ホイットニー山 (Mt. Whitney from Horseshoe Meadow)アメリカ
- GPS
- 128:00
- 距離
- 80.6km
- 登り
- 3,768m
- 下り
- 3,760m
コースタイム
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:00
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:00
- 山行
- 7:30
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:30
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:30
- 山行
- 8:40
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:40
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:20
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道。標識よく整備されている。近年の干ばつのため、水場が限られる。 |
写真
感想
長男が帰省したら、Mt. Whitney(米国本土、最高峰4418m)に行こうと考えていたが、長男は大学の夏期講習を受講するため帰省は8月末、父の休みと重ならない。Horseshoe Meadow近辺の軽い縦走とキャンピングでお茶を濁そうと思ったら、次男(10歳)はMt. Whitney登頂にやる気満々。結局押し切られる形で、当初予定のHorseshoe MeadowからMt. Whitneyへ。入山許可書の当日枠が限られるため、混雑が予想される週末を避け月曜日Visitor Centerへ。許可書を得た後、すぐに入山。結果的に子供は、高所に問題はなく、父が、全入山期間中、頭痛をAdvil(イブプロフェン)で押さえつつ、息切れと格闘することとなった。我々と反対側から南下してくるの登頂者は、長期縦走者(2−4週)が多く、高度順応ができている人が多かった。帰りは、Whitney Portalに降りるのが一般的だが、地元(白?)タクシーの確保に不安があったのでもう1日追加して、元来たhorseshoe Meadowに戻ることにした。最終日、駐車場到達前に雷雨襲来、以降三日に渡って雷雨がMt. Whitneyを襲った。きわどいところで晴天に恵まれた山行だった。
1日目、Horseshoe Meadow->Army Pass Creek
キャンプ予定地の池が干ばつ(降雪不足)のため干上がっていたため(3時到着)、少し進んでSiberian Pass trail に右折、 Army Passからの小川でキャンプ(分岐から1 mile=1.6km)。他の登山者は、Rock Creekへ向かう( 分岐直進 4 mile、6時到着予定)。結果的に我々は4時には夕食にありつけた。高度のせいか(3300-3400 m)、両者疲労が強い。
2日目、Army Pass Creek--> Guyot Creek
Rock Creekが、メジャーなキャンプサイト。翌日の行動節約のため、さらに2mile進む。以降水ががないのでここ(Guyot Creek)か、6mile先のCrabtree meadowが選択肢。昨日予定外の長時間行動のため、ここでキャンプ。他のグループは、ほとんど干上がった泥小川にびびり、Crabtree meadowにむかう。周囲を探索し、流水部分を発見。こんな時は、ハイテクの紫外線発生装置より、スタンダードなセラミックフィルターの方が飲料水処理として個人的に安心感がわく。結局、夕方、イーグルスカウト系の高校生&大人のグループも合流、結構賑やか。
3日目、 Guyot Creek--> Guitar Lake
Crabtree Meadowまでは、ほとんど水平移動。そこから、待望のU字谷を高度を上げる。程なくして、足が止まる。次男が後から曰く、お父さん本当に遅かったね。
4日目。Guitar Lake (3500m) <--> Mt Whitney(4418m)
心配していた筋疲労もとれ、山頂に。Whitney Portalに向かうグループの多くは、3時発。我々は、6時出発。この高度(>3500m)だと、酸素摂取量によって運動量が規定され、体が温まらず、日頃着ているT-シャツ短パンは不適当であることが分かった。次男も、ジャッケット+フード。2時間でWhitney Portal分岐。さらに、2時間30分で山頂。山頂下では、10歩ごとに息を整えないと足が前に出なかった。次男は、スタスタ先に。山頂にニ足先に着いて、初日に別れた登山者たちと歓談。みんなに褒めてもらってご満悦。父はくだりは打って変わって、快調だったが、少しでも登りがあるとカタツムリとなった。
5日目。Guitar Lake-->Rock Creek
一般的には、レンジャーが勧めたようにWhitney Portalにむかうが、500m登り、1400mくだりは、子供にとっては(私にとってはもちろん)きつい。しかも、下ってからのタクシーの手配に不安がある。(登頂できるか確信できなかったので、予約していない、しかも白タク(多分))。ということで、後1日追加すれば、もとの駐車場にもどれるので(ほぼ水平移動)もどることにする。次男は以外と賢く、3日かかったところをどうやって2日で帰るのかと問う。学校でもそうならいいのにと思う父。くだりが優勢なので、2時にRock Creek着。少し上に、小川があったを覚えていたので、あと1mile進んで、翌日の貯金とする。高所順応を期待したが、ほとんど初日と変わりなし。
6日目。Rock Creek-->Horseshoe Meadow
さすがに、睡眠中の呼吸はやや楽。次男は初日から12時間爆睡。
今日は18km移動。最後の7kmは下りなので深く考えないこととする。食べ物もほとんど残っていない。行動食のドライマンゴー1kg, ビーフジャーキ 0.8kg, グラノーラ500g、トレールミックス400g、Cliff bar (カロリーメート様)12ケ、チョコレートチップクッキー(たぶん1.2 kg)のうち少しは残るの思っていたのに。ということで、無心で足を前に出し、午後3時前に駐車場。本日は、午前中から、雲が発生、Cottonwood Passを超えたところで雷。駐車場付近に落雷しているのが見える。幸い、雨の中心は、これから向かう駐車場(東)、雲も東北東に移動中。結局、大した雨に遭わずに車にたどり着く。当日は、当地に宿を取り、汗を流し、栄養を補給し、次男は家で見せてもらえないテレビを満喫した。翌日、集中豪雨の中を家に戻った。
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