八海山 ロープウエイ利用往復(八ツ峰途中まで)


- GPS
- 06:22
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 754m
- 下り
- 742m
コースタイム
- 山行
- 4:13
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 6:23
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
六日町ICを降りた場合、六日町八海山スキー場への案内看板が幾つかある。 大和ICを降りた場合は案内看板は無いかもしれない。 ナビがあれば六日町八海山スキー場を目的地にすればよい。 スキー場に着くとすぐに駐車場があるが、八海山ロープウエイの乗り場はそこではなくもう少し上ったところにあるのでそっちの駐車場に停める。 スキー場の駐車場なのでさすがに十二分に広く、停められないということはまず無いと思われるが、紅葉の時期になるとこの駐車場も大分埋まることがある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ロープウエイ乗り場にトイレ、飲み物の自動販売機がある。 またロープウエイ乗り場よりも麓寄りにあるベースキャンプと言う施設にはトイレや売店がある。 ロープウエイの切符売り場の隣に登山届けと下山届けの提出用の箱があり、用紙も用意されている。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
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感想
目標としていた山の一つ、八海山に行ってきた。
いつか八ツ峰縦走したいとは思うが初心者なので今日は途中までの予定。
地蔵岳まで行き、行けそうならば不動岳まで行ってみることにしていた。
天気には恵まれた。
予報では一日中晴れ、取りあえず悪天候の心配をしなくて良いのは助かる。
7:30にロープウエイ山麓駅駐車場に到着し準備を始める。
既に20台程の車があったが停める場所はまだまだたくさんある。
冬はスキー場になるが、その駐車場なので停められないことはまず無いだろう。
ロープウエイ山麓駅に気象情報が掲示されていて参考になる。
今日の最高気温は32℃まで上がる予報、かなり暑くなりそうだ。
ロープウエイではツアーの団体さんと乗り合わせた。
引率している山岳会の人らしいリーダーがツアーのメンバーと話しているのが聞こえるのだが、それによるとこの梅雨時期に昨日や今日のような好天は珍しく、皆さんは運が良いですねというようなことを言っていた。前日には富士山が見えたそうだ。
山頂駅に到着し、ストレッチをした後、鳥居をくぐって出発。
女人堂までは急登や難所もほとんどなく、整備の行き届いた登山道を快適に歩く。
女人堂では多くの人が休憩していた。バイオトイレと休憩室が使用できるようになっている。
女人堂からは薬師岳が良く見える。結構遠い。そして今までよりも明らかに急な登りになることが判る。
薬師岳目指して出発すると登りはきつくなるが、代わりに眺望が良くなってくる。
渡渉点を過ぎると左手の視界が開けてきて眺めが良くなるが同時にちょっとしたガレ場なども出てくるので注意して進む。
女人堂から40分弱で薬師岳に到着した。眺めが良い。
ここからは駒ヶ岳や中ノ岳も良く見えるようになる。
幾つか写真を撮ってから前方に見える千本檜小屋に向けて出発。
この先は稜線歩きになり日差しをさえぎるものがほとんど無いためとても暑い。
千本檜小屋までは10分もかからない。ここでも多くの人が休憩している。
記念バッジを購入した後、周囲の景色を撮りながら休憩した。
男性2人のパーティと単独の男性の方と少し話す。
2人組みのパーティの方はこの先は行かずに戻るらしい。
この先というのは八ツ峰のことであり、難所が続くためここで戻る人も多いのだろう。
自分も初級者なので今回は八ツ峰縦走は予定していない。
一つ目の地蔵岳には行く予定にしていたが、その先は行っても不動岳までと考えていた。
千本檜小屋から地蔵岳が良く見える。他の方の山行記録でも良く見た地蔵岳だ。
かなり急な岩峰なのは判っていたが、地蔵岳に近づき間近から見上げると本当にこれに登るのかと思ってしまう。
間もなく八ツ峰縦走路と迂回路の分岐点に来た。
八ツ峰縦走路に進む。すると間もなく鎖場が現れ登りきると稜線に出た。
右手に不動岳、左手に地蔵岳があり、両方ともピークはすぐそこのようだ。
地蔵岳を目指す。これを登れるのかと思った八ツ峰一つ目のピークだが地蔵岳の南東斜面を巻く形で稜線に出るルートになっていて、壁を直登するような場所は無く、岩場を少し登れば頂上に到着した。
ここも眺めが良く、幾つか写真を撮って10分近く滞在した。
不動岳も行けそうなので進んでみるとあっさりと到着した。
この辺りからの駒ケ岳、中ノ岳方面は絶景だった。
今日の目的地は地蔵岳、不動岳だが、時間も予定より早く行動出来ていたので、もう少し進んでみることにする。但し無理はしない。
不動岳の次のピークである七曜岳に向かう。
ここからは今までとは違い難所が続く。
不動岳を降りると、またすぐに登りになる。この辺りは鎖場だらけだ。
左側は落ちたら助からないであろう崖で道幅は狭く、その道が崩れかかっている場所がありかなり慎重に通過した。ここが一番怖かった。
そこからしばらく進むとまた下って登り返す場所があり、やはり鎖場だらけのようだ。
ここらで引き返すのが良いと判断し戻ることにする。
まだ12時前で不動岳に戻る頃に丁度昼頃になるだろうからそこで昼食にすることにした。
不動岳に戻ると10人近くの人がいる。さっき来たときには自分の他には誰もいなかったが。
年配の夫婦がいてしばらく話していると旦那さんは八ツ峰の縦走に行くが奥さんはここから千本檜小屋へ戻って待機すると言う。奥さんは山の経験が豊富なようだった。
そのうち旦那さんが出発した。
昼食のおにぎりを頬張りながら奥さんと話をしていると旦那さんはあれよあれよと言う間に先ほど自分が引き返した地点を通り越し、次のピークに到着してこちらに向かって手を振っている。速い。
しかし天気も良く眺めもよくとても気分が良い。
巻機山や中ノ岳、駒ケ岳はもちろん、守門岳、海の方角には米山や刈羽黒姫山も見える。
妙高、火打も見えた。次に登りたい山は妙高か火打だ。
不動岳でゆっくり過ごした後下山する。
千本檜小屋に着くと先ほど不動岳で会った奥さんがいた。会釈して千本檜小屋を後にする。
後は眺望を楽しみながらひたすらロープウエイ山頂駅を目指す。
この頃から時折遠くで雷鳴のような音が聞こえるようになった。
周囲は全く雲も無く晴れているのにどこかで雷が発生しているのかもしれない。
薬師岳で鐘を鳴らし、女人堂で小休止し、山頂駅に近づいてきた。
ここで行きには寄らなかった漕池に寄ってみた。
雪解け水がたまってできたと思われる池で、周りにはまだ雪が残っていた。
池の中には蛙の卵らしきものがある。すると池を挟んで反対側の斜面を猿かカモシカと思われる動物がガサガサと走っていった。熊ではないようだったが結構びっくりする。
漕池を後にしロープウエイ山頂駅を目指す。
雷らしき音はたまに聞こえるが相変わらず周囲は晴天である。
南西方向の撮影ポイントになっている曲がり角では苗場山らしき山も見えた。
快適な登山道を下り、ロープウエイ山頂駅に到着した。
山と高原地図を参考にしてコースタイムを設定していたが実際にはそれよりも早く動けたようで少しだが自信も着いた。
天気が良く、眺望を楽しむには絶好の条件で素晴らしい山行となった。
1700m級の山は初めてで多少不安もあったが、天候に恵まれ(ちょっと暑かったが)トラブル無く下山できたのが何よりだった。
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