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Yamareco

記録ID: 6777917
全員に公開
ハイキング
甲信越

弥彦山 夏にころもがえ(麓→雨乞→妻戸)

2024年05月10日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:28
距離
8.5km
登り
714m
下り
709m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:55
休憩
0:33
合計
5:28
10:25
83
村営駐車場(麓集落)
11:48
11:48
100
13:28
13:29
8
13:37
14:03
9
14:12
14:13
51
15:04
15:06
9
15:15
15:18
35
15:53
村営駐車場(麓集落)
天候 快晴 19度 やや風あって気分爽快。
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
弥彦村営駐車場(麓集落内)
コース状況/
危険箇所等
■麓~子午線標間は廃道ですがヤブ僅少で普通の道です。子午線標~猿ヶ馬場間は完全廃道でヤブの張り出し続くが道形は明瞭。ヤブ好きの方以外にはお勧めしません。ここはかつてのメイン登山道のひとつでした(「越後の山旅」に記載あり)。

■猿ヶ馬場以降はよく整備されたハイキングコースです。妻戸尾根で整備されている方々にお会いしました。日々ありがとうございます。
その他周辺情報 (過去レコから転載)
・弥彦山のいくつかある別名に,「三足富士」(みあしふじ)というものがあり,猿ヶ馬場に関連の石碑が複数あります。
・調べると,弥彦村HPの「弥彦の昔話」サイトに「猿ヶ馬場の峠には”藤が茶屋”があり,その前の宝筐印陀羅尼塔の西側から弥彦山を見ると富士山形に見えるが,茶屋の前から西に向かって歩くとすぐに形が崩れてしまうので"三足富士"と名付けた」という趣旨のいわれが載っていました。
前回から三週間あいたお弥彦様。今日はここを左へ入ります。最初は竹林でタケノコ採取跡多数につき,タケノコどろぼうに間違われないようにささっと通過です(^^;。
2024年05月10日 10:32撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/10 10:32
前回から三週間あいたお弥彦様。今日はここを左へ入ります。最初は竹林でタケノコ採取跡多数につき,タケノコどろぼうに間違われないようにささっと通過です(^^;。
すぐに雑木林になり,廃道ですがいい道です。昔のガイドロープがまだ残っています。
2024年05月10日 10:42撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/10 10:42
すぐに雑木林になり,廃道ですがいい道です。昔のガイドロープがまだ残っています。
ここに「子午線標」があるのは数年前のエミールさんのレコで知りました。ありがとうございます。以後何度かここを通っていて,今日は四,五回目の通過です。多宝山の「天測点」と対になる指標だそうです。ここから先はヤブです。今日はクモの巣が少なめでよかったです。
2024年05月10日 10:56撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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5/10 10:56
ここに「子午線標」があるのは数年前のエミールさんのレコで知りました。ありがとうございます。以後何度かここを通っていて,今日は四,五回目の通過です。多宝山の「天測点」と対になる指標だそうです。ここから先はヤブです。今日はクモの巣が少なめでよかったです。
いったんヤブが薄くなったここらに,昨年までは「越後三山縦走路へ」と書かれた古い木の道標が落ちていましたが,とうとう消失してました。おそらくですが中部北陸自然歩道(1995年計画策定,2000年整備完了)として八枚沢登山道(妻戸尾根)が整備されたときに,こちらは廃道になったのかと推測です。
2024年05月10日 11:06撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/10 11:06
いったんヤブが薄くなったここらに,昨年までは「越後三山縦走路へ」と書かれた古い木の道標が落ちていましたが,とうとう消失してました。おそらくですが中部北陸自然歩道(1995年計画策定,2000年整備完了)として八枚沢登山道(妻戸尾根)が整備されたときに,こちらは廃道になったのかと推測です。
猿ヶ馬場で車道に出て,宝筐院陀羅尼塔の脇の茶屋跡にある,スコップを持った不思議なお地蔵様と,
2024年05月10日 11:20撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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5/10 11:20
猿ヶ馬場で車道に出て,宝筐院陀羅尼塔の脇の茶屋跡にある,スコップを持った不思議なお地蔵様と,
「三足富士」(ここから見た弥彦山の別名)を讃える二,三の石碑。これは「廻る人二」うんぬん。
2024年05月10日 11:21撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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5/10 11:21
「三足富士」(ここから見た弥彦山の別名)を讃える二,三の石碑。これは「廻る人二」うんぬん。
雨乞山を過ぎるとどんどん道がよくなってきます。ここで今年初めて,セミの鳴き声を聞きました。
2024年05月10日 11:54撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/10 11:54
雨乞山を過ぎるとどんどん道がよくなってきます。ここで今年初めて,セミの鳴き声を聞きました。
八枚沢分岐のところで山頂の全容が見えます。
2024年05月10日 12:09撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/10 12:09
八枚沢分岐のところで山頂の全容が見えます。
ここで飯豊の眺めをゲットです。晴れてますが風はさわやか。
2024年05月10日 12:14撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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5/10 12:14
ここで飯豊の眺めをゲットです。晴れてますが風はさわやか。
緑陰濃くなって,春の萌黄色は遠くなりました。和泉式部日記冒頭の「くらがりもてゆく」の時節です。
2024年05月10日 12:18撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/10 12:18
緑陰濃くなって,春の萌黄色は遠くなりました。和泉式部日記冒頭の「くらがりもてゆく」の時節です。
越後三山,巻機山は霞んで見えてます。
2024年05月10日 12:54撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/10 12:54
越後三山,巻機山は霞んで見えてます。
山頂のミズキ。今年はもう花は終わってる?
2024年05月10日 13:37撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/10 13:37
山頂のミズキ。今年はもう花は終わってる?
今日の御神廟。
2024年05月10日 13:41撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/10 13:41
今日の御神廟。
水をたたえた蒲原平野と飯豊山地。定番の絶景ですねー。
2024年05月10日 14:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/10 14:01
水をたたえた蒲原平野と飯豊山地。定番の絶景ですねー。
かすんだ飯豊をアップで。
2024年05月10日 14:02撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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5/10 14:02
かすんだ飯豊をアップで。
くだりは妻戸尾根で。エノキの変形樹を通過。
2024年05月10日 14:22撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/10 14:22
くだりは妻戸尾根で。エノキの変形樹を通過。
エノキは今年の花は終わって結実段階でした。
2024年05月10日 14:25撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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5/10 14:25
エノキは今年の花は終わって結実段階でした。
エクスカリバーは草に埋もれ気味です。このあたりを今日草刈りしてくださっておられる方にお会いしました。ありがとうございます。
2024年05月10日 14:48撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/10 14:48
エクスカリバーは草に埋もれ気味です。このあたりを今日草刈りしてくださっておられる方にお会いしました。ありがとうございます。
急坂を降りきったところで雨乞尾根を眺める定点。手前の山桜は少し枝を払われた模様で,一時より見通し良くなっていました。
2024年05月10日 14:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/10 14:59
急坂を降りきったところで雨乞尾根を眺める定点。手前の山桜は少し枝を払われた模様で,一時より見通し良くなっていました。
八枚沢の滝に到着。
2024年05月10日 15:17撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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5/10 15:17
八枚沢の滝に到着。
麓下組諏訪神社さんを通過。立派な境内です。
2024年05月10日 15:44撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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5/10 15:44
麓下組諏訪神社さんを通過。立派な境内です。
終点近くの畑から振り返るお弥彦様と多宝山。一日遊ばせていただけてありがたやです。
2024年05月10日 15:48撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/10 15:48
終点近くの畑から振り返るお弥彦様と多宝山。一日遊ばせていただけてありがたやです。
今年お初の銀ちゃんはここで出会えました。ひょっこり。
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今年お初の銀ちゃんはここで出会えました。ひょっこり。
花つき少なめですがタチシオデ。
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花つき少なめですがタチシオデ。
シックなブルーのマムシグサはなんかキザっぽい。
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シックなブルーのマムシグサはなんかキザっぽい。
ひょいっと釣り竿を振るウラシマソウくん。
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ひょいっと釣り竿を振るウラシマソウくん。
ミヤマカラマツの葉が伸びてきました。先端のこれから広がる新しい葉はもしゃもしゃしててエネルギーあります。
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ミヤマカラマツの葉が伸びてきました。先端のこれから広がる新しい葉はもしゃもしゃしててエネルギーあります。
アカネの類は難しいです。こちらは花が「漏斗状」でないのでオククルマムグラで,
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アカネの類は難しいです。こちらは花が「漏斗状」でないのでオククルマムグラで,
葉の形が違ってとげとげバリバリのこちらはヤエムグラ。エヘン虫様の実がもう成ってます。
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葉の形が違ってとげとげバリバリのこちらはヤエムグラ。エヘン虫様の実がもう成ってます。
ヤブニンジンは実になっても花火形態は同じ。線香花火感アップ。
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ヤブニンジンは実になっても花火形態は同じ。線香花火感アップ。
わたし的に「初夏のアイコン花」ベスト5に入るコメガヤの花。リンリンしてます。
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わたし的に「初夏のアイコン花」ベスト5に入るコメガヤの花。リンリンしてます。
シャガの群れ。
透け感とりいれてみました。のラショウモンカヅラ。ネオンカラーでイケイケに♪
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透け感とりいれてみました。のラショウモンカヅラ。ネオンカラーでイケイケに♪
ホタルカヅラは少なめでした。
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ホタルカヅラは少なめでした。
いつもノアザミが一番先に咲く場所。
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いつもノアザミが一番先に咲く場所。
タカトウダイらしいです。実がころんとわきっちょに。
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タカトウダイらしいです。実がころんとわきっちょに。
蝶二題。今日はウスバシロチョウがたくさん飛んでました。翅裏が見えるのは珍しいかも。
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蝶二題。今日はウスバシロチョウがたくさん飛んでました。翅裏が見えるのは珍しいかも。
クロアゲハもよく飛ぶ日和でした。ちょうどシャッターを切った瞬間,花から飛翔しましてこんな絵に。
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クロアゲハもよく飛ぶ日和でした。ちょうどシャッターを切った瞬間,花から飛翔しましてこんな絵に。
ここから木本です。先月に展葉の様子を確認して(エゾノコリンゴでなく)ズミだとわかった木は,花の盛りをすぎてて,
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ここから木本です。先月に展葉の様子を確認して(エゾノコリンゴでなく)ズミだとわかった木は,花の盛りをすぎてて,
ぎりぎりお花に間に合いました。
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ぎりぎりお花に間に合いました。
春の終わり,夏の始まり,って感じです。

次もバラ科を続けて四種。
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春の終わり,夏の始まり,って感じです。

次もバラ科を続けて四種。
山頂のウワミズザクラは最盛期2秒前。
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山頂のウワミズザクラは最盛期2秒前。
定点のウラジロノキはちょうどお花の盛りでした。嬉しや。
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定点のウラジロノキはちょうどお花の盛りでした。嬉しや。
久しぶりに見たカマツカの花。清楚感。
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久しぶりに見たカマツカの花。清楚感。
ナナカマドはだいぶ散ってるのが多くて道に花びらが落ちてるのをあちこちで見ました。
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ナナカマドはだいぶ散ってるのが多くて道に花びらが落ちてるのをあちこちで見ました。
とくに葉は丸くないけどマルバアオダモ。。。もう散りかけでした。
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とくに葉は丸くないけどマルバアオダモ。。。もう散りかけでした。
ウゴツクバネウツギはもう散って花は少なかったです。
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ウゴツクバネウツギはもう散って花は少なかったです。
雨乞尾根には,目を引く大木がいくつかあります。あれや,
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雨乞尾根には,目を引く大木がいくつかあります。あれや,
これや。この木はユグドラシルっぽい枝の張り。どーん。
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これや。この木はユグドラシルっぽい枝の張り。どーん。
まだ咲いてないけどバイカウツギのつぼみが目に留まりました。楽しみ。
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まだ咲いてないけどバイカウツギのつぼみが目に留まりました。楽しみ。
ニシキギ科三題。これはツリバナで,
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ニシキギ科三題。これはツリバナで,
こちらは葉先がややとがっているのでヒロハノツリバナ? て感じですがどっちも同じものかもしれません…
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こちらは葉先がややとがっているのでヒロハノツリバナ? て感じですがどっちも同じものかもしれません…
そしてコマユミ。
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そしてコマユミ。
マルバアキグミがいつものところで咲いてました。海岸の道路沿いで,いま時期すごい花盛りです。
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マルバアキグミがいつものところで咲いてました。海岸の道路沿いで,いま時期すごい花盛りです。
アカメガシワの展葉。背景が雑然と写ってしまいました。
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アカメガシワの展葉。背景が雑然と写ってしまいました。
ツツジ科二題。ミツバツツジはほぼ終わり,こちらも盛りを少し過ぎた感のヤマツツジ。淡いめの朱色に丸い花弁がやさしい感じ。
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ツツジ科二題。ミツバツツジはほぼ終わり,こちらも盛りを少し過ぎた感のヤマツツジ。淡いめの朱色に丸い花弁がやさしい感じ。
ウラジロヨウラクはあちこちで咲き始め。
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ウラジロヨウラクはあちこちで咲き始め。
タニウツギと,
フジは元気いっぱいです。
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フジは元気いっぱいです。
最後に里に近いところに咲く花々です。てかてか金ぴかで威勢のよいウマノアシガタは群生します。
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最後に里に近いところに咲く花々です。てかてか金ぴかで威勢のよいウマノアシガタは群生します。
シャクは最盛期を過ぎて結実段階へ。
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シャクは最盛期を過ぎて結実段階へ。
舌状花が10個くらいなのはハナニガナ。
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舌状花が10個くらいなのはハナニガナ。
カモガヤの花の咲き始めはすこし紫がかっています。帰化植物。
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カモガヤの花の咲き始めはすこし紫がかっています。帰化植物。
道ばたに多い十字のリボンの葉のツルカノコソウ。うまく撮れませんでした。
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道ばたに多い十字のリボンの葉のツルカノコソウ。うまく撮れませんでした。
最後はオドリコソウの純白。山ろくの初夏の風物詩ですね。
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最後はオドリコソウの純白。山ろくの初夏の風物詩ですね。

感想

三週間ぶりに入ったお弥彦様はすっかり初夏の様子で,春は消しゴムで消したようにどこかへ行ってました。

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