雲取山(のちょっと手前・鴨沢ピストン・初のテント泊!)
- GPS
- 29:00
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 1,603m
- 下り
- 1,591m
コースタイム
6日: 早朝、雲取山頂手前まで往復 9:30奥多摩小屋-10:50堂所-13:00鴨沢バス停
天候 | 5日:曇り 時々 雨 6日:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年06月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
【道の状況】 危険箇所なし。 全般にゆるやかで歩きやすいコースです。 【登山ポスト】 なし、と思ったら、鴨沢バス停脇の階段登ったところにあったそうです・・。 【トイレ】 鴨沢バス停にきれいなトイレがあります。外に水道もあり。 途中、奥多摩小屋まではなし。(七つ石小屋方面に行けば小屋にあり) 【水場】 登山口〜堂所の間にあり。登山道のすぐ下と、それが涸れている場合、 少し山側に登ったところにもあります。 【温泉】 山梨方面、丹波山の「のめこいの湯」に行きました。 ロッカー、洗い場等広く、とっても快適でした。洗面台4つ。ドライヤーあり。 お食事処の食べ物もおいしかったです♪ |
写真
感想
GWの雲取山行で知り合ったN氏。テント泊してみたいと話していたら、一緒に行こうと誘ってくれました。でも彼のテントは1人用だし、買わなくっちゃと言ったら、「mizuhoさんツェルト持ってるなら、それ俺に貸してください。mizuhoさんは俺のテント使ってください」だなんて!ものすごい提案をしてくれました! そんなのダメでしょう!と言ったら、「大丈夫でしょ。何とかなるってー」と、笑顔のN氏。この平成の世の中にも、まだこんなにも男前な日本男児が存在していたんですね! 胸が熱くなりました。こんなに甘やかされていいんだろうか・・・と思いながら、結局お言葉に甘えることに。でも、当日になったら、私がツェルトで寝るか、ツェルトには荷物を入れて、無理くり1人用で2人寝るか、とか一人で考えてました。
さて、決行の日が決まったのは1週間前。慌てて(慌てなくていいと言われたけど)大型ザック等々を買い、精神的に余裕がなくバタバタしていたら、自分のもの以外は全部N氏が用意してくれることになりました・・・。
当日、自分のものしか持っていないのに、ザックは相当な重さ。首をひねるN氏。当日、荷物を分担するはずが、結局そのまま自分のものだけを背負って歩くことに。しかも、「荷物重いんだから」と、ストックまで借りちゃいました。ああ、本当にダメなパラサイト山登ラーぶり大発揮。ごめんなさい・・・。
この日のプランは、鴨沢から、行けたら雲取山荘前、バテたり面倒くさくなったら奥多摩小屋前まで行ってテントを張る、で、2日目はその時の気分と体調によって考える、というもの。
鴨沢バス停前の駐車場に車を停めて、トイレ・準備運動などして出発しました。鴨沢は、以前下りで使ったことがありますが登りは初めて。標高差1400mにちょっとビビってました。が、鴨沢からのルートは、とっても緩やか。歩きやすいし、急登などもないので、初の大型ザックでも割と楽に歩けました。ゆっくりペースにしてもらったせいも多分にあります。
この日の天気はあいにくの曇り。雨も時たまパラパラと降ります。でも、それがまた幻想的な景色を生んで、神秘的な森を堪能できました。
この週末は、梅雨前のラストチャンス+新緑の一番美しい時期、ということもあってか、雲取は大賑わいでした。何回「こんにちは」と言ったことか・・・。特に若い人が多かったように思います。山スカ女子、半パン男子がたくさんいました。
途中休憩をたくさん挟んで、ゆっくり歩いて、奥多摩小屋到着! あまりにたくさんの人が登っているので、雲取山荘前は混雑しているだろうし、ちょっと時間も押してる、ということで、奥多摩小屋にテントを張ることにしました。
覚えたいので、教えてもらいながら私がテントの設営をさせてもらいました。すごく良くできているのに感動!それに簡単!でも、初めてなので、ペグなどうまく刺せなくてモタモタしちゃいました。
そしてツェルト。自分のなのに、張り方を印刷してきた紙を忘れてきてしまい、しまったーと思っていたら、「見てきたから大丈夫」と、サクサクと立てていくN氏。
そして、ポイポイっと自分の荷物をそこに放り込んで、「いいよ。テントに荷物入れちゃって」と、結局、自然に私がテントに寝させてもらうようになっちゃってました。うわー。本当にそうなっちゃったー!申し訳なし〜〜。
そんなテント・ツェルト設営中、なんとN氏のお友達が偶然にも同じ場所に登ってきました!Kさんという人で、ものすごく身軽なスタイル。テント泊道具が入っているとは思えないザックに半パン・タイツに靴さえローカット。一人であちこち歩いているようで、「自由なバックパッカー」というイメージです。われわれの隣にテントを張りました。食事も3人で。何だか楽しいキャンプ(?)になりました。私はバーナーを使うのも、ほぼ初です。といっても、ほとんど全部やってもらっちゃいましたが。使えない私・・・。早く慣れて、うまく動けるようになれたらいいなぁ。
そんなこんなで楽しい食事も終わり、夜。向かいのテントの話し声でなかなか寝付けなかったものの、ストレッチのシュラフは快適。窮屈感は全くありませんでした。寝たり起きたりを繰り返して、2時ごろ。隣のツェルトがゴソゴソいうので、私も起きだしたところ、N氏が目が覚めたようで空を見に?起きだしてました。「さっきまで月が見えてたんだよ」という空は今は真っ暗。曇って星も見えません。残念だなーと思いながら、せっかく起きたのでトイレに行って戻ってきたら・・・!雲が晴れてすごい数の星が!!こんなにたくさんの星を初めて見ました。カンドー!!(今まで山で星を見られたことがなかったのです)月も出てきました。木々の間からすごく明るい月の光。自然て美しいなーと再度実感しました。
翌朝は、5時半ごろ起床。前日、何時に起きるとも決めずに朝日で何となく起きる、そんなのも余裕のあるテント泊山行だからできることですね。
この日は、快晴!見事な雲海が目の前に広がっていました。そこに富士山。反対側は、木々の間からまぶしい朝日。こんなに素敵で気持ちのいい朝もめったに経験できません。
コーヒーを飲んでから、kさんと一緒に3人で山頂まで空身で歩きました。途中たくさん写真を撮りながら。山頂手前のところで、しばし景色を堪能して、「山頂まではいいか」で、戻ってきました。
その後、テントを撤収。これがなかなか大変だということもわかりました。いや、初めてだからそう感じるのかな?
のんびり片付けをして、9時半ごろ奥多摩小屋出発。結局鴨沢に下りることに。
快晴の下の登山道は、新緑が輝いて本当に気持ち良く、何度も「楽しいね♪」を繰り返してしまいました。帰るのが本当に名残惜しかった・・・。もっともっと山の中にいたかったけど、でもきっとこれくらいがちょうどいいのかもしれません。
長くなりましたが、こんな感じで私の初テント泊は無事に終えることができました。不安はたくさんありましたが、心配していたよりはだいぶまともに歩けました。といっても、体はあちこち痛くなりましたが・・・。
楽しく過ごせて無事帰ってこられたのも、ぜ〜んぶN氏のおかげです。
本当にありがとう!!
今度はもっと自分のことは自分でできるようになって、使えるパートナーになれるように頑張ります!
初テント泊、おめでとうございます&お疲れ様でした。
良いテント泊デビューが出来たようで良かったですね。
バーナーとか道具の使い方は、慣れるしかないですよね。テントの設営・撤収もね。自分も苦手な方でモタモタ撤収してますが…
しかし、避難小屋デビューの前にテント泊デビューとは、やるなぁ〜
ついにデビューしちゃいました。
やっぱり人に頼ってしまいましたが・・・。
早く色々覚えて慣れたいですね〜。設営・撤収、特に撤収は大変ですね。雨の日とか大変そう
後は、いかに荷物を軽くするかが最大の課題です!
良かったですね!
私のデビューはひぃ〜ひぃ〜してました。
撤収作業ですが、雲取山の時は静電気で張り付いた小枝や落葉を取り除くのに、北八ッの時は霜取りに時間がかかりました。まだ2回しだけの経験ですが、いろんな状況があるんだなと思いました。
ちなみに登山届ポストですが、鴨沢バス停脇の階段登ったところにありますので次回の時は忘れずに
私もけっこうひぃひぃいってました!
何だか大型ザックがうまく背負えなくて・・・。
静電気で張り付いた小枝・落ち葉ですか〜。確かにいっぱいくっついてました!
霜取りですか!それは大変そう。場所、状況によっても色んな問題が発生するのでしょうね。
うまく対処できるようになるまで、相当かかりそうです・・・。
何かコツがあれば、また教えてくださいね
登山届ポスト!あったんですね!
しかも今回は、印刷したものを家に忘れてくる、という失態付きでダメダメでした
同じ日に初テントデビュー、そのテントもお近くだったとは偶然でしたね。コメント頂きびっくりしました。
なかなかあのような場所ですと声もかけにくいですが、後日このような形でお話しできとても嬉しいです。
もうすぐ梅雨になりますが、明けたらまたテント泊を楽しみましょう。
本当に色々偶然でしたね。
こういう楽しい驚き、いいですね!
夏になったら、いよいよシーズンですので、楽しみですね
esuchanさんは、ご家族で山に行かれるんですよね。
お子さんは、小さいうちからこういった経験ができてうらやましいです!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する