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Yamareco

記録ID: 683930
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

巻機山 〜五十沢コース(裏巻機渓谷)より〜

2010年07月19日(月) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 新潟県
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GPS
--:--
距離
23.1km
登り
2,270m
下り
2,251m

コースタイム

日帰り
山行
13:20
休憩
1:35
合計
14:55
4:00
50
五十沢キャンプ場のゲート
4:50
5:00
70
6:10
6:15
50
取水口
7:05
7:15
235
永松沢渡渉点
11:10
11:20
45
12:05
12:15
25
12:40
13:10
160
15:50
16:05
150
大窪沢渡渉点
18:35
18:40
15
18:55
五十沢キャンプ場のゲート
夜間は五十沢キャンプ場のゲートは閉鎖されているので、早朝のみやて小屋へ車両で上がることは不可。5年前の古い記録のため現在の状況とは異なっている恐れがあります。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
五十沢キャンプ場のゲートからみやて小屋まで自転車。舗装道路だが急勾配のためかなりきつい。キャンプ場のゲートは夜間閉鎖のため日帰りの場合は早朝発が必至のためゲート手前に駐車する必要あり。
五十沢キャンプ場からは自転車で急な道路を「みやて小屋」へ向かう。左奥に牛ヶ岳。
五十沢キャンプ場からは自転車で急な道路を「みやて小屋」へ向かう。左奥に牛ヶ岳。
小屋分岐までかなり体力を消耗。裏巻機渓谷は左へ。広場に自転車をデポ。(こんな急勾配の道を自転車登るメリットはなさそうだ)
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小屋分岐までかなり体力を消耗。裏巻機渓谷は左へ。広場に自転車をデポ。(こんな急勾配の道を自転車登るメリットはなさそうだ)
裏巻機渓谷の案内板。
裏巻機渓谷の案内板。
裏巻機渓谷に向かって歩きだすと沈砂池の脇を通過。
裏巻機渓谷に向かって歩きだすと沈砂池の脇を通過。
巨石の転がる割石沢を通過。
巨石の転がる割石沢を通過。
一部オーバーハングの岩場をくり抜いた区間を通過する。黒部の下の廊下と少し似ている。
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一部オーバーハングの岩場をくり抜いた区間を通過する。黒部の下の廊下と少し似ている。
後方を振り返る。みやて小屋はもう見えない。
後方を振り返る。みやて小屋はもう見えない。
見事に巨石の乗った小滝沢の橋
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見事に巨石の乗った小滝沢の橋
ようやく見えてきた夫婦滝。
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ようやく見えてきた夫婦滝。
滝を過ぎ取水口の堰堤で探勝路は終わり。一般ハイカーはここまで。
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滝を過ぎ取水口の堰堤で探勝路は終わり。一般ハイカーはここまで。
取水口の堰堤に降り対岸に渡り撮影。
階段を覆う屋根が雪害で無残にも崩壊している。
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取水口の堰堤に降り対岸に渡り撮影。
階段を覆う屋根が雪害で無残にも崩壊している。
取水口から永松沢下流を望む。
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取水口から永松沢下流を望む。
取水口から上流の永松沢は両岸が狭まりゴルジュとなり遡行も困難となる。巻機山(牛ヶ岳)への旧道は右岸の急な岩崖の斜面を150mほど上がりゴルジュ区間を迂回するようにトラバースで付けられている。
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取水口から上流の永松沢は両岸が狭まりゴルジュとなり遡行も困難となる。巻機山(牛ヶ岳)への旧道は右岸の急な岩崖の斜面を150mほど上がりゴルジュ区間を迂回するようにトラバースで付けられている。
旧道のトラバース区間で対岸の巻機山塊を望む。
右奥は牛ヶ岳、右は巻機北方稜線。
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旧道のトラバース区間で対岸の巻機山塊を望む。
右奥は牛ヶ岳、右は巻機北方稜線。
大窪沢と下滝ノ沢の中間尾根。このあたりは沢が深く急峻だ。
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大窪沢と下滝ノ沢の中間尾根。このあたりは沢が深く急峻だ。
トラバース最高地点付近から望む巻機山塊パノラマ。
左奥は牛ヶ岳、左下の暗い部分は下の滝沢と中の滝沢出合い。
右は高棚の頭方面。旧道は岩場の通過のためそれほど薮は気にならないが、足元は不安定で気が抜けない。
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トラバース最高地点付近から望む巻機山塊パノラマ。
左奥は牛ヶ岳、左下の暗い部分は下の滝沢と中の滝沢出合い。
右は高棚の頭方面。旧道は岩場の通過のためそれほど薮は気にならないが、足元は不安定で気が抜けない。
左下から中央に延びる尾根で渡渉地点へ下る。
中央奥は永松沢上流(三石山)方向
左下から中央に延びる尾根で渡渉地点へ下る。
中央奥は永松沢上流(三石山)方向
永松沢に急降下し渡渉地点へ。
このあたりは流れが穏やか。
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永松沢に急降下し渡渉地点へ。
このあたりは流れが穏やか。
飛び石伝いに軽く渡渉出来る。
飛び石伝いに軽く渡渉出来る。
対岸の尾根に取り付きしばらくは展望のきかない急な登りが続く。やがて牛の背中のように大きな牛ヶ岳が視界に現れる。
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対岸の尾根に取り付きしばらくは展望のきかない急な登りが続く。やがて牛の背中のように大きな牛ヶ岳が視界に現れる。
中央は中ノ滝沢。中ノ滝沢の右岸に沿って旧道を進む。
中央は中ノ滝沢。中ノ滝沢の右岸に沿って旧道を進む。
北方の展望。高棚ノ頭(左)から派生する岩尾根が立派。
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北方の展望。高棚ノ頭(左)から派生する岩尾根が立派。
薄暗い樹林帯の道は歩きやすい。
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薄暗い樹林帯の道は歩きやすい。
中の滝沢の上流部で道は左岸へ。僅かな距離だが沢の中を歩く。
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中の滝沢の上流部で道は左岸へ。僅かな距離だが沢の中を歩く。
所々草原が現れ、沢の源頭部の雰囲気が感じられるようになる。
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所々草原が現れ、沢の源頭部の雰囲気が感じられるようになる。
標高が上がると遠望が開け、青々とした魚沼平野が印象的。
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標高が上がると遠望が開け、青々とした魚沼平野が印象的。
振り返れば、どっしりとした山容のネコブ山。
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振り返れば、どっしりとした山容のネコブ山。
足元には時々熊の糞みたいなものが落ちていた。
足元には時々熊の糞みたいなものが落ちていた。
気持ちの良い青空
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気持ちの良い青空
登山道は気持ちの良い草原状の尾根を登る。
奥は越後三山、その手前は小兜山〜大兜山の鋸状の稜線。
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登山道は気持ちの良い草原状の尾根を登る。
奥は越後三山、その手前は小兜山〜大兜山の鋸状の稜線。
8〜9合目付近の草原地帯で目にする雄大な絶景は旧道のクライマックス。(元サイズ→拡大)
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8〜9合目付近の草原地帯で目にする雄大な絶景は旧道のクライマックス。(元サイズ→拡大)
前方に巨大な牛ヶ岳が近づいてきた。
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前方に巨大な牛ヶ岳が近づいてきた。
割引岳方面の稜線。
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割引岳方面の稜線。
草原にはキンコウカが咲いている。
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草原にはキンコウカが咲いている。
ネコブ山から上越国境稜線方面のパノラマ。
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ネコブ山から上越国境稜線方面のパノラマ。
牛ヶ岳へ突上げる中滝ノ沢源頭部にはまだ雪渓が残っている。
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牛ヶ岳へ突上げる中滝ノ沢源頭部にはまだ雪渓が残っている。
九合目のなだらかな草原から巻機山〜割引岳の稜線を望む。
手前の白い物は九合目の標柱。
九合目のなだらかな草原から巻機山〜割引岳の稜線を望む。
手前の白い物は九合目の標柱。
牛ヶ岳(左)に到着。登ってきた旧道のある尾根を見下ろす。
山頂には数名の登山者が休憩したいた。
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牛ヶ岳(左)に到着。登ってきた旧道のある尾根を見下ろす。
山頂には数名の登山者が休憩したいた。
ピラミダルな割引岳〜北方稜線を望む。
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ピラミダルな割引岳〜北方稜線を望む。
牛ヶ岳から巻機山へ続くなだらかな稜線(パノラマ)。
牛ヶ岳から巻機山へ続くなだらかな稜線(パノラマ)。
上越国境稜線、奥利根方面(パノラマ)。
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上越国境稜線、奥利根方面(パノラマ)。
なだらかな草原にはニッコウキスゲが見ごろ
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なだらかな草原にはニッコウキスゲが見ごろ
奥利根方面、奈良沢支流の源頭部の雪渓。
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奥利根方面、奈良沢支流の源頭部の雪渓。
登山道脇の池塘。
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登山道脇の池塘。
栂ノ頭(左)、前巻機山(右)、谷川連峰(後方)
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栂ノ頭(左)、前巻機山(右)、谷川連峰(後方)
山頂付近から前巻機山、奥は谷川連峰。
山頂付近から前巻機山、奥は谷川連峰。
静かな巻機山山頂。
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静かな巻機山山頂。
巻機山避難小屋
池塘の脇を下山する団体。
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池塘の脇を下山する団体。
ピラミダルな割引岳に向かう。
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ピラミダルな割引岳に向かう。
登山道脇の雪渓の融けたばかりの草原にはハクサンコザクラ。
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登山道脇の雪渓の融けたばかりの草原にはハクサンコザクラ。
牛ヶ岳〜巻機山方面のパノラマ
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牛ヶ岳〜巻機山方面のパノラマ
塩沢(北西)方向の展望。
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塩沢(北西)方向の展望。
天狗岩方面へ延びる尾根。
天狗岩方面へ延びる尾根。
割引岳山頂。既に誰もいなくさびしい山頂。
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割引岳山頂。既に誰もいなくさびしい山頂。
割引岳から北方へ延びる稜線。新道は途中から右へ分岐している。
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割引岳から北方へ延びる稜線。新道は途中から右へ分岐している。
分岐後、新道は草原状の尾根を下る。7合目付近まで刈り払われて歩きやすい。
分岐後、新道は草原状の尾根を下る。7合目付近まで刈り払われて歩きやすい。
下るにつれガスが晴れてきた。右は下滝ノ沢の源流部。
下るにつれガスが晴れてきた。右は下滝ノ沢の源流部。
登山道脇に咲く花る。
登山道脇に咲く花る。
7合目の標柱。前方は高棚の頭。
7合目の標柱。前方は高棚の頭。
下ってきた尾根を見上げる。
下ってきた尾根を見上げる。
尾根の末端近くの大きなブナに5合目の表示。ここから大窪沢まで急な下り
尾根の末端近くの大きなブナに5合目の表示。ここから大窪沢まで急な下り
大窪沢の渡渉点には雪渓が残っていた。
大窪沢の渡渉点には雪渓が残っていた。
沢は穏やかで問題なく渡渉できる。
沢は穏やかで問題なく渡渉できる。
スノーブリッジ状の雪渓。
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スノーブリッジ状の雪渓。
内部からは冷気が漂い涼しい。
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内部からは冷気が漂い涼しい。
対岸の滑りやすい斜面を登り返す。その先も足場の悪い区間があり。
対岸の滑りやすい斜面を登り返す。その先も足場の悪い区間があり。
旧道が設置されている急なスラブ斜面、深い永松沢を望む。
(元サイズ→拡大)
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旧道が設置されている急なスラブ斜面、深い永松沢を望む。
(元サイズ→拡大)
前方にみやて小屋が見える。かなり標高の高い場所に建っていることがわかる。
前方にみやて小屋が見える。かなり標高の高い場所に建っていることがわかる。
永松沢核心部を見下ろす。
手前は深く抉れたゴルジュが続き遡行困難。
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永松沢核心部を見下ろす。
手前は深く抉れたゴルジュが続き遡行困難。
牛ヶ岳を振り返る。
牛ヶ岳を振り返る。
前方にみやて小屋へ通じる急な道路と裏巻機渓谷を望む
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前方にみやて小屋へ通じる急な道路と裏巻機渓谷を望む
再び裏巻機渓谷の遊歩道に戻ってきた。
再び裏巻機渓谷の遊歩道に戻ってきた。
なんとか暗くなる前にみやて小屋に到着。ここから自転車で急な車道を一気に下る。急すぎてブレーキが焼けそうだった。
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なんとか暗くなる前にみやて小屋に到着。ここから自転車で急な車道を一気に下る。急すぎてブレーキが焼けそうだった。

感想

日の長い時期、健脚な登山者であれば五十沢コースから巻機山の往復は可能と思われる。距離が長く登山口である、みやて小屋までのアクセスが悪いので訪れる登山者の非常に少ないコース。
旧道は急な岩崖の登下降やトラバース、永松沢の渡渉があり慎重を要する箇所はあるものの、コースの変化に富み眺望にも優れ裏巻機の魅力をより感じられるコース。対して新道はそれほど難しい箇所はなく旧道のエスケープルート的な存在、山頂への所要時間も短いと思われる。今回登った時期は刈り払いがされたばかりで登山道は問題なく歩けた。刈り払い前だと結構薮がうるさそうだ。

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体力レベル
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