旧東海道その13（亀山~水口宿）と古城山

2024年03月13日(水) 〜 2024年03月15日(金)

• GPS: 20:01
• 距離: 51.4km
• 登り: 562m
• 下り: 475m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:39
• 休憩: 0:02
• 合計: 1:41

15:23 スタート地点
15:29 15:31 亀山宿
15:54 15:54 亀山宿
17:04 宿泊地

2日目

• 山行: 7:55
• 休憩: 1:55
• 合計: 9:50

6:44 宿泊地
7:56 8:08 関宿
8:32 8:38 西の追分無料駐車場
9:32 9:45 筆捨山登山口
9:56 9:57 坂下簡易郵便局
10:05 10:08 鈴鹿馬子唄会館
10:25 10:25 伊勢坂下バス停
10:29 10:29 坂下宿
10:37 10:37 清滝観音の滝
10:57 11:02 片山神社
11:25 11:26 鈴鹿峠
11:33 11:34 鏡岩
11:39 11:39 鈴鹿峠
11:43 12:29 路傍休憩所
13:10 13:23 土山宿 馬子唄公園
14:55 15:08 あいの土山 道の駅
15:56 15:57 土山宿
16:09 16:09 御代参街道追分
16:34 ゴール地点

3日目

• 山行: 7:30
• 休憩: 0:59
• 合計: 8:29

7:30 宿泊地
11:28 11:28 水口宿本陣跡
12:11 13:01 古城山
13:29 13:30 三筋口
13:33 13:41 水口中部コミュニティーセンター
14:02 14:02 水口城址
15:55 15:55 横田橋
15:59 ゴール地点

天候

3/13晴れ、風がやや強い
3/14、15晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

新富士駅北口の新富士パーキングに駐車、一日800円。
3/13ホテルルートイン亀山泊、3/14ホテルニューミフク泊（綾野バス停から徒歩3分）。

3/13新幹線 新富士12：08→名古屋13：37関西本線乗り換え14：06→亀山15：08。
3/15三雲15：59→草津16：17乗り換え16：22→米原16：54新幹線乗り換え17：33→新富士19：36。
JR12,600円（ジパング倶楽部3割引き）。

甲賀市コミュニティバス土山本線、均一区間250円。
3/14白川橋16：55→綾野17：11、3/15綾野7：03→白川橋7：18

コース状況／危険箇所等

鈴鹿峠と古城山以外は、舗装車道歩き。
参考本と現地の案内図に相違がある場合は、主に現地の案内に従いました。

【トイレ】（2日目）関神社、川北本陣跡奥の駐車場、西の追分駐車場、鈴鹿峠の広場、鈴鹿馬子唄碑のある小公園、田村神社、道の駅あいの土山、東海道伝馬館（開館時のみ）。
（3日目）ローソン土山垂水頓宮店、ローソン水口今郷店、水口中部コミュニティセンター奥の小公園。

（参考）「ちゃんと歩ける東海道五十三次　西」山と渓谷社刊。

その他周辺情報

東海道伝馬館 9：00〜17：00、無料、月・火・年末年始休館。

写真

3/13 15:31

JR亀山駅よりスタート。亀山宿の道標がある東海道に出て、

3/13 15:33

まずは亀山城址に立ち寄ります。外堀の一部が池となって残っています。

3/13 15:37

亀山城の多聞櫓。

3/13 15:45

亀山神社にお参りして、

3/13 16:07

東海道を歩き始めます。

3/13 16:20

野村の一里塚。三重県内で現存する唯一の一里塚だそうです。

3/13 16:58

少しだけ歩いて、本日のお宿に到着。鈍足なので、前泊しないと峠越えで日が暮れます。

3/14 7:17

2日目、宿から30分程で関宿に到着。

3/14 7:31

伊勢別街道が分岐する東の追分。伊勢神宮の一の鳥居が立っています。鳥居の左手に関の一里塚跡の標石がありました。

3/14 7:42

関神社にお参り。「せきのやま」の語源になった「関の山車（やま）」が練り歩くのは、この神社の祭典です。

3/14 7:50

タイムスリップしたような関宿の町並み。

3/14 7:51

銀行も昔風に建てられています。

3/14 7:55

曳山をしまってある山車庫。

3/14 7:57

川北本陣跡。

3/14 8:01

百六里庭と名付けられたポケットパーク。関宿は、日本橋から百六里だそうです。

3/14 8:03

入口は2階建てになっていて、瓦屋根の続く関の町並みが一望出来ます。

3/14 8:12

街道名物の求肥菓子「関の戸」を売る老舗菓子舗。建物は江戸時代の商家そのままとのことです。

3/14 8:16

地蔵院。

3/14 8:18

鈴鹿の地名の由来に因み、鹿の像が寄進されています。
壬申の乱で道に迷った大海人皇子が、鈴を付けた鹿に助けられて関の里に着いたのが、鈴鹿の由来だそうです。

3/14 8:26

なおも続く町並みを抜けて、

3/14 8:32

駐車場のある西の追分に着きました。この建物はトイレ棟。

3/14 8:39

西の追分。左手の道は、伊賀越で奈良の都に向かう大和街道。

3/14 9:09

しばらく国道1号線沿いに歩いて、

3/14 10:06

旧道に入ります。東海道の宿名を書いた標柱が並んでいます。

3/14 10:27

坂下宿に入りました。本陣や脇本陣跡の標柱があります。

3/14 10:57

峠への登り口に立つ片山神社の鳥居。本殿は、火災により消失しています。

3/14 11:17

鈴鹿峠へ登って行きます。

3/14 11:20

山道になったと思ったら、

3/14 11:25

間もなく峠に到着。

3/14 11:26

鏡岩に立ち寄ります。

3/14 11:30

山賊が岩に映った旅人を襲ったという鏡岩。

3/14 11:32

岩の上に立つと、鈴鹿峠に向けて登る国道1号線が見渡せます。昔は東海道を登って来る旅人が見えたのかな。

3/14 11:43

峠の広場に立つ万人講常夜燈。

3/14 11:53

一段下にベンチがあるので、ここでお昼休憩にします。

3/14 13:17

国道1号線沿いに下って、鈴鹿馬子唄の碑がある小公園まで下りて来ました。きれいなトイレ棟やベンチがあります。

3/14 13:34

馬子と馬の像が立つ山中の一里塚公園。

3/14 14:18

国1沿いから旧道に入り、復元された高札場がある橋のたもとに到着。

3/14 14:20

広重の浮世絵では、田村川に掛かる板橋を渡る大名行列が描かれています。

3/14 14:23

東海道は、田村神社の一の鳥居に続いています。

3/14 14:25

まずは、田村神社にお参り。広い境内です。

3/14 14:29

矢羽の門がある本殿前。

3/14 14:39

主祭神は征夷大将軍　坂上田村麻呂。鈴鹿峠の鬼（山賊？）を退治した後、放った矢が落ちた地にお祀りしたとのことです。

3/14 14:57

土山宿に入ります。

3/14 15:10

昔の屋号が書かれた看板を掲げている家が目立ちます。

3/14 15:19

昔の町並みが残っています。お六櫛を扱う商家だった扇屋。木曽　藪原宿の旅人が伝えたお六櫛が名産だったそうです。

3/14 15:21

土山の一里塚跡。

3/14 15:34

古民家を改修した東海道伝馬館に立ち寄ります。

3/14 15:38

大名行列のミニチュアが展示されています。

3/14 15:40

藩主の籠。

3/14 15:45

母屋の2階には、広重の五十三次の浮世絵のミニチュアが並びます。これは坂下宿。

3/14 15:56

土山宿本陣跡。建物を補修中のようでした。

3/14 16:09

多賀大社へ向かう御代参街道の分岐。

3/14 16:14

松尾川（野洲川）の渡しは通行出来ないので、歌声橋を通る旧道へ回るように案内板がありました。

3/14 16:35

歌声橋を渡った先にある白川橋のバス停で本日は終了。バスで宿泊地に向かいました。

3/15 7:44

3日目。松尾川の渡し跡を遠望。先の案内板では、歌声橋を渡った後は、道なりに直進するようでした。

3/15 8:44

市場の一里塚跡。

3/15 10:12

縮小復元された今在野の一里塚。

3/15 11:29

水口宿に入ります。縮小復元された高札場跡。

3/15 11:37

からくり時計の下部に、山車のミニチュアが展示してありました。ここから、背後に見える古城山に向かいます。

3/15 11:47

古城山（水口岡山城跡）に登ります。

3/15 11:52

丸太の階段になっている山道を登ります。山頂直下まで車道も通じていました。

3/15 12:08

櫓跡から見た水口市街。琵琶湖も見えているようです。

3/15 12:15

三角点のある古城山山頂。

3/15 12:16

本丸跡。展望地に戻り、お昼休憩にします。

3/15 14:04

東海道に戻り、水口城跡に立ち寄ります。橋が修理中で渡れなかったので、外から見ただけです。

3/15 14:13

水口石という大石のところまで戻り、再び東海道を進みます。

3/15 14:22

林口の一里塚跡。

3/15 15:17

ひたすら真っすぐな道を歩いて、泉川を渡ります。

3/15 15:19

縮小復元された泉の一里塚跡。

3/15 15:21

道の突き当りで突然、横田の渡しに出ました。巨大な常夜燈が立つ小公園になっています。

3/15 15:24

野洲川を渡り、JR三雲駅から帰途に着きました。

田村神社で頂いたご朱印。下の印は、右側に鈴の文字、左側に鹿の絵で、鈴鹿となっています。

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

seishika

東海道の西の難所、鈴鹿峠を越えます。

峠を控えた関宿は、町ぐるみで景観保存に努めていて、江戸時代にタイムスリップしたような光景が続きます。
平日の朝なので、観光客はいませんが、各施設も開館前でした（泣）。

鈴鹿峠は、箱根峠の半分以下の標高で、関宿からの標高差は300m位です。
日頃のハイキングのおかげで、問題無く越すことが出来ました。

峠を越えた土山宿、水口宿も古い町並みが残ります。
今は甲賀市になっていますが、甲賀の里というと山深いイメージでしたが、実際に来てみると、琵琶湖に向けて開けた土地でした。

さて、次回は京の都に上れるかな？