甲斐駒ケ岳黒戸尾根

2015年07月25日(土) [日帰り]

• GPS: 09:37
• 距離: 17.1km
• 登り: 2,469m
• 下り: 2,479m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:21
• 休憩: 0:15
• 合計: 9:36

距離 17.1km 登り 2,480m 下り 2,479m

5:28 尾白川渓谷駐車場
5:32 竹宇駒ヶ岳神社
6:40 笹の平分岐
7:28 7:29 刃渡り
7:40 7:41 刀利天狗
8:14 五合目小屋跡
8:19 8:20 屏風小屋跡
8:51 8:53 七丈小屋
9:39 八合目御来迎場
10:37 10:39 甲斐駒ヶ岳
11:37 11:38 八合目御来迎場
12:08 12:13 七丈小屋
12:45 屏風小屋跡
12:52 12:53 五合目小屋跡
13:22 13:23 刀利天狗
13:31 刃渡り
14:05 笹の平分岐
15:00 竹宇駒ヶ岳神社
15:04 尾白川渓谷駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

竹字駒ケ岳神社入口駐車場（尾白川渓谷駐車場）は第一と第二があり、両方で100台の収容能力あり。この日は朝5時で第一は7割程度、第二は1割程度の駐車率。下山時は満車状態でした。トイレは第一にあります。

コース状況／危険箇所等

第一駐車場奥の、神社に向かう道すがらに登山ポストあり。登山道は駒ケ岳神社を突っ切って伸びています。

その他周辺情報

売店は駐車場にあり、飲み物ぐらいは買えます。但し早朝はやっていませんでした。
温泉は車で5分程度のところに「名水公園べるが」という施設内に尾白の湯があり。公園入口で200円、温泉施設で620円払います。温泉施設は大きなものでした。

写真

尾白川渓谷第一駐車場。
右奥に見えるのが売店ですが、朝はやっていませんでした。

駐車場奥にある登山口。
ここに登山届けPOSTもあります。

竹字駒ケ岳神社。
甲斐駒ケ岳にはここの敷地を通って行きます。

神社を左に折れると吊り橋。
ここからが登山本番。

鬱蒼とした森林をひたすら登ります。

ある程度登るとトレランには最適な平衡な道が。
こういったところは数カ所ありますが、帰りは足が持たず快適な下りトレランとはなりませんでした（笑）。

有名な刃渡り。
確かに両側はスパッと切れ落ちていますが、樹木が繁って高度感はそれほど感じず、怖さもあまりありません。

五合目を少し過ぎたあたり。
ここまで来るのにせっかく登ったのをかなり下り、この辺りが最低部。再度登り始めます。

この連続梯子の辺りが一番大変といえば大変。

途中には長い垂直梯子もあります。

途中には吊り橋も。

七丈小屋。
小屋番さん、超無愛想。

七丈第二小屋。ルートは右の梯子を登ります。
因みにこの手前にトイレあり。
一回200円。料金は小屋まで。

小屋から少し行くとキャンプ指定地。
小屋から離れているので何かと不便かも。

八合目。
このあたりから見通しも良くなります。

八ヶ岳の上に渦上の怪しい雲があったのでパチリ。

そして頂上。
凄い人出で、その多くが北沢峠からっぽい。

この標識の前で写真を撮るのは人多すぎで至難の業です。

頂上の祠。ここも撮影人気スポットでした。

鳳凰三山と富士山です。

早川尾根と北岳。

頂上は人多すぎなので、隣の駒ケ岳神社が祀られているピークにて昼飯。

そして下ります。
行きも使ったこの道、鎖場多し、です。

感想

bellwin

なかなか行けなかった甲斐駒ケ岳黒戸尾根、天気も良いので日帰りで挑戦してきました。

この日はトレランスタイル。しかしながら一応ツェルトやらの緊急装備はザックの中へ。水は1.5L持ってきましたが、このルートで夏の晴天だと（補給無し前提だと）2Lは必要でした。

5時半頃に登り始め、通常コースタイムのほぼ半分、9時間半で往復した訳ですが、さすがに最後の登りはへばって足が上がらず、下り全般はキツく、途中数カ所ある走ったら気持ち良さそうなフカフカな水平路でさえ、膝と太もも前部が悲鳴を上げ、苦痛にしか感じない有様。これを日課のように行う人は凄いとしかいいようがありません。もうすぐ50だし、と自分に言い訳をしたくなるほどキツかったです。

刃渡り等、かなり鎖場や梯子はありますが、北アルプス等の鎖場に慣れていれば問題なし。但し、こけたりしたら大怪我になりそうな箇所は路上そこいらにありますから、お気をつけて。
全体的には、さすがかつての修験の道、という感じでした。