八甲田山＆岩木山

2015年06月25日(木) 〜 2015年06月26日(金)

• GPS: --:--
• 距離: ---km
• 登り: ---m
• 下り: ---m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:10
• 休憩: 0:15
• 合計: 3:25

9:55 八甲田ロープウェイ山頂公園駅
11:00 11:00 赤倉岳
11:05 11:05 井戸岳
11:20 11:25 大岳避難小屋
11:40 11:50 大岳
12:20 12:20 千人岱
13:20 酸ヶ湯温泉→弘前宿泊

2日目

• 山行: 5:20
• 休憩: 0:20
• 合計: 5:40

5:50 5:50 百沢スキー場
6:50 6:50 姥石
7:45 7:45 焼止まり避難小屋
9:05 9:10 種蒔苗代
9:15 9:15 鳳鳴ヒュッテ
9:35 9:50 岩木山
10:00 10:00 種蒔苗代
10:30 10:30 焼止まり避難小屋
11:30 岩木山 百沢スキー場

天候

6月25日　晴れ時々曇り　26日　晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

6月24日　
★新宿22:30ー盛岡5:45（夜行バス）ジャムジャムエクスプレス4800円
6月25日
★盛岡6:54(はやて93号）−新青森7:55 (はやて93号）5020円
★JR駅レンタカー(48時間）12520円
★弘前プラザホテル4500円＋駐車料金100円
6月26日
★新青森15:52-東京19:04(はやぶさ26号）14600円

JRレール＆レンタカーきっぷ使用
乗車券2割引　特急券1割引

コース状況／危険箇所等

八甲田山　
ロープウェイ山頂〜赤倉岳まで小さな虫がまとわり付いてうるさかった。
大岳の登りで小さな雪渓2ヶ所あり
岩木山
焼止まり避難小屋から稜線まで雪渓
穴があいている所もあり、6本歯以上のアイゼン必要

その他周辺情報

温泉に立ち寄りました

八甲田山
酸ヶ湯温泉　千人風呂　６００円http://www.sukayu.jp/inside/bathing.html
岩木山
百沢温泉　３００円http://www.hikyou.jp/detail.php?shid=30104

写真

6/25 5:39

6月25日
前夜新宿発22:30の夜行バスが盛岡駅西口ターミナルに5:45に到着。

6/25 6:41

盛岡発　新青森行きの始発　6:54発　はやて93号に乗り込む
盛岡では1時間くらい間があり、東口の松屋で朝食をとる。

6/25 7:55

新青森7:55着
JR駅レンタカー8時営業にちょうどいい！

6/25 8:12

K自動車48時間12500円
レール＆レンタカー切符で乗車券2割、特急券1割引になる。おすすめです。

6/25 9:28

新青森からレンタカーで約1時間で山麓駅に到着
9：40発のロープウェー
片道1180円
平日でもありロープウェイには10人ほどが乗り込んだ。

6/25 9:55

ロープウェーは昭和43年に開業したそうで、1977（昭和52）年全国ロードショー映画「八甲田山」のロケ写真なども掲示してあった。男優は、三國連太郎、高倉健、北大路欣也、加山雄三。女優は、栗原小巻、加賀まりこ、秋吉久美子など。

6/25 9:56

ロープウェイ駅からは30分、1時間の周遊コースがあり、無料のボランティアガイドも待機していた。

6/25 9:56

この日は八甲田連峰の主峰大岳をピークを縦走して酸ヶ湯に下りる八甲田登山の代表的なルートを歩く。

6/25 10:05

高層湿原の田茂萢（たもやち）湿原から赤倉岳、井戸岳を望む

6/25 10:05

周遊コースには案内表示も多く親切。

6/25 10:07

ピンク色のイワカガミが目に付く。

6/25 10:08

ツマトリソウ

6/25 10:09

赤倉岳上りまで木道を歩く

6/25 10:11

途中ウッドデッキの展望台もある

6/25 10:15

右奥にこれから行く最高峰の大岳が雲の合間から見えてきた。

6/25 10:15

八甲田の標高は1,500m程度だが、本州の北端のため高山帯ハイマツが群生する。

6/25 10:31

マイヅルソウ

6/25 10:34

ハクサンチドリ

6/25 10:43

コミヤマハンショウズル

6/25 10:44

コケモモ

6/25 10:45

オオバキスミレ

6/25 10:48

赤倉岳頂上　奥にロープウェイ駅が見える

6/25 10:49

赤倉岳〜井戸岳間から右側の毛無岱湿原を見下ろす

6/25 10:50

イワオトギリソウ

6/25 10:51

ナナカマド

6/25 10:51

イソツツジ

6/25 10:53

井戸岳への稜線の左側は切れ落ちている

6/25 10:57

ミツバオオレン

6/25 10:57

赤倉岳山頂には祠がある

6/25 10:58

赤倉岳から井戸岳を振り返る

6/25 10:59

赤倉岳

6/25 10:59

赤倉岳から南方面
左から高田大岳、小岳、硫黄岳
奥に南八甲田の駒ヶ峯

6/25 11:01

奥に大岳

6/25 11:01

森林限界の気持ちの良い道

6/25 11:02

円錐形の高田大岳が美しい

6/25 11:06

井戸岳

6/25 11:10

ミヤマキンバイ

6/25 11:13

ハクサンシャクナゲ

6/25 11:15

井戸岳の南斜面
ミヤマオダマキの群生が目を引く

6/25 11:16

大岳避難小屋への下山道

6/25 11:19

大岳避難小屋から井戸岳

6/25 11:21

大岳避難小屋前

6/25 11:27

大岳への上りで小さな雪渓をが現われる

6/25 11:35

大岳山頂への登山道の真ん中に蛇が！

6/25 11:37

チングルマ

6/25 11:45

八甲田山の最高峰。高田大岳と区別で八甲田大岳とも呼ばれているらしい。標識と祠がある。

6/25 11:46

高田大岳より30mほど高い

6/25 11:47

天気がよければ日本海と陸奥湾、太平洋も遠望できるらしい。

6/25 11:49

6/25 11:52

山頂直下から目指す酸ヶ湯が見える

6/25 11:55

鏡沼
蛙の鳴き声が聞こえた

6/25 11:58

眼下に仙人池と硫黄岳
奥に南八甲田　猿倉岳

6/25 12:12

雪渓を横切る

6/25 12:17

小岳への分岐、高田大岳方面

6/25 12:20

仙人岱のお花畑
チングルマが咲き乱れる
雪解けが遅い地形に咲く

6/25 12:21

千人岱のヒナザクラ

6/25 12:21

シナノキンバイ

6/25 12:36

ゴゼンタチバナ

6/25 12:38

酸ヶ湯への地獄湯の沢の下山道では硫化水素臭が漂う

6/25 12:41

植生が育たない地獄湯の沢を横切る

6/25 13:19

酸ヶ湯登山口へ到着

6/25 13:20

酸ヶ湯公共駐車場

6/25 13:23

酸ヶ湯温泉

6/25 13:24

青森行きのバスを確認してからお風呂に入る。

6/25 13:25

千人風呂入口　大人600円
混浴で有名なお風呂だけあり、中高年の女性登山客も入られていた。酸性硫黄泉で体に硫黄臭が染み付いた。

6/25 14:47

14:53発の青森行きに10分のり、レンタカーを停めてあるロープウエイ山麓駅駐車場に
戻る。

6/25 16:31

弘前市内に移動して、弘前桜祭りで有名な弘前城を見学した。

6/26 5:35

6月26日
5時過ぎに弘前市内のビジネスホテル出る。
別名「津軽富士」ともいわれる岩木山登山口　岩木山神社前より岩木山山頂がみえる。
車でさらに百沢スキー場まで上がる。

6/26 5:50

百沢スキー場の駐車場の脇にも数台停めるスペースがあった。
http://www.hyakuzawa-ski.com/04_institution/
登山道がわからず、犬の散歩をしている方から登山道を聞いた。
よかった！

6/26 5:51

閉鎖中のスキーハウスの中から百沢コース登山道が始まる。

6/26 5:52

スキー場のリフト脇を登る

6/26 5:53

左側が鳥海山　右側が岩木山山頂

6/26 5:54

天気も晴れてきてテンションが上がる。
地図のコースタイムはスキー場から3：50

6/26 5:57

焼止まりには避難小屋がある。

6/26 6:03

なだらかなスキー場から一旦沢に下りて急登の七曲がりを登る。

6/26 6:09

ヤマオダマキ

6/26 6:26

カラスの広場
ちょっとした平地

6/26 6:36

鼻コクリ　とは？

6/26 6:47

姥石
女人禁制時代はここまでしか女性は登れなかったらしい。

6/26 6:55

カラマツソウ

6/26 6:58

ダケカンバ

6/26 7:08

ハクサンチドリ

6/26 7:16

ウラジロヨウラク？

6/26 7:27

ミヤマツボスミレ

6/26 7:45

焼どまり避難小屋

6/26 7:47

避難小屋からすぐ沢沿いの雪渓にはいる

6/26 7:48

最初はアイゼン無しで上っていったが・・・

6/26 8:01

10分も登って6本歯軽アイゼンを着ける。

6/26 8:05

途中沢が露出している場所もあり慎重に進む。

6/26 8:13

結構斜面があり、アイゼン無しでは厳しいのではないか・・
フルアイゼンを持ってくればよかったか・・・・

6/26 8:51

岩木山特有の高山植物「みちのくこざくら（別名イワキコザクラ）

6/26 8:54

6/26 9:01

ミヤマキンバイ

6/26 9:04

種蒔苗代

6/26 9:10

雪渓の末端にある池、蛙が鳴いていた。

6/26 9:14

鳳鳴ヒュッテ
昭和39年秋田県大館鳳鳴高校の山岳部員5人が遭難し、4人が死亡する遭難事故が発生し、遭難事故の翌年に建てられたという。
岩木スカイラインからの登山道と合流する。

6/26 9:23

「夢のカプセル」とは？
何年後かに開ける夢のカプセルが埋められているらしい。

6/26 9:33

山頂
スキー場から3：40

6/26 9:44

山頂には岩木山神社奥宮がある。

6/26 9:48

岩木スカイラインと続くリフトが見える。
これ使うと山頂まで30分ほどらしいが・・・・。

6/26 10:03

6/26 10:07

雪渓の下りでミチノクコザクラの写真を撮っている方が数名いた。

6/26 10:29

雪渓の下りは早い。
鍚杖清水は雪渓で埋まっており、途中唯一の水場だった焼止まり避難小屋近くの沢。おいしい。

6/26 11:31

スキー場駐車場脇に到着。
隣にあった車は無かった。
往復4:40雪渓有りの登り応えのあるコースだった。

6/26 11:34

中央の雪渓を下りてきた。

6/26 12:00

下山後　百沢温泉に立ち寄る。

6/26 12:22

鉄分を含む、やや赤っぽい温泉（炭酸水素塩泉）

撮影機器：

FinePix F300EXR 富士フイルム

感想

nobureko

夜行一泊二日の強行軍であったが、新幹線とレンタカーを駆使して八甲田、岩木山の百名山2座を効率よく登ることが出来た。心配した天気も東北地方は入梅前であり関東地方のぐずついた空とは裏腹に天気も良く快適。
一日目の八甲田山は赤倉岳の稜線に出るまでは、小さな虫がまとわりついて不快だったが、湿原と高山帯の稜線、雪渓と多彩な高山植物　秋の紅葉シーズンがトップシーズンらしいがこの梅雨まえのここの時期も最高ではないでしょうか。
二日目の岩木山の百沢コースも雪渓を登りミチノクイワザクラが咲き乱れる稜線に詰める多彩なコースで登り応えがあった。
どちらの山も、酸ヶ湯温泉、百沢温泉とふもとの温泉に浸かり疲れを癒すことも出来き充実した山旅であった。