九重山 (男池〜大船山~法華院）:それでも見事な ミヤマキリシマ

2015年06月07日(日) 〜 2015年06月08日(月)

• GPS: 32:00
• 距離: 16.4km
• 登り: 1,604m
• 下り: 1,140m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:59
• 休憩: 1:26
• 合計: 8:25

9:10 男池登山口
9:45 9:52 かくし水
10:30 10:40 ソババッケ
12:10 12:45 大戸越
12:10 12:12 北大船山
12:14 12:19 段原
12:40 12:48 大船山
15:03 15:22 段原
16:38 坊ガツル
17:00 法華院温泉山荘

2日目

• 山行: 4:30
• 休憩: 0:35
• 合計: 5:05

4:30 宿泊地
6:45 7:00 久住山
7:15 7:35 久住分れ避難小屋
9:35 牧ノ戸峠

2日目はずーっと雨とガスの中の歩行。時々強風も吹き、写真なし。

天候

6月7日　曇り
8日　雨・ガス（時々強風）

アクセス

利用交通機関：

バス 飛行機

男池登山口、牧ノ戸峠ともに広い駐車場。とくに牧ノ戸峠側は、7日久住山山開きで車は路上にも長くあふれていた。

コース状況／危険箇所等

梅雨入りの中、1日目は雨は降らなかったが、大戸越〜北大船山は低木が狭く・低く密生し、段原〜坊ガツルの後半は深くえぐれた泥道で歩きづらかった。

その他周辺情報

長者原に種々あり

写真

6/7 8:59

男池園地の駐車場

6/7 9:13

6/7 9:13

清流を渡り

6/7 9:15

日本名水百選の男池、こんこんと湧きだしている

6/7 9:20

間もなく、岩を抱く大ケヤキ

6/7 9:20

そばに、手づかみの木

6/7 9:21

次々と現れる岩と根のコラボ

6/7 9:40

苔むす森

6/7 10:04

地を這う根

6/7 10:32

ソババッケ（語源は、「ソバ＝山の，バッケ＝急傾斜」で、”山の中の急傾斜[に囲まれた]地”など他）

6/7 11:08

6/7 12:13

大戸越に出ると、正面に三俣山

6/7 12:13

平治岳(ヒイジダケ)側のミヤマキリシマは虫害で全滅

6/7 12:40

辛うじて咲いた花

6/7 12:37

平治岳の山頂近くにはいくらか見える

6/7 13:35

平治岳をやめて、北大船山をめざす。眼下に坊ガツル

6/7 13:35

平治岳

6/7 13:42

しだいに花が増えてくる。そして、

6/7 13:43

北大船山頂が近づくと、ヤッター

6/7 13:48

虫の被害は少ないようだ

6/7 13:49

これでも、例年に比べて花の付き方は良くないとか

6/7 13:55

それでも、キレイ

6/7 13:55

色合いが少しずつちがう

6/7 13:56

後は大船山

6/7 13:57

もう一枚

6/7 14:00

中岳〜三俣山に雲がかかってくる

6/7 14:03

全体的には、見頃は過ぎているようだが

6/7 14:04

まだ元気

6/7 14:10

北大船山頂

6/7 14:12

段原の斜面

6/7 14:14

坊ガツルへの分岐点

6/7 14:15

北大船山を振り返る

6/7 14:31

大船山への途中から

6/7 14:35

北大船山を見下ろす。奥に平治岳の頭

6/7 14:36

由布岳の頭も見える

6/7 14:45

大船山頂

6/7 14:41

中岳の左に、久住山も頭を出した

6/7 14:40

山頂南面

6/7 14:42

山頂の御池

6/7 14:49

下山

6/7 15:04

分岐点から、大船山を振り返る

6/7 15:12

段原へ寄る

6/7 15:15

6/7 15:16

一瞬ガスが晴れて、下に米窪が見えた

6/7 16:40

苦痛の下山路を終えて，坊ガツルと三俣山

6/7 16:44

後は、北大船〜大船山

6/7 16:46

あちこちで新緑がうつくしいアセビ

6/7 16:48

サワグルマ

6/7 16:50

坊ガツルと平治岳（’戦場ヶ原と男体山’のような）

6/7 16:49

大戸越〜大船山の高低がよくわかる

6/7 16:58

法華院温泉山荘

6/8 3:16

ウィンドヤッケをたたもうとしたら、こんな虫が（食害の犯人か）

撮影機器：

NIKON D90 NIKON CORPORATION

感想

kikutoyo

事前の情報では、ミヤマキリシマの虫害がひどく、大戸越あたりでは全滅、予定の平治岳も例年の見る影もないようすで、近年では最悪の状態とのこと。覚悟はしていたものの、行って見てひどさを実感。
　それでも、割合被害が少ないという北大船山に変更して登れば、徐々に花が出てきて、ついに段原手前では見事な咲きっぷりに出合う。そこからは立ち止まりながらの鑑賞ハイク。虫害が少ないとはいえ、花の付き方は例年より悪いらしく、花のピークもやや過ぎてるようだが、こんな見事なミヤマキリシマを見られるとは思ってなかった。初めての訪問で最悪と言われる年にあたって落胆していたが、十分に満足。それなら、いいときの眺めを是非見てみたいとも思うが、そう簡単に来れないのが残念。
　翌日は、ずーっと雨・ガスと時々強風の中で写真も撮れなかったが、前日の感動をみやげに淡々と下山した。