高千穂峰。雨の中、ただ一人の山頂。

2015年06月27日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 4.6km
• 登り: 589m
• 下り: 579m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:40
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:40

12:40 高千穂河原
14:00 12:40 高千穂山頂
15:00 高千穂河原

天候

雨時々土砂降り。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

基本的に緩い砂利登り。危険を感じる場所はなし。

写真

ルート図

車で高千穂河原の登山口に移動。かつて霧島神社があった古宮址で安全祈願してから登山開始。

石畳の登山道から砂利道に。ここから緩い砂利山登りが続く。
雨が強くなったり弱くなったりするようになり、強いときは土砂降り状態になる。

お鉢の縁の鞍部から山頂を見る。
ここの祠で再度、安全を祈願。

雨天の中、最後はバテバテで山頂に到着。
誰もいない山頂を独占。

天の逆鉾。ただ一人時間を超えて龍馬の残像と邂逅する。

山頂の避難小屋。頑丈な作りでここが火山であることを再認識。

赤い火山の山肌を、雨の中すべり転がるように下山する。

感想

wakanatch

午前中の韓国岳の最後に雨が降り出し、どうするか迷ったままとりあえず高千穂河原に車で移動。雨の中登るかどうか逡巡するが、ビジターセンターの方に「山頂まで1時間半でいけますよ。合羽お持ちですよね。」の言葉で決行を決意。 ゴアの雨具に身を固めて出発。
途中下山する人から「雨降り始めたのに今から登るの？」みたいな視線を浴びつつ、砂利道を黙々と登りました。お鉢のたどりつく頃に、叩くような土砂降りになり再度逡巡。雷が鳴るような雲ではないことから、そのまま山頂へ向かう。
最後の急登をこなして、山頂へ。
当然？ながら誰もいない。

龍馬がここを訪れたんだという思いと雨の雫に浸りながら、山頂から霧島の風景を心に刻み、下山しました。
これほどの本格的な雨の中の山行は学生時代以来です。
つらかったけど経験値があがったと思います。