しっとりと露雨似合う天城山。（万二郎岳・万三郎岳）

2015年06月21日(日) [日帰り]

• GPS: 05:21
• 距離: 9.2km
• 登り: 751m
• 下り: 758m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:47
• 休憩: 0:31
• 合計: 5:18

9:34 天城高原ハイカー専用駐車場
9:51 9:55 四辻
10:52 11:01 万二郎岳
11:27 11:27 馬の背
11:42 11:42 石楠立
12:06 12:16 万三郎岳
12:44 12:49 万三郎岳下分岐
13:23 13:23 涸沢分岐点
14:07 14:07 101ポスト
14:27 14:27 菅引分岐
14:35 14:38 四辻
14:51 14:51 天城高原ハイカー専用駐車場
14:52 ゴール地点

※持参したデジカメ。現地にて起動不能に。（原因不明）帰宅後、問題無し。
SDカードのフォーマット異常表示。
　その為、手持ちケータイで撮影。（PHのみ他メンバーより拝借）　

天候

曇り・ガスの中パラパラした小雨・時折雨の繰り返し。下山後はお約束の雨上がり。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

伊豆スカイライン迄乗り継いで、天城高原ゴルフ場（ハイカー専用駐車場）
この日は大型観光バスで富山の山岳会の方々が入山しておりました。

コース状況／危険箇所等

特にありませんが、ほぼ樹林帯の連続なので足元張り巡った木の根に躓き注意。
お花は
・アセビ⇒おしまい
・アマギツツジ⇒高木ながら見頃
　（天空に向かって咲くので下からだと認識しにくい）
・コアジサイ⇒満開
・トウゴクミツバツツジ⇒おしまい
・シャクナゲ⇒おしまい

っていう感じです。

その他周辺情報

アフター・帰路の渋滞を予期してＲ１途中のコンビニ立ち寄り位。

写真

6/21 9:34

今回、現地入りしてからデジカメ不調。
よって手持ちのケータイよりご報告。
おもちゃなので画質は宛てに出来ません。
イメージで捉えて下されっ（笑）

6/21 9:55

歩いて15分程で分岐に・・・。
今日は廻ってココへ戻ってきます。

6/21 9:57

コアジサイはいい感じに咲いておりました。

6/21 10:17

アマギツツジは遥か頭上に・・・。
咲いている気配は分かります。

6/21 10:20

樹皮に特徴のあるヒメシャラ。

6/21 10:48

花の様な。新芽のような。

6/21 10:51

樹林帯ですが深山っぽいというより
うっすら暗いっというイメージ。
コレで南尾根。

6/21 10:52

小一時間で万二郎さんに。
この天候なので眺望は望めません(><)。

6/21 11:00

数カ所にモリアオガエルさんの産卵跡が。
コレ孵ると落ちてくるんですよねぇ。

6/21 11:03

八ヶ岳等とは一線を画す独特な雰囲気。

6/21 11:09

傾斜面に見つけました。
アマギツツジ。

6/21 11:13

シトシトって言う感じです。

6/21 11:16

チビッとハシゴがあったり・・・。

6/21 11:18

ウマノセだったり。
（同じ名前でも、各所色々・・・。）

6/21 11:25

苔の深さはその降水量の多さを顕わします。

6/21 11:28

こういう感じですが、気温はヒンヤリ。
蒸し暑くもなく、ムシも居ません。

6/21 11:31

偶然見つけたカエンダケ。
コイツはやばいよぉ。

6/21 11:56

うーん。
森の番人みたいな。

6/21 12:00

これまた深山の仙人のような。
神々しさすら感じます。

6/21 12:05

クチナシ科？サクラ？

6/21 12:15

そんな事やらやっているうちに。
着きましたよ万三郎さん。

6/21 12:36

ちょっと判別につきかねます。

6/21 12:45

PHから10分もして分岐です。

6/21 12:46

ここで隊長は縦走コースに入る為、お別れぇ。
（旧天城峠を越えて達磨山⇒修善寺へと向かいます。）

6/21 12:51

ここで私が引率。
ボディバランスでこなす、濡れた木階段の連続。

6/21 13:01

濡れ切ったヒメシャラも幻想的。

6/21 13:12

この辺、山上側はブナの原生林。
（山下側は杉の2次林）

6/21 13:22

涸沢の分岐っす。

6/21 13:24

廻りに華あるコアジサイ。

6/21 13:34

この辺のブナは樹齢数百年でありましょう。

6/21 13:43

種類の判別つきかねます。

6/21 14:08

樹林帯が続きます。
（コレでも一応はシャクナゲコース）

6/21 14:14

ヒメシャラは綺麗な樹皮ですねぇ~。

6/21 14:24

シャクナゲはなくて、
コアジサイは見頃です。

6/21 14:31

強風（台風でしょうか）で、
ドォドォーンっ。

6/21 14:31

アマギツツジ。

6/21 14:49

出発点の砂防ダムまで
戻ってきました。

6/21 14:51

ハイカー専用の駐車場。

6/21 15:07

ちゃんとしたトイレ・休憩所
足洗い場まで完備です。

6/21 15:23

街に戻る途中、見かけたシカさん達。
（群れでいました。）

6/21 16:11

伊豆スカイラインの展望効く所から
初島と相模湾方面。

撮影機器：

docomo STYLE series P-10A パナソニック

FinePix XP70 富士フイルム

装備

個人装備

雨具 ヘッドランプ GPS 行動食＆非常食 地図（地形図） カメラ 虫よけ

感想

クロタン

この日は、皆で元々の計画（計画立案は今年の1月に公示）あった天城山。

そもそもの計画は10名だったのですけど、”ジョウロにも満たないサワサワの小降り”を悪天候いう理由で6名に減って実行。
（私目線でアレ位で”行かない”って言うなら、ヤマは率直に辞めた方が良いと思います。→そもそも元々から6月の計画で終日晴天を期待する方が絶対おかしい。）

行く前の私の心情としては”ソロで構えて遠征するにはちょっともったいない”。
かといって、”ファミリーでチャンチャンとやっつけるには本格的すぎる”。

しかし「日本百名山に謳われた」と云われるだけに”行くに値する名山”に違いない。
だから踏んでおきたい。そういう事からこういう機会でないと行けない。

今回、”太平洋に富士山という眺望”こそは恵まれませんでしたが、こういう”雨露にとても似合うヤマ”もそうそうにありませんねぇ。

鬱蒼とした北八ッとはまた別の意味で、ブナの原生林は東北にあるような大木の高木ではなく、身丈こそ低いですがその樹齢たる重みを十分に感じさせてくれる神々しさを存分に満喫できましたぁ。

自然の歩みを存分に感じさせてくれる森林美に魅せられた良い山行になりました。