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Yamareco

記録ID: 681009
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳

2015年07月19日(日) 〜 2015年07月20日(月)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
21.5km
登り
2,308m
下り
2,309m

コースタイム

1日目
山行
4:58
休憩
0:52
合計
5:50
8:56
8:58
100
10:38
10:48
43
11:31
12:09
16
12:25
12:27
43
13:10
13:10
10
13:20
2日目
山行
6:24
休憩
1:21
合計
7:45
5:34
54
6:28
6:30
34
7:04
7:29
70
8:39
8:50
98
10:28
11:11
128
天候 ※2日間通じて変わりやすい天気

・7月19日(土)
 小雨〜曇り〜薄晴れ〜ガス〜雨
 
・7月20日(日)
 雨〜曇り〜晴れ〜ガス〜晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・扇沢
 長野自動車道安曇野ICから約45KM
 無料駐車場は満車、第3・第4駐車場(24時間毎1000円)も満車
 我々は第2駐車場(12時間毎1000円)へマイカー駐車
コース状況/
危険箇所等
柏原新道は良く整備されルート明瞭。基本的に通行問題なし。
雪渓は2箇所。いずれも雪切りがされ足元はしっかりしている。
(ガラ場の雪渓は落石に要注意か)。
鹿島槍〜爺ヶ岳の間の稜線は危険個所特に感じず。
その他周辺情報 ・登山ポスト
 柏原登山道入口に登山指導員が駐在。
 登山計画書の書類もあり記載の上提出可能。
 我々は持参した登山計画書を提出した。

・宿泊地
 冷池山荘 1泊2食 9500円
 7/19(日)は宿泊予約者が220〜230人程との事。
 夕食 17:00から3回転、翌20日の朝食は5:00から2回転。

・下山後の温泉
 大町温泉郷 薬師の湯 http://www2.plala.or.jp/yakushino-yu/
 入浴料 700円 → 500円(冷池山荘で貰える割引券で割引)
柏原新道登山口ここからスタート。
1
柏原新道登山口ここからスタート。
登り始めて1時間程。ケルンのある場所近くの看板。
登り始めて1時間程。ケルンのある場所近くの看板。
駅見岬。
駅見岬からの展望。扇沢が大分小さくなった。曇空だが向こうの山々もよく見える。
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駅見岬からの展望。扇沢が大分小さくなった。曇空だが向こうの山々もよく見える。
一枚岩。
登り始めて2時間程。一枚岩の少し上部で種池山荘がハッキリ視界に入る。
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登り始めて2時間程。一枚岩の少し上部で種池山荘がハッキリ視界に入る。
包優岬。ちょいちょい看板がでてくる。
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包優岬。ちょいちょい看板がでてくる。
雪渓トラバース。雪切りしてあるので安心。
雪渓トラバース。雪切りしてあるので安心。
ガラ場手前の看板。
ガラ場手前の看板。
看板の注意喚起に従い、息を整え前後の人を確認し速やかに通過した。
看板の注意喚起に従い、息を整え前後の人を確認し速やかに通過した。
ガラ場の雪渓。足元はしっかりしている。2日目の復路で通過時、落石と思しき石が雪切りされた雪上にあった。
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ガラ場の雪渓。足元はしっかりしている。2日目の復路で通過時、落石と思しき石が雪切りされた雪上にあった。
登り始めて3時間程。尾根に出た。
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登り始めて3時間程。尾根に出た。
種池山荘へ到着。小休止とする。
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種池山荘へ到着。小休止とする。
鹿島槍方面へ向かう。
鹿島槍方面へ向かう。
まずは爺ヶ岳南峰を目指し進む。
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まずは爺ヶ岳南峰を目指し進む。
振り返るとガスが湧いて雲行きが怪しくなってきた。
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振り返るとガスが湧いて雲行きが怪しくなってきた。
進行方向左前方に冷池山荘が見えてきた。
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進行方向左前方に冷池山荘が見えてきた。
爺ヶ岳南峰の分岐。ピークを目指す。
爺ヶ岳南峰の分岐。ピークを目指す。
登り始めて4時間程。爺ヶ岳南峰到着。風が冷たいので風を避けれる場所で昼食とする。
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登り始めて4時間程。爺ヶ岳南峰到着。風が冷たいので風を避けれる場所で昼食とする。
種池山荘側はますますガスが濃くなってきている。
種池山荘側はますますガスが濃くなってきている。
爺ヶ岳中峰を目指す。
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爺ヶ岳中峰を目指す。
中峰への分岐。
爺ヶ岳中峰。辺りは大分真っ白になってきている。
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爺ヶ岳中峰。辺りは大分真っ白になってきている。
今宵の宿、冷池山荘へ向かう。東の方角から稜線に向かってガスがどんどん湧いている。
今宵の宿、冷池山荘へ向かう。東の方角から稜線に向かってガスがどんどん湧いている。
冷乗越。ここまでくればあとちょっと。
冷乗越。ここまでくればあとちょっと。
登り始めて6時間弱。今宵の宿、冷池山荘到着。この後間もなく雨が降ってきた。初日はこれにて行動終了。
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登り始めて6時間弱。今宵の宿、冷池山荘到着。この後間もなく雨が降ってきた。初日はこれにて行動終了。
2日目の朝。4時40分頃東の空が明るんできたが雲に覆われ日の出は拝めなかった。
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2日目の朝。4時40分頃東の空が明るんできたが雲に覆われ日の出は拝めなかった。
冷池山荘から鹿島槍を目指し出発。
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冷池山荘から鹿島槍を目指し出発。
布引山を目指す。空は碧いが雲が邪魔である。
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布引山を目指す。空は碧いが雲が邪魔である。
ツルタテ方面も雲が邪魔で…。
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ツルタテ方面も雲が邪魔で…。
冷池山荘から1時間程。布引山到着。
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冷池山荘から1時間程。布引山到着。
いい景色である。雲が消えれば言うことなしだが。。
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いい景色である。雲が消えれば言うことなしだが。。
鹿島槍を目指す。
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鹿島槍を目指す。
前日と同様、東側からガスが湧いてきている。
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前日と同様、東側からガスが湧いてきている。
冷池山荘から1時間30分程。鹿島槍南峰到着。ガスに覆われている。
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冷池山荘から1時間30分程。鹿島槍南峰到着。ガスに覆われている。
山頂で暫く粘っていたら一瞬ガスが晴れた。
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山頂で暫く粘っていたら一瞬ガスが晴れた。
一瞬のチャンスを逃すまいと、辺りの人も一斉にシャッターを切る。
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一瞬のチャンスを逃すまいと、辺りの人も一斉にシャッターを切る。
北アルプスの壮大なスケールを感じる。
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北アルプスの壮大なスケールを感じる。
一瞬のチャンスが終わりそうである。
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一瞬のチャンスが終わりそうである。
またガスに覆われたがうっすらと虹がでた。写真では捉えられなかったが、人の影も見えてブロッケン現象だ、と周りの誰かが入っていた。
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またガスに覆われたがうっすらと虹がでた。写真では捉えられなかったが、人の影も見えてブロッケン現象だ、と周りの誰かが入っていた。
西側は時折晴れ間が見えるが、北側・東側はまったくダメである。鹿島槍北峰は見送ることにした。
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西側は時折晴れ間が見えるが、北側・東側はまったくダメである。鹿島槍北峰は見送ることにした。
名残惜しく引き返す。しかし美しい稜線である。
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名残惜しく引き返す。しかし美しい稜線である。
爺ヶ岳3峰もよく見える。
爺ヶ岳3峰もよく見える。
種池山荘。直線距離は近そうだが…。
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種池山荘。直線距離は近そうだが…。
出発から3時間程。冷池山荘に戻ってきた。
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出発から3時間程。冷池山荘に戻ってきた。
あとは復路を引き返すだけである。
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あとは復路を引き返すだけである。
前日同様、種池山荘下方からガスが湧いてきた。
前日同様、種池山荘下方からガスが湧いてきた。
復路は爺ヶ岳を巻いて種池山荘を目指す。
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復路は爺ヶ岳を巻いて種池山荘を目指す。
種池山荘帰還。昼食とする。
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種池山荘帰還。昼食とする。
駅見岬まで下りてきた。樹林帯だが片側が開けているので、道中飽きずにありがたい。
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駅見岬まで下りてきた。樹林帯だが片側が開けているので、道中飽きずにありがたい。
柏原新道登山口へ無事帰還。
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柏原新道登山口へ無事帰還。
breezingの1枚「雲が湧く稜線」
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breezingの1枚「雲が湧く稜線」
breezingの1枚「冷池の朝」
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breezingの1枚「冷池の朝」
breezingの1枚「早朝の出発」
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breezingの1枚「早朝の出発」
breezingの1枚「雨上がり」
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breezingの1枚「雨上がり」
breezingの1枚「目的地へ」
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breezingの1枚「目的地へ」
breezingの1枚「遥かなる稜線」
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breezingの1枚「遥かなる稜線」

感想

7月の3連休、山登りをする者にとって泊まり山行に絶好の機会である。
しかし毎年この時期は梅雨明けするか否か微妙な時期でもある。
今年は台風11号のせいで3連休にも影響を及ぼしそうだと巷の声。
折角の機会を逃すべく、山仲間breezing氏と熟考を重ねる。
天候不順の18日は捨て、19日〜20日の1泊で行ける山で候補を挙げ、
双方の考えが一致し、出した結論は鹿島槍ヶ岳となった。

この3連休、気象予報士の方は予想に頭をさぞ悩ませた事だろうか。
あのヤ○テンでさえ、前日予報が当日朝に修正が入った始末だ。
そんな変わりやすい天候のなか、早め早めの行動を心がけた甲斐もあり、
雨に見舞われる事なく、山行を堪能できた事がなによりであった。

気象条件は必ずしもベストではなかったが、
比較的なだらかで登りやすく降りやすい柏原新道、
花の多さと美しい稜線と山荘のウマい飯、
ガスが晴れた一瞬に現れた鹿島槍山頂からの絶景、
非常に満足できる山行であったと言える。

鹿島槍の北峰は残念ながら踏む事はできなかったが、
次回くるときは五竜岳とのキレット縦走をしてみたいと思った。

今回も成功。

今回の山旅は鹿島槍。3連休をフルに使う予定であったが初日は悪天候のため2日間での旅となった。
扇沢では雨がポツポツ、天候に不安を覚えながらのスタートとなったが何とか天候は回復。剣岳には終始雲がかかってしまっていたが、鹿島槍への美しい稜線を堪能できた。このルートは北アルプス初級と言われているようだが、立山方面、上信越方面を眺めながら気持ちの良い山歩きができる。鹿島槍山頂から下山する際の稜線の美しさは格別であった。

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