同じコースで登ってきました。
もっと言えば、時間帯も全く同じ。
でもね、夏と冬とでは、まるで違いますよ。
冬は空気が澄んで、遠くの街並みが鮮明に見えたり、富士山が近くに見えたりします。
歩き始めだって、6月は薄ら明るかったのが、1月は真っ暗闇です。
ロングヘアの彼女がショートにしたら、惚れ直すかも知れないぢゃないですか(笑)。
山行に、全く同じ、なんてことは無いんです。
あ、山だけじゃないです。
自分だって、同じ自分なんてありません。
全く同じコンディションなんてことは無いし、人は日々成長しています。
あの時こんなキツかったのに、今回はラクだったな。。。なら、もしかしたら憧れのあの山はそろそろイケるかも。。とか。
それと、一つホームの山を決めて、それを元にステップアップしていく、なんていうのも良いかも知れません。
もう目をつぶってても歩けるくらいなら、例えばハードルの高そうなナイトハイクデビューだって安心ですし、靴慣らしだって安心ですし、新しいザックと今のザックの良し悪しは、同じ山で試した方がハッキリ分かりやすいです。
熱くなりそうなので、ここらへんにしておきますが(笑)。
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で、今回の山行。
詳しくレポートしたものを読んで、もし行きたくなったとしても、行けないですよね、今(笑)。
しかも前回、結構コマカメに書いてるし。
ただ、この季節のこの時間帯、こんなだった、というのは、来年に見て頂いても参考になるかも知れませんので、季節がら的な事は書いておこうと思います。
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【ちょっと笑えるデータ】
前回 今回
タイム 8:48 9:04
距離 17.1km 19.5km
のぼり 1906m 1908m
くだり 1830m 1908m
カロリー 2721kcal 2815kcal
定数 44 46
ペース 130~150 130~150
休憩 38分 34分
まず、タイムと距離が違うのは、前回電池切れで、早めにアプリ終了した、という事と、今回は塩水林道のショートカットを使わなかった、ということ。これを鑑みれば、ほぼピッタリ。
くだりと定数が違うのは、マジ謎(笑)。あっ、電源切れ起こしたのが下りの時だったからか。
適当に休憩してるはずなのに、9時間中4分の誤差って、ほぼ誤差ナシと言えません?(笑)
2時間しか寝てないし、疲れ溜まってるし、3ヶ月のブランクあるし。。
絶対、前回より今回の方がタイム落ちていると思ったのに、ほぼ誤差ナシ、と言える結果でした。
良く言えば、ペース配分や歩き方など、自分の登山スタイルは安定している、という事かも。
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【ルート】
今回は路面凍結を懸念し、車で。
中央高速 相模原IC 出る 〜 正面ローソン突き当りを左折(鳥屋川尻線R513)
〜 突き当り・長竹三差路を右折
〜 関交差点を左折(標識に宮ケ瀬と出ている) 〜 突き当り右折
〜 宮ケ瀬北原交差点を右折 (標識にヤビツ峠と出ている R70)
〜 ヘアピンカーブのような橋が、塩水橋
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【駐車場】
朝5時の段階で、3台+路上駐車1台
帰りは凄い量の路上駐車でした(笑)。
私より先に来ていた3台は、私が帰る時には居ませんでしたので、日帰りなら蛭ヶ岳まで行ってないかも知れませんし、もしかしたら前日小屋泊だったのかも知れませんね。
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【天気】
相模原ICを降りたあたりは1°表示でした。それが本当なら、歩き始めは0°前後のはずですが、全然寒くなかったです。
ハードシェルは歩き始め15分で脱ぎ、暗いうちはソフトシェルで、陽が出て来てからはミドルレイヤの上に1枚で十分でした。
最初はニットでしたが、すぐにハットに替えました。耳も全然平気、ただ指先が冷たかったのでグローブはめました。
みなさん日中ハードシェル着ていた方、めちゃ多かったですが、よく暑くないなぁ。。。
但し、午前中は西側稜線に出ると風が強く、WBが必要でした。
午前中は霜でサクサクでしたが、陽が出てからみるみる解け、午後はドロドロ粘土の登山道になってしまいました。
ゲイターしていた人たち、正解でしたね。
ちなみに私は、チェーンスパイクと軽アイゼン持って行きました。天気予報では大丈夫と思いましたが、山の事なので、もし天気が豹変して雪でも降りだしたら下手したら下山できなくなるので、この季節は必携にしています。
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【コース】
行き 塩水林道 〜 ショートカット無し(真っ暗闇なので万が一の道迷いを避けるため)
帰り 天王寺尾根
このコースは、塩水林道か天王寺尾根か、の2択となります。
塩水林道を選ぶと、比較的なだらかですが、1.1km距離が延び、時間もかかります。歩き始め最初の約1時間、舗装林道を歩く事になります。
天王寺尾根は、最初の20分ほど舗装林道を歩きます。距離が1.1km短いので、勾配は急な所が多めとなります。
今日は天王寺尾根の下りがキツかった。。。何だろうな〜。
それと、前回はベータエンドルフィンてんこ盛りで、私がこのコースで一番キツいと感じる、蛭ヶ岳から丹沢山へ登り返す最後の500mもラクラクだったのに、今日はベータエンドルフィンより乳酸の方が強かった。。。全体を通して、足が重かったです。
3か月のブランクは思いのほかデカく、やはり高齢になるとコンスタントに鍛えておかないと駄目だな、と痛感しました。ブランク明けでいきなり20kmは乱暴だったかな。。。
なのに、タイムは前回と同じ(笑)。
私は、登りも下りも、急坂も穏やかな坂も、同じ歩幅、同じペースで歩きたいと思っています。それが一番、疲れないから。
体感がこれだけ違ったにも関わらず、データが同じ、という事は、私が考えている理想の歩き方は出来ている、と言えるかも知れません。
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【装備の話】
下半身ですが、今日はC3Fitの上に、山と道さんのアルファタイツを履いて、その上にティフォン50000というパターンで行ってみました。
思いのほか気温が上がったので、午後は少し暑い感じでしたが、2〜3月はこのパターンで大丈夫そうです。
動きが窮屈という事も無いですし、逆にゴツいパンツを履くよりは動きやすいのではないかと思いました。恐らく、雪山でなければ防寒的にも問題無い気がします。
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【激狭の林道の走り方について】
大きなお世話の話ですが(笑)。
R70は、車がすれ違えないほど狭い区間がたくさんあります。登山道に続く林道など、そんな道はたくさんあります。
でも、そんな曲がりくねった狭い道はたいてい、カーブにミラーがあります。
昼間でもライトをつけて走ると、ミラーに映るので、対向車が待機してくれる可能性が高いです。また、相手がライトをつけていてくれると、こちらも事前に気づき、広いところで待つ事が可能になりますよね。
また、土日の山道はバイクが多いです。
左にウインカーを出すなり、ハザード出すなりして、バイクを先に行かせて下さい。
狭い道は、バイクであっても対向車が来たら注意の為、減速します。
なので、先行したバイクのブレーキランプを注意して見ていると、長くブレーキランプが点灯して減速した時は、対向車が来ている可能性が高いです。
勿論、カーブでブレーキを踏み減速するのはセオリーなので、対向車とは限りませんが、慣れてくるとそれがカーブ減速なのか対向車なのかわかってきますよ(笑)。
肉眼だけでなく、カーブのミラーに映ったブレーキランプを見ても、こちらから見えないところで彼らが何かに注意しているのが分かります。
飛ばす必要はありませんが、制限速度内であれば、出来るだけ機敏に狭い区間を抜けた方が安全です。なので、安全な範囲で、先行させたバイクについていき、対向車センサーとして利用すると便利だったりします。
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【ゴミの話】
また〜?(笑)
いやいや、今日は4つくらいしか拾っていません。
そんなに下ばかり見て歩いているわけではないし、今日はあまりゆとりがあるわけではなかったので。
でも本当、マスクやちり紙は誰かの粘膜に触れている可能性が高いので、衛生上、拾うのが億劫です。なるべく落とさないで欲しいな〜。
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【本日の装備】4.58kg (半分はアイゼンと水)
・ドライレイヤー = ミレー ドライナミック
・ベースレイヤー = 山と道 100%メリノ(厚手の方)
・レイヤー = MAMMUT ハーフジップシャツ
・ソフトシェル = MAMMUT ML JACKET
・ハードシェル = MAMMUT AYAKO PRO
・WB = パタゴニア フーディニ
・パンツ = ミレー ティフォン50000
・サポーター = C3Fit
・タイツ = 山と道 アルファタイツ
・シューズ = スポルティバ ボルダーX MID
・ハット = RIDGEMOUNTAINGEAR Enough Hat karekusa
・ビーニー = ゴッサマーギア
・ザック = ナーディマウンテンワークス 特注25L
・グローブ = NorthFace
・トレッキングポール = モンベルULフォールディング(2本)
【携行品】
・化繊インサレーション = パタゴニア ナノエア フーディ
・ゲイター = ティートンブロス
・軽アイゼン6本爪
・チェーンスパイク
・手ぬぐい = BePalのオマケ(マムート)
・ココヘリ会員証
・エマージェンシーシート(2人用)
・ヘッドライト
・ハンドライト
・携帯バッテリー
・その他レスキューセット等の小物
【行動食】
・森永 in PROTEIN ベイクドビター 2本 (2本食べた)
・Oilio MCT CHARGEゼリー 3本 (1本食べた)
・チャージinゼリー (3本飲んだ)
・塩飴 5個 (1個食べた)
・水 1,000ml(1,000ml飲んだ)
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感想
ヒトは太古の昔、狩りをして生活していました。
歩くのが苦痛になってしまうと、狩りに出るのが億劫になってしまいます。そうなると種の保存に支障をきたしてしまう。
そこで神様は、20分程度歩いて疲れが出る頃に、それを誤魔化すため、脳内にβエンドルフィンが分泌されるよう、人間を設計したそうな。
ただ歩くだけで脳内麻薬が出る、我々人間。
しかもこんな素晴らしい景色の中、、、たとえ距離が長く、アップダウンが大変でも、それを補って余りある脳内麻薬が大爆発する、、、、。
この縦走コースは、そんなコースです。
記録や距離を見ると確かに大変なコースに思われますが、体感は全く別だと思います。
まだの方は、ご自身の実力を鑑みた上で、是非検討してもらいたいです。
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