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Yamareco

記録ID: 6564772
全員に公開
雪山ハイキング
日光・那須・筑波

男鹿岳スノトレ(矢沢ゲートin/out) ※未達 ※本年10回目

2024年03月17日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:02
距離
6.3km
登り
647m
下り
646m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:56
休憩
0:01
合計
2:57
3:02
38
矢沢ゲート
3:40
3:40
75
矢沢右岸尾根取付
4:55
4:56
37
撤退地点(標高1030m)
5:33
5:33
26
矢沢右岸尾根取付
5:59
矢沢ゲート
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
前夜、鉄路で那須塩原駅まで移動し、レンタカーで矢沢ゲート前駐車場まで乗りつけ、車中泊。
コース状況/
危険箇所等
矢沢右岸尾根取付き後は、一切のピンクテープ等がないバリルート。取付き箇所も何の目印もなく、極めてわかりづらい。急斜面の膝ラッセル(踏み抜くと股まで)が延々と続き、アイゼン+ピッケル+四足歩行で進むが、ペースが上がらないため、標高1030mで撤退。
前日、那須塩原駅下りホームの端より、日没間近の高原連山!(左が最高峰・釈迦岳)
2024年03月16日 17:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/16 17:21
前日、那須塩原駅下りホームの端より、日没間近の高原連山!(左が最高峰・釈迦岳)
同じく、この1ヶ月で2回訪れた大佐飛連山(男鹿山塊)!
2024年03月16日 17:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/16 17:21
同じく、この1ヶ月で2回訪れた大佐飛連山(男鹿山塊)!
同じく、那須連山!
2024年03月16日 17:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/16 17:21
同じく、那須連山!
(この撮影時、まさか翌日登るとは思わなかった)那須連山の主峰・茶臼岳!
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=6562529&pid=7f8a87a40d1b2dac0b2af34b0bcbba32
2024年03月16日 17:25撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
3/16 17:25
(この撮影時、まさか翌日登るとは思わなかった)那須連山の主峰・茶臼岳!
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=6562529&pid=7f8a87a40d1b2dac0b2af34b0bcbba32
駅前の食堂”平成”にて、刺身定食を食べ、翌日のハード登山(予定)に向けて精をつけます!
2024年03月16日 17:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
3/16 17:42
駅前の食堂”平成”にて、刺身定食を食べ、翌日のハード登山(予定)に向けて精をつけます!
那須塩原駅より始動!
2024年03月16日 17:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/16 17:58
那須塩原駅より始動!
男鹿岳を栃木県側から登るため、人気(ひとけ)のない矢沢ゲートへ。上空にはオリオン座がクッキリで、翌日は晴天の予感!
2024年03月16日 19:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/16 19:21
男鹿岳を栃木県側から登るため、人気(ひとけ)のない矢沢ゲートへ。上空にはオリオン座がクッキリで、翌日は晴天の予感!
朝3時、矢沢ゲートより登山開始!雪の具合によるが、予定では12時間近くかかる見込み!
2024年03月17日 03:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/17 3:05
朝3時、矢沢ゲートより登山開始!雪の具合によるが、予定では12時間近くかかる見込み!
矢沢右岸尾根取付き点がすこぶるわかりづらい。一度は通り越してしまい、ヤマレコMapの”みんなの足跡”を頼りに入山点を特定。
2024年03月17日 03:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/17 3:40
矢沢右岸尾根取付き点がすこぶるわかりづらい。一度は通り越してしまい、ヤマレコMapの”みんなの足跡”を頼りに入山点を特定。
朝4時前、何の目印もなく、何の特徴もない斜面へ突然足を踏み入れる不安ったら・・・
2024年03月17日 03:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/17 3:40
朝4時前、何の目印もなく、何の特徴もない斜面へ突然足を踏み入れる不安ったら・・・
ほどなく、登山道と思しき尾根に乗る!
2024年03月17日 03:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/17 3:50
ほどなく、登山道と思しき尾根に乗る!
なんと、先人の足跡があるではないか!(が長くは続かず)
2024年03月17日 03:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/17 3:55
なんと、先人の足跡があるではないか!(が長くは続かず)
一歩歩くごとに、ズボズボ沈み込むようになってきた・・・
2024年03月17日 04:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
3/17 4:15
一歩歩くごとに、ズボズボ沈み込むようになってきた・・・
急斜面を攀じ登る形となるため、アイゼン+ピッケルへ装換。この後、四つん這いで這いつくばって登る区間も多し・・・。
2024年03月17日 04:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
3/17 4:30
急斜面を攀じ登る形となるため、アイゼン+ピッケルへ装換。この後、四つん這いで這いつくばって登る区間も多し・・・。
普通に膝、踏み抜くと股まで沈み込むラッセルが延々続く、しかもかなりの急斜面。。。
2024年03月17日 04:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
3/17 4:50
普通に膝、踏み抜くと股まで沈み込むラッセルが延々続く、しかもかなりの急斜面。。。
標高1030m地点で撤退を決意。まだ日の出前なのに、このペースでは日暮れまでに下山できないと判断。
2024年03月17日 04:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
3/17 4:55
標高1030m地点で撤退を決意。まだ日の出前なのに、このペースでは日暮れまでに下山できないと判断。
下りは己のトレースを辿るので超楽ちん・・・。なんだかなー。
2024年03月17日 04:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/17 4:56
下りは己のトレースを辿るので超楽ちん・・・。なんだかなー。
ある程度下りたところでポール+つぼ足へ装換!
2024年03月17日 05:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/17 5:18
ある程度下りたところでポール+つぼ足へ装換!
再び、何の目印もない林道(矢沢右岸尾根取付き点)まで下りてきました!
2024年03月17日 05:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/17 5:33
再び、何の目印もない林道(矢沢右岸尾根取付き点)まで下りてきました!
右の山側から雪崩れてデブリっぽくなってて、左は谷なので、慎重に通過!
2024年03月17日 05:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/17 5:45
右の山側から雪崩れてデブリっぽくなってて、左は谷なので、慎重に通過!
スタートから3時間、失意のうちに矢沢ゲートまで戻ってきました!
2024年03月17日 05:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/17 5:58
スタートから3時間、失意のうちに矢沢ゲートまで戻ってきました!
代わりに登る次の山を大佐飛山と対を成す小佐飛山(いずれも夏道なき山)に定め、ドライブ途上でご来光!
2024年03月17日 06:13撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
3/17 6:13
代わりに登る次の山を大佐飛山と対を成す小佐飛山(いずれも夏道なき山)に定め、ドライブ途上でご来光!
小佐飛山の登山口となる、大蛇尾渓谷「龍の国」オートキャンプ場までやってきました!先人レポを参考に往復5時間程度を見込みます!
2024年03月17日 07:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/17 7:19
小佐飛山の登山口となる、大蛇尾渓谷「龍の国」オートキャンプ場までやってきました!先人レポを参考に往復5時間程度を見込みます!
が、スタートから10分程度で大蛇尾川に突き当たり、どうやっても対岸へ渡渉できないため、小佐飛山も早々に撤退・・・
→那須岳(茶臼岳)へ続く・・・
2024年03月17日 07:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/17 7:25
が、スタートから10分程度で大蛇尾川に突き当たり、どうやっても対岸へ渡渉できないため、小佐飛山も早々に撤退・・・
→那須岳(茶臼岳)へ続く・・・

感想

今冬、ハマっている男鹿山塊へのアタック!
2/17に大佐飛山(男鹿山塊の最高峰)、翌週2/24に日留賀岳(男鹿山塊の第二峰)へ登頂し、残すは主峰にして三百名山の男鹿岳(と女鹿岳)のみ!本日は午前中は晴れ&弱風予報で最適な条件と判断し、前日夜に深山湖手前の矢沢ゲートまで乗りつけます。

栃木県で働く身として、男鹿岳(福島では「おがだけ」、栃木では「おじかだけ」と読む模様)は、できれば栃木県側(那須塩原市)から登りたいと願い、敢えてメジャーな栗生沢(福島県南会津町)からではなく、マイナーな矢沢ゲートからを選択。この結果やいかに!?

予定通り3時に矢沢ゲートを出発すると、しばらくは夏道。ほどなく雪が出てきますが、つぼ足で全く危なげない道が続きます。が、漆黒の未明時間帯、矢沢右岸尾根取付が極めてわかりづらく、最初通り過ぎてしまい、その後引き返して入山点を特定し、登っていきますが、なんとなく登山道ぽい尾根に乗り、しばらくは無雪の尾根を楽に登っていけますが、標高800m辺りから雪が現れだすと共に斜度が急になっていきますが、しばらくはポール+つぼ足で対応します。

標高990m辺りで急登に耐えきれなくなり、ピッケル+アイゼンに装換。ここからは体重を分散して沈み込みにくくするため、ピックを急斜面に刺しながら、四つん這いを適宜取り入れて、意地で攀じ登っていきます。所々で(まさかの)先人トレースもあるのですが、途切れている区間が多いのは、今週15cm程度の新雪があったためと思われます。結局、一歩一歩沈み込むラッセルが続き、このペースではとても計画の12時間程度で下山できず、陽があるうちの下山が不可と判断し、入山から2時間、朝5時、まだ日の出すら迎える前の時間帯に、標高1030m地点で撤退を決断。

下山はとってもイージー。今しがた登ってきた己のトレースを辿るだけ。結局下りは1時間、トータル3時間、時間にして朝6時前に矢沢ゲートまで帰還。下山途中、代替の山をどうするか思案していましたが、大佐飛山同様に夏道がなく、大佐飛山と対を成す小佐飛山へ照準を合わせ、下山後、過去レポをチェックして、登山口となる大蛇尾渓谷「龍の国」オートキャンプ場へ向かいます。

朝7時、本日2回目の登山開始!スタートから10分程度で急流の大蛇尾川に突き当たりますが、裸足にならない限り、どうやっても対岸へ渡渉できないため、小佐飛山も早々に撤退を決断。

自身初となる1日で2回撤退に心が折れましたが、せっかく東京から那須まで遠征してきてどこも登らずに帰る気がせず、かつまだ7時台なので、次なる目標をロープウェイがある那須岳(茶臼岳)へ定めます。普段は文明の利器は極力使いませんが、今日は自分的にヨシ!とします。

那須岳へ続く!)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6562529.html

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コメント

突然失礼します。
昨年5月福島側から、お邪魔しましたが、藪で難儀でした。
出来れば、一回下見を兼ねて、危険が少ないルートをお邪魔してから、登るのもセーフティ ネットかもしれません。
 周りの人達は296座目だの、260座越えだの山頂板どおりの山好きばかりだったです。
 間違えました。山バカと書いてありました。また読まさせて下さい。
2024/3/18 10:50
orotishimaneさん、5月だと、ましてや今シーズンのように少雪だと、普通にヤブ漕ぎ山になってしまいそうなので、なんとか残雪があって、ソコソコに雪が締まる時期に向かいたいと願ってます。自然が相手で、栗生沢からの入山者もレポも極端に少ない山なので、タイミングを見計らうのが難儀ですが、それもまた冬山の楽しさだと思うようにします♪
2024/3/18 22:08
プロフィール画像
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