スタート地点の道の駅「飛騨白川」。広大な駐車場であるが、駐車しているのは10台程度である。登山道に通じる林道の入口は大看板の後ろ辺りである。
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7/12 7:55
スタート地点の道の駅「飛騨白川」。広大な駐車場であるが、駐車しているのは10台程度である。登山道に通じる林道の入口は大看板の後ろ辺りである。
林道入口は道の駅のすぐ近くである。この林道は標高差約200mを登る。山に取りつくといきなりの急登であるので、ちょうど良い足慣らしの距離である。
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7/12 8:03
林道入口は道の駅のすぐ近くである。この林道は標高差約200mを登る。山に取りつくといきなりの急登であるので、ちょうど良い足慣らしの距離である。
標高820m付近の林道終点駐車場には3台の車がいた。もう2,3台は止められそうである。この林道は分岐点ごとに登山道案内があって判りやすい。
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7/12 8:30
標高820m付近の林道終点駐車場には3台の車がいた。もう2,3台は止められそうである。この林道は分岐点ごとに登山道案内があって判りやすい。
奥に行き止まりのトンネルがあり、左手前に登山道の取り付き階段がある。階段の上には入山者を数える装置のようなものがある。
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7/12 8:31
奥に行き止まりのトンネルがあり、左手前に登山道の取り付き階段がある。階段の上には入山者を数える装置のようなものがある。
登山道はいきなり急峻なジグザグ道になってしんどいが、ブナの大木が林立する気持ちの良い山道である。これほど立派な橅林はあまり見たことがない。
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7/12 9:16
登山道はいきなり急峻なジグザグ道になってしんどいが、ブナの大木が林立する気持ちの良い山道である。これほど立派な橅林はあまり見たことがない。
標高900mから1100m辺りの登山道は地理院の1/25,000地図に示されるルートと異なるようで、横傾斜がきつく、新しく付けられた感じの道である。
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7/12 9:36
標高900mから1100m辺りの登山道は地理院の1/25,000地図に示されるルートと異なるようで、横傾斜がきつく、新しく付けられた感じの道である。
標高1200m付近を過ぎると踏み跡もはっきりした歩きやすい道になり、ブナが生い茂る非常に素晴らしい登山道となる。
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7/12 9:45
標高1200m付近を過ぎると踏み跡もはっきりした歩きやすい道になり、ブナが生い茂る非常に素晴らしい登山道となる。
笹百合の優雅なピンク色が美しい。
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7/12 10:14
笹百合の優雅なピンク色が美しい。
標高1373.1mの四等三角点。ここで10分ほど休憩。今日は昼飯がないこと、気温が高くて暑いことから、いまいちパワー不足の感じである。
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7/12 10:23
標高1373.1mの四等三角点。ここで10分ほど休憩。今日は昼飯がないこと、気温が高くて暑いことから、いまいちパワー不足の感じである。
四等三角点を少し過ぎると、トラロープを架けた単調な登りとなる。
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7/12 10:25
四等三角点を少し過ぎると、トラロープを架けた単調な登りとなる。
名も知らぬ草花であるが、疲れた身体には嬉しい。
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7/12 10:52
名も知らぬ草花であるが、疲れた身体には嬉しい。
地形図の標高1624mの少し先に現れた最初の崩壊個所である。もう下山して来る人がおられる。ここですでに11時を過ぎてしまった。
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7/12 11:10
地形図の標高1624mの少し先に現れた最初の崩壊個所である。もう下山して来る人がおられる。ここですでに11時を過ぎてしまった。
崩壊個所から見る三方崩山である。沢筋にはまだ雪渓が残っていて涼しげであるが、台風のせいか、今日の外気温はかなり高い。
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7/12 11:11
崩壊個所から見る三方崩山である。沢筋にはまだ雪渓が残っていて涼しげであるが、台風のせいか、今日の外気温はかなり高い。
南東方向には御母衣ダムのダム湖が見える。ダム本体は尾根に隠れて見えない。
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7/12 11:29
南東方向には御母衣ダムのダム湖が見える。ダム本体は尾根に隠れて見えない。
上品な古代紫?の花。
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7/12 11:44
上品な古代紫?の花。
可愛いピンクの小さな花。
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7/12 11:53
可愛いピンクの小さな花。
ニッコウキスゲの黄色い花が咲き残る斜面の先に、三方崩山の頂上が見えるが、なかなか近づかない。
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7/12 11:58
ニッコウキスゲの黄色い花が咲き残る斜面の先に、三方崩山の頂上が見えるが、なかなか近づかない。
白い石楠花の花が咲いていた。
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7/12 12:19
白い石楠花の花が咲いていた。
頂上まで0.8kmの案内標識があった。しかし、山頂に至るには右の岩山を越えて回り込まねばならない。鞍部の奥に見える頂は奥三方山か?
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7/12 12:26
頂上まで0.8kmの案内標識があった。しかし、山頂に至るには右の岩山を越えて回り込まねばならない。鞍部の奥に見える頂は奥三方山か?
山頂から振り返る険しい尾根。山頂にはちょうど13時に到着した。すれ違った人は20人ほどで、自分が最後の一人となる。
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7/12 13:31
山頂から振り返る険しい尾根。山頂にはちょうど13時に到着した。すれ違った人は20人ほどで、自分が最後の一人となる。
山頂から東へ延びる尾根の先に見える崩壊地は帰雲山の崩壊地のようである。その奥に見えるのは猿ヶ馬場山か?
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7/12 13:35
山頂から東へ延びる尾根の先に見える崩壊地は帰雲山の崩壊地のようである。その奥に見えるのは猿ヶ馬場山か?
まだイワカガミが咲いていた。登りではすれ違う皆さんにまだまだ遠いでよ・・・と言われて余裕がなかったが、帰りは花を眺めてゆっくり、慎重に降った。
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7/12 13:36
まだイワカガミが咲いていた。登りではすれ違う皆さんにまだまだ遠いでよ・・・と言われて余裕がなかったが、帰りは花を眺めてゆっくり、慎重に降った。
名も知らぬが、地味な可愛い花である。
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7/12 13:37
名も知らぬが、地味な可愛い花である。
大崩壊斜面の縁に付けられた登山道である。厳しいが変化にとんだ緊張感のある山道である。最後の一人なので慎重にゆっくり歩く。
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7/12 13:38
大崩壊斜面の縁に付けられた登山道である。厳しいが変化にとんだ緊張感のある山道である。最後の一人なので慎重にゆっくり歩く。
登山道に新しい亀裂が生じている所が一か所あった。いずれは崩壊すると思われる。雨の日の登山はちょっと怖い感じである。
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7/12 13:46
登山道に新しい亀裂が生じている所が一か所あった。いずれは崩壊すると思われる。雨の日の登山はちょっと怖い感じである。
崩壊は登山道のすぐ脇に迫っている。あまり端っこを歩かない方が良い。
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7/12 13:48
崩壊は登山道のすぐ脇に迫っている。あまり端っこを歩かない方が良い。
こちらは北斜面の崩壊地である。三方崩山の登山道は崩れ残った一方ではなく、東に延びる崩壊地の痩せ尾根を通っている。
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7/12 13:51
こちらは北斜面の崩壊地である。三方崩山の登山道は崩れ残った一方ではなく、東に延びる崩壊地の痩せ尾根を通っている。
庄川の対岸に見える崩壊地は帰雲山の西斜面である。この崩壊で帰雲城が金塊とともに埋没したのかもしれない。左の湖面は鳩ヶ谷ダムである。
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7/12 13:51
庄川の対岸に見える崩壊地は帰雲山の西斜面である。この崩壊で帰雲城が金塊とともに埋没したのかもしれない。左の湖面は鳩ヶ谷ダムである。
ヤマレコ情報では虫が多いとのことであった。その虫かどうか判らぬが、彼らは温まった石にとまって体温を温存し、今のところ人を襲う活力は無いようである。
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7/12 13:57
ヤマレコ情報では虫が多いとのことであった。その虫かどうか判らぬが、彼らは温まった石にとまって体温を温存し、今のところ人を襲う活力は無いようである。
左右が切れ落ちたやせ尾根である。最後の一人なのでこけるわけにもいかず、杖を使った三点支持で慎重に通過した。
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7/12 14:02
左右が切れ落ちたやせ尾根である。最後の一人なのでこけるわけにもいかず、杖を使った三点支持で慎重に通過した。
登りでは皆さんに時間が遅いと言われ、花や地勢を見たり、写真を撮っている余裕がなかったが、かなり厳しい所を通過しているようである。
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7/12 14:02
登りでは皆さんに時間が遅いと言われ、花や地勢を見たり、写真を撮っている余裕がなかったが、かなり厳しい所を通過しているようである。
頭を下げてつつましやかな小さな可愛い花である。笹百合やニッコウキスゲは大柄で目立った艶やかさがあるが、このような花もまた魅力がある。
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7/12 14:12
頭を下げてつつましやかな小さな可愛い花である。笹百合やニッコウキスゲは大柄で目立った艶やかさがあるが、このような花もまた魅力がある。
草が生えていて判りにくいが、崩壊が迫って下部がえぐれているので、端の方は歩かない方が良い。
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7/12 14:27
草が生えていて判りにくいが、崩壊が迫って下部がえぐれているので、端の方は歩かない方が良い。
大柄なシシウド?の花であるが、一つ一つの花は閃光花火のようで、これはこれで魅力がある。
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7/12 15:15
大柄なシシウド?の花であるが、一つ一つの花は閃光花火のようで、これはこれで魅力がある。
天高く伸びるブナの大木の緑が綺麗である。
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7/12 16:07
天高く伸びるブナの大木の緑が綺麗である。
形が特徴的な白い花。
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7/12 16:51
形が特徴的な白い花。
薄青色が綺麗なガクアジサイ。
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7/12 16:57
薄青色が綺麗なガクアジサイ。
急な下り斜面はきつかったが、明るいうちに林道終点まで無事に帰り着いた。
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7/12 17:14
急な下り斜面はきつかったが、明るいうちに林道終点まで無事に帰り着いた。
庄川対岸の山は午後5時を過ぎても日が当たっているが、三方崩山の登山道は東の急斜面なので日が落ちるのが早い。秋の登山は早朝出発としたい。
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7/12 17:17
庄川対岸の山は午後5時を過ぎても日が当たっているが、三方崩山の登山道は東の急斜面なので日が落ちるのが早い。秋の登山は早朝出発としたい。
午後5時40分に道の駅駐車場に帰り着いた。広い駐車場には数台の車しかいない。大阪から来た方は、ここに泊まって明日もまた山に登ると言っておられた。
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7/12 17:43
午後5時40分に道の駅駐車場に帰り着いた。広い駐車場には数台の車しかいない。大阪から来た方は、ここに泊まって明日もまた山に登ると言っておられた。
今月末 三方崩山を予定していますfortechanと申します。白山へのアクセス道路となる県道白山公園線は災害復旧のため夏山は無理なため先に三方崩山を目指すことにしています。実は三方崩山の麓に実家があり、幼少の頃から見ている山ですが今回生まれて初めて登ります。登山道が除草されているなど、有益な情報ありがとうございます。今から楽しみです。
山行用の食料調達の件ですが村内には合掌集落近くにコンビニが1件あるだけですので現地調達はほぼ不可能、名古屋方面から東海北陸自動車道で行くならひるがのSA、国道156で行くなら郡上市白鳥町市街が最後の食料調達場所になります。
fortechanさん
お便りをありがとうございました。大した情報ではありませんが、参考にしていただいて、安全で快適な山登りをしていただければ嬉しいことです!
山行記録にも書きましたとおり、三方崩山は素晴らしい山でしたが、危険な状態の所もありました。今月末に予定されているとのことですが、二つの台風通過後のこととなりそうですので、気を付けてお楽しみください。
幼少期をこの山の麓で過ごされたとのことで、正確な食料調達情報をいただきありがとうございました!今後、妙法山や野谷荘司山、籾糠山などを計画していますので大いに参考になります。重ねてお礼いたします。 fujisky
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