爺ヶ岳 (扇沢からピストン)


- GPS
- 10:17
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,535m
- 下り
- 1,540m
コースタイム
天候 | 雨ったり曇ったり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
大町市営扇沢第2駐車場:約50台、無料、無舗装。 他に、扇沢駅駐車場(約400台、有料、舗装、トイレ有)あり。 長野道安曇野ICより約1時間。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・柏原新道は、初めと終わりに急坂あり。 その間は比較的緩やかな長いトラバース道。 ・新道の途中に、2箇所、雪渓を横切る所あり。 雪が切ってあるのでアイゼン不要。 |
その他周辺情報 | ・日帰り温泉は、大町温泉郷近くに、 大町市コミュニティセンター「上原の湯(400円、65歳以上は250円)」あり。 他に、「薬師の湯(700円、ネットクーポンで100円引)」、「黒部観光ホテル(800円)」あり。 |
写真
感想
三連休は、信州遠征の計画だった。
18日は雨予報のため移動日とし、夕方扇沢に入った。
19日は、朝から雨が降り続いていた。
この日は針ノ木岳を予定していたが、天候が悪かったので躊躇していた。
迷った後、雨でも比較的安全な爺ヶ岳をピストンすることにした。
爺ヶ岳登山口で計画書を提出した時は、直前に一人いただけで後続者はゼロ。
随分遅い出発になってしまった。
そぼ降る雨の中、傘を差しながら急坂を登っていく。
八ッ見ベンチを過ぎると、チラホラ先行者が見えだす。
雨が小止みになった頃、雨具を脱いでいる数人のグルーブにも追い着いた。
途中、ガスの間から、扇沢の駐車場が俯瞰できた。
何だか、山の中を切り開いて造った新興団地か、軍事秘密基地を思わせた。
針ノ木雪渓が見えだした頃、ガスが次第に上がっていった。
やがて、蓮華岳が全貌を現した。
種池小屋に着くと、ようやく青空も見えだし、天候の回復を予感させた。
ところが、爺ヶ岳南峰に着くと、周りにはガスがまとわり始めた。
もう蓮華岳も山頂付近にはガスが懸かり、天候の悪化を示唆していた。
劔も、見えていた三ノ窓、小窓の雪渓すら見えなくなってしまった。
爺から小屋まで戻る途中では、とうとう雨が降り出した。
その後は、降ったり止んだりの繰り返しとなった。
小屋で一休みした後、下山する人が誰もいなくなった柏原新道をゆっくり下った。
最後までスッキリしない爺ヶ岳登山だった。
次の日の20日は最悪だった。
天気読みで、予定を白馬岳から鳳凰三山に変更した。
狙い通り天気は回復し、朝から青空も出て山日和を思わせた。
早朝、青木鉱泉を目指し、甘利山経由で舗装された林道を走っていた。
峠を越え、細くなった急坂をしばらく下っていった時、悪夢が訪れた。
突然のパンクだ。
サイドウォールがスッパリ切れていた。
携帯も通じず車も殆ど通らない山の中の出来事だった。
俺、何か悪いことでもしたかな?
自問自答する。
心当たりは…ある(^^;
気持ちが落ち着いた後、積んでいたスペアタイヤに履き替え、ゆっくり家まで戻った。
当然、予定の山行は中止にした。
結局、この三連休は爺ヶ岳だけで終わってしまった。
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