花・花・そして強風と行者の月山

2015年07月19日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.7km
• 登り: 598m
• 下り: 582m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:38
• 休憩: 1:02
• 合計: 5:40

5:10 八合目 弥陀ヶ原
6:46 九合目 佛生池
7:48 7:52 月山・三角点
7:52 8:00 月山
8:05 8:07 月山草原
8:11 8:55 月山山頂小屋下
9:42 九合目 佛生池
10:38 10:42 御田原参籠所
10:50 ゴール地点

天気予報通りの風は非常に強く樹林帯とか稜線下は汗をかかなくてよかったが花畑になると立っているのも歩くのも風に左右されあっちにこっちにとよろけながら登る、雪山以来耐風姿勢取った事がなかったが今回初めての強風経験でした。

天候

ガスのち晴れのち下山で再びガス（全日強風）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前日自宅を出発して高速利用し（関越、北陸、日本海）庄内の「道の駅みかわ」で車中泊（温泉有ります・430円）
翌日3時に出発してガスの弥蛇ヶ原（8合目）駐車場へ、係員が駐車スペースの誘導を行ってました、まだ空きがあります。

コース状況／危険箇所等

特になし、スキー場コースより登りやすいですが強風で飛ばされれ木道より落下の危険性がありました

その他周辺情報

「道の駅みかわ」のなのはな温泉「田田」で二日間お世話になりました（露天風呂はありません）
４３０円と意外と低価格でしたが半端な値段ですね、館内には山形弁の辞書（張り紙があります）意味がなんとなく判る方言もありましたが難解です？

写真

7/19 5:38

ガスの晴れた弥蛇ヶ原と中宮を見る

7/19 5:45

空に皿を重ねた変な雲が浮かぶ

7/19 5:49

登山路脇にはハクサンボウフウ

7/19 6:15

ウラジロヨウラクといろいろな花が咲いています

7/19 6:19

朝露の付いたチングルマとアオノツガザクラ

7/19 6:32

強風の中なかなか落ち着いた写真を撮らせてくれませんので大まかに撮りました花畑ハクサンシャジン

7/19 6:34

まだハクサンイチゲだあります奥にはトウゲブキの黄色い花

7/19 6:35

ハクサンイチゲ、谷川の平標山以来です

7/19 6:38

ウサギギクの隣組・・・今回1・2を争って咲いていた花です

7/19 6:39

白い花が目立つ中この紫色は目に着きます・・・ヨツバシオガマ

7/19 6:41

花畑にコバイケイソウ、ヨツバシオガマ、ハクサンボウフウ

7/19 6:44

チングルマの綿毛とウサギギク・・・チングルマはこれから上にまだいっぱい咲いてました

7/19 6:46

仏生池小屋前の花畑・・・ツリガネニンジン、ハクサンイチゲ、ハクサンフウロウ、トウゲブキなどが池の周りに咲いています

7/19 6:53

ハクサンフウロウ・・・まだ朝露（前日の雨）で開いている花が見つけられない

7/19 7:06

マルバシモツケ・・・花の名前がなかなかわからなった

7/19 7:15

石畳の登山路を登る・・・稜線は近いです

7/19 7:18

風になびいておしり丸見えのチングルマとイワカガミとコバイケイソウ

7/19 7:21

岩陰にイワカガミ・・・白い花が多い中目立ちます

7/19 7:26

稜線とコバイケイソウの花畑

7/19 7:28

稜線に出るとヒナウスユキソウがありました・・・中には3センチぐらいの大輪のものもあります

7/19 7:28

笹の陰に隠れているミヤマリンドウ

7/19 7:32

チシマキキョウがあります・・・最初はイワキキョウと思ってましたが月山お花図鑑ではチシマキキョウとありました

7/19 7:33

三角点稜線下の稜線に白いリンドウ「トウヤクリンドウ」がありました

7/19 7:33

チシマキキョウです・・・ハクサンシャジンとも似ています

7/19 7:34

ヒナウスユキソウ・・・ここまで来るとどこを向いたも咲いています登山脇、木道下など

7/19 7:35

三角点稜線は目の先ですがウサギギクの群生です

7/19 7:40

月山山頂が見えてきました、残雪を歩きます・・・脇には夏道が出ていますが

7/19 7:45

三角点ピークへの脇道下にヒナザクラの可憐な花があります

7/19 7:47

ヒナザクラの群生です・・・山頂下には至る所で咲いたいます

7/19 7:48

三角点ピークでの写真、風が強く撮るのも大変でしたがちょうど登ってきた2人組の方に撮ってもらいました

7/19 7:53

チングルマとアオノツガザクラ・・・ツガザクラとも山頂付近にはたくさん咲いています

7/19 7:59

山頂神社の石壁で風を避けて月山山頂草原と奥に朝日連峰を見ます

7/19 8:01

山頂草原の後ろにスキー場コースの姥ヶ岳と登山路が見えます

7/19 8:06

山頂草原の一角の方位盤（山座同位盤）の所より朝日連峰・・・風が半端でなく強く立っているのもつらい・・・ここへ来る途中の山頂小屋より池塘の有る所へ避難して休憩

7/19 8:13

山頂小屋下風が来ない池塘近辺で休息・・・目の前の池塘脇に咲いているチングルマとイワカガミ

7/19 8:14

池塘の周りのイワイチョウの群生・・・奥に薄く見えているのが蔵王連峰

7/19 8:14

イワイチョウの群生地

7/19 8:14

イワイチョウと池塘と蔵王連山

7/19 8:17

休息で腰を下ろした岩場脇に咲くヒナザクラ

7/19 8:50

休息個所周りは花の宝庫・・・イワカガミとアオノツガザクラ

7/19 8:57

残雪上部を歩いている行者とのすれ違いを避けて残雪を下りだすが・・・後から後から行者の団体さんが登ってきて（100人は下らないと思います）下山時はすれ違い待ち多数発生（耐風姿勢での待ち時間もありました）

7/19 9:04

ハクサンイチゲ・・・登り時に写真を撮っていなかったので？

7/19 9:10

ヒメシャジンも撮っていなかったので、とりあえずとってみました

7/19 9:21

下山時に強風で飛ぶことができなく石にしがみついているオニヤンマ

7/19 10:30

再びガスに包まれた弥蛇ヶ原のニッコウキスゲ・・・下山時にはきれいに見えると思っていましたが下山途中よりガスの中でした

撮影機器：

FinePix XP70 XP71 XP75 FUJIFILM

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 飲料 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ ポール

感想

yasio

まさに花の山でどこを見ても花、花、花畑の連続です今年の山旅は花巡りが多いような気がしますし、アルプスとは違う東北ならではの花畑を今回見ることができましたし、以前登ったスキー場コースより8合目コースの方が歩きやすいし花もいっぱい見られます、

このコースの花畑の景色で感動しています、これから登る山の花畑を見てもこの感動が出てくることはないと思うほどこの時期の月山はお勧めです、しかし行者の数が半端でないほど多くすれ違いや、追い抜きは苦労されると思います。

前日まで雨が降っていたので足元が気になりましたが石畳の登山路で泥濘はありませんし木道も少しなので苦になりませんでした。