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Yamareco

記録ID: 682716
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

2007年以来の千曲川源流を巡る甲武信ヶ岳日帰り周回山行

2015年07月19日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:32
距離
17.2km
登り
1,431m
下り
1,422m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:52
休憩
1:40
合計
7:32
7:00
19
7:19
7:20
9
7:29
7:29
43
8:12
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56
9:52
10:31
24
10:55
10:58
2
11:00
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28
11:28
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19
11:52
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6
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12:01
33
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20
13:03
13:16
2
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13:30
42
14:12
14:13
19
14:32
天候 晴れ のち 曇 一時 雨
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
毛木平の無料駐車場を利用
朝6時半過ぎではもう満車で途中の路肩に停めることに
トイレ・東屋もある舗装された広い駐車場です
(登山ポストはトイレの外壁に設置されてました)
コース状況/
危険箇所等
●毛木平〜千曲川源流標識
歩きやすい樹林帯の遊歩道のような道です。すぐ脇に渓流風景が拡がり、その瀬音も心地よいルートです。お花はありませんが、苔むした趣のある風景がグッドです。
雨後は、所々、水の流れが道にもあふれていたりする箇所もありますが、水没するような危険はありません。初心者を連れてのハイキングにも良さそうなルートです。
源流標識から少し下ったところに源流の湧き出しポイントがあります(木の根元部分に空いた穴からとても冷たい美味しい水が湧出してます)。

●千曲川源流標識〜甲武信ヶ岳
それまでの緩い歩きから一転、稜線に出るまでは30分弱の急登になります。
奥秩父の主稜線に合流すると、樹間からは富士山も確認でき、20分ほどの登りで甲武信ヶ岳山頂に到着です。山頂部は展望が開けていて、富士山、奥秩父の山々、両神山、浅間山、八ヶ岳などが見渡せます。

●甲武信ヶ岳〜三宝山〜武信白岩山〜大山
樹林の稜線縦走で適度なアップダウンがあります。
三宝山は甲武信ヶ岳よりも少し標高が高いのですが、山頂広場は展望がありません。
(甲武信ヶ岳寄りに甲武信ヶ岳と富士山を望める小さな展望地あり)
大きく下って尻岩という巨岩の鞍部から登り返すと、岩峰で東面が切り立った武信白岩山で(本峰の頂上部に山頂標識が立っているのを確認出来ますが、その登りルートが見当たらなかったため基部を通過)、緩いアップダウンで徐々に高度を落として進むと展望のある大山でピーク縦走は終了です。

●大山〜十文字峠〜毛木平
大山からの下りが、この周回ルートで一番スリリングな箇所かもしれません。クサリ場がいくつか連続しますが、それほど難しい箇所はありません。それを過ぎると十文字峠の小屋まではシャクナゲのシーズンは楽しいであろう道になります。
十文字小屋のすぐ横にはあたり一面シャクナゲの楽園があります(先回来た際はその素晴らしさに感動したことを思い出しました)。
小屋からの下りは、八丁坂ノ頭までは下るというよりもゆるゆる登る感じでルートを間違えたかと心配になりますが(実際に間違えたかと小屋まで引き返して再確認してしまいました)、ゆるゆる下って、毛木平へ戻ります。途中に2か所水場があります。
その他周辺情報 ●南相木温泉 滝見の湯(日帰り温泉 450円)
リンスインシャンプー・ボディソープ完備、貴重品ロッカー無料
休憩室兼用の飲食施設も併設された地元利用者が多そうな静かな日帰り温泉でした。
2015年07月19日 07:02撮影
7/19 7:02
久々の晴れもあって早朝から満車でした
2015年07月19日 07:02撮影
7/19 7:02
久々の晴れもあって早朝から満車でした
千曲川源流に沿った歩きやすい樹林帯の道
2015年07月19日 07:04撮影
7/19 7:04
千曲川源流に沿った歩きやすい樹林帯の道
2007年当時と同じく、今日もここを分岐点にして周回してきます
2015年07月19日 07:08撮影
7/19 7:08
2007年当時と同じく、今日もここを分岐点にして周回してきます
しばらく続いた雨で水量が豊富でした
2015年07月19日 07:22撮影
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7/19 7:22
しばらく続いた雨で水量が豊富でした
樹林帯だし水辺に沿ったコースなので気分よく歩けます
2015年07月19日 07:56撮影
7/19 7:56
樹林帯だし水辺に沿ったコースなので気分よく歩けます
2015年07月19日 08:08撮影
7/19 8:08
ナメ滝に到着
2015年07月19日 08:16撮影
7/19 8:16
ナメ滝に到着
2007年の時は、ここの岩の上でノンビリ休憩したなあ
2015年07月19日 08:17撮影
7/19 8:17
2007年の時は、ここの岩の上でノンビリ休憩したなあ
その後も歩きやすい道が源流標識まで続きます
2015年07月19日 08:26撮影
7/19 8:26
その後も歩きやすい道が源流標識まで続きます
少しづつ流れも細くなってきました
2015年07月19日 08:34撮影
7/19 8:34
少しづつ流れも細くなってきました
水音を聴きながらの歩きは良いもんです
2015年07月19日 08:51撮影
7/19 8:51
水音を聴きながらの歩きは良いもんです
2015年07月19日 09:01撮影
7/19 9:01
ここまで来ると源流域と道が混然とした箇所も
2015年07月19日 09:11撮影
7/19 9:11
ここまで来ると源流域と道が混然とした箇所も
着きました、これが日本一の大河・信濃川(千曲川)の源流標識
2015年07月19日 09:12撮影
7/19 9:12
着きました、これが日本一の大河・信濃川(千曲川)の源流標識
標識からすぐ下ったこの穴ぐらが大河の始点です。冷たい水がコンコンと湧いてます
2015年07月19日 09:14撮影
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7/19 9:14
標識からすぐ下ったこの穴ぐらが大河の始点です。冷たい水がコンコンと湧いてます
冷たくてとても美味しい一杯を堪能
2015年07月19日 09:15撮影
7/19 9:15
冷たくてとても美味しい一杯を堪能
源流標識地点から見下ろしたところ 前日までの雨で源流部分よりも上流からも流れがありましたが、源流部は晴天でも涸れずに湧き出しているような感じでした
2015年07月19日 09:23撮影
7/19 9:23
源流標識地点から見下ろしたところ 前日までの雨で源流部分よりも上流からも流れがありましたが、源流部は晴天でも涸れずに湧き出しているような感じでした
源流標識からは稜線まで一気の急登 でも短い距離なので苦になりません
2015年07月19日 09:39撮影
7/19 9:39
源流標識からは稜線まで一気の急登 でも短い距離なので苦になりません
稜線に出ると夏富士(真っ黒)を確認できます
2015年07月19日 09:46撮影
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7/19 9:46
稜線に出ると夏富士(真っ黒)を確認できます
向こうは木賊山
2015年07月19日 09:46撮影
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向こうは木賊山
稜線に出て少し進むと見上げる先に甲武信ヶ岳山頂が
2015年07月19日 09:55撮影
7/19 9:55
稜線に出て少し進むと見上げる先に甲武信ヶ岳山頂が
山頂に到着
2015年07月19日 09:58撮影
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7/19 9:58
山頂に到着
奥秩父主稜線(金峰方面)
2015年07月19日 09:59撮影
7/19 9:59
奥秩父主稜線(金峰方面)
おおらかな三宝山(三宝岩)、写ってないけど浅間山も
2015年07月19日 10:03撮影
7/19 10:03
おおらかな三宝山(三宝岩)、写ってないけど浅間山も
両神山
2015年07月19日 10:05撮影
7/19 10:05
両神山
ギザギザな両神山をアップで
2015年07月19日 10:05撮影
7/19 10:05
ギザギザな両神山をアップで
夏富士
2015年07月19日 10:05撮影
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7/19 10:05
夏富士
2015年07月19日 10:05撮影
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山頂直下は見晴らしの良い休憩適地
2015年07月19日 10:05撮影
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山頂直下は見晴らしの良い休憩適地
向こうは天狗山と御座山かな
2015年07月19日 10:05撮影
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向こうは天狗山と御座山かな
十文字峠方面へ
2015年07月19日 10:32撮影
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十文字峠方面へ
2015年07月19日 10:33撮影
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7/19 10:33
展望のない三宝山
2015年07月19日 10:59撮影
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展望のない三宝山
しかし、ここには一等三角点が
2015年07月19日 10:59撮影
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しかし、ここには一等三角点が
山頂から少しのところの甲武信方面を展望できるスポットから甲武信ヶ岳、木賊山、富士山
2015年07月19日 11:00撮影
7/19 11:00
山頂から少しのところの甲武信方面を展望できるスポットから甲武信ヶ岳、木賊山、富士山
甲武信ヶ岳をアップで
2015年07月19日 11:00撮影
7/19 11:00
甲武信ヶ岳をアップで
これが尻岩
2015年07月19日 11:30撮影
7/19 11:30
これが尻岩
武信白岩山本峰(山頂標識が見えるけど登路が無かった)
2015年07月19日 12:02撮影
7/19 12:02
武信白岩山本峰(山頂標識が見えるけど登路が無かった)
2015年07月19日 12:17撮影
7/19 12:17
2015年07月19日 12:17撮影
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大山 稜線縦走はここで終了
2015年07月19日 12:37撮影
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大山 稜線縦走はここで終了
シャクナゲと両神山
2015年07月19日 12:38撮影
7/19 12:38
シャクナゲと両神山
歩いてきた稜線(樹林がこんもり)
2015年07月19日 12:38撮影
7/19 12:38
歩いてきた稜線(樹林がこんもり)
向こうの金峰山方面は雨が降ってるようです
2015年07月19日 12:38撮影
7/19 12:38
向こうの金峰山方面は雨が降ってるようです
2015年07月19日 12:38撮影
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大山直下のクサリ場
2015年07月19日 12:45撮影
7/19 12:45
大山直下のクサリ場
下りの急斜面を見上げたところ
2015年07月19日 12:49撮影
7/19 12:49
下りの急斜面を見上げたところ
2015年07月19日 13:04撮影
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十文字小屋
2015年07月19日 13:06撮影
7/19 13:06
十文字小屋
八丁坂ルートの水場 その1
2015年07月19日 14:00撮影
7/19 14:00
八丁坂ルートの水場 その1
水場 その2
2015年07月19日 14:16撮影
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水場 その2
2015年07月19日 14:22撮影
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千曲川源流の本流を渡ったら毛木平はすぐそこ
2015年07月19日 14:26撮影
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千曲川源流の本流を渡ったら毛木平はすぐそこ
周回の分岐まで戻ってきました
2015年07月19日 14:28撮影
7/19 14:28
周回の分岐まで戻ってきました

装備

個人装備
Tシャツ タイツ 靴下 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー 昼ご飯 飲料 ライター 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール 虫除けスプレー

感想

本当はテント背負って北アルプス剱沢・真砂沢を周回するつもりだった3連休(仕事の関係で世間の3連休より1日早く)。しかしピンポイントで台風に邪魔されてしまい、結局最終日の日帰り山行しか出来ない結果になってしまい残念(T_T)

その最終日、まあまあ歩けて晴天期待出来て、翌日の仕事に影響しないような距離のところでプランを練った結果、山登りを始めたシーズンに行った千曲川源流から甲武信ヶ岳、三宝山、十文字峠を周回するコースに8年ぶりに行ってきました。
(前回はシャクナゲのシーズンを堪能)

前日までの雨で源流域の流れが前回来たときよりも豊富で、源流の湧き出しポイントよりも上部からも水が流れてきていましたが、それでも湧き出し地点の水はとても冷たくて美味しくて、ゴクゴク飲んで乾きを潤すことが出来ました。

厳しい箇所も危険な箇所も無く、日帰り周回に丁度良いコース、改めて良いコースだなあと。特に源流域の登山道は急登もなく樹林帯が日差しを遮ってくれるし、渓流の瀬音が心地よい、初級者でも問題なく歩けるオススメなコースです。
(周回するのはそれなりの脚が必要になりますが)

連休で人も多く、沢山の方とあいさつを交わしたり、談笑を楽しんだり。
十文字小屋のベンチでは、テント泊の2人組のお兄さんに揚げたての鶏から揚げと焼きたてのベーコンをご馳走になり、楽しい時間を過ごすことも出来ました(雨が降り出したために談笑タイムは強制的に終了となりましたが、それが無ければ小屋でビールを買っての酒宴になっていたかも)。

帰りは、中央高速の渋滞が嫌だったので、南相木村の日帰り温泉に浸かり、そこから北相木村に出て、ぶどう峠を越えて群馬県に出て、秩父から飯能へ出て、川越ICまで下道走りでノンビリ帰りました。

テント泊は次週に持ち越しだなあ。

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