高見山地縦走(局ヶ岳・三峰山・高見山)帰りは自転車


- GPS
- 19:25
- 距離
- 73.4km
- 登り
- 3,503m
- 下り
- 3,512m
コースタイム
- 山行
- 8:21
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 9:31
- 山行
- 8:02
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 9:32
天候 | 晴れ→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・局ヶ岳神社に駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●局ヶ岳神社→局ヶ岳 新道を利用。つづら折りのよく整備されて歩きやすい道で山頂まで登る。新道の登山口で南側の山を見渡せるが、登山口から山頂まで展望らしい展望はない。道はよく整備されていて転倒や道迷いの危険は無いので、いっそナイトハイクで登って山頂で朝日を見るのも良い。 局ヶ岳山頂は展望良好。大きな反射板がありその下に展望デッキが設置されている。 ●局ヶ岳→栗ノ木岳 登山道が薄くなるが十分判別可能。ルートをロストすることは少ないと思う。下り一辺倒ではなく細かいアップダウンをクリアしながら下っていく。 ●栗ノ木岳→三峰山 栗ノ木岳は急登で足元が滑りやすいので注意。傾斜が急な分、面白いように標高が上がる。むしろこれまでの微妙なアップダウンよりも楽な気がする。 栗ノ木岳以降もそれほど厳しい勾配ではないが楽でもない嫌なアップダウンが続き体力が削られる。 展望は栗ノ木岳の前後と平倉峰が良好。三峰山は微妙。 ●八丁平 風が通るので低木で風を防げる場所に幕営。夜通し強風が吹き荒れていた。 ●八丁平→新道分岐 新道分岐まではよく整備されていて歩きやすい。 新道分岐からみつえ青少年旅行村へ下山する新道の方へ少し下ったところに水場あり。それほど下らないので縦走路から離れて寄り道しても大した負担にはならない。今回は前日早朝まで雨が降っていたので十分な水量が流れていた。塩ビパイプが落ちており、湧き出る水を集めて給水することが出来る。なお新道は崩落していて通行止めとの立札があった。 ●新道分岐→請取峠 新道分岐から踏み跡が薄くなるが判別可能。基本的に尾根に沿って歩けばOK。目印テープもあり間違えそうな尾根の分岐には道標があるため道迷いの心配は少ない。 局ヶ岳→三峰山のアップダウンに比べると傾斜は緩やかだが、見どころも少ない。 ●請取峠→高見山 少し道が険しくなり痩せ尾根を登るシーンもあるが、慎重に歩けば問題は無い。20〜30mくらい登って同じだけ下るような嫌なアップダウンは継続。 ●高見山→大峠 よく整備されたつづら折りの道。問題は無い。 ●大峠→掘出バス停(自転車) 大峠から三重県側への道は崩落のため通行止め。奈良県側へ下る。三重県側、奈良県側ともに高見トンネルの直近に接続するのでどちらへ降りても自転車での登坂は発生しない。高見トンネルは2.5kmくらいあり夏でも寒いので防寒着があると良い。 大峠から掘出バス停まではほぼ下りだが距離は40km弱あり、標高350mくらいからは漕がなければ進まないような個所も増えるのでそれなりの負荷はある。 ●掘出バス停→局ヶ岳神社(徒歩) 掘出バス停からは登り。掘出バス停の少し上に駐車できるスペースがあるのでそこに自転車を駐車して歩いて局ヶ岳神社に戻り、車で自転車を回収した。 |
写真
感想
以前から歩いてみたいと思って計画しており4月12日には下見も済ませた高見山地だが、2日間の晴れがあるということで急遽準備して決行することにした。
荷物の総重量は19kg。水分は新道分岐の水場で補給する予定なので水2L+スポドリ1Lの合計3Lだ。
ところが前日夜から雨で、さらにチャリデポ予定地の大峠は三重県側からの道が通行止めと出鼻を挫かれる展開。
大峠の通行止めは奈良県側から登ることが出来たので問題は無かったのだが、翌朝も霧雨が降っておりどうしたものかと思っていたら出発予定時刻ギリギリで雨がやんでくれたので出発。
この雨のおかげで尼ヶ岳では素晴らしい景色を拝むことできた。
雨さえ上がれば天気は回復の予定なので意気揚々と三峰山へ向かったのだが、細かいアップダウンの連続で体力と気力を削られる。厄介だと思っていた栗ノ木岳の登りが一気に標高が上がるため逆に楽に感じたのが面白かった。
栗ノ木岳からもアップダウンをこなしながら進んで平倉峰の大展望を満喫しながら大休止。天気も回復して気持ちよく過ごすことが出来た。
八丁平で幕営。
予報では微風だったのだが、それなりに風が吹いていたので低木でがっつり風を防げる場所に幕営。これが功を奏し、夜中の暴風を凌ぐことが出来た。
八丁平出発時の残り水分は水200cc+スポドリ500ccだった。やはり今の季節なら水2Lで1泊出来そうだ。
2日目は朝は晴れるシーンもあったが雲優勢で、昼前頃からは完全に曇ってしまった。
水は補給しなくても下山できそうだが、調査もかねて新道分岐の水場に立ち寄り500cc給水。昨日の早朝まで雨が降っていたので水量は十分だが枯れることもあるそうだ。その場合は枯れた沢に沿って少し下れば汲めるらしい。
2日目も20〜30mくらいを登ったり下ったりする嫌なアップダウンの連続。アップダウンで体力を削られているのに数十分前と標高が変わっていないということで心が折れそうになる。傾斜は1日目よりも緩いがご褒美展望がないのも追い打ちをかける。最も堪えたのは高見山まであと標高差30mくらいのところでさらにアップダウンが3,4個あることが判明したところだ。
結局2日目で唯一の展望を得られる高見山も曇り空でパッとせず、そのまま下山することとなった。
大峠に下山後は自転車で局ヶ岳神社に戻る。
最初は傾斜もあり座っているだけで進んだが、標高350mあたりからは傾斜が緩み漕がなければ進まない。登りらしい登りは無いが距離はそれなりにあるので消耗する。新道分岐で水を補給しておいてよかった。
掘出バス停からは登りになるがバス停の上に駐車できるスペースがある。そこに自転車を置いて歩いて登り、後で車で自転車を回収することが出来た。
今回の縦走だが、とにかく細かいアップダウンにやられた。
2日目の天気も残念だったが、その分1日目の局ヶ岳、平倉峰、八丁平では素晴らしい景色を見ることができ、十分満足できる山行であった。
後は鈴鹿セブンの縦走もしたいところだが、あっちは幕営地付近で水は得られるが、距離が長いので帰りの自転車も大変そうだ。鈴鹿セブンをやるときは日和って電車を使おうかな?
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