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Yamareco

記録ID: 6700053
全員に公開
ハイキング
大台ケ原・大杉谷・高見山

高見山地縦走(局ヶ岳・三峰山・高見山)帰りは自転車

2024年04月25日(木) 〜 2024年04月26日(金)
情報量の目安: S
都道府県 三重県 奈良県
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
19:25
距離
73.4km
登り
3,503m
下り
3,512m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:21
休憩
1:10
合計
9:31
距離 18.0km 登り 2,035m 下り 1,160m
4:51
10
5:01
5:04
54
5:58
8
6:06
6:27
8
6:35
8
7:15
35
7:50
23
8:13
20
8:33
5
8:38
5
8:43
8:45
45
9:30
9:39
25
10:04
32
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9
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14
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27
11:26
48
12:14
19
12:33
12:41
36
13:17
13:44
25
14:09
8
14:17
5
14:22
2日目
山行
8:02
休憩
1:30
合計
9:32
距離 55.4km 登り 1,468m 下り 2,352m
5:31
7
5:38
25
6:03
6:04
6
6:10
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2
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4
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7:21
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9:53
38
10:31
10
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10:55
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11:29
11:56
24
12:20
12:32
77
14:37
26
天候 晴れ→曇り
過去天気図(気象庁) 2024年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・大峠に自転車デポ
・局ヶ岳神社に駐車
コース状況/
危険箇所等
●局ヶ岳神社→局ヶ岳
 新道を利用。つづら折りのよく整備されて歩きやすい道で山頂まで登る。新道の登山口で南側の山を見渡せるが、登山口から山頂まで展望らしい展望はない。道はよく整備されていて転倒や道迷いの危険は無いので、いっそナイトハイクで登って山頂で朝日を見るのも良い。
 局ヶ岳山頂は展望良好。大きな反射板がありその下に展望デッキが設置されている。

●局ヶ岳→栗ノ木岳
 登山道が薄くなるが十分判別可能。ルートをロストすることは少ないと思う。下り一辺倒ではなく細かいアップダウンをクリアしながら下っていく。

●栗ノ木岳→三峰山
 栗ノ木岳は急登で足元が滑りやすいので注意。傾斜が急な分、面白いように標高が上がる。むしろこれまでの微妙なアップダウンよりも楽な気がする。
 栗ノ木岳以降もそれほど厳しい勾配ではないが楽でもない嫌なアップダウンが続き体力が削られる。
 展望は栗ノ木岳の前後と平倉峰が良好。三峰山は微妙。

●八丁平
 風が通るので低木で風を防げる場所に幕営。夜通し強風が吹き荒れていた。

●八丁平→新道分岐
 新道分岐まではよく整備されていて歩きやすい。
新道分岐からみつえ青少年旅行村へ下山する新道の方へ少し下ったところに水場あり。それほど下らないので縦走路から離れて寄り道しても大した負担にはならない。今回は前日早朝まで雨が降っていたので十分な水量が流れていた。塩ビパイプが落ちており、湧き出る水を集めて給水することが出来る。なお新道は崩落していて通行止めとの立札があった。

●新道分岐→請取峠
 新道分岐から踏み跡が薄くなるが判別可能。基本的に尾根に沿って歩けばOK。目印テープもあり間違えそうな尾根の分岐には道標があるため道迷いの心配は少ない。
 局ヶ岳→三峰山のアップダウンに比べると傾斜は緩やかだが、見どころも少ない。

●請取峠→高見山
 少し道が険しくなり痩せ尾根を登るシーンもあるが、慎重に歩けば問題は無い。20〜30mくらい登って同じだけ下るような嫌なアップダウンは継続。

●高見山→大峠
 よく整備されたつづら折りの道。問題は無い。

●大峠→掘出バス停(自転車)
 大峠から三重県側への道は崩落のため通行止め。奈良県側へ下る。三重県側、奈良県側ともに高見トンネルの直近に接続するのでどちらへ降りても自転車での登坂は発生しない。高見トンネルは2.5kmくらいあり夏でも寒いので防寒着があると良い。
 大峠から掘出バス停まではほぼ下りだが距離は40km弱あり、標高350mくらいからは漕がなければ進まないような個所も増えるのでそれなりの負荷はある。

●掘出バス停→局ヶ岳神社(徒歩)
 掘出バス停からは登り。掘出バス停の少し上に駐車できるスペースがあるのでそこに自転車を駐車して歩いて局ヶ岳神社に戻り、車で自転車を回収した。
日が出てきたらしいが残念ながら登頂中。
新道はよく整備されているし、ナイトハイクで登って局ヶ岳で朝日もアリかも。
2024年04月25日 05:16撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
4
4/25 5:16
日が出てきたらしいが残念ながら登頂中。
新道はよく整備されているし、ナイトハイクで登って局ヶ岳で朝日もアリかも。
局ヶ岳
山頂は展望良好で大きな反射板がある。
2024年04月25日 06:10撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
4
4/25 6:10
局ヶ岳
山頂は展望良好で大きな反射板がある。
出発直前まで雨が降っていたので水蒸気が上がっており、神々しい景色を見ることが出来た。
2024年04月25日 06:13撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
3
4/25 6:13
出発直前まで雨が降っていたので水蒸気が上がっており、神々しい景色を見ることが出来た。
水蒸気もくもく。
2024年04月25日 06:15撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
4
4/25 6:15
水蒸気もくもく。
ジオラマのように見える。
2024年04月25日 06:21撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
4
4/25 6:21
ジオラマのように見える。
チンダル現象。
雨上がりの森も悪くない。
2024年04月25日 07:04撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
5
4/25 7:04
チンダル現象。
雨上がりの森も悪くない。
振り返ると局ヶ岳。
2024年04月25日 09:07撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
3
4/25 9:07
振り返ると局ヶ岳。
シャクナゲが咲いていた。
2024年04月25日 06:58撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
2
4/25 6:58
シャクナゲが咲いていた。
まだ咲き始めでこれから次々と咲いていくのだろう。
2024年04月25日 09:18撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
3
4/25 9:18
まだ咲き始めでこれから次々と咲いていくのだろう。
ミツバツツジは落花して紫のカーペットのようになっていた。
2024年04月25日 11:03撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
1
4/25 11:03
ミツバツツジは落花して紫のカーペットのようになっていた。
平倉峰より
ここからの眺めが好き。
最初は知らない山ばかりだったが、徐々に馴染みのある山も増えてきて愛着が湧いてきた。
2024年04月25日 13:18撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
3
4/25 13:18
平倉峰より
ここからの眺めが好き。
最初は知らない山ばかりだったが、徐々に馴染みのある山も増えてきて愛着が湧いてきた。
赤線のために少し遠回りして八丁平に到着。
2024年04月25日 14:21撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
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4/25 14:21
赤線のために少し遠回りして八丁平に到着。
ここの空気感が良い。
2024年04月25日 14:23撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
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4/25 14:23
ここの空気感が良い。
夕日はテント泊の醍醐味。
2024年04月25日 18:19撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
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4/25 18:19
夕日はテント泊の醍醐味。
朝日もテント泊の醍醐味。
2024年04月26日 05:25撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
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4/26 5:25
朝日もテント泊の醍醐味。
一直線の飛行機雲。
長いので天気は下り坂か。
2024年04月26日 05:28撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
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4/26 5:28
一直線の飛行機雲。
長いので天気は下り坂か。
いや〜なアップダウンを超えて高見山。
2024年04月26日 11:31撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
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4/26 11:31
いや〜なアップダウンを超えて高見山。
やはり天気は芳しくない。
2024年04月26日 11:33撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
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4/26 11:33
やはり天気は芳しくない。
下山後は長い長い自転車行。
2024年04月26日 12:39撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
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4/26 12:39
下山後は長い長い自転車行。
高見トンネル。
2024年04月26日 12:45撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
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高見トンネル。
トンネル内は風が通って寒い。
2024年04月26日 12:47撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
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4/26 12:47
トンネル内は風が通って寒い。
撮影機器:

感想

以前から歩いてみたいと思って計画しており4月12日には下見も済ませた高見山地だが、2日間の晴れがあるということで急遽準備して決行することにした。
荷物の総重量は19kg。水分は新道分岐の水場で補給する予定なので水2L+スポドリ1Lの合計3Lだ。

ところが前日夜から雨で、さらにチャリデポ予定地の大峠は三重県側からの道が通行止めと出鼻を挫かれる展開。
大峠の通行止めは奈良県側から登ることが出来たので問題は無かったのだが、翌朝も霧雨が降っておりどうしたものかと思っていたら出発予定時刻ギリギリで雨がやんでくれたので出発。
この雨のおかげで尼ヶ岳では素晴らしい景色を拝むことできた。

雨さえ上がれば天気は回復の予定なので意気揚々と三峰山へ向かったのだが、細かいアップダウンの連続で体力と気力を削られる。厄介だと思っていた栗ノ木岳の登りが一気に標高が上がるため逆に楽に感じたのが面白かった。
栗ノ木岳からもアップダウンをこなしながら進んで平倉峰の大展望を満喫しながら大休止。天気も回復して気持ちよく過ごすことが出来た。

八丁平で幕営。
予報では微風だったのだが、それなりに風が吹いていたので低木でがっつり風を防げる場所に幕営。これが功を奏し、夜中の暴風を凌ぐことが出来た。
八丁平出発時の残り水分は水200cc+スポドリ500ccだった。やはり今の季節なら水2Lで1泊出来そうだ。

2日目は朝は晴れるシーンもあったが雲優勢で、昼前頃からは完全に曇ってしまった。
水は補給しなくても下山できそうだが、調査もかねて新道分岐の水場に立ち寄り500cc給水。昨日の早朝まで雨が降っていたので水量は十分だが枯れることもあるそうだ。その場合は枯れた沢に沿って少し下れば汲めるらしい。

2日目も20〜30mくらいを登ったり下ったりする嫌なアップダウンの連続。アップダウンで体力を削られているのに数十分前と標高が変わっていないということで心が折れそうになる。傾斜は1日目よりも緩いがご褒美展望がないのも追い打ちをかける。最も堪えたのは高見山まであと標高差30mくらいのところでさらにアップダウンが3,4個あることが判明したところだ。
結局2日目で唯一の展望を得られる高見山も曇り空でパッとせず、そのまま下山することとなった。

大峠に下山後は自転車で局ヶ岳神社に戻る。
最初は傾斜もあり座っているだけで進んだが、標高350mあたりからは傾斜が緩み漕がなければ進まない。登りらしい登りは無いが距離はそれなりにあるので消耗する。新道分岐で水を補給しておいてよかった。
掘出バス停からは登りになるがバス停の上に駐車できるスペースがある。そこに自転車を置いて歩いて登り、後で車で自転車を回収することが出来た。

今回の縦走だが、とにかく細かいアップダウンにやられた。
2日目の天気も残念だったが、その分1日目の局ヶ岳、平倉峰、八丁平では素晴らしい景色を見ることができ、十分満足できる山行であった。
後は鈴鹿セブンの縦走もしたいところだが、あっちは幕営地付近で水は得られるが、距離が長いので帰りの自転車も大変そうだ。鈴鹿セブンをやるときは日和って電車を使おうかな?

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