ボサウザだけど癒し系♪安達太良・烏川左俣



- GPS
- 08:38
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 840m
- 下り
- 834m
コースタイム
- 山行
- 6:47
- 休憩
- 1:49
- 合計
- 8:36
天候 | AM 曇り時々雨 PM 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
奥岳登山口駐車場は広くてたくさん停められます。 http://www.nihonmatsu-kanko.jp/adatara.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
★登山道の状況 ◎あだたら渓谷自然遊歩道 よく整備された道で問題なし。 ◎烏川遡行 全体的に簡単で、お助けひもも必要なし。遡行よりもボサに泣かされる。 ボサは1150あたりからひどくなり、背の高い人ほどつらい。かがむどころか這いつくばるところも。腰痛持ちの人は泣いちゃうだろうな〜(T_T)見通しが効かないため、二俣系は見落としやすい。 登山道に出る1450の左窪は注意していれば見逃さないが、前後にいくつか紛らわしいのが出てくるので注意。たぶんどれをたどっても、とにかく南へ向かえば登山道に出られると思うが。 詰めの藪こぎは15分くらいだったかな?基本は笹藪だが、灌木もあるのでファイト一発で抜ける感じ!?抜け切るともれなく一般登山者がびっくりします。 ◎登山道 メジャーな登山道なので問題ないが、薬師岳展望台から下の一般登山道はズルズルで転倒注意。黙ってケチらずゴンドラ乗れってことなのかな・・・ ★トイレ: 登山口のゴンドラ駅 ★登山ポスト: 登山口の建屋に筆記用具もあり。下山届も出すシステム。 ★水場: 沢の水 ★コンビニ・売店: 岳温泉街にファミマあり http://loco.yahoo.co.jp/place/g-suTwgSwWNKM/map/ ★GS:二本松市街に行けばたくさんあり。 ★山バッジ:前にくろがね小屋でみた気がする ★地形図:安達太良 ★山と高原地図:No. 11 磐梯・吾妻 ★遡行図(参考記録):福島登高会の記録 http://ftk-ac.net/02_sawa/2008_sawa/4128_karasu-l/4128_karasu_l.html ★沢靴:フェルトで問題なし。 |
その他周辺情報 | あだたら渓谷自然遊歩道 http://www.nihonmatsu-kanko.jp/keikokuyuhodo.html 岳の湯 安い。せっけん・シャンプーの泡系は無し。スンゲー熱かった;; http://www.dakeonsen.or.jp/higaeri.stm |
写真
感想
雨模様のあだたら高原スキー場の駐車場に着いたのは夜中の2時。雨天のテントは嫌なので、ゴンドラ駅の通路スペースを拝借し入山祝い開始。3時には寝る予定が、気がついたら空が薄明るくなってて焦って就寝。翌朝、ゴンドラ職員が出勤してきて焦って撤収。遡行前から焦りまくり、グズトリオらしさを遺憾なく発揮する。ここが核心か?
あだたら渓谷奥岳自然遊歩道入口から沢へ降りていくと、早くもすばらしいナメが見えテンションあげあげ。さっそく橋のわきから入渓し、ヒタヒタと遡行開始。最近は自分もナメ好きな人種になってきているが、こんなにヒタヒタ感がある沢は初めてで、心身ともに癒される。魚留の滝以外は簡単に越えられるところばかりで、烏川橋までの区間だけでも十分ナメを楽しめる。
やがて送水管が現れ、空気抜きみたいなところから湯気が出ていた。源泉からふもとの岳温泉にお湯を供給しているのだろうか。メンテ用の道具も置いてあった。
1150を越えたあたりからボサがひどくなる。沢に覆いかぶさっており、ほぼ匍匐前進。現在地確認のために分岐を確認しながら歩くにも、よ〜く観察しないと見逃してしまう。そして斜面にはネマガリタケが大量に生えていた。
いまいちはっきりしない、1200の分岐と思われるところを過ぎると一気に沢が開け、でました!40m大滝♪ここでハーケン打ちの特訓開始。というわけで、適当なリスを探し、借りたハンマーで打ちこみ&抜く練習実施。こんな機会はなかなかないのでとてもいい経験をさせてもらった。これで自分もレベルが上がった(のかな?)
大滝は2/3くらいまで左の灌木沿いに上がっていったが、残りは滝を反対側へ横断し直上。一手微妙なところがあったが、えいやっ!と無事に通過。振り返るとすばらしい眺めだ。
大滝を越えてしばらく行くと、流れは細くなる。そしてまたボサ地獄をヒイヒイ言いながら越え、詰め予定の1450二俣付近に到着。「ここかな?」と思わせる窪が左にあったが、いまいち確信がもてない。ということで本流をもう少し進む。沢はさらに細くなり、草につかまりながらの登りとなる。
その間に腕時計(標高計)がなくなってることに気がついた!原因はバントの余った部分をビラビラさせていて、それが草か枝にひっかかって取れたのだと思われる。心当たりのある場所を右往左往しながら探したら、落ち込みの中で割とすんなり見つかった。しかし探すのでロスタイムして皆さんに迷惑掛けたことと、単独でもっと激しい位置確認が必要なとこだったらマジ困りするので猛反省(T_T)ビラビラはちゃんと仕舞うこと。
本流はだんだん傾斜がきつくなり、それらしき窪も見つからないのでやはり「ここかな?」ポイントに戻り、窪を上がって行く。
笹の藪こぎは背丈くらいで、多少灌木もある緩斜面を、登山道めがけて南にグリグリ進む。15分くらいしたらだろうか、うまい具合に仙女平の少し上の登山道ににランデヴー。
一応ピークを踏んでおこうか、ということで快適な登山道を登って行く。快適ではあるが、意外と距離があって疲れる。
ピークでは雨こそ降ってないがどんよりとした空模様で風が強くて寒いので、証拠写真を撮影してさっさと下山。乳首のふもとで遅いお昼ごはんにする。登山道沿いにはシャクナゲがみごとに咲いていた。
帰りの薬師岳展望台から、烏川右俣の大滝が見えた。とても登れそうにないし、付近の斜面にはまだ雪渓が残っていた。
セレブなら間違いなくここからゴンドラ下山だろうが(なんと\950!)、身の丈を知っているビンボー人は迷いなく徒歩下山をチョイス。こういう場面では無駄に決断が早い。フェルト靴のままで下ったら登山道でズルズルすってんころりんしたが、なんとか無事に駐車場到着。
帰りはやはりチープでローカルな岳の湯で汗を流す。せっけん・シャンプーなどはなく、すんごい熱かった。
腹が減ったので二本松駅付近のラーメンを探したら、なんだか有名そうなお店があったので入ってみた。若武者と言う店でかなり混んでいたが美味しかった。
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