記録ID: 6839956
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沢登り
磐梯・吾妻・安達太良
吾妻連峰 塩ノ川下部 ぎんぜんの滝まで
2024年05月25日(土) [日帰り]
- GPS
- 09:05
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 1,886m
- 下り
- 1,901m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:47
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 9:08
7:06
17分
スタート地点
7:23
7:23
129分
思いの滝 入渓
9:32
9:52
43分
30m滝
10:35
10:35
135分
つばくろ滝
12:50
12:51
96分
ぎんぜんの滝
14:27
14:27
104分
登山道合流
16:14
ゴール地点
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
阿武隈川水系 荒川 塩ノ川 ぎんぜんの滝まで 体感2級 水量平水 ラバー△ 魚影なし 雪渓なし ■アプローチ 駐車地点から遊歩道を歩き、「思いの滝」の看板に従って歩みを進め、思いの滝が見えてきたら踏み跡を辿って思いの滝の真ん前に入渓。 歩き出しから入渓まで15分程。 ■塩ノ川 下部遡行 入渓地点の思いの滝は1段目は左壁から越え、2段目は右岸から小さく巻き。 デカい堰堤をホチキス梯子で越えると、河原になり本格的に遡行開始となる。 すぐに淵を持った2段滝が現れいきなり泳ぎで突破するが、左岸から簡単に巻けるようだ。 その後も綺麗な釜を持った小滝が出てきて小さく巻いたりしながら進むが、基本ゴーロ歩きが続く。 右岸に柱状節理の壁が見えてくると30m直瀑。釜は見事なブルーで大迫力の渓相を眺めながら一本取る。 滝は登れないので右岸巻き。この巻きは容易で15分程で落口へ。 巨岩帯ゴーロを進むと、つばくろ滝10m。この滝は手前の巨岩を倒木利用で越え、5mの前衛を越えて初めて滝前に行ける。 滝の右壁が登れそうなのでザイルを出して取り付く。 ワンポイントA1で登るが、その後に落口を跨いで対岸の傾斜のある岩に移らなければならない。 ここが最大の核心になると思うが、飛び移る勇気がないので、結局降りて右岸巻き。 巻きも中々悪いトラバースを経て灌木を伝い沢に復帰。この巻きは40分程。 この巻きで、2段15m滝と銚子口と呼ばれる釜を持つ小滝も一緒に巻いてしまったようだ。 さらにゴルジュを進むと、ぎんぜんの滝8m. 取り付きは100%泳ぎになるが、取り付ければなんとか登れそうな滝だが、いい時間なので左岸の巻きに入り、そのまま登山道まで上がる事にした。 しかしこれが最悪の巻きで、垂壁とボロボロの壁を使える灌木や岩を手掛かりに登る。 ボロボロの極悪ルンゼに入り込み、やっぱり降りて岩壁を登り返したりしてたら、登山道に出る頃には巻き始めから90分も経っていた。 このぎんぜんの滝は無理に左岸登山道まで上がらず、泳いで直登、もしくは左岸巻きなら岩壁下からトラバースして沢に復帰した方がいい。 右岸巻きは分からないが、福島登高会の記録では沢に復帰するまで90分かかっているようなので、同じような感じかもしれない。 ■下山 一応登山道がありピンクテープが所々あるが、踏み跡は極めて薄い。 場所によっては明瞭な場所もあるが、油断してると気付くとロストしている。 GPSをこまめに確認しながら下山する事をオススメする。 脱渓地点から下山まで2時間弱。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
30mザイル ガチャ類 ビバーク装備
|
---|
感想
吾妻の沢三選の一とも言われるらしい塩ノ川。(他は中津川と松川) こんな触れ込みに期待しての遡行です。今回は下部のみではありましたが5月という微妙な時期。水温の低さも相まって直登できず巻きが多めのちょっと消化不良気味の遡行となっててしまいました。
行った季節が悪かったかもしれません。巻きも思った以上に渋く爽快感や達成感は薄目の遡行となってしまいました。攻めるなら泳ぎも出来る7月から9月あたりかな。もし次回のリベンジがあるならそのあたりで行ってようと思います。
吾妻の塩ノ川は、下部と上部に分けられるが、いつか一泊して一気に下部から上部を遡行して浄土平に抜けようと思っていた。
吾妻の沢は巻きが多く、その巻きも一癖ある巻きとゆうイメージがあるが、今回の塩ノ川も例外ではなかった。
水線で行ける所は水線でと、上下ウェットで気合いを入れて入渓。
序盤の2段滝の淵を躊躇なく泳いで取り付き気持ちよく登ったが、水温の低さに一気に体力が奪われて、結局その後は巻き中心となってしまった。
渓相は素晴らしく見応えある滝もあるのでいい沢である事は間違いないのだが、なんとなく登攀意欲が湧いてこないと云うかなんというか。
夏ならまた違った印象になってたかなと思うが、次回は浄土平に抜ける上部を、秋辺りにのんびり遡行したいと思う。
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コメント
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沢は面白いのですが、車でのアプローチが辛すぎて、私はもう二度と行かないですね😅
やっぱり上部も巻きメインですかぁ。
下部は夏に水線にこだわれば3級レベルで楽しめるかと思いますが、また夏にいくかと言われれば、「う〜ん」って感じですかね笑😅
いい沢だとは思いますが。
それにしても仙人沢の遡行時間がめちゃ早いっすね笑。
さすがに団栗さんがソロでとなると、そうなるのは納得してしまいます😁
明日からの雨で雪渓が消えてくれると、大幅に活動範囲が増えますね♪
来月も宜しくです(`・ω・´)ゞ
やっぱりソロだと熊が怖くて早足になっちゃいますよね💦
団栗林さんに行く道がひどいと聞いて以来、足が遠のきました(苦笑)
いつかは泊まりで通しで行ってみたいと思ったので山行になります🎶
沢のソロ活。。。
行方不明者に遭遇してから絶対にソロで行かないと誓いました(苦笑)
塩の川はいい沢でしたよ😊夏にオススメの沢でした。
沢のソロは色々怖いモノが多いですからね😱
誰かと行く時より、ソロの時の方が五感を研ぎ澄ませて歩いてるから、なんか疲れるし笑。
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