奥只見/平ヶ岳
- GPS
- 33:00
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 1,659m
- 下り
- 1,661m
天候 | 7/24 晴のち曇 7/25 晴 |
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アクセス |
写真
感想
(D先生感想)
この夏、平ケ岳に行って来ました。
金曜の夜に出発したのですが、我らがレンタカー・プレサージュ号はいきなりの工事渋
滞にはまり、関越手前の待ち合わせ場所に着いた時には、東京組は待ち飽きていて、出
発前からくたびれた様子でした。(ごめんなさい。)
これが前途の多難を暗示していたのでしょうか。私自身、去年至仏山に登っていました
が、本格登山は実に10年ぶりで、興奮からか運転していても眠くならず(眠くなった
ら困る!)、一睡もしないうちに登山口の鷹の巣に着いてしまいました。あわてて仮眠
しようとしましたが、5分も寝たでしょうか、「出発!」の呼び声に飛び起きたのが7
時10分前。テン場まで7時間の登りということを考えると重い気持ちになりました。
最初の1時間は地名しりとりをやるなど余裕でしたが、だんだん暑さと登りのきつさで
会話も減り、30分程歩いてはそれ以上休むのくりかえし。
何しろ、裸尾根というのだそうですが、延々と直射日光に照らされっぱなし。これ以上
汗をかくかというぐらい汗をかきました。
そういうわけで、最初の水場に着いた時には一同救われた思いでした。その時にはすで
に昼過ぎになっていました。その後長いぬかるみときつい登りとの格闘が続き、テン場
に着いた時にはすでに5時。やはりいい山に迎えてもらうには苦労も必要ということで
しょうか。
しかし、現金な物で、最後の登りを終えたところにある姫の池や、そこからテン場まで
続く道ばたに咲く色とりどりの高山植物を見て、それまでの疲れはどこかへ行ってしま
いました。
その後おいしい食事をいただき、その日の疲れで早々床につきましたが、真夜中、と
なりの人の!テントからのいびきで目が覚めてしまいました。こんなことってあるでし
ょうか。やはり耳栓は必携なのでしょうか。
次の日、4時起きで朝食をとり、いよいよ頂上をめざしました。前日の長い行程に比
べればもったいないほどあっさりと着きましたが、やはり頂上の案内標を見た時には、
うれしさがこみあげてきました。
平らな頂上に広がる草原、まっすぐ伸びる木道、遠くに連なる山なみ、朝の空気、どれ
も忘れられないものとなりました。どれもが平ケ岳のいい思い出になりました。
帰りのこれでもかというほど長く続く下りと、2日続いた筋肉痛には閉口しました
が、筋肉痛が治まる頃には次の山行が待ち遠しくなりました。これが山の魅力なのでし
ょうか。山への思いが募る夏になりました。
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