男鹿岳スノトレ(矢沢ゲートin/out) ※未達 ※本年10回目
- GPS
- 03:02
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 647m
- 下り
- 646m
コースタイム
- 山行
- 2:56
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 2:57
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
矢沢右岸尾根取付き後は、一切のピンクテープ等がないバリルート。取付き箇所も何の目印もなく、極めてわかりづらい。急斜面の膝ラッセル(踏み抜くと股まで)が延々と続き、アイゼン+ピッケル+四足歩行で進むが、ペースが上がらないため、標高1030mで撤退。 |
写真
感想
今冬、ハマっている男鹿山塊へのアタック!
2/17に大佐飛山(男鹿山塊の最高峰)、翌週2/24に日留賀岳(男鹿山塊の第二峰)へ登頂し、残すは主峰にして三百名山の男鹿岳(と女鹿岳)のみ!本日は午前中は晴れ&弱風予報で最適な条件と判断し、前日夜に深山湖手前の矢沢ゲートまで乗りつけます。
栃木県で働く身として、男鹿岳(福島では「おがだけ」、栃木では「おじかだけ」と読む模様)は、できれば栃木県側(那須塩原市)から登りたいと願い、敢えてメジャーな栗生沢(福島県南会津町)からではなく、マイナーな矢沢ゲートからを選択。この結果やいかに!?
予定通り3時に矢沢ゲートを出発すると、しばらくは夏道。ほどなく雪が出てきますが、つぼ足で全く危なげない道が続きます。が、漆黒の未明時間帯、矢沢右岸尾根取付が極めてわかりづらく、最初通り過ぎてしまい、その後引き返して入山点を特定し、登っていきますが、なんとなく登山道ぽい尾根に乗り、しばらくは無雪の尾根を楽に登っていけますが、標高800m辺りから雪が現れだすと共に斜度が急になっていきますが、しばらくはポール+つぼ足で対応します。
標高990m辺りで急登に耐えきれなくなり、ピッケル+アイゼンに装換。ここからは体重を分散して沈み込みにくくするため、ピックを急斜面に刺しながら、四つん這いを適宜取り入れて、意地で攀じ登っていきます。所々で(まさかの)先人トレースもあるのですが、途切れている区間が多いのは、今週15cm程度の新雪があったためと思われます。結局、一歩一歩沈み込むラッセルが続き、このペースではとても計画の12時間程度で下山できず、陽があるうちの下山が不可と判断し、入山から2時間、朝5時、まだ日の出すら迎える前の時間帯に、標高1030m地点で撤退を決断。
下山はとってもイージー。今しがた登ってきた己のトレースを辿るだけ。結局下りは1時間、トータル3時間、時間にして朝6時前に矢沢ゲートまで帰還。下山途中、代替の山をどうするか思案していましたが、大佐飛山同様に夏道がなく、大佐飛山と対を成す小佐飛山へ照準を合わせ、下山後、過去レポをチェックして、登山口となる大蛇尾渓谷「龍の国」オートキャンプ場へ向かいます。
朝7時、本日2回目の登山開始!スタートから10分程度で急流の大蛇尾川に突き当たりますが、裸足にならない限り、どうやっても対岸へ渡渉できないため、小佐飛山も早々に撤退を決断。
自身初となる1日で2回撤退に心が折れましたが、せっかく東京から那須まで遠征してきてどこも登らずに帰る気がせず、かつまだ7時台なので、次なる目標をロープウェイがある那須岳(茶臼岳)へ定めます。普段は文明の利器は極力使いませんが、今日は自分的にヨシ!とします。
那須岳へ続く!)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6562529.html
コメント
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昨年5月福島側から、お邪魔しましたが、藪で難儀でした。
出来れば、一回下見を兼ねて、危険が少ないルートをお邪魔してから、登るのもセーフティ ネットかもしれません。
周りの人達は296座目だの、260座越えだの山頂板どおりの山好きばかりだったです。
間違えました。山バカと書いてありました。また読まさせて下さい。
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