記録ID: 680393
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無雪期ピークハント／縦走
甲斐駒・北岳
甲斐駒ケ岳（北沢峠テント泊）
2015年07月18日(土) 〜
2015年07月19日(日)
山梨県
長野県
tonoyutaka
- GPS
- 32:00
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 1,137m
- 下り
- 1,141m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 7:50
12:50
| 天候 | 曇り時々晴れのち雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
仙流荘からバスで北沢峠まで50分 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
長衛小屋〜駒津峰までは特に危険箇所はありませんでした。 丸太の橋がちょっと滑りやすそうで要注意な感じでした。 駒津峰からは、両手を使う箇所が多くなるのでポールをしまった方が楽でした。 人気の山なので狭いところですれ違い渋滞がよくありました。 |
| 予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
家から車で4時間半。仙流荘に到着。
バス待ってる間に雨が降ってきました。
この日はテント張るだけなので大丈夫。
バス待ってる間に雨が降ってきました。
この日はテント張るだけなので大丈夫。
この日は悪天候の為、かなりスペースが空いていました。
午後になってからどんどん人が増えてきました。
午後になってからどんどん人が増えてきました。
iphoneの電波も通じず、暇なので小説を持ってきました。こんなの読んじゃうから...次の日の山行に影響与えちゃうんですね。
2
7/18 11:49
iphoneの電波も通じず、暇なので小説を持ってきました。
こんなの読んじゃうから...次の日の山行に影響与えちゃうんですね。
こんなの読んじゃうから...次の日の山行に影響与えちゃうんですね。
夕飯。コンビニのモツ煮をぶっかけてお新香添えてみました。
自分一人だとこんな感じになっちゃいます。
自分一人だとこんな感じになっちゃいます。
翌朝。5時に出発。
天気は...期待していたよりも雲が多く微妙です。
天気は...期待していたよりも雲が多く微妙です。
仙丈方面。ガスガスですが、ちらちら青空も。
期待して良いのかな。。
期待して良いのかな。。
集団にぶつかってしまいました。
仙水峠までは狭い一本道なので抜かずに後ろを進みます。
仙水峠までは狭い一本道なので抜かずに後ろを進みます。
かなり雲が多いですが、雨がすぐに降りそうな気配はしません。仙丈方面から吹く風が強く、そっちから雲がどんどん流れてきていました。仙丈方面にちらちら青空が見えていたので、雲が取り払われる事を期待して登ります。
7/19 6:19
かなり雲が多いですが、雨がすぐに降りそうな気配はしません。
仙丈方面から吹く風が強く、そっちから雲がどんどん流れてきていました。仙丈方面にちらちら青空が見えていたので、雲が取り払われる事を期待して登ります。
仙丈方面から吹く風が強く、そっちから雲がどんどん流れてきていました。仙丈方面にちらちら青空が見えていたので、雲が取り払われる事を期待して登ります。
甲斐駒様が姿をお見せになりました〜！
歓迎されたー！（と勝手な解釈）
歓迎されたー！（と勝手な解釈）
稜線についたところでこの青空。
今日はついてる、良い一日になるぞー！
今日はついてる、良い一日になるぞー！
さて、ここからいよいよ本格的な岩登りになりそうです。
ポールをしまって両手を空けていきます。
ポールをしまって両手を空けていきます。
右手を見ると鳳凰三山が綺麗に。
オベリスクのトンガリが視認できます。
オベリスクのトンガリが視認できます。
夜眠れなくなるほど悩んで直登ルートはやめようと思っていたのに気がついたら分岐がきていて、反射的に直登ルートを選んでいました。
1
7/19 7:55
夜眠れなくなるほど悩んで直登ルートはやめようと思っていたのに気がついたら分岐がきていて、反射的に直登ルートを選んでいました。
巻道が見えます。
砂礫であちらもあちらで体力的には大変なんだろうな。
砂礫であちらもあちらで体力的には大変なんだろうな。
序盤抜けるのにスリリングな所があり、これが続いたらやばいかも？と思いました。
でも後は、普通にアスレチックな感じで登っていけました。
3点支持で一つづつ確実にクリアしていきます。
3点支持で一つづつ確実にクリアしていきます。
アスレチックな岩場は少なくなり、代わりに砂礫が多くなってきました。これが疲れた足のパワーを全部吸収しちゃう感じで、前になかなか進みません。強敵。
1
7/19 8:26
アスレチックな岩場は少なくなり、代わりに砂礫が多くなってきました。
これが疲れた足のパワーを全部吸収しちゃう感じで、前になかなか進みません。強敵。
これが疲れた足のパワーを全部吸収しちゃう感じで、前になかなか進みません。強敵。
息も切れ切れでしたが、右手には摩利支天、鳳凰三山、奥に富士山も見える絶景でかなり励まされます。
オオクニノヌシノミコト。
出雲大社で祀られている国譲りの神様ですね。
どういう縁なのかな。
出雲大社で祀られている国譲りの神様ですね。
どういう縁なのかな。
直登ルートは下山はかなり危険だと思うので巻道ルートで降りていきます。前方の摩利支天が気になる。
甲斐駒を側面から見る形に。
裏側がめっちゃ切れ落ちててびっくり。
裏側がめっちゃ切れ落ちててびっくり。
こちらは黒戸尾根からのルート。
いつかあちらから登れる日がくるのだろうか。
いつかあちらから登れる日がくるのだろうか。
気がつくとだいぶ雲に覆われて、今にも降りそうな天気になってる。
しまった寄り道してる場合じゃなかったか〜と急ぎ気味に下山します。降り出す前に樹林帯に辿りつかねばと焦り、砂礫で滑り転びました。
いつの時も焦りは禁物ですね。
1
7/19 10:22
しまった寄り道してる場合じゃなかったか〜と急ぎ気味に下山します。
降り出す前に樹林帯に辿りつかねばと焦り、砂礫で滑り転びました。
いつの時も焦りは禁物ですね。
降り出す前に樹林帯に辿りつかねばと焦り、砂礫で滑り転びました。
いつの時も焦りは禁物ですね。
あれれ？完全に下山気分だったけど、そうか下山ルートに一つ山があった。あれを登るのか〜と疲れもあってかなり凹みます。
雨が降り出すと、もう標高を下げることにしか興味が無くなります。
完全に修行。
完全に修行。
感想
甲斐駒ケ岳に憧れを抱いてから2年。ようやく登れる日が来た。
奥様は前回の北八ツで膝を痛めて今回は大事をとってお休み。
ソロでは初のテント泊になった。
食事はいつも奥様にまかせていたので、勝手がわからずとりあえずカップラーメンや温めて食べれるご飯を買う。
要冷蔵のものなんかダメだよと言われ、いくつか買ったものを置いていく事になった（笑）
甲斐駒ケ岳は、イメージしていた通り風格・登り甲斐があり、満足感の得られる素晴らしい山だった。天候もほとんど曇りの日だったにも関わらず、眺望の開けるスペシャルタイムが
ちょうど稜線に出た時から始まり、下山開始で終わったので何てラッキーだったのだと思う。
そういう相性みたいなのも、その山が好きになる勝手な要因になると最近思う。
今回直登ルート（バリルート）を選ぶという自分自身のちょっとした冒険も経験し、
すごく楽しく充実した山行になった。
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