上高地、絶景転じて小雪舞うハイキング

2024年03月18日(月) [日帰り]

• GPS: 05:31
• 距離: 12.8km
• 登り: 82m
• 下り: 245m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:37
• 休憩: 1:28
• 合計: 6:05

距離 12.8km 登り 82m 下り 245m

7:40 スタート地点
7:40 釜トンネル入口
8:47 9:07 大正池
9:32 9:33 田代池
9:56 9:59 田代橋
10:06 上高地温泉ホテル
10:10 ウェストン碑
10:34 10:50 河童橋
10:51 10:52 河童橋公衆トイレ
11:00 11:34 上高地バスターミナル
11:49 上高地帝国ホテル
12:00 12:04 田代橋
12:05 西穂高岳登山口
12:17 12:18 上高地焼岳登山口
12:56 太兵衛平
13:02 13:10 旧道分岐
13:22 上高地トンネル口
13:42 中の湯バス停
13:45 中の湯ゲート
13:45 ゴール地点

釜トンネル入口で登山開始入力忘れ、大正池ホテル横でアイゼン着用の折り、気づきました。この間約3.0kmが未記入となっています。登りの高度も約200mが未記入です。

天候

3/18(月)　小雪降りしきり時折曇、部分的に強風も

10日間天気予報で当初上高地ハイキングは3/20としたが、単独となり予報の変化で3/18に変更し、前日の3/17に坂巻温泉旅館投宿、ところがバスで現地に向かう途中小雨から小雪に変わる。旅館到着後気になって明3/18の天気予報を確認すると二社の予報がまるで正反対、一方は終日晴、他方は曇/雪と。ここ数日の温暖気候から寒波襲来で気象者の見解が分かれたらしい。旅館の人に聞くと時折上高地予報が食い違うことがあり、その場合は本人のカンピューターに頼るしかないとの返事。

当然ながら本人としては絶景を楽しみに来たのだから晴を期待したいのだが、3/17夜は雨から雪に変わる。あ〜ぁ、諦めざるを得ないのかと腹を括る。
案の定、3/18朝は雪、腹を括って上高地の雪降りハイキングを楽しむことにする。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

3/17(日): 石山8:22➩(JR)➩9:14米原9:18➩(JR)➩10:08岐阜10:39➩(JR・特急ひだ)➩13:00高山13:50➩(濃飛バス)➩15:07坂巻温泉(泊)　順調に宿舎へ。

3/18(月): 坂巻温泉➩(旅館車で送り)➩釜トンネル入口→(上高地への雪ハイキング)→釜トンネル/中ノ湯14:23➩(濃飛バス)➩15:38高山16:33発が発車見合わせ➩(電力点検で大遅延・最終運転中止で下呂までバス代行運転で下呂から次のひだ号で岐阜着21:30）➩岐阜(21:51発の予定がまたもJR東海で人身事故で16分遅延)➩米原23:02➩(JR・京都行最終)➩23:57石山　
辛うじて帰宅できたがここ数十年したことのない御前様となって帰宅する。

コース状況／危険箇所等

車道は除雪されているので問題なし。歩道に入ると踏み跡道orうっすら雪は積もっていても歩道と確認できるところはチェーンスパイク/軽アイゼン/スノーシューで問題なく歩ける。
ところが歩行路から外れ一歩入ると途端にズボォと嵌まりこむ。高齢者にとっては、これでバランスが崩れ倒れ込むことも多々あり。3/中とは言えまだ深雪に包まれた上高地では歩行路から外れないよう注意が必要です。

写真

3/17 10:14

岐阜駅前の整備されたロータリー。

3/17 10:26

岐阜駅前で金色に輝く織田信長像。

3/17 12:06

特急ひだ号の車窓から下呂温泉街を眺める。

3/17 13:13

高山駅前、昔の駅舎が一新されてました。

3/17 13:36

高山駅前のそば処”飛騨”、懐かしかった！

3/17 19:18

坂巻温泉旅館の玄関内部。
落ち着いた雰囲気です。

3/17 15:53

坂巻温泉旅館の露天風呂。
ほぼ30年前と変わってません。

3/17 18:55

旅館の古い道具類、丁寧に保管されてました。

3/17 18:56

3/17 19:11

3/17 18:56

独特のお面の数々ですが、製作者の秘めた想いが隠されています。　それに木彫製でもありません。
さて、なんでしょう？？？　

3/17 18:58

談話室の落ち着いた雰囲気。

3/18 7:18

温泉旅館前の道路は上高地線、旅館はトンネル間の狭い部分に位置してます。

3/18 7:49

釜トンネル入口。ここまで旅館車で送ってもらい、冬の上高地へはここから徒歩でのハイキングとなります。

3/18 8:37

釜/上高地の両トンネルを抜けると一面の雪世界に変わります。

3/18 8:38

大正池のほとりを奥へと向かいます。

3/18 8:40

車道には一人の足跡のみ残っていました。

3/18 9:10

大正池を過ぎての歩行橋。

3/18 9:16

梓川の向こうは焼岳方面でしょうが、、、
高山が見えれば最高でしょうが今日は諦めましょう。

3/18 9:19

広い雪面を田代池へと。

3/18 9:22

樹林帯を抜けて。

3/18 9:25

霞沢岳方面に一瞬陽が輝いたのですが、ほんの一瞬でした。

3/18 9:26

歩行路を外さぬよう慎重に歩きます。

3/18 9:27

田代池近くの川岸の積雪量、1メーター以上はあるでしょうか。

3/18 9:32

田代池到着。六百山付近かな？
神秘的な静かな雪景色に満足。

3/18 9:32

反対の大正池方面？？？

3/18 9:44

あぁ、猿が。草の中の何かを探して夢中。
人間には慣れているのか、近くによっても無視されました。

3/18 9:44

こちらの猿は樹上で新芽を探しているよう。

3/18 9:45

付近一帯では散らばって猿軍団がいますが、人間には無関心、振り向いてもくれません。

3/18 9:55

梓川の清流が実にきれいです。

3/18 9:56

田代橋に到着です。

3/18 10:00

田代橋から上流を眺めます。

3/18 10:01

3/18 10:06

梓川を渡って右岸から左岸を眺めます。
芽吹きの美しさを想像して。

3/18 10:07

冬眠中のホテル

3/18 10:27

道端に白樺が増えてきました。

3/18 10:33

遂に河童橋到着、後方は六百山方面。

3/18 10:35

河童橋から上流を眺めます。
晴れれば明神岳方面がみえるのでしょうね。

3/18 10:36

下流からの河童橋。
誰もいない河童橋、初めての経験。貴重な体験かな。
晴れれば後方に穂高連峰が、、、😂😔未練がましい!!!

3/18 10:42

少し上流の小梨平に寄ってみました。
さすがにキャンプは誰も居ません。

3/18 10:48

河童橋に戻ると後続者が一人現れ、お互い記念写真を撮りあいました。

3/18 10:53

バスターミナルに向かう途中名残惜しくも再度河童橋を。
晴れた穂高連峰を想像しながらお別れです。

3/18 10:55

バスターミナルから焼岳方面を眺めてます。
雪面と梓川の流れが爽やか。

3/18 10:59

バスターミナルが埋まってました。
ここで昼食、雪混じりの強風で寒さに耐えて。
4/中から多くの客を迎え息を吹き返すのでしょうが。

3/18 12:00

田代橋まで戻ってきました。、次に穂高橋を渡っていつも通らぬ道で帰ります。
焼岳登山口経由で大正池西側(焼岳側)を通り治山道分岐/太兵衛平に戻るコースを選択しました。

3/18 12:49

単調な緩い登り坂をこなすコースでした。

3/18 12:59

太兵衛平を過ぎると左に白樺林に出会いました。

3/18 13:03

上高地トンネルまで戻ってきました。

3/18 13:23

続いて釜トンネル、抜けるとゴールの中ノ湯バス停が迎えてくれます。

3/18 13:48

中ノ湯の対岸にあった”卜伝の湯”（写真）は崩れて廃湯となっているとか。残念！

3/18 14:16

梓川が中ノ湯に流れ込む荒々しい渓谷。ここで高山行のバスを待ちます。

撮影機器：

iPhone 11 Apple

装備

個人装備

寒波襲来と聞いていたので特に防寒用品の準備をする。<br />当日の上高地周辺の温度は−5℃〜−3℃で推移。<br />防寒着 毛糸帽子 ネックウォーマー 防寒手袋 ゴーグル ストック 6本アイゼン 冬靴 二重靴下 JETBOIL など。

感想

sshibachan

今冬は暖冬と寒波の襲来が激しく天気予報が目まぐるしく変わる。出来れば天気の良い日に上高地歩きをしたかったが結果は残念な小雪混じりのハイキングとなってしまった。絶景は望めなかったが小雪混じりの梓川や静かな湖畔を眺めほぼ人にも会わず雪の中を歩く楽しさも体験する機会を得られたのは大きな収穫でした。
考えれば、最初の冬の上高地歩きにいきなり好天を望むのは確率的にも難しいこと。再度、その機会を得られればと、でも難しいかも。

また。上高地ハイクでは一人の日本人と四人グループのタイ人に出会ったのみ。どうして常夏のタイ国人が、反対の雪の上高地を選んだのかを興味をもって尋ねると結構上高地の良さはタイ国内でも知られているとの返事に驚いた。

それよりも今回の旅行で得た体験談をいくつか紹介しましょう。　山とは関係ないのですが、、、

まず、リタイア以降の山歩きはほぼマイカーでの移動だったが今回は公共交通機関での移動、乗り継ぎ地点での岐阜駅前や高山駅前の近代的な変貌ぶりに時代が変わったと感じました。

また、岐阜〜高山間の特急ひだ号の往復では外国人の観光客が50％以上なのに社内案内の放送は日本語のみ。行きはなにもトラブルなかったのでよかったが、帰りは”電力点検トラブル”とかで高山発の列車が発車せず、大幅遅れで結局取り消しとなり下呂まで臨時バス代行となる。この間の車内放送も日本語のみ。外国人旅行者は事情が判らずチンプンカンプン。事情を書くと長くなるので省略しますが、観光立国を目指そうとする実態はお粗末な限りに唖然とする。技術立国とも自慢するなら、もう少し対策を早く考えないと外国人観光客にソッホを向かれるのではなかろうか。

さらに約30年ぶりに宿泊した坂巻温泉旅館では古い器具を大切に保存され、露天風呂は昔の儘、食事も工夫された料理に舌鼓を楽しめ古き良き地方の体験に感動ものだった。

コメント

ibuki89

小雪舞う「上高地」・・お疲れさまでした。

sshibachanさん おはようございます。
宿泊先を予約していると、天候が崩れてもどうしても行かざるを得ないですね😓💦
私たちは🚙移動でしたので、天候を見て延期・延期で青空に恵まれて歩けました。
🚙移動での心配は高速道路での大渋滞ですが、分かっていれば下道もあります。
電車🚆などでのトラブルも困ったものですね〜💦
温泉旅館に宿泊してのノンビリ山歩きもいいもので・・憧れます。
単独での上高地散策・・いつもながら凄いなぁ〜と感動しています。

sshibachan

ibuki89さん

コメントありがとうございます。
皆さん4人の絶景ハイクに刺激されての急遽の計画でしたが天候には勝てませんでした。
でも、人のいない静寂の上高地もおつなものでした。
しかし、やはり絶景は見たいですね。
来冬も計画したいと考えてますがそれまで体力維持できるかどうかが問題ですね。

いつも詳しい魅力あるブログに感心してます。一度教えて欲しいのですが、一枚の写真画面に数枚の写真を同時にアップされる場面を時折見かけますが如何にするのでしょうか？　できればご伝授をお願いしたいのですが、、、　　

こんごともによろしく。

ibuki89

私達より体力の持ち主・・まだまだお元気ですよ〜😊♫

sshibachanさん 何枚もの写真を組み合わせて１枚の写真・・コラージュ。
私は以前から「phopad編集ソフト」のお試し版を使用しています。
有料ソフトなので・・すぐ有料への画面に変わりますので四苦八苦しています。
無料のコラージュソフトは沢山ありますので「写真を組み合わせて１枚にする」
お答えになっていませんが・・試してください(*^^)v
で検索されてお好みの編集ソフトを見つけてください。

sshibachan

ibuki89さん

早速返答ありがとうございました。
一度試してみたいと思います。
ものにできるかわかりませんが、、、