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Yamareco

記録ID: 682766
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

八海山 ロープウエイ利用往復(八ツ峰途中まで)

2015年07月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:22
距離
7.7km
登り
754m
下り
742m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:13
休憩
2:10
合計
6:23
距離 7.7km 登り 754m 下り 761m
9:01
17
9:18
9:19
11
9:30
9:46
35
女人堂
10:21
10:33
7
10:40
10:54
16
11:10
11:22
4
地蔵岳
11:26
11:30
25
不動岳
11:55
11:57
13
第三峰手前(引き返し地点)
12:10
12:54
14
不動岳
13:08
13:20
6
13:26
13:27
34
14:01
14:12
16
女人堂
14:28
14:29
16
14:45
21
15:06
八海山ロープウェイ山頂駅
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
関越道の六日町ICまたは大和ICで降り、六日町八海山スキー場へ向かう。
六日町ICを降りた場合、六日町八海山スキー場への案内看板が幾つかある。
大和ICを降りた場合は案内看板は無いかもしれない。
ナビがあれば六日町八海山スキー場を目的地にすればよい。
スキー場に着くとすぐに駐車場があるが、八海山ロープウエイの乗り場はそこではなくもう少し上ったところにあるのでそっちの駐車場に停める。
スキー場の駐車場なのでさすがに十二分に広く、停められないということはまず無いと思われるが、紅葉の時期になるとこの駐車場も大分埋まることがある。
コース状況/
危険箇所等
ロープウエイ乗り場にトイレ、飲み物の自動販売機がある。
またロープウエイ乗り場よりも麓寄りにあるベースキャンプと言う施設にはトイレや売店がある。
ロープウエイの切符売り場の隣に登山届けと下山届けの提出用の箱があり、用紙も用意されている。
駐車場に到着。
軽く準備運動し身支度を整えロープウエイへ。
駐車場に到着。
軽く準備運動し身支度を整えロープウエイへ。
今日は一日中晴れの予報。気温も上がりそう。
2015年07月12日 08:07撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 8:07
今日は一日中晴れの予報。気温も上がりそう。
登山道の状況。
2015年07月12日 08:07撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 8:07
登山道の状況。
八ツ峰縦走路。
2015年07月12日 08:07撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 8:07
八ツ峰縦走路。
山麓駅の標高は376m。
2015年07月12日 08:07撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 8:07
山麓駅の標高は376m。
ロープウエイ山頂駅から六日町方面。
2015年07月12日 08:30撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 8:30
ロープウエイ山頂駅から六日町方面。
巻機山。
2015年07月12日 08:31撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 8:31
巻機山。
山頂駅を出たところにある案内板。
2015年07月12日 08:36撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 8:36
山頂駅を出たところにある案内板。
この鳥居をくぐってスタート。
2015年07月12日 08:37撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 8:37
この鳥居をくぐってスタート。
しばらくはこんな道や、、、
2015年07月12日 08:51撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 8:51
しばらくはこんな道や、、、
こんな道が続く。
これは大倉登山道との合流点から来た道を振り返って撮影したところ。
2015年07月12日 09:02撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 9:02
こんな道が続く。
これは大倉登山道との合流点から来た道を振り返って撮影したところ。
写真右手から大倉登山道が合流。
2015年07月12日 09:02撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 9:02
写真右手から大倉登山道が合流。
右折するとすぐに漕池がある。
登る時は寄らず、下山時に寄って見た。
池を眺めていると、猿かカモシカ?が斜面を駆け上って行きちょっとびっくり。
2015年07月12日 09:19撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 9:19
右折するとすぐに漕池がある。
登る時は寄らず、下山時に寄って見た。
池を眺めていると、猿かカモシカ?が斜面を駆け上って行きちょっとびっくり。
女人堂に到着。小休止。
女人堂に到着。小休止。
女人堂には休憩している方がたくさん居た。
前方に薬師岳。
女人堂には休憩している方がたくさん居た。
前方に薬師岳。
女人堂を出ると間もなくこの沢を渡る。
アラチ沢という名の沢らしい。
2015年07月12日 09:55撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 9:55
女人堂を出ると間もなくこの沢を渡る。
アラチ沢という名の沢らしい。
沢登りは禁止と書いてあった。
2015年07月12日 09:55撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 9:55
沢登りは禁止と書いてあった。
この雪渓がさっきの沢の源頭と思われる。
2015年07月12日 10:00撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 10:00
この雪渓がさっきの沢の源頭と思われる。
薬師岳まであと少し。
2015年07月12日 10:18撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 10:18
薬師岳まであと少し。
薬師岳に到着。
2015年07月12日 10:22撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 10:22
薬師岳に到着。
薬師岳より六日町方面。
2015年07月12日 10:22撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 10:22
薬師岳より六日町方面。
薬師岳より五日町、浦佐方面。
2015年07月12日 10:23撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 10:23
薬師岳より五日町、浦佐方面。
千本檜小屋もすぐそこに。
2015年07月12日 10:23撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 10:23
千本檜小屋もすぐそこに。
巻機山。
2015年07月12日 10:23撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 10:23
巻機山。
中央奥、中ノ岳。
2015年07月12日 10:23撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 10:23
中央奥、中ノ岳。
駒ケ岳と中ノ岳。
2015年07月12日 10:23撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 10:23
駒ケ岳と中ノ岳。
駒ケ岳。
2015年07月12日 10:23撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 10:23
駒ケ岳。
中央の雪渓が残る沢がオツルミズ沢だろうか?
2015年07月12日 10:24撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 10:24
中央の雪渓が残る沢がオツルミズ沢だろうか?
守門岳が見えた。
2015年07月12日 10:24撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 10:24
守門岳が見えた。
千本檜小屋に向かい薬師岳を下り始める。
2015年07月12日 10:32撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 10:32
千本檜小屋に向かい薬師岳を下り始める。
足元に水無川の支流が流れる谷。
雪渓の残る沢の景色が美しい。
2015年07月12日 10:40撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 10:40
足元に水無川の支流が流れる谷。
雪渓の残る沢の景色が美しい。
千本檜小屋に到着。
2015年07月12日 10:42撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 10:42
千本檜小屋に到着。
千本檜小屋にある看板。
2015年07月12日 10:46撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 10:46
千本檜小屋にある看板。
千本檜小屋から五日町方面。
2015年07月12日 10:46撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 10:46
千本檜小屋から五日町方面。
坂戸山、金城山、巻機山。
2015年07月12日 10:46撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 10:46
坂戸山、金城山、巻機山。
駒ケ岳。
2015年07月12日 10:48撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 10:48
駒ケ岳。
六日町方面
2015年07月12日 10:56撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 10:56
六日町方面
千本檜小屋前の広場を地蔵岳目指して出発。
千本檜小屋前の広場を地蔵岳目指して出発。
千本檜小屋と薬師岳。
千本檜小屋と薬師岳。
千本檜小屋と薬師岳はさらに遠くなり、、、
2015年07月12日 10:56撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 10:56
千本檜小屋と薬師岳はさらに遠くなり、、、
地蔵岳が目の前に迫る。
2015年07月12日 10:58撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 10:58
地蔵岳が目の前に迫る。
奇岩。
2015年07月12日 11:00撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 11:00
奇岩。
直下から地蔵岳を撮影。垂直の壁に見える。
2015年07月12日 11:03撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 11:03
直下から地蔵岳を撮影。垂直の壁に見える。
八ツ峰縦走路と迂回路の分岐点。
2015年07月12日 11:04撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 11:04
八ツ峰縦走路と迂回路の分岐点。
八ツ峰縦走路へと進むと間もなく稜線に出る。そこからの駒ケ岳。
2015年07月12日 11:10撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 11:10
八ツ峰縦走路へと進むと間もなく稜線に出る。そこからの駒ケ岳。
右手、不動岳のピーク。
右手、不動岳のピーク。
地蔵岳に向かうとまた奇岩。
2015年07月12日 11:11撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 11:11
地蔵岳に向かうとまた奇岩。
こんな感じの岩場を登っていく。
2015年07月12日 11:12撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 11:12
こんな感じの岩場を登っていく。
もうすぐ、、、。
2015年07月12日 11:12撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 11:12
もうすぐ、、、。
見えた。
2015年07月12日 11:12撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 11:12
見えた。
地蔵岳の頂上に到着。
2015年07月12日 11:13撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 11:13
地蔵岳の頂上に到着。
地蔵岳からの眺望は良い。
2015年07月12日 11:13撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 11:13
地蔵岳からの眺望は良い。
中ノ岳。
2015年07月12日 11:16撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 11:16
中ノ岳。
駒ケ岳。
2015年07月12日 11:16撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 11:16
駒ケ岳。
薬師岳と千本檜小屋を望む。
2015年07月12日 11:17撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 11:17
薬師岳と千本檜小屋を望む。
写真左手に八海山スキー場が見える。
2015年07月12日 11:18撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 11:18
写真左手に八海山スキー場が見える。
地蔵岳から不動岳に向かう途中。足元の雪渓。
2015年07月12日 11:19撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 11:19
地蔵岳から不動岳に向かう途中。足元の雪渓。
不動岳に到着。
2015年07月12日 11:25撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 11:25
不動岳に到着。
不動岳の次のピークが見えるが、今日はそこまで行く予定ではない。
2015年07月12日 11:25撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 11:25
不動岳の次のピークが見えるが、今日はそこまで行く予定ではない。
行く予定ではなかったが、、、少し進んでみる。
2015年07月12日 11:29撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 11:29
行く予定ではなかったが、、、少し進んでみる。
ここまで行って引き返してきた。
2015年07月12日 11:44撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 11:44
ここまで行って引き返してきた。
不動岳に戻り昼食とする。
2015年07月12日 12:18撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 12:18
不動岳に戻り昼食とする。
米山と刈羽黒姫山が見える。
2015年07月12日 12:23撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 12:23
米山と刈羽黒姫山が見える。
写真では分からないが妙高山、火打山も見えた。
2015年07月12日 12:23撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 12:23
写真では分からないが妙高山、火打山も見えた。
巻機山東方の峰々。遠くに見えるのは尾瀬方面の山だろうか。
2015年07月12日 12:42撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 12:42
巻機山東方の峰々。遠くに見えるのは尾瀬方面の山だろうか。
信仰の山であることが良く分かる。
2015年07月12日 12:47撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 12:47
信仰の山であることが良く分かる。
先程諦めたピークと中ノ岳を背景に自分のザックを撮ってみた。
2015年07月12日 12:48撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 12:48
先程諦めたピークと中ノ岳を背景に自分のザックを撮ってみた。
初心者なので無理はしない。
2015年07月12日 12:48撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 12:48
初心者なので無理はしない。
ロープウエイ山頂駅まであと少し。振り返って八ツ峰を望む。
2015年07月12日 14:56撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 14:56
ロープウエイ山頂駅まであと少し。振り返って八ツ峰を望む。
中央少し右手、多分苗場山。
2015年07月12日 14:56撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 14:56
中央少し右手、多分苗場山。
避難小屋。ここから階段を下りてロープウエイ山頂駅に到着。
2015年07月12日 15:02撮影 by  SH-02F, SHARP
7/12 15:02
避難小屋。ここから階段を下りてロープウエイ山頂駅に到着。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック

感想

目標としていた山の一つ、八海山に行ってきた。
いつか八ツ峰縦走したいとは思うが初心者なので今日は途中までの予定。
地蔵岳まで行き、行けそうならば不動岳まで行ってみることにしていた。

天気には恵まれた。
予報では一日中晴れ、取りあえず悪天候の心配をしなくて良いのは助かる。
7:30にロープウエイ山麓駅駐車場に到着し準備を始める。
既に20台程の車があったが停める場所はまだまだたくさんある。
冬はスキー場になるが、その駐車場なので停められないことはまず無いだろう。

ロープウエイ山麓駅に気象情報が掲示されていて参考になる。
今日の最高気温は32℃まで上がる予報、かなり暑くなりそうだ。
ロープウエイではツアーの団体さんと乗り合わせた。
引率している山岳会の人らしいリーダーがツアーのメンバーと話しているのが聞こえるのだが、それによるとこの梅雨時期に昨日や今日のような好天は珍しく、皆さんは運が良いですねというようなことを言っていた。前日には富士山が見えたそうだ。

山頂駅に到着し、ストレッチをした後、鳥居をくぐって出発。
女人堂までは急登や難所もほとんどなく、整備の行き届いた登山道を快適に歩く。
女人堂では多くの人が休憩していた。バイオトイレと休憩室が使用できるようになっている。
女人堂からは薬師岳が良く見える。結構遠い。そして今までよりも明らかに急な登りになることが判る。
薬師岳目指して出発すると登りはきつくなるが、代わりに眺望が良くなってくる。
渡渉点を過ぎると左手の視界が開けてきて眺めが良くなるが同時にちょっとしたガレ場なども出てくるので注意して進む。
女人堂から40分弱で薬師岳に到着した。眺めが良い。
ここからは駒ヶ岳や中ノ岳も良く見えるようになる。
幾つか写真を撮ってから前方に見える千本檜小屋に向けて出発。
この先は稜線歩きになり日差しをさえぎるものがほとんど無いためとても暑い。
千本檜小屋までは10分もかからない。ここでも多くの人が休憩している。
記念バッジを購入した後、周囲の景色を撮りながら休憩した。
男性2人のパーティと単独の男性の方と少し話す。
2人組みのパーティの方はこの先は行かずに戻るらしい。
この先というのは八ツ峰のことであり、難所が続くためここで戻る人も多いのだろう。
自分も初級者なので今回は八ツ峰縦走は予定していない。
一つ目の地蔵岳には行く予定にしていたが、その先は行っても不動岳までと考えていた。
千本檜小屋から地蔵岳が良く見える。他の方の山行記録でも良く見た地蔵岳だ。
かなり急な岩峰なのは判っていたが、地蔵岳に近づき間近から見上げると本当にこれに登るのかと思ってしまう。
間もなく八ツ峰縦走路と迂回路の分岐点に来た。
八ツ峰縦走路に進む。すると間もなく鎖場が現れ登りきると稜線に出た。
右手に不動岳、左手に地蔵岳があり、両方ともピークはすぐそこのようだ。
地蔵岳を目指す。これを登れるのかと思った八ツ峰一つ目のピークだが地蔵岳の南東斜面を巻く形で稜線に出るルートになっていて、壁を直登するような場所は無く、岩場を少し登れば頂上に到着した。
ここも眺めが良く、幾つか写真を撮って10分近く滞在した。
不動岳も行けそうなので進んでみるとあっさりと到着した。
この辺りからの駒ケ岳、中ノ岳方面は絶景だった。
今日の目的地は地蔵岳、不動岳だが、時間も予定より早く行動出来ていたので、もう少し進んでみることにする。但し無理はしない。
不動岳の次のピークである七曜岳に向かう。
ここからは今までとは違い難所が続く。
不動岳を降りると、またすぐに登りになる。この辺りは鎖場だらけだ。
左側は落ちたら助からないであろう崖で道幅は狭く、その道が崩れかかっている場所がありかなり慎重に通過した。ここが一番怖かった。
そこからしばらく進むとまた下って登り返す場所があり、やはり鎖場だらけのようだ。
ここらで引き返すのが良いと判断し戻ることにする。
まだ12時前で不動岳に戻る頃に丁度昼頃になるだろうからそこで昼食にすることにした。
不動岳に戻ると10人近くの人がいる。さっき来たときには自分の他には誰もいなかったが。
年配の夫婦がいてしばらく話していると旦那さんは八ツ峰の縦走に行くが奥さんはここから千本檜小屋へ戻って待機すると言う。奥さんは山の経験が豊富なようだった。
そのうち旦那さんが出発した。
昼食のおにぎりを頬張りながら奥さんと話をしていると旦那さんはあれよあれよと言う間に先ほど自分が引き返した地点を通り越し、次のピークに到着してこちらに向かって手を振っている。速い。
しかし天気も良く眺めもよくとても気分が良い。
巻機山や中ノ岳、駒ケ岳はもちろん、守門岳、海の方角には米山や刈羽黒姫山も見える。
妙高、火打も見えた。次に登りたい山は妙高か火打だ。
不動岳でゆっくり過ごした後下山する。
千本檜小屋に着くと先ほど不動岳で会った奥さんがいた。会釈して千本檜小屋を後にする。
後は眺望を楽しみながらひたすらロープウエイ山頂駅を目指す。
この頃から時折遠くで雷鳴のような音が聞こえるようになった。
周囲は全く雲も無く晴れているのにどこかで雷が発生しているのかもしれない。
薬師岳で鐘を鳴らし、女人堂で小休止し、山頂駅に近づいてきた。
ここで行きには寄らなかった漕池に寄ってみた。
雪解け水がたまってできたと思われる池で、周りにはまだ雪が残っていた。
池の中には蛙の卵らしきものがある。すると池を挟んで反対側の斜面を猿かカモシカと思われる動物がガサガサと走っていった。熊ではないようだったが結構びっくりする。
漕池を後にしロープウエイ山頂駅を目指す。
雷らしき音はたまに聞こえるが相変わらず周囲は晴天である。
南西方向の撮影ポイントになっている曲がり角では苗場山らしき山も見えた。
快適な登山道を下り、ロープウエイ山頂駅に到着した。

山と高原地図を参考にしてコースタイムを設定していたが実際にはそれよりも早く動けたようで少しだが自信も着いた。
天気が良く、眺望を楽しむには絶好の条件で素晴らしい山行となった。
1700m級の山は初めてで多少不安もあったが、天候に恵まれ(ちょっと暑かったが)トラブル無く下山できたのが何よりだった。

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