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Yamareco

記録ID: 6590301
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

雨の合間に安全にと思って愛宕山に行ったのに

2024年03月27日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:08
距離
18.9km
登り
1,450m
下り
1,447m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:21
休憩
0:45
合計
9:06
6:46
6:47
7
6:54
6:54
8
7:02
7:08
55
8:03
8:04
34
8:38
8:39
9
8:48
9:11
37
9:48
9:49
14
10:03
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62
11:05
11:10
66
12:16
12:19
64
13:23
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10
13:33
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12
13:45
13:46
7
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13:54
4
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13:59
13
14:12
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5
14:17
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5
14:22
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68
15:30
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8
15:38
15:39
4
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
車で行って表参道から上る場合の駐車場は清滝のさくらや駐車場になるが、ここは朝は6時半までは施錠されていて入れず、夕方は冬期は16時半、夏期は17時半、それ以外は17時に閉められるので要確認。
また、そこまでの道路も直前の清滝トンネルは信号による一車線交互通行だし、そこを出てすぐの一文字屋食堂の分岐にはさくらや駐車場へは右という標識が付けられているので注意。
コース状況/
危険箇所等
月輪寺の境内は夕方17時から朝9時まで通行禁止。
愛宕山参道周辺には朝早く出発して夕方早く下りてくるようにという注意書きが多く挙げられ、11時以降はもう上り出さないようになどというものまであるが、朝早く出発するほどこの通行禁止時間に引っ掛かってしまうので注意。
自分はよく知らずに行ってしまって後悔した。
あと危険といえば雨上がりの龍の小屋側からの竜ヶ岳か。
途中も相当な傾斜でストック仕舞って木の根探りながらだったが、最後山頂直下はもう見上げるような壁。
木の根踏んだら即滑るような状態でとても登れる気はせず、さすがに北側に少し巻いて傾斜が少しはマシな尾根を上る巻き道があったので迷いなくそちらを上った。
ちなみにどちらにもテープはあった。
朝6時くらいに着いてしまったらまだ施錠されては入れなかった駐車場。
周りの道幅も狭くここしか駐める所は無いので6時半まで待ってからスタート。
この時期は17時までとなっててそれまでに帰ってくるようにとの事。
これは季節によって冬は16時半まで、確か4月以降夏は17時半までと細かく変動するようなので注意が必要。
2024年03月27日 06:35撮影 by  iPhone 12, Apple
3/27 6:35
朝6時くらいに着いてしまったらまだ施錠されては入れなかった駐車場。
周りの道幅も狭くここしか駐める所は無いので6時半まで待ってからスタート。
この時期は17時までとなっててそれまでに帰ってくるようにとの事。
これは季節によって冬は16時半まで、確か4月以降夏は17時半までと細かく変動するようなので注意が必要。
京都あたりからここまでずっと降ってて心配だったけど駐車場開くの待ってる間に晴れ間がのぞいてきてホッと一安心。
ここ数日降り続いてるので水量も相当。
2024年03月27日 06:36撮影 by  iPhone 12, Apple
3/27 6:36
京都あたりからここまでずっと降ってて心配だったけど駐車場開くの待ってる間に晴れ間がのぞいてきてホッと一安心。
ここ数日降り続いてるので水量も相当。
林道から月輪寺と空也滝分岐。
月輪寺へはずっと穏やかでなだらかな木段の道が続く。
2024年03月27日 07:03撮影 by  iPhone 12, Apple
3/27 7:03
林道から月輪寺と空也滝分岐。
月輪寺へはずっと穏やかでなだらかな木段の道が続く。
左若者、右一般。
当然一般を選択。
2024年03月27日 07:50撮影 by  iPhone 12, Apple
3/27 7:50
左若者、右一般。
当然一般を選択。
わざわざ選択肢を書いてくれてるくらいだから結構な距離あるのかと思ったら一曲がり分だけであっと言う間。
2024年03月27日 07:51撮影 by  iPhone 12, Apple
3/27 7:51
わざわざ選択肢を書いてくれてるくらいだから結構な距離あるのかと思ったら一曲がり分だけであっと言う間。
これはほんとにショック受けた。
確かに林道の途中から何回かこういう貼り紙見た。
これはこの後分かる事でもあるが、ここまでの時点ではまさか登山道が朝9時まで通れないなんて考えてもいなかったし、貼り紙もよく読みもせずに5と9という数字見ててっきりお寺さんは朝早いから朝5時に開いて夜9時に閉まるんだと思い込んでここまで来た。
ここに来て貼り紙よく読み込んで事態がはっきりしてショック受けてしばらくどうするか考えてしまった。
ここでこのままじっと1時間待つなんて厳しい。
だからといって戻って他の道となると大杉谷道というのがあったけど、おそらく時間的にも体力的にも少々きつい事になる。
そもそも朝6時半からしかスタート出来ず、夕方は17時までに帰ってこなければならに時間制限の中で愛宕山だけでなく竜ヶ岳と地蔵山も回りたいと思って来てるので、ここが通れなければすでに頓挫という可能性が高い。
ここは無理を覚悟でお寺さんに通らせてもらえないかお願いしてみようと思い、マスクして入っていくと、通路の脇に2匹の鹿が触れるくらい近く通っても逃げずに立ってるだけで他に人の気配も無い。
なんか静かで声をかけるのもはばかられる感雰囲気の中、あっと言う間に通り過ぎてしまった。
なんか申し訳なくてすごい後味悪かったけど、通ってしまったものは仕方ないのでそのまま進ませてもらった。
2024年03月27日 08:00撮影 by  iPhone 12, Apple
2
3/27 8:00
これはほんとにショック受けた。
確かに林道の途中から何回かこういう貼り紙見た。
これはこの後分かる事でもあるが、ここまでの時点ではまさか登山道が朝9時まで通れないなんて考えてもいなかったし、貼り紙もよく読みもせずに5と9という数字見ててっきりお寺さんは朝早いから朝5時に開いて夜9時に閉まるんだと思い込んでここまで来た。
ここに来て貼り紙よく読み込んで事態がはっきりしてショック受けてしばらくどうするか考えてしまった。
ここでこのままじっと1時間待つなんて厳しい。
だからといって戻って他の道となると大杉谷道というのがあったけど、おそらく時間的にも体力的にも少々きつい事になる。
そもそも朝6時半からしかスタート出来ず、夕方は17時までに帰ってこなければならに時間制限の中で愛宕山だけでなく竜ヶ岳と地蔵山も回りたいと思って来てるので、ここが通れなければすでに頓挫という可能性が高い。
ここは無理を覚悟でお寺さんに通らせてもらえないかお願いしてみようと思い、マスクして入っていくと、通路の脇に2匹の鹿が触れるくらい近く通っても逃げずに立ってるだけで他に人の気配も無い。
なんか静かで声をかけるのもはばかられる感雰囲気の中、あっと言う間に通り過ぎてしまった。
なんか申し訳なくてすごい後味悪かったけど、通ってしまったものは仕方ないのでそのまま進ませてもらった。
ずっと気分が重いまま上ってくると件の大杉谷道を通ってたら上ってきたらしき分岐に。
はっきり知っていればこっちを通ってきたのにと、ますます気持ちが重くなった。
2024年03月27日 08:38撮影 by  iPhone 12, Apple
3/27 8:38
ずっと気分が重いまま上ってくると件の大杉谷道を通ってたら上ってきたらしき分岐に。
はっきり知っていればこっちを通ってきたのにと、ますます気持ちが重くなった。
愛宕山直下の見晴らしの良い所に休憩所が作られてたのでここで軽く飯。
2024年03月27日 08:52撮影 by  iPhone 12, Apple
3/27 8:52
愛宕山直下の見晴らしの良い所に休憩所が作られてたのでここで軽く飯。
月輪寺参道から愛宕神社下の広い参道に飛び出した所。
ここから愛宕神社は最後にして、まずは竜ヶ岳と地蔵山に行って帰ってくる予定。
2024年03月27日 09:10撮影 by  iPhone 12, Apple
3/27 9:10
月輪寺参道から愛宕神社下の広い参道に飛び出した所。
ここから愛宕神社は最後にして、まずは竜ヶ岳と地蔵山に行って帰ってくる予定。
この分岐もまずは右にサカサマ峠まで下りて竜ヶ岳に登り返し、地蔵山ピストンして左から戻ってくる予定。
2024年03月27日 09:15撮影 by  iPhone 12, Apple
3/27 9:15
この分岐もまずは右にサカサマ峠まで下りて竜ヶ岳に登り返し、地蔵山ピストンして左から戻ってくる予定。
林道っぽい道はここで通行止めになって右下にロープが。
2024年03月27日 09:20撮影 by  iPhone 12, Apple
3/27 9:20
林道っぽい道はここで通行止めになって右下にロープが。
途中雨で泥濘んでるのが危なっかしい狭いトラバースも。
2024年03月27日 09:24撮影 by  iPhone 12, Apple
3/27 9:24
途中雨で泥濘んでるのが危なっかしい狭いトラバースも。
さすがにこの日の朝まで降り続いてて下がユルユルなので真ん中の黒っぽい所踏むとヌルッと土ごと滑る。
2024年03月27日 09:43撮影 by  iPhone 12, Apple
3/27 9:43
さすがにこの日の朝まで降り続いてて下がユルユルなので真ん中の黒っぽい所踏むとヌルッと土ごと滑る。
現地の標識では首無地蔵標記が多かった気がするが、地図やアプリによってもサカサマ峠と首無地蔵片方や両方などいろいろ。
2024年03月27日 09:47撮影 by  iPhone 12, Apple
1
3/27 9:47
現地の標識では首無地蔵標記が多かった気がするが、地図やアプリによってもサカサマ峠と首無地蔵片方や両方などいろいろ。
この日は結構降り続いた直後だったので出来るだけ谷筋に近づかないようコース取りしたかったが、このあたりくらいは大丈夫かと思ってたらやはり結構溢れてた。
2024年03月27日 09:54撮影 by  iPhone 12, Apple
3/27 9:54
この日は結構降り続いた直後だったので出来るだけ谷筋に近づかないようコース取りしたかったが、このあたりくらいは大丈夫かと思ってたらやはり結構溢れてた。
小さい沢筋から飛び出すと車も通れそうな林道に。
ここでびっくりしたのが犬。
左奥が進行方向竜ヶ岳方面だが、自分が林道に飛び出してキョロキョロしてるとなんと左奥から何か生き物が。
ギョッとして見るとなんと茶色い犬。
向こうもびっくりしたのか慌てて奥に逃げてったが、まさか狩猟中の人がいて猟犬だろうかとちょっと不安になる。
2024年03月27日 10:00撮影 by  iPhone 12, Apple
3/27 10:00
小さい沢筋から飛び出すと車も通れそうな林道に。
ここでびっくりしたのが犬。
左奥が進行方向竜ヶ岳方面だが、自分が林道に飛び出してキョロキョロしてるとなんと左奥から何か生き物が。
ギョッとして見るとなんと茶色い犬。
向こうもびっくりしたのか慌てて奥に逃げてったが、まさか狩猟中の人がいて猟犬だろうかとちょっと不安になる。
ところがそこから進んでカーブを曲がると小屋が。
とすると犬だけでなく連れてきた人もいるかと思ったがその気配は無く、犬も姿を見せなかった。
後で調べたら京都の山岳会の小屋だけど普段は無人のようで、誰か来てたんだろうか。
2024年03月27日 10:02撮影 by  iPhone 12, Apple
3/27 10:02
ところがそこから進んでカーブを曲がると小屋が。
とすると犬だけでなく連れてきた人もいるかと思ったがその気配は無く、犬も姿を見せなかった。
後で調べたら京都の山岳会の小屋だけど普段は無人のようで、誰か来てたんだろうか。
小屋を過ぎてすぐに竜ヶ岳への上り口への徒渉点。
恐れていたように水量多く、右奥に行きたいのに右側一回の渡渉ではとても渡れず、まず左奥に渡ってから右にもう一度渡るが、左奥へは簡単だったが2回目は良い足場が無く水の勢いもあり、結局一瞬落ちてしまった。
ローカットだったのでやってしまったと思ったが、泥だらけも想定してロングスパッツ着けてきたのが奏効したのか靴の中までは濡れずに済んでホッとした。
2024年03月27日 10:06撮影 by  iPhone 12, Apple
3/27 10:06
小屋を過ぎてすぐに竜ヶ岳への上り口への徒渉点。
恐れていたように水量多く、右奥に行きたいのに右側一回の渡渉ではとても渡れず、まず左奥に渡ってから右にもう一度渡るが、左奥へは簡単だったが2回目は良い足場が無く水の勢いもあり、結局一瞬落ちてしまった。
ローカットだったのでやってしまったと思ったが、泥だらけも想定してロングスパッツ着けてきたのが奏効したのか靴の中までは濡れずに済んでホッとした。
なんとか渡渉してここから竜ヶ岳までがおそらくこの日唯一の急な所のはず。
2024年03月27日 10:10撮影 by  iPhone 12, Apple
3/27 10:10
なんとか渡渉してここから竜ヶ岳までがおそらくこの日唯一の急な所のはず。
まずは岩が出てきてしばらくはその間をくねくね上り、これはなかなかなどと余裕があったのはそこまで。
その後はストックなど邪魔になるだけの急登が少しの緩やかな部分を挟んで幾つも続いて一気にふくらはぎが持って行かれる。
しっかりした木の根を探りながら上るが、完全に濡れてるのでその木の根を踏むと一瞬で滑る。
急な上に地面も緩んで当てにならないので立って上るのも怖い。
こりゃやはり雨のあと来たのは間違いだったかとちょっと後悔も。
2024年03月27日 10:12撮影 by  iPhone 12, Apple
3/27 10:12
まずは岩が出てきてしばらくはその間をくねくね上り、これはなかなかなどと余裕があったのはそこまで。
その後はストックなど邪魔になるだけの急登が少しの緩やかな部分を挟んで幾つも続いて一気にふくらはぎが持って行かれる。
しっかりした木の根を探りながら上るが、完全に濡れてるのでその木の根を踏むと一瞬で滑る。
急な上に地面も緩んで当てにならないので立って上るのも怖い。
こりゃやはり雨のあと来たのは間違いだったかとちょっと後悔も。
それでもなんとか頂上直下まで来たが、おそらくこれが最後だと思われる斜面を見上げると絶望的。
上に行くにつれて反り返るように斜度が増しており、最後はもうほとんど壁。
ピンテは付いてるものの、こんな地面の緩んだ日に通るなんて考えられない。
しかしそこには右にも幾つものピンテが。
こんなの天気良くても誰もが通れる場所ではないよねと、これは巻き道に間違いないと、それでもおそるおそるながら右のテープに従って踏み込むとそこには狭いトラバースを経てそれでも急ながら直登よりは遙かにマシな登路が。
2024年03月27日 10:51撮影 by  iPhone 12, Apple
3/27 10:51
それでもなんとか頂上直下まで来たが、おそらくこれが最後だと思われる斜面を見上げると絶望的。
上に行くにつれて反り返るように斜度が増しており、最後はもうほとんど壁。
ピンテは付いてるものの、こんな地面の緩んだ日に通るなんて考えられない。
しかしそこには右にも幾つものピンテが。
こんなの天気良くても誰もが通れる場所ではないよねと、これは巻き道に間違いないと、それでもおそるおそるながら右のテープに従って踏み込むとそこには狭いトラバースを経てそれでも急ながら直登よりは遙かにマシな登路が。
なんとか上り着いた竜ヶ岳で来ましたよを1枚。
2024年03月27日 11:06撮影 by  iPhone 12, Apple
3/27 11:06
なんとか上り着いた竜ヶ岳で来ましたよを1枚。
そこからは右にこれから行く地蔵山と左に最後に通る愛宕山がいっぺんに見えてた。
2024年03月27日 11:06撮影 by  iPhone 12, Apple
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3/27 11:06
そこからは右にこれから行く地蔵山と左に最後に通る愛宕山がいっぺんに見えてた。
上りとはうって変わったのんびりした尾根を辿って出てきた轍もある林道。
ここから地蔵山にピストンして戻ってくる。
2024年03月27日 11:40撮影 by  iPhone 12, Apple
3/27 11:40
上りとはうって変わったのんびりした尾根を辿って出てきた轍もある林道。
ここから地蔵山にピストンして戻ってくる。
林道と地蔵山への山道の分岐。
なんか立派な標識に旧愛宕スキー場跡という案内と共に中山再次郎像跡とも書いてあるので気になって帰りにそちらにちょっと入ってみたがまったく何も分からなかった。
2024年03月27日 11:43撮影 by  iPhone 12, Apple
3/27 11:43
林道と地蔵山への山道の分岐。
なんか立派な標識に旧愛宕スキー場跡という案内と共に中山再次郎像跡とも書いてあるので気になって帰りにそちらにちょっと入ってみたがまったく何も分からなかった。
途中にある反射板から向こうに地蔵山。
竜ヶ岳と違ってここはもう散歩道のよう。
2024年03月27日 12:05撮影 by  iPhone 12, Apple
3/27 12:05
途中にある反射板から向こうに地蔵山。
竜ヶ岳と違ってここはもう散歩道のよう。
お腹がちょっと減ってきたので見晴らしがあれば何か食べようかなと思ってきた地蔵山山頂。
しかし周りは木立に囲まれてたのでここよりは見晴らしがあって陽当たりも良かった反射板で食べようと来ましたよを1枚撮ってすぐ引き返す。
2024年03月27日 12:17撮影 by  iPhone 12, Apple
3/27 12:17
お腹がちょっと減ってきたので見晴らしがあれば何か食べようかなと思ってきた地蔵山山頂。
しかし周りは木立に囲まれてたのでここよりは見晴らしがあって陽当たりも良かった反射板で食べようと来ましたよを1枚撮ってすぐ引き返す。
結局反射板の土台に座って飯。
2024年03月27日 12:48撮影 by  iPhone 12, Apple
3/27 12:48
結局反射板の土台に座って飯。
高さはそんなでもないけどなぜか枝がモンスターの腕のようになった杉。
やはりこのあたりは神域とあってか、愛宕神社からの下りでも立派な杉が沢山目に付いた。
2024年03月27日 13:04撮影 by  iPhone 12, Apple
3/27 13:04
高さはそんなでもないけどなぜか枝がモンスターの腕のようになった杉。
やはりこのあたりは神域とあってか、愛宕神社からの下りでも立派な杉が沢山目に付いた。
なんと、向こうに見えるまだ上が白い山は左が武奈で右が蓬莱あたりだろうか。
あのあたりももうだいぶ溶けたのではと思ってたけど、遠くから見るからまだ白く見えるんだろうか。
気になる。
2024年03月27日 13:30撮影 by  iPhone 12, Apple
3/27 13:30
なんと、向こうに見えるまだ上が白い山は左が武奈で右が蓬莱あたりだろうか。
あのあたりももうだいぶ溶けたのではと思ってたけど、遠くから見るからまだ白く見えるんだろうか。
気になる。
こちらは神社で、月輪寺はお寺だけど、この立て看板の文書読んで愛宕山全体としての立ち位置というか、自分がたんに山歩きの対象としての山としか考えてなかったのが改めて理解出来た。
今までの信仰対象の山も幾つも歩いてきたと思うし、その度に少しは気を付けてたつもりではあったけど、ここまで立場をはっきり打ち出しているのは初めて見せられたかも。
まあそれも幾つもの条件、京都であるとか、あまり高く大きい山ではないとか、愛宕山なりの立場、立ち位置もあるんだろうなとか、いろいろ考えさせられてしまった。
2024年03月27日 13:34撮影 by  iPhone 12, Apple
3/27 13:34
こちらは神社で、月輪寺はお寺だけど、この立て看板の文書読んで愛宕山全体としての立ち位置というか、自分がたんに山歩きの対象としての山としか考えてなかったのが改めて理解出来た。
今までの信仰対象の山も幾つも歩いてきたと思うし、その度に少しは気を付けてたつもりではあったけど、ここまで立場をはっきり打ち出しているのは初めて見せられたかも。
まあそれも幾つもの条件、京都であるとか、あまり高く大きい山ではないとか、愛宕山なりの立場、立ち位置もあるんだろうなとか、いろいろ考えさせられてしまった。
90年ぶりの式年造替中との事で、奥の方はブルーシートかけられたり通行止めになってて全部は見て回れなかったのかも。
2024年03月27日 13:41撮影 by  iPhone 12, Apple
3/27 13:41
90年ぶりの式年造替中との事で、奥の方はブルーシートかけられたり通行止めになってて全部は見て回れなかったのかも。
地図にも現れる参道最後の階段。
この日は人が少なかったようで誰もいない写真が撮れた。
2024年03月27日 13:51撮影 by  iPhone 12, Apple
3/27 13:51
地図にも現れる参道最後の階段。
この日は人が少なかったようで誰もいない写真が撮れた。
表参道からの水尾わかれ。
ここまでもすでにだいぶ疲れてる足に堪えたけど、ここから先の方が傾斜が少しきつくなってより堪えた。
2024年03月27日 14:15撮影 by  iPhone 12, Apple
3/27 14:15
表参道からの水尾わかれ。
ここまでもすでにだいぶ疲れてる足に堪えたけど、ここから先の方が傾斜が少しきつくなってより堪えた。
やっと段々が終わってコンクリートになった所に水場。
まだ寒くて水が欲しいとは思わんかったけど、京都の蒸し暑い夏なら有難味高そう。
2024年03月27日 15:30撮影 by  iPhone 12, Apple
3/27 15:30
やっと段々が終わってコンクリートになった所に水場。
まだ寒くて水が欲しいとは思わんかったけど、京都の蒸し暑い夏なら有難味高そう。
やっと下りてきた二の鳥居。
2024年03月27日 15:39撮影 by  iPhone 12, Apple
3/27 15:39
やっと下りてきた二の鳥居。
橋を渡れば駐車場。
17時までっていう制限の中だったけど、なんとか15時40分にはここまで帰って来れてホッとした。
2024年03月27日 15:40撮影 by  iPhone 12, Apple
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3/27 15:40
橋を渡れば駐車場。
17時までっていう制限の中だったけど、なんとか15時40分にはここまで帰って来れてホッとした。

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

これはいまだに喉に棘が刺さったように後悔と恥ずかしさが残り、何度も公開しないことも考えたが、はっきり知らずに行ってしまったことも事実ならやってしまったことも事実なので、今後の自分のために、そしてもしかしたら誰かが同じこと繰り返さずに済むかもしれないと思って。

一週間近い雨続き予報の中にポツンと一日晴れ予報。
逃す手は無いがこれだけ降ると谷筋は出来るだけ避けて下が泥濘んでも安全な所と考え、昔一度だけ歩いて危険な所は無かったような気がする愛宕山周辺を回ってくる事に。
はっきりは覚えてないが昔の地図見てると前はおそらく北側から竜ヶ岳、愛宕山、地蔵山と回ったよう。
という事は参道歩いて無さそうなので今回は南側から。
すると駐車場があるのは清滝一カ所なので必然的にそこスタートで問題は時計回りと反時計回りどちらにするか。
参道は結構な階段と聞くので朝一からはしんどいかと反時計回りで月輪寺から上って竜ヶ岳を回り、地蔵山ピストンして愛宕山から参道を下りてくる事に。
昔から人が多く上る山なので大丈夫だろうとよく調べもせずに出かけ、朝6時に駐車場に着いたらなんと開くのは6時半との事で出入り口はゲートがあって施錠されてるし、夕方は17時で閉まると書いてある。
まあ側に綺麗なトイレもあったので準備しながら待つこと30分。
一番に入れながら聞くと閉まるのは季節ごとに変わって冬は16時半、夏場は17時半までとのことなので、行く際は前もって確認が必要。
駐車して即スタートするとそこここに遭難が多発しているのでとにかく早立ち早帰着を心得るように、昼前11時以降はスタートしないようにと注意書きが。
10時間くらいは歩く予定なので気が急かされ、おそらくこれも後の伏線になったと思う。
そのあと月輪寺への標識にも何か貼り紙がしてあって急いで歩きながらさっと見ると5時と9時という時間と通行止めという言葉が並んでる。
まあさっき遭難の注意もあったから夜になるような行動はしないようにってことかな程度に捉えてしまい、その上お寺さんは朝早いからてっきり通行止めは夜9時から朝5時までだと、早立ちしろという注意書きの後にまさか朝9時まで山道が通れないなどとは想像もせず、気にもしないでそのまま月輪寺の参道へ。
これが段差も低くよく整備されている緩やかで穏やかなとても良い道で、ちょうど陽が差してくる中ほんと気持ち良く上って行くと件の通行止め箇所。
そこで初めて貼られている注意書きをよくよく読むと、なんと通行止めは夕方5時から朝9時まで。
その時点で朝8時で、ショックで一瞬どうしていいか動転する。
まさかそこで1時間待っているわけにもいかないが、かといって巻き道らしきものも無く、戻って別の道となると歩き出して早々にあった大杉谷道という所まで引き返して上り返すことになり、おそらく1時間以上のロスになって予定のコース回って17時までに帰るのは危なくなる。
考えたあげく、以上のことを話してなんとか通してもらえないかダメ元で頼んでみようとマスクして中に入る。
すると鹿が2頭通り道の脇に逃げもせず立っているだけで人の気配は無く、大きい声で呼ぶのも気が引けるような静けさの中、結局誰にも会わずにあっと言う間に通り抜けてしまう。
ものすごい後味の悪さを感じ、引き返そうかしばらく立ち止まってしまったが、ここまで来たらやむ無しとそのまま黙って先に進むことに。
それからしばらくはいろいろ、お寺境内だけでなくそこまでの整備された参道もお寺さんのものだったのかとか、朝9時まで通行止めということは何か特別な勤行でもあるお寺なのかとか、注意書きが幾つもあったけどよほど登山者が迷惑かけてるのかとか、堂々巡りのように考えてしまっていつものように山歩きを楽しむことは出来なかった。
その後は林道とか裏参道と呼ばれる長閑な道で、泥濘んでることだけ気を付ければいいのでやはり考えながら歩いてしまう。
サカサマ峠の首無地蔵さんから龍の小屋への道に入ってようやく山っぽくなり、小川の水が溢れたりしてる中をルーファイしながら歩くことでちょっと無心になってくる。
そして小屋の手前で犬と思われる茶色い生き物が曲がり角からちょっと顔出して慌てて逃げていくの見てこちらもギョッとしてそこでやっといつも通り山にいることに集中し始める。
小屋を過ぎて竜ヶ岳への登り口手前の徒渉点はローカットシューズで来たことちょっと後悔した。
結局ここでは少し落ちたし、その後上りだしは岩場、その後は思わぬ急登、最後山頂直下は下が泥濘んでてはとても直登する自信も勇気も出ないほどの、ピンテがあるのがちょっと信じがたいほどの傾斜でびっくり。
そこは同時に巻き道にもピンテがあって迷わずそちら選択して事なきを得、竜ヶ岳上りきった時には気が付けば集中出来てた。
その後地蔵山をピストンして愛宕神社までは軽いアップダウンで歩きやすく、神社からの下りは段々地獄で上りに使わなくてよかったと思いながら無事制限時間内に山を下りることがで来た。
しかし愛宕神社で登山者に向けて掲示されていた、ここは登山者のための山ではない、登山者の入山は禁止することも考えている、という文言は耳に痛く、スマホなど無い時代から山を歩いてきて事前に今ほど細かく下調べなど出来ず、今もその習慣は続いてて危ない所はともかく今回などほとんど下調べもせずに来てしまったが、特に関西など高い所も無くその分人との繋がりが濃い山も多いわけで、これからはもう少しちゃんと調べてから山に入ることにしようと反省が先に立つ山行になってしまいました。

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無雪期ピークハント/縦走 京都・北摂 [日帰り]
清滝川から月輪寺を経て愛宕山(京都)頂上愛宕神社から表参道へのルート
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5
ハイキング 京都・北摂 [日帰り]
愛宕山大杉谷コース(清滝・大杉谷を経て月輪寺コース途中から愛宕神社)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5
ハイキング 京都・北摂 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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