白山釈迦岳 （市ノ瀬から雲上のお花畑へ）

2015年07月05日(日) [日帰り]

• GPS: 10:52
• 距離: 18.2km
• 登り: 1,710m
• 下り: 1,705m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:41
• 休憩: 2:10
• 合計: 10:51

距離 18.2km 登り 1,710m 下り 1,712m

5:45 市ノ瀬Ｐ
6:47 6:57 釈迦岳登山口
7:45 7:49 水飲場（釈迦新道）
9:22 9:32 釈迦岳前峰
10:58 12:21 お花畑
13:42 13:56 釈迦岳前峰
14:52 15:00 水飲場（釈迦新道）
15:34 15:35 釈迦岳登山口
16:36 市ノ瀬Ｐ

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

市ノ瀬駐車場：無料。トイレあり。水あり。

コース状況／危険箇所等

市ノ瀬から林道までは、標高差約180mの林の中の道。
登山口までは、約2.4kmの林道歩き。
登山口から釈迦前峰までは、ブナ、ダケカンバの樹林の中の道。
　前峰手前から木がなくなりジグザグの急登。
前峰を過ぎ、釈迦本峰を巻く道に比較的長い雪渓あり。
雪渓を過ぎると緩やかな下りとなり、急に花が賑やかになる。
最低鞍部を過ぎると、七倉の辻への登りとなり、やがてオオサクラソウ咲くお花畑に着く。

その他周辺情報

日帰り温泉は、白峰総湯（650円）。

写真

【静かな市ノ瀬】
朝になったらガラガラ。

【ササユリーズ】
しっぽり。

【ガスのブナ林】
いい雰囲気。

【水飲場】
誰もいない。

【いっぱい出てる】
今日は飲まない。

【おなかのバルコニー】
小さな木が応援してくれる。

【お化け芭蕉】
ただの野菜になってる。

【おはよう別山】
慶松平越しに挨拶。

【アカモノ】
濡れても元気いっぱい。

【マイヅルソウ】
ハートのジグソーパズル。

【雪だるまケルン】
夏道はこっち。

【別山危うし】
ガスの波が押し寄せる。

【すました御前峰】
やっぱり高いなあ。

【雲湧く別当谷】
別山を見ながらヒイコラ。

【前峰到着】
目の前に広がるパノラマに疲れも吹き飛ぶ。

【どう見てもクチバシ】
もうクチバシにしか見えない。

【ウラジロヨウラク】
いい色、美味しそう。

【白山釈迦岳】
山頂は今回もパス。

【雪の道】
雪があれば迷わずGO。

【イワカガミ】
四塚、七倉に向かって前屈み。

【お花畑への道】
まだ遠い。

【ミツバオウレン】
ひょうきんな姿が憎めない。

【ハクサンチドリ】
ははぁ〜、千鳥観音様。

【キンポウゲ咲く道】
どんどん下る。

【七倉を見上げながら】
キンポウゲに励まされ。

【カラマツソウ】
花糸が、ようやく乾いてきた。

【ツマトリソウ】
ちょっとだけピンク。

【ミヤマカラマツ】
虫は無視してね。

【イワナシ】
落花してる？

【ショウジョウバカマ】
意外と複雑。

【テガタチドリ】
ムカゴトラノオの護衛付き。

【テガタアップ】
綺麗なピンク。

【クルマユリ】
オレンジ色のカタクリみたい。

【ハクサンチドリ】
ツートンカラーが美しい。

【双耳峰】
白山の鹿島槍か。

【クガイソウ】
白山の尻尾めっけ。

【シナノキンバイ】
小振りで、ぽっちゃり。

【ノウゴウイチゴ】
花は丸系、葉っぱはギザギザ。

【オオバキスミレ】
鼻の下は短い。

【ミヤマカラマツ】
赤い実が繊細で綺麗。

【雲上の楽園】
オオサクラソウ咲く湿地に到着。

【光モンジソウ】
しかもギザギザ。

【夫モンジソウ】
しかもしかも、子供を背負ってる。

【ダイモンジソウ】
のびのび〜。

【キバナノコマノツメ】
鼻の下が長〜い。

【オオサクラソウ】
遅くなってごめんよ。

【オオサクラソウ】
よく待っててくれたね。

【オオサクラソウ】
もう泣かないで。

【シナノキンバイと】
賑やかになったね。

【シナノキンバイ】
存在感あるね。

【どアップ】
違う花みたい。

【イエロー軍団】
迫力がある。

【サンカヨウ】
お疲れモードかな。

【キヌガサソウ】
撮らせていただきます。

【オキニの雪渓】
シゲジを見ながら、ここで昼食。

【青空登場】
曇り空も、ようやく笑顔に。

【ガスが合図】
そろそろ下ろうかな。

【ベニバナイチゴ】
妖しい微笑み。

【金ちゃんに見送られ】
手を振り別れを告げる。

【オオバキスミレ】
これこれ、そう大袈裟に泣かんでも。

【ヤッホーキスゲ】
つい叫びたくなる。

【二重唱】
キスゲ姉妹が歌うのは、きっと「白山恋歌」。

【テガタチドリ】
ここはもうテガタチドリロード。

【テガタちゃん】
ピンクの命〜。

【オオバギボウシ】
いつも下から少しずつ。

【ハクサンフウロ】
斜めから狙ってみた。

【ニコニコフウロ】
フウロちゃん、かわゆ〜い。

【尾根は花道】
谷はガスで灰色の世界。

【テガタ様御成】
もう主役はテガタ様に。

【ハナニガナ】
クモマ？わかんない。

【ウズラバチドリ】
観光新道のものより模様が薄い。

【ミズバショウ】
大きくて形良くて新鮮だ。

【ハクサンチドリ】
妖艶なトゲ。こんなトゲなら刺されてみたい(^^;

【ゴゼンタチバナ】
血染めの御前様。何があった？

【あと1.9km】
ここまで来ればあと少し。長かった〜。

【やっと到着】
やっぱり雨に降られないのはいいなあ。

感想

whitewater

天気予報は雨だった。
よく調べてみると、土曜の雨は日曜の朝には上がりそうだ。
夕方から再度降りそうだったが、これなら行けると確信した。
最後に少し降られるかも知れないが、これでみすみす中止するわけにはいかない。
そう決まると、土曜の夜に市ノ瀬に入った。
道中、ずっとザザ降りだったが、不安は無かった。
市ノ瀬には、思いのほか多くの車が駐っていた。

朝、目を覚ますと、雨は上がっていた。
「よっしゃ〜」と外へ出てみるとビックリ。
夜に駐っていた車は、殆ど無くなっていた。
みんな未明に別当出合に上がって行ったようだ。
考えてみると、別山と釈迦にそんなに多くの人が行く訳がない。
ふと、淋しい釈迦新道を登る自分の姿が目に浮かんだ。

釈迦新道は、さすがに花が多かった。
釈迦を過ぎると、次々に現れる花々に足止めされ、歩が進まない。
新道の主役の花は、ハクサンチドリからテガタチドリに代わりつつあった。
目玉のオオサクラソウは、いつもより少なかった。
でも、痛みは少なく瑞々しくて色も綺麗に咲いていた。
それに何といっても、ひみつのアッコちゃんに今年も会えたのが嬉しかった。
また一年頑張れる力を与えてもらったような気がした。
これからもずっと毎年登りたいけど、いつまで続けられるかなあ。
　

コメント

忍者クロこげ

沢山のお花がありました
下山時の釈迦岳前峰でお話させていただいた者です。
私が見つけられなかったお花の写真が一杯で
自分の観察力の無さが情けないです。
最後まで降られることなく、良かったですね。

whitewater

Re: 沢山のお花がありました
NinjaKuroKさん、こんにちは。
いつも拍手をありがとうございます。

釈迦新道は、さすがに花がいっぱいでしたね。
上に行けば、ハクサンコザクラやイチゲなどにも会えたようです。
健脚のNinjaさんなら、余裕で上まで行けたんじゃないでしょうか。

レコを拝見すると、GWの荒島と霊仙は同日だったようです。
山域が近いので、これからも何度かお会いしそうですね。