鳳凰三山(夜叉神よりピストン・地蔵岳まで行けた)
- GPS
- 11:32
- 距離
- 27.1km
- 登り
- 2,518m
- 下り
- 2,504m
コースタイム
- 山行
- 10:10
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 11:28
コース入力とタイム入力作業が省けるのでやっぱり便利
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下山後16:00でも50%位?も止まっていない まだシーズン前だからでしょうか。 |
その他周辺情報 | 夜叉神峠駐車場トイレは協力金なし。 水栓トイレ 男子は小1(自動洗浄)、大1 |
写真
装備
MYアイテム |
Slowclimb
重量:-kg
|
---|---|
個人装備 |
レインウェア
ヘッドランプ(1)
ゲイター(1)
水
折畳傘(1)
エマージェンシーシート(1)
ホイッスル(1)
虫除け(1)
虫除けネット(1)
靴ヒモ予備(1)
ポイズンリムーバー(1)
ステンレスミラー(1)
着替(靴下)
着替(Tシャツ)(1)
絆創膏
虫刺され薬(1)
正露丸(1)
簡易包帯(1)
携帯電話(1)
携帯電話予備バッテリ(1)
地図(1)
腕時計(高度計付)(1)
タオル(1)
帽子(1)
ストーブ(1)
クッカー(1)
レジャーシート(1)
防水マッチ(1)
ライター(1)
予備コンタクトレンズ
手袋(1)
トイレットペーパー(1)
アームカバー(1)
膝サポーター(2)
ストーブガス(1)
食糧(1)
長袖シャツ(薄手)(1)
サングラス(1)
山と高原地図
地形図
ツェルト
ストック
|
感想
天気予報は梅雨の晴れ。GPV気象予報でずっとどこに向かうかずっと思案し今回の山行決定。 鳳凰山は2年前、地蔵岳オベリスクを見たく&鳳凰三山を回るべく日帰り御座石温泉起点でチャレンジしたが体調、体力等々の面で地蔵岳終わり。
そんなこともあったので今回はとりあえず夜叉神峠から観音岳をまずは目指すが、そこまでの所要時間、到着時間、体力等々を考慮し地蔵岳までチャレンジするか決める。ということで山行計画。
夜叉神峠駐車場に深夜到着し朝まで車中泊。まぁ熟睡はできなかったということもあり予定より早く起床&出発できました。
結果的にこれが良かったです。歩き始めから今回は何とかあわよくば地蔵岳までと考えていたので、いつもよりペース・時間・休憩・補給等の時間、配分をずっと意識しながら歩きました。
展望が望めるのは夜叉神峠、火事場跡、あとは森林限界を超えてからになってしまいますが、稜線に出てからは左側は南アルプスの山々が見えてとっても気持ち良いです。
という状況なので砂払岳手前で森林限界に出るまではずっと樹林帯なので、また地味に上りなので、ややもすると心が折れてしまいそうです。こんな状況なので今回は自分自身に「俺はマシンだ、歩くマシンだ、一定の速さで進むマシンだ...」と言い聞かせ修行を続けます(-_-;)
森林限界に出てからは左手に南アルプスの雄大な景色を見ながら稜線を歩く。とっても贅沢。雲がすっきりと取れないのがもどかしくもありますが白い砂礫の中を歩くのがハイマツとグリーン、そして青空。このコントラストが本当に綺麗で歩くのが気持ち良い。
薬師岳に出てようやく観音岳が間近になり到着の目途がたったところで少しばかり落ち着く。とってもよい稜線だ。でも今回はまだこの後の行程が長い。時間的には何とか地蔵岳まで行けそう、でも復路は体が持つか。時間は大丈夫か。頭の中で色々考えながら観音岳到着。
到着時間から地蔵岳は何とか行けそうだ。体力的にもまだ何とか持ちそうだ。と心を決めながら観音岳山頂から地蔵岳を望むがオベリスクは残念ながら雲の中。
良し頑張ろうと観音岳を下る。
でここからがまた下る下る。 もう下降も終わりだろうと願いつつ、まだかと数回思った。そしてアカヌケ沢の頭まで今度は登るが本日の中でここが一番精神的に辛かったかもしれない。
そんな思いをしながら賽の河原に到着。2年ぶりだ。以前に比べ地蔵様も結構新しくなっていました。オベリスクはガスの中...
もう少し頑張って近づいてみようと、疲れた体に鞭をうつ。近づたこともありガスも少し晴れてオベリスクを見ることが出来ました。
前回、後から思ったのが山頂標は差異の河原以外にオベリスク直下にあるような無い様な事がネットで出ていたのを見たので、一寸頑張って上がって行きましたが途中で断念しました。でとりあえずここでやっと大休止。
観音岳まで戻ってから...という思いが観音岳を出る時にありましたが、体力・気力を考えるととっても無理。それにここらである程度体を休めて補給もしっかりしないと帰れなくなってしまうと判断。しかし休息中ガスがどんどん上がって来る。冷静になって考えるとこのままガスが濃くなってしまうとヤバイ...とか心配もあり、また行程時間的にも決して余裕があるわけでもないので、そそくさと食事を済ませ2年ぶりの地蔵岳にお別れしました。今回もまたここで展望が望めなかったのでまたいつか来よう。
さて歩き出したは良いがやはり体はキツイ。またマシンになりきる(-_-;)
歩きながら最悪ヘッデンつけて歩けばよいよ、天気は予報では雨は大丈夫。と気持ちを安らげながらユッタリゆっくり歩きます。それでもだめなら小屋泊りもあるよ、とか気持ちが折れない様に歩き続けました。
要所で小休止を取りながら南御室小屋まで辿り着く。ここでハイドレーションに水補給&トイレ休憩。今思うとここで水補給しておいて良かった。冷たい水で顔を洗い飲んで休んでリフレッシュ出来ました。ハイドレーションも下山まで冷たい水のまま持ちました。救われました。
杖立峠以降はゴールもある程度見えてきているということもあり、体力残、特に下りでは体力よりも足・膝の筋力勝負と自分的にはいつも考えているので、自分的に可能な限りハイペースで歩く。自分的には下りの精神集中は結構気合いが入っています。
危険度も増しますしガレやゴロ石に足を取られない様、足の置き場、載せ方、選び方を次の一歩を出すまでに考えながら夢中で歩きます。上りで同じ区間を飽きそうな気持があっても下りは集中しているので決して飽きませんね。
でなんとかほぼ16:00着。正確には15:59、自分的は途中から16:00着を切るぞ!と何とかそれで気力を持たせていた部分もあったので満足。
自分としては技術的には難易度は高くなかったですが、体力的に非常にチャレンジングな山行でした。所要時間も最低12時間、下手をすると14時間か?と思いながらだったので本当に達成感が大きい山行が出来ました。自分的な過去最高記録!でした。累積標高差、時間等々よくやったよと。
今回も怪我もなく安全無事な山行が出来ました。どうもありがとうございました。
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以下、将来の自分へのメッセージ
この記録を見てまたやろうと思うかもしれないがまぁ無理しないでやってくれ。
確かに達成感はある。ただ自分的にゆっくり山を楽しむという点では少し物足りなくある。泊りだったら別。
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