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Yamareco

記録ID: 65315
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

天狗岳周遊

2010年05月22日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
9.1km
登り
892m
下り
899m

コースタイム

06:45渋の湯登山口-07:30パノラマコース上部分岐-08:40黒百合平-09:55東天狗岳10:10-10:25西天狗岳10:50-11:20第二展望台-11:45第一展望台-12:20西尾根下降点-12:55唐沢鉱泉13:05-13:30パノラマコース下部分岐-14:00登山口
天候 ☀/☁
過去天気図(気象庁) 2010年05月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
・渋の湯旅館(渋御殿湯)に有料駐車場20台程度、1000円/日、トイレあり。
・登山口から一時間ほどで雪道となる。朝は凍結は勿論だが踏み抜きにも注意。ア
 イゼンを装着して優しく歩くのが無難。気温が上がると完全に腐った状態に。
・黒百合ヒュッテ〜東西天狗山頂〜西天狗山頂直下の岩場下までほぼ雪なし。
・唐沢鉱泉から渋の湯へ向かう峠越えの道の入り口は、鉱泉建物脇・駐車場奥に。
 (あまり使う人はいないか?)
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
川沿い旅館奥の登山口
こちら岸には小屋と登山届ポスト
2010年05月22日 06:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
5/22 6:43
川沿い旅館奥の登山口
こちら岸には小屋と登山届ポスト
北八ツらしい苔と岩の道
2010年05月22日 07:26撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
5/22 7:26
北八ツらしい苔と岩の道
パノラマコース上部の唐沢鉱泉方面との分岐
2010年05月22日 07:31撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
5/22 7:31
パノラマコース上部の唐沢鉱泉方面との分岐
表面凍結、しかも踏み抜き注意の雪道
2010年05月22日 08:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
5/22 8:10
表面凍結、しかも踏み抜き注意の雪道
黒百合ヒュッテ
2010年05月22日 08:39撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
5/22 8:39
黒百合ヒュッテ
ヒュッテ上の残雪、このあと山頂まで雪なし
2010年05月22日 08:39撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
5/22 8:39
ヒュッテ上の残雪、このあと山頂まで雪なし
おおぉ
東西天狗岳とスリバチ池
2010年05月22日 08:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
5/22 8:55
おおぉ
東西天狗岳とスリバチ池
山頂までの岩の急登
2010年05月22日 09:20撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
5/22 9:20
山頂までの岩の急登
もう少し
2010年05月22日 09:51撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
5/22 9:51
もう少し
東天狗山頂
2010年05月22日 09:53撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
5/22 9:53
東天狗山頂
赤岳は隠れ気味
2010年05月22日 09:53撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
5/22 9:53
赤岳は隠れ気味
黒百合ヒュッテが見える
2010年05月22日 10:08撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
5/22 10:08
黒百合ヒュッテが見える
西天狗へのアルペンロード
2010年05月22日 10:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
5/22 10:12
西天狗へのアルペンロード
西天狗山頂
2010年05月22日 10:23撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
5/22 10:23
西天狗山頂
上手く撮れていないが、赤い赤岳
2010年05月22日 10:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
5/22 10:34
上手く撮れていないが、赤い赤岳
阿弥陀〜赤岳〜硫黄、ちらり横岳も?
2010年05月22日 10:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
5/22 10:43
阿弥陀〜赤岳〜硫黄、ちらり横岳も?
西山頂から東山頂を望む
2010年05月22日 10:51撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
5/22 10:51
西山頂から東山頂を望む
さて、ここを下って行く
2010年05月22日 10:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
5/22 10:52
さて、ここを下って行く
西尾根ルート第二展望台
2010年05月22日 11:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
5/22 11:19
西尾根ルート第二展望台
第一展望台から西天狗
2010年05月22日 11:49撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
5/22 11:49
第一展望台から西天狗
唐沢鉱泉登山口
2010年05月22日 12:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
5/22 12:56
唐沢鉱泉登山口
2010年05月22日 13:29撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
5/22 13:29
渋の湯への最後の下り
2010年05月22日 13:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
5/22 13:33
渋の湯への最後の下り
ようやく下山
2010年05月22日 13:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
5/22 13:57
ようやく下山

感想

・3週間ほど山を休んでいる間に夏が来た。涼しそうでお手軽な北八ツへ。
 周遊などと欲張ったので、そうもお手軽では無かったけれど。
・今日は早起きをし渋の湯着6時半。駐車場の申込みに旅館の引き戸をガラガラと開
 けると、声をかける間もなく女将と思しきキリッとした女性が出てきた。磨き込
 まれ黒光りした床もいい感じ。一度泊まってみようか。「日帰りですね。1000円
 頂きます」、あれま、結構するもんだ。
・川沿い右岸を旅館の奥へ進むと小さな橋があり、それを渡ると登山口。北八ツら
 しい苔生した森の中の、岩がごろごろした登山道が始まる。緩やかな登りが続く
 ので歩きづらさはない。下りに使った唐沢鉱泉から西天狗へのルートがかなり踏
 まれ荒れた印象だったのに比べ、とても気持ちのよい径だ。
・登るにつれ残雪が増え始め、1時間ほど進むとほぼ雪道となる。凍結箇所を避けて
 少し踏み込み加減に歩いてみたが、そのうちにズボッと膝まで踏み抜き、しかも
 下が沢になっていて危うく靴下まで濡らすところだった。
 横着がらずにアイゼンを付け、ソフトに爪を利かせながら歩くのが正解。黒百合
 平まで小1時間、時折り沢を跨ぎながら少し斜度を増した静かな径が続く。
・長い樹林歩きから一気に空が開けると黒百合平に到着。ヒュッテの脇には大きな
 ソーラーパネル。お客は皆出発した後で、お姉さんが一人ゆったりと玄関周りの
 掃除をしていた。これだけ人気(ひとけ)が無いと小屋前のテーブルにも陣取り
 にくく、そのまま登りにかかる。小屋のすぐ上だけ雪があるがステップはしっか
 り、その先山頂まで雪のない岩場歩きが続くのでアイゼンは小屋前で外そう。
・短い急坂を登り切ると東西の天狗岳とスリバチ池がドーンと目に飛び込む。
 「おおぉ」。ここから山頂までの1時間はアルペンムード一杯の絶景を眺めながら
 のルート。但し蓼科山の山頂のような岩場がずっと続き、歩きにくいことこの上
 ない。考えてみると登山靴を新調してから雪道と柔らかい土の道しか歩いてな
 い。久しぶりの、ソールの固い靴での岩場はステップに神経を使い、それでも時
 折バランスを崩しかけ、息が上がるより足に来る。曇ってきたのも元気を削ぐ。
・それでもまあ何とか、登山口から3時間、概ね予定通りに東天狗山頂着。やはり岩
 場の狭い山頂で、賑やかな(うるさい)オバチャンも居たので、早々に西天狗に向
 かってしまったのだが失敗、展望・雰囲気とも断然こちらがよかった。
・南に赤岳を中心とした南八ツの山々、その奥には霞みながらも南アルプスが見え
 る。西方はさらに遠望が利かず中央アルプスはかすかに確認できる程度。蓼科山
 のもっこりとした姿も少し煙って見える。
・西天狗へはハイマツとザレの、短いがこれまたアルペンムード満点の径を行く。
 一部雪の残った登りがあるが緩んでいて問題無い。山頂はぼんやりと平らでつま
 らないが休憩にはもってこい。赤岳の展望だけはこちらの方がよいので正面に眺
 めながら食事とする。薄日が差すと本当に赤っぽく見えた。なるほどこれか。し
 かしそれ以外に見るべきものはなく退屈だ。唐沢鉱泉から登ってきた人達が到着
 し始めたので、すれ違いに30分ほどの休憩で下りにかかることにした。
・山頂直下の岩また岩の急降下、樹林帯の腐った雪、雪が消えると今度は剥き出し
 の木の根とゴロゴロ岩と倒木。唐沢鉱泉への下りは、手を換え品を換え延々と歩
 きにくい径が続き実に長かった。おまけのダメ押しが唐沢から渋の湯への峠越
 え。道の入り口が分からず10分ほどウロウロしてさらに体力・気力を消耗、1時間
 足らずのゆるいアップダウンに喘ぎ、ようやく駐車場に辿り着いた。
・西尾根を登るのも大変そうだが、それを先に済ませて黒百合平からの穏やかな径
 を帰路に取るか、渋の湯ピストンの方が良いのだろう。実際今日すれ違った人は
 とても多かったが、自分と同じ廻りで歩いていた人は一人も居なかったみたい。

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