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記録ID: 6586480
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鳳凰山越年山行

1976年12月31日(金) 〜 1977年01月02日(日)
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GPS
--:--
距離
17.5km
登り
2,172m
下り
1,862m

コースタイム

1日目:御座石鉱泉-燕頭山-鳳凰小屋(泊)
2日目:鳳凰小屋-地蔵岳-観音岳-薬師ヶ岳-薬師ヶ岳小屋(泊)
3日目:薬師ヶ岳小屋-砂払岳-南御室小屋-夜叉神峠-夜叉神荘
天候 12月31日:晴れ
 1月1日:曇り
 1月2日:快晴
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往:大阪-(新幹線)-東京-新宿-穴山-御座石鉱泉
復:夜叉神荘-韮崎-塩尻-名古屋-(新幹線)-京都
【1974年12月31日〜1975年1月1日の山行】
1日目。
大晦日の前夜、新幹線で東京経由新宿まで行き、夜行列車に乗って穴山で下車。予約していたマイクロバスで御座石鉱泉まで行った。
好天気の下、まずは燕頭山目指して急登を開始。
写真は燕頭山への道から八ヶ岳を眺めたもの。
【1974年12月31日〜1975年1月1日の山行】
1日目。
大晦日の前夜、新幹線で東京経由新宿まで行き、夜行列車に乗って穴山で下車。予約していたマイクロバスで御座石鉱泉まで行った。
好天気の下、まずは燕頭山目指して急登を開始。
写真は燕頭山への道から八ヶ岳を眺めたもの。
八ヶ岳核心部を遠望で。
西岳、編笠山、ギボシ、権現岳、三ツ頭、赤岳などが見えます。
八ヶ岳核心部を遠望で。
西岳、編笠山、ギボシ、権現岳、三ツ頭、赤岳などが見えます。
標高を上げると甲斐駒ヶ岳が見えてきました。
標高を上げると甲斐駒ヶ岳が見えてきました。
さらに高度を上げて標高1900mほどのところからの甲斐駒ヶ岳。ピラミダルな山容はまさに金字塔そのものです。
さらに高度を上げて標高1900mほどのところからの甲斐駒ヶ岳。ピラミダルな山容はまさに金字塔そのものです。
燕頭山を越えて行くと鳳凰三山の稜線が見えてきた。右に最高峰の観音岳、左に薬師ヶ岳。
このあと無事鳳凰小屋に着いて大晦日の夜を過ごした。
燕頭山を越えて行くと鳳凰三山の稜線が見えてきた。右に最高峰の観音岳、左に薬師ヶ岳。
このあと無事鳳凰小屋に着いて大晦日の夜を過ごした。
2日目は残念ながら曇り空。そして風が強かった。
まず地蔵岳に向かう。オベリスクは下から仰ぎ見るのみ。
2日目は残念ながら曇り空。そして風が強かった。
まず地蔵岳に向かう。オベリスクは下から仰ぎ見るのみ。
次は観音岳に向かう。
次は観音岳に向かう。
観音岳を越えたあたりから仙丈ヶ岳を眺める。このあとは天候の回復も見込めないし、眺めもないので仕方なく薬師ヶ岳を越えて夜叉神峠に向かった。
夜叉神峠から夜叉神荘に下ったが、そこには人の気配はなくバスも無いようなので、結局さらに1時間以上も歩いて芦安のバス停まで行きました。
元旦の芦安からバスに乗って甲府まで行き、午後6時発の急行に乗って静岡経由で京都に向かった。
肝心の白峰三山の展望が得られず心残りな山行でした。
観音岳を越えたあたりから仙丈ヶ岳を眺める。このあとは天候の回復も見込めないし、眺めもないので仕方なく薬師ヶ岳を越えて夜叉神峠に向かった。
夜叉神峠から夜叉神荘に下ったが、そこには人の気配はなくバスも無いようなので、結局さらに1時間以上も歩いて芦安のバス停まで行きました。
元旦の芦安からバスに乗って甲府まで行き、午後6時発の急行に乗って静岡経由で京都に向かった。
肝心の白峰三山の展望が得られず心残りな山行でした。
【1976年12月31日〜1977年1月2日の山行】
2年前の残念な結果をうけて、2年後の同じ日に再び鳳凰山に向かいました。アプローチは前回と同じルートと時間でした。
1日目は晴れてはいるが雲の多い天気。八ヶ岳の稜線付近も雲に隠れています。
【1976年12月31日〜1977年1月2日の山行】
2年前の残念な結果をうけて、2年後の同じ日に再び鳳凰山に向かいました。アプローチは前回と同じルートと時間でした。
1日目は晴れてはいるが雲の多い天気。八ヶ岳の稜線付近も雲に隠れています。
隣の奥秩父方面は八ヶ岳より標高が少し低く、風下になるからなのか少しマシです。
燕頭山を越えて、2年前と同じく1日目は鳳凰小屋で泊まった。
隣の奥秩父方面は八ヶ岳より標高が少し低く、風下になるからなのか少しマシです。
燕頭山を越えて、2年前と同じく1日目は鳳凰小屋で泊まった。
そして2日目はまたもや前回と同じような天候。しかし今回はやすやすと引き下がるわけにはいかない。予備の宿泊の用意もしてきているので薬師ヶ岳小屋に泊って様子を見ることにした。
そして2日目はまたもや前回と同じような天候。しかし今回はやすやすと引き下がるわけにはいかない。予備の宿泊の用意もしてきているので薬師ヶ岳小屋に泊って様子を見ることにした。
明くれば3日目の1月2日。天気は回復して、ようやく厳冬の白峰三山を間近かで眺めることが出来ました。
明くれば3日目の1月2日。天気は回復して、ようやく厳冬の白峰三山を間近かで眺めることが出来ました。
砂払岳からの北岳
砂払岳からの北岳
砂払岳からの農鳥岳と間ノ岳
砂払岳からの農鳥岳と間ノ岳
前回は山頂部が雲に覆われていた仙丈ヶ岳。
1
前回は山頂部が雲に覆われていた仙丈ヶ岳。
仙丈ヶ岳山頂部を望遠で。
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仙丈ヶ岳山頂部を望遠で。
雲が切れて行く甲斐駒ヶ岳と思われる頂き。
雲が切れて行く甲斐駒ヶ岳と思われる頂き。
砂払岳から農鳥岳と荒川三山を望む。
薬師岳まで登り返せばさらに素晴らしい眺めが得られたのかもしれないが、白峰三山のモルゲンロートを見ることが出来ただけで十分満ち足りたのか、このあとあっさりと下山を始めている。
砂払岳から農鳥岳と荒川三山を望む。
薬師岳まで登り返せばさらに素晴らしい眺めが得られたのかもしれないが、白峰三山のモルゲンロートを見ることが出来ただけで十分満ち足りたのか、このあとあっさりと下山を始めている。
途中の山火事後からは展望が開けて、南部の千枚岳、悪沢岳や上河内岳が見えた。
途中の山火事後からは展望が開けて、南部の千枚岳、悪沢岳や上河内岳が見えた。
白峰南嶺の笊ヶ岳の双耳峰も。
白峰南嶺の笊ヶ岳の双耳峰も。
そして何といっても白峰三山の眺めです。
北岳
そして何といっても白峰三山の眺めです。
北岳
農鳥岳。
この後夜叉神峠まで下り、登山口の夜叉神荘からバスで韮崎に出て塩尻経由で京都に向かいました。
農鳥岳。
この後夜叉神峠まで下り、登山口の夜叉神荘からバスで韮崎に出て塩尻経由で京都に向かいました。

感想

白峰三山の大展望を求めて鳳凰三山へ行く。2年前の同じ時期にも三山を縦走したが、1日目の燕頭山への登りからは八ヶ岳や甲斐駒ヶ岳の眺めが得られたものの、肝心の翌元旦は風が強く、霧に包まれた稜線を夜叉神峠までひたすら歩くのみだった。
昭和51年12月30日、東京経由で新宿からの夜行列車に乗り、未明に穴山で下車。迎えに来ていた小型バスで御座石鉱泉まで行く。予約はしていなかったが何とか乗ることが出来た。1日目は晴れてはいたが前回ほどの眺めは得られなかった。比較的空いていた小屋で大晦日を寒さに震えながら過ごした明くる元旦は、残念ながらこの前と同じような天気だった。このままでは帰れないと思って、まだ時間も早かったが昼頃に薬師ヶ岳小屋に入った。
翌日は天気は回復し期待どおりの快晴で、小屋の近くの砂払岳からの大展望を満喫した。帰途南御室小屋を過ぎたあたりで樹林の焼け跡があり、そこからも白峰三山の眺めを得ることが出来た。
その後夜叉神峠経由で夜叉神荘まで下ったところ、幸いなことにそこから小型バスが運行されていたので、バスに乗って韮崎まで行き塩尻経由で京都に向かった。

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