【水のない下山路】戸隠山・高妻山

2015年07月11日(土) [日帰り]

• GPS: 11:51
• 距離: 18.9km
• 登り: 1,871m
• 下り: 1,871m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:14
• 休憩: 1:33
• 合計: 11:47

5:10 戸隠キャンプ場バス停
5:15 5:16 戸隠牧場
5:21 5:22 戸隠
6:20 6:21 随神門
6:37 6:44 戸隠神社奥社
7:54 8:16 蟻の戸渡
8:21 8:26 八方睨
8:33 8:38 戸隠山
9:14 9:16 九頭龍山
9:58 10:00 一不動（避難小屋）
11:01 11:01 五地蔵山
12:38 13:19 高妻山
14:28 14:28 五地蔵山
15:12 15:12 1596ｍピーク
16:36 16:36 戸隠
16:46 16:46 戸隠牧場
16:50 16:56 戸隠キャンプ場バス停
16:57 ゴール地点

天候

はれすぎ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往復：所沢IC〜長野IC 長野市街抜けてバードラインで戸隠キャンプ場
駐車場：キャンプ場入口の登山者用駐車場（無料）
トイレ自販機売店あり、土曜の朝でしたが6割くらいの駐車率

コース状況／危険箇所等

蟻の塔渡りまで鎖場あり、蟻の塔渡りは狭い岩場、雨風の時は注意。
九勢至から十阿弥陀までは取り付き急登。

その他周辺情報

長野から行くと最終コンビニは県庁手前のローソン。

七曲がりからバードラインまで、道路工事箇所あり（片側交互通行）。

温泉は一番近かった戸隠神告げ温泉ユニーク館、露天なし、狭いお風呂ですが500円。食事は17時半で終了でした。

奥社中社のお蕎麦屋さんはほとんどが品切れにより閉店。諦めて宝光社まで下りて、宿坊築山さんへ。全く問題なく美味しいそば切りと野菜の天ぷら。大満足。

写真

7/11 4:35

中社前に一旦駐車。杉がデカい！

7/11 4:36

軽く参拝しつつ、下山後のお蕎麦屋さんをチラ見確認。

7/11 5:05

登山口の駐車場から、朝日を浴びる五地蔵山。

7/11 5:10

駐車場はキャンプ場の手前側。トイレ自販機売店あり。

7/11 5:17

絶好のロケーションなキャンプ場。

7/11 5:23

少し間違えて進むも、小径の入口から森の中へ。

7/11 5:36

こんな感じの気持ちのいい散策道。

7/11 5:37

木漏れ日の中、ウォーミングがてらテクテク。

7/11 5:59

心地の良い沢の音を聞きながら。

7/11 6:01

木立の隙間からちらちらと見える青空。

7/11 6:18

やっぱり、居ますよね。

7/11 6:20

苔むすイカした門に合流。

7/11 6:21

お馴染みのポイント。次々と団体さんが来るので、スルー。

7/11 6:22

杉の巨木は、神の依り代。

7/11 6:34

けっして祠が小さいわけではない。

7/11 6:38

うん。

7/11 6:38

あ。

7/11 6:42

ご神体であるお山を背に、奥社。登山の無事を祈願。

7/11 7:21

今日も、青いなー。

7/11 7:25

五十軒長屋。思っていたより狭かった。

7/11 7:29

すぐに百軒長屋。

7/11 7:30

ミネウスユキソウ。

7/11 7:31

グンナイフウロ。

7/11 7:31

あのピンクリボン、いったいどうやって？

7/11 7:33

こんなサイズ感。百軒はちょっと詰め込み過ぎですよね。

7/11 7:36

ミヤマオダマキ。

7/11 7:37

オオバギボウシ。

7/11 7:38

ちょっとした岩室に、小さな祠。

7/11 7:49

槍穂高、北アルプスのラインナップどーん！

7/11 7:51

青空を映す鏡池。

7/11 7:51

ヒメジャシン。

7/11 7:52

戸隠のスキー場。もう10年近く行っていない。

7/11 8:03

鎖、順番待ち。

7/11 8:05

お待たせしました。

7/11 8:06

最後の鎖を抜けると...

7/11 8:07

名物、蟻の塔渡り。

7/11 8:08

切れ落ちた谷間を覗き込む影。

7/11 8:08

振り返れば、西岳。

7/11 8:10

通過待ちの間に、自撮る。

7/11 8:13

こう見ると心許ない細い足場。

7/11 8:18

渡り切って上から見たら、こんな感じ。短いね。

7/11 8:22

八ヶ岳、南アルプスがぼんやり。

7/11 8:22

苗場山とか、そっちの方面。

7/11 8:23

八方睨みから、白馬岳が見えてきた。

7/11 8:23

高妻、乙妻。行きますか。

7/11 8:24

上から見た参道。大杉の道がクッキリ。

7/11 8:26

蟻の塔渡りからの、鏡池。

7/11 8:34

戸隠山。

7/11 8:41

崖っぷちの細い岩の道を進みます。

7/11 8:46

ショウジョウバカマ。

7/11 8:50

岩場にミヤママンネングサ。

7/11 8:53

キスゲ。

7/11 8:53

奥社が見えた。朝見えたピークはこの辺りでしょうか。

7/11 9:04

ベニバナイチヤクソウ。

7/11 9:16

ナインドラゴンヘッズマウンテン1883。

7/11 9:23

ここから見る高妻はシュッとしていてかっこいいな。

7/11 9:29

去年縦走した、白馬三山が一望。

7/11 9:57

ちょっと迷っていたのですが、こんなの見たら行かざるを得まい。

7/11 9:59

一不動の避難小屋。

7/11 10:01

少し登ると、戸隠牧場とキャンプ場がどどーん。

7/11 10:02

タテヤマウツボグサ。

7/11 10:02

マルバダケブキ。

7/11 10:13

二釈迦。全て小ピークなので基本アップダウン。

7/11 10:13

お花畑越しの牧場。

7/11 10:24

三文殊。

7/11 10:27

四と五はあの辺ですな。

7/11 10:39

四普賢。

7/11 10:51

ギンリョウソウ。

7/11 10:57

五地蔵山山頂。麓から一番高く見えるから、ここだけ山頂扱い。

7/11 10:59

だいぶ大きく見えてきた、高妻山頂。

7/11 11:02

六弥勒。ここで弥勒尾根と分岐します。

7/11 11:04

裏側に隠れていた火打山が見えてきた。

7/11 11:07

七薬師。

7/11 11:09

妙高山。麓には大好きな杉の原のゲレンデ。

7/11 11:31

八観音。

7/11 11:34

アカモノ。

7/11 11:34

イワカガミとこっそりマイヅルソウ。

7/11 11:35

最後の急登が見えてきた。

7/11 11:39

ギリギリ残っていた、シラネアオイ。

7/11 11:45

九勢至。ここまで1区間、平均15分ペース。

7/11 11:45

不思議な二股のつぼみ。何のつぼみ？

7/11 11:47

青空にダケカンバの白が良く映える。

7/11 11:52

ヨツバシオガマ。

7/11 12:00

肉眼では真っ白い飛行機のお腹がはっきり見えた。

7/11 12:32

十阿弥陀。九から十までは45分、約3倍かかりました。

7/11 12:33

立派な銅鏡が祀ってあります。

7/11 12:39

少し歩いて山頂。残念なお知らせ、ここで背負ってきた水が底をつきました。

7/11 12:51

白馬のゲレンデと、峰々。奥には立山、劔も見える。

7/11 12:51

歩いてきた戸隠方面。

7/11 13:02

これを水なしで食えだと？食べましたけどね。

7/11 13:18

十阿弥陀から山頂まではこんな感じ。

7/11 13:19

水があれば、乙妻山まで行こうとか思っていたのですが、無念。奥に雨飾山も見える。

7/11 13:23

黒姫山。外輪山に守られたお姫様。

7/11 13:23

火打山。

7/11 13:23

妙高山。

7/11 13:23

名残惜しいですが、下山します。

7/11 14:28

迷ったのですが、アップダウンがイヤだったので弥勒尾根。この辺りから脱水状態で脚が全く進まず。

7/11 14:41

かろうじてギンリョウソウ。森の中からサルに威嚇されたり。

7/11 15:23

デベソに苔。後続の登山者にどんどん抜かされる。

7/11 15:56

沢の音を聞いた瞬間、小走り。禁断の沢水1リットルほど飲む。

7/11 16:03

つりそうだった脚をアイシング。

7/11 16:17

しばし休憩の後、牧場歩き。

7/11 16:21

基本柵なしで、牛の真横を歩ける。

7/11 16:22

牧歌的という言葉がぴったりと当てはまる素敵な光景。

7/11 16:31

ふれあい動物園の子豚。人懐っこい。

7/11 16:31

兎は少し緊張気味にこちらを伺っていました。

7/11 16:34

のどかに草を食む馬達。

7/11 16:40

一不動の鞍部、二釈迦、三文殊、四普賢、五地蔵。

7/11 16:49

駐車場に帰着。

7/11 18:12

奥社、中社のお蕎麦屋さんは軒並み売り切れ閉店。お風呂後、宝光社まで下りて唯一開いていた「築山」さんにてもりと野菜天。粘度の高いそば湯、ウマー。

7/11 18:43

西日に焼ける空眺めながら、帰路へ。

撮影機器：

iPhone 5 Apple

PENTAX K-50 ペンタックス

装備

備考

水２リットルは圧倒的に少なかった。
アームカバー忘れて、腕が日焼けで真っ赤。
虫がすごい。

感想

otkme

土日月と三連休が取れた。

月曜は仲間と焼岳行きが決まっていたので土日でフラッと、戸隠キャンプ場にテント泊して戸隠山、高妻山、乙妻山辺り回って上高地で合流とか、適当に荷物を車に詰め込んで出発。

しかし駐車場で準備していると、レインジャケットやらアームカバーやら、いろいろ忘れ物が発覚。こんなで3日間やれるのかと自問自答、結果今日1日でぐるっと回れるだけ回って、泊まらず帰ろうと。

晴れ渡る空、新緑の森、厳かな修験道の山。調子良く進んで高妻山山頂、ギリギリだが乙妻山まで行けるかななんて思っていたところでハイドレーションからゴボッとイヤな感じ。

飲み水が底をつきました。

冷静に考えたら2リットルじゃあ足りないよなあ。もちろん乙妻山は断念。4時間弱の下山ならまあ大丈夫かと進むも、弥勒尾根途中から脚が重くなり、ノロノロと下山。写真撮る気にもなれず、イヤな味の広がる口の中、しぼりだした唾を飲み込みながら進む。

どんどんと抜き去って行く登山者の方に、お水分けてくださいと言う勇気もなく、朦朧とした意識の中で微かに沢の音が聴こえた。あれだけ重かった脚が反射的に動き、小走りで音のする方へ。禁断の沢水飲み、脚をアイシング。
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防水性のないジャケット、クッカーセット、カップヌードル。全く意味のないものばかり詰め込んだザック。このスペースにあと水1リットルは余裕で入っただろう。

ただでさえ燃費の悪い体質、しかも場当たり的に出発して忘れ物だらけの山行。確かにここのところ、ちょっと山に慣れてきて気が緩んでいる。もう少し気を引き締めて、残りの夏に臨むとしよう。