岩籠山 〜キタヤマオウレン開花
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 745m
- 下り
- 739m
コースタイム
天候 | 霧雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山口にボックストイレ ・登山道上の残雪はぼぼ消えていました |
写真
装備
MYアイテム |
アルプス岳
重量:-kg
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感想
山上でニホンジカとヤマドリに遭遇しました。
山頂部ではウグイスが鳴いていました。
駄口からの登山道はオオイワカガミロードといった感じで、トクワカソウは少ししか目に入りませんでした。山頂手前の稜線部がブナ林となっています。
キタヤマオウレンは2011年に、これまでバイカオウレンとされていた一部のものが新種として再分類されたようです。学名:Coptis kitayamensis Kadota。分布域は岐阜県、滋賀県、福井県、京都府。
Kadotaは、山と溪谷社の高山に咲く花(2014年増補改訂新版)の改訂版監修(P101でキタヤマオウレンが新たに記載)の門田裕一で、『本州産オウレン属(キンポウゲ科)の 1 新種,キタヤマオウレン』の論文の著者。種小名のkitayamensisは、発見された旧北山村(旧美山町、現在の岐阜県山県市)に由来するようです。
キタヤマオウレンとバイカオウレンは外観はかなり似ていていますが、今回観察した岩籠山のものはキタヤマオウレンと思われます。岩籠山の市橋コースと山コースで見られるものもキタヤマオウレンと思われます。
鈴鹿山脈(三重県と滋賀県)、養老山地(岐阜県)、二ッ森山、白草山、小秀山(岐阜県)、中央アルプス(岐阜県、長野県)、御嶽山(岐阜県)、南アルプス(長野県)、茶臼山(長野県)などで観察していたものは、すべてバイカオウレンと思われます。
ちなみにミツバノバイカオウレンの学名は、Coptis trifoliolata (Makino) Makino。Makinoは牧野富太郎。
バイカオウレンはNHK朝ドラ『らんばん』で、槙野萬太郎がお気に入りとされていた植物で、ドラマのオープニング映像に毎朝登場していました。
【バックナンバー 岩籠山】
・3月25日 (2024年) 『岩籠山 〜キタヤマオウレン開花』 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6587095.html
・4月15日 (2021年) 『岩籠山と野坂岳 〜春のお花畑を周回』 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3079493.html
岩籠山山頂からの展望360度。周辺ではウグイスが鳴いていました。
・5月21日 (2022年) 『岩籠山(市橋コース) 〜コケイランとヒメシャガ』 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4311193.html
・11月23日 (2019年) 『岩籠山 ↑市橋↓駄口と湖北のコハクチョウ』 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2119597.html
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