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Yamareco

記録ID: 6683
全員に公開
沢登り
丹沢

四町四反ノ沢〜丹沢山〜天王寺尾根

2013年04月30日(火) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
12.0km
登り
1,205m
下り
1,205m

コースタイム

6:45渋沢駅集合=(ヤビツ峠経由)=7:45塩水橋-8:10本谷橋-8:40キュウハ沢出合9:05-10:15四町四反ノ沢出合10:25-12:05、1,075m二俣ー大高巻き-15:00稜線(装備解除)-15:40丹沢山-17:16本谷橋-17:36塩水橋
天候 曇り時々雨(遡行中の気温、10℃前後)
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
塩水橋の駐車スペースは7台くらいかな
コース状況/
危険箇所等
塩水橋に登山ポストない。ヤビツ峠で投函。
温泉は湯花楽厚木店
ファイル
非公開 6683.xls
計画書
(更新時刻:2013/04/26 13:56)
塩水橋の駐車スペース。丹沢山登山のベースとして人気だそうだ。
塩水橋の駐車スペース。丹沢山登山のベースとして人気だそうだ。
スラリと
キュウハ沢出合からご入渓。
キュウハ沢出合からご入渓。
堰堤が5つ連続する。1つ目は左から。あとはすべて右から。
堰堤が5つ連続する。1つ目は左から。あとはすべて右から。
堰堤が終わると想像以上に美しい渓相が広がる
堰堤が終わると想像以上に美しい渓相が広がる
F1は左から容易に
F1は左から容易に
toritoriさまの静かな歩み
toritoriさまの静かな歩み
F2は真夏でないと到底取り付けないので手前から巻き
F2は真夏でないと到底取り付けないので手前から巻き
F3もそのまま左からヘツリ気味に巻く。ロープ使用。残置あり。
F3もそのまま左からヘツリ気味に巻く。ロープ使用。残置あり。
出合い前の小滝
ゴルジュの体
左からへつり気味に行き、左に巻く
左からへつり気味に行き、左に巻く
出合いから望むキューハの大滝
出合いから望むキューハの大滝
四町四反ノ沢へ。
四町四反ノ沢へ。
四町四反ノ沢F1。3,5mヌメル。
四町四反ノ沢F1。3,5mヌメル。
F2。ケーシ君リード。
F2。ケーシ君リード。
toritoriさま
小滝連続。釜もある
小滝連続。釜もある
水流沿いを楽しむ
水流沿いを楽しむ
「く」の字状
950m二俣手前の4m。左から巻く。
950m二俣手前の4m。左から巻く。
2mは右壁から
つっぱり気味に
4mは左から巻く
1,035m二俣。左俣にはCSが。
1,035m二俣。左俣にはCSが。
丹沢にしては明るい沢だ
丹沢にしては明るい沢だ
1,075m二俣。右俣に連瀑帯が見える
1,075m二俣。右俣に連瀑帯が見える
連瀑帯。結構迫力ある。
連瀑帯。結構迫力ある。
最初は右手から。
最初は右手から。
2つ目は直登。
3つ目のハング滝は無理なので、右のルンゼから高巻き
3つ目のハング滝は無理なので、右のルンゼから高巻き
高巻き中
一旦枝沢から懸垂で降りたが、次の滝(12m)も登れず。枝沢登り返しで、さらに高巻き。これは12mを上から撮ったところ。
一旦枝沢から懸垂で降りたが、次の滝(12m)も登れず。枝沢登り返しで、さらに高巻き。これは12mを上から撮ったところ。
今日イチの核心の大高巻き。連瀑帯に入ってから1時間15分かかった。
今日イチの核心の大高巻き。連瀑帯に入ってから1時間15分かかった。
3mは右から。
4mは水流を渡って左へ
4mは水流を渡って左へ
5mは水流沿いに。ロープ
5mは水流沿いに。ロープ
正面から水を受ける
正面から水を受ける
ドバドバシャワー
ドバドバシャワー
明るい空に向かった登るよ
明るい空に向かった登るよ
ゴーロ帯に出る。
ゴーロ帯に出る。
左の尾根に取り付く。
左の尾根に取り付く。
笹の踏み跡を辿って、鹿柵の隙間を縫って稜線へ。
笹の踏み跡を辿って、鹿柵の隙間を縫って稜線へ。
遡行終了。
丹沢山へ
記念写真
天王寺尾根を下山
天王寺尾根を下山
本谷橋へ下山
塩水橋に帰還
遡行図作りました。作ると振りかえりがスゲー具体化する。
3
遡行図作りました。作ると振りかえりがスゲー具体化する。

感想

今シーズン4本目の沢。

けーし君の初沢CLに同行しました。
そして、昨年セックン以来のToriさまも一緒。

今回は寡黙な二人、久々に静かな沢旅を満喫できた。。。


行き先は、けーしくんの大学の顧問がガイドブックで
「オススメ」している四町四反ノ沢。キュウハ沢の支流。

けーし君に聞くまで知らなかったが、行って見れば
ナメあり、連瀑帯あり、丹沢にしては明るい沢で
雨が降った割にとっても気に入った。オススメ。

ヒルの巣窟と言われているらしいが、入渓点での気温16℃が
その後は10℃くらいまで落ちたこともあってか、全員無傷。

遡行グレードは2級(と感じた)。
Toritoriさんは2級上と言っていたから、安易に入渓
しない方が良いと思う。

あと、コースタイムのとおり、3人でも結構時間がかかる。
人数が多い場合やロープ出す回数が増える場合は、前夜発が
良い。塩水橋の駐車スペースも少ないし。

四町四反ノ沢の小滝は全体的にヌメル。奥多摩風だった。

ロープ出した滝は確保支点に困るところもある。適切な
判断が必要。

後半の連瀑帯は大高巻きとなるが、ルーファイ含めて
要注意。今回、ヒヤリハットで、偵察のために先行した私が
多数の落石を誘発。危機一髪だった。メンバーには申し訳ない。

常々、高巻き時のパーティマネジメントについて、思案しているが、
この経験をもとに更に精進したい。慌てちゃダメだ。

ツメは1,300m付近から左の支尾根を登り、1,450mから伸びる
尾根に乗ればあとは踏み跡を辿って容易に稜線に出られる。

下山は天王寺尾根。ダラダラと長いが快適。

今回、けーし君の初沢CLだったが、グレード感は想像以上。
丹沢と言えど、最近のガイドブックで紹介されていない比較的
マイナーな沢に入るときはより注意必要と思った。

けーし君はオールリード、自ら判断を下し、見事にやりきった。
今後もガンガン行きましょう。

カモの皆さんへ
toritoriさんの久しぶりの雄姿、写真で楽しんでくださいね。




大先輩に見守られながらのドキドキのCLデビュー戦。
以下反省点

○決行・中止の判断
正直、沢ってどのくらい天気が荒れたら中止にすればいいかよくわからなかった。
今回はそんなに長時間雨には降られないだろうと思い決行した。
tyakuさん曰く、丹沢では悪天でも中止したことはないらしいが、どのくらい水が集まる沢なのかなど、地形から判断する必要もあるらしい。

○アクセス
今回の四町四反ノ沢のアクセスは2通りあり、今回のメンバーから判断すると渋沢ではなく、宮ケ瀬方面からのアクセスの方が良かったかもしれない。
CLはどこからアクセスした方が一番効率が良いかもきちんと調べなければならない思った。

○入渓する前の確認
CLは入渓する前に装備の確認・どこを通ってどこに出るかをきちんとメンバーで確認し合う。
また今回は入渓点の先に林道が終わっているという明確な目印があり、入渓点はすぐに分かったが、入渓する前は地形があっているか読図する必要があると思った。

○ペースや休憩時間
いざ、先頭で歩いているとどのくらいのペースで歩いていいのか分からなかった。
またtyakuさんに言われるまで休憩時間を自分からとるということをしなかった。
歩くペースはメンバーによって変えていくということと休憩時間は適宜良さそうな場所を見つけて作っていきたい。

○ロープを出すか出さないかの判断
キュウハ沢の2番目の滝を巻く際、ロープを出すべきだった。
またロープを出すか出さないか迷っているとそれだけで時間をとられてしまう。
ロープを使うか使わないか即座に見極めるようになりたい。

○確保
四町四反ノ沢の最初の8mの滝を登って終了点が無かったので、ハーケンを打ってセルフをとって肩がらみで確保した。
ここで登ってきたtoritoriさんからアドバイス
ハーケンはもっと深く打つ・岩の形状によってハーケンの向きを変える・大きめの岩も確保の支点に使えるなどなど

○高巻き
この日一番の核心で終始、2人に頼りっぱなしだった。
闇雲に登っていくのではなく、常に抜けられる道はないかを確認しながら登る。
また高巻いている際、どこにメンバーを待機させるかなどいろいろ考えさせられることも多かった。高巻きの難しさを身をもって体感できたと思う。

全体を通して自分で判断することの難しさを体感できた山行だった。
全体的に反省点ばかりだが、前回のkamogさん講習での事を頭に入れながら行えてよかった。


tyakuさん、toritoriさん 1日温かく見守っていただきありがとうございます。
今後は初級の沢でリーダーとしてどんどん経験を積んでいきたいと思います。


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コメント

右巻きが楽なのに・・・
右俣に入ってから3つ目の8n滝は右より左のザレ巻いた方がいいよ。
次の12mも左巻きが楽。
沢を見る目をもっと付けようね〜
2013/5/1 19:36
左巻き
CLのけーし君は左巻きが良いのではと
言っていたのですよね。。。

見る目を養う。まったくそのとおりです。

精進します!
2013/5/2 9:38
プロフィール画像
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