南アルプス縦走 聖沢〜聖岳〜兎岳〜百間洞〜赤石岳〜椹島

2015年07月20日(月) 〜 2015年07月22日(水)

• GPS: 56:08
• 距離: 32.4km
• 登り: 3,951m
• 下り: 3,966m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:31
• 休憩: 0:48
• 合計: 5:19

7:51 聖沢登山口
8:57 9:06 聖沢吊橋
9:52 9:55 造林小屋跡
10:31 10:43 乗越
11:32 11:56 滝見台
13:10 聖平小屋

2日目

• 山行: 7:26
• 休憩: 1:33
• 合計: 8:59

5:49 聖平小屋分岐
6:10 6:10 薊畑分岐
6:52 7:00 小聖岳
7:59 8:33 聖岳
11:00 11:12 兎岳
12:00 12:12 小兎岳
13:12 13:39 中盛丸山
13:53 13:53 中盛丸山・大沢岳間分岐(百間洞山の家方面)
14:48 百間洞山の家

3日目

• 山行: 8:22
• 休憩: 1:49
• 合計: 10:11

5:29 百間洞山の家
6:30 6:30 百間平
8:21 8:22 赤石岳避難小屋
8:25 8:53 赤石岳
9:09 9:14 赤石岳・小赤石岳間分岐
9:43 9:55 北沢源頭
10:54 10:54 富士見平
11:18 12:00 赤石小屋
13:39 13:45 カンバ段
15:21 15:36 椹島ロッジ
15:40 椹レストハウス

一日目は聖平小屋、二日目は百間洞山の家にお世話になりました。最終日は雨の中椹島ロッジに下山し宿泊しました。下山直後、椹レストハウスでいただいたケーキセットは美味しくて心身共に癒されました^^

天候

概ね晴天

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

畑薙第一ダム夏期臨時駐車場に車を置き、行きは井川観光協会さんのバスで聖沢登山口へ。帰りは東海フォレストさんのバスで椹島ロッジから臨時駐車場へ。いずれも同協会もしくは同社の管轄する山小屋に宿泊することが前提でバスに乗れます。

コース状況／危険箇所等

危険個所はありませんでしたが、予想を上回る体力勝負の縦走登山でした。特に、聖岳から百間洞へのルートはアップダウンの続く厳しい縦走路でした。赤石岳からの下山ルートで、椹島に抜ける山頂直下は傾斜のある岩稜帯で、滑りやすかったです。

その他周辺情報

連休の中日に東京を出発したにもかかわらず、東京から東名―新東名ー新静岡に着くのに約6時間かかり、最初予定していた椹島ロッヂでの前泊ができず、結局白樺荘で前泊、次の日畑薙夏期臨時駐車場から、朝6時45分発聖沢登山口に向かいました。リニューアルした白樺荘の施設は居心地が良かったです。帰りは椹島からの下山後川根温泉へ。ふれあいの泉という温泉施設はゆっくりできます。マイカーで来た際は行く価値ありです。http://kawaneonsen.jp/

写真

7/19 18:53

前泊白樺荘〜遠かった！

7/20 6:49

畑薙第一ダム臨時駐車場〜結構車がいます

7/20 7:52

井川観光協会バスに乗り約一時間で聖岳登山口へ

7/20 7:52

やっと聖岳登山口！

7/20 7:52

登りはじめから急登です

7/20 9:07

吊り橋がいくつかあります

7/20 9:09

先週の台風の影響か、沢の水は多めでした

7/20 10:33

ミヤマシャクナゲ、咲いてます

7/20 10:41

何という植物でしょう

7/20 10:48

いい天気！

7/20 11:19

可憐なミヤマシシウド

7/20 11:51

滝がよく見えます

7/20 11:52

立ち枯れた木と青い空！

7/20 11:52

7/20 12:13

こちらは何という花でしょうか

7/20 13:12

クルマユリが

7/21 5:08

聖平小屋で見た朝日です

7/21 5:29

聖平小屋の早朝~今日も晴れてます！

7/21 5:57

7/21 6:06

7/21 6:07

7/21 6:07

マルバダケブキ

7/21 6:09

7/21 6:12

7/21 6:16

ハクサンフウロ一輪

7/21 6:18

7/21 6:19

シナノキンバイがひょこっと

7/21 6:55

このあたりからのアップダウンは厳しかった！

7/21 6:56

前聖岳

7/21 6:57

見えるのは恵那山辺りでしょうか

7/21 7:01

7/21 7:02

急登に苦戦する中富士山が！元気が出ます

7/21 7:12

綺麗に咲いていました

7/21 7:12

7/21 7:26

チシマギキョウ

7/21 8:22

青々とした富士

7/21 8:22

7/21 8:23

7/21 8:26

イワベンケイと富士-聖岳山頂にて

7/21 8:27

聖岳登頂しました

7/21 8:57

7/21 10:47

7/21 10:48

7/21 10:54

7/21 11:12

兎岳です。さらに疲労がたまります

7/21 11:13

7/21 11:56

7/21 11:56

7/21 11:56

7/21 11:58

チングルマが鮮やかですね

7/21 12:00

コイワカガミが群生してます

7/21 12:07

7/21 12:08

7/21 12:10

7/21 12:23

お母さんライチョウです

7/21 12:23

よちよち雛も頑張って歩いています

7/21 12:24

ライチョウの親子

7/21 13:05

ミヤマダイコンソウとハクサンチドリ

7/21 13:25

中盛丸山へのアプローチはきつくてびっくりました！

7/21 13:58

またまたライチョウです

7/21 13:59

子供を守ろうと鳴き始めます

7/22 6:35

7/22 6:41

7/22 6:41

7/22 6:42

百間平は穏やかですてきでした

7/22 6:54

前日の縦走路を一望です

7/22 7:24

赤石岳への稜線に出る前のトラバース

7/22 7:37

7/22 7:45

7/22 7:45

7/22 7:47

7/22 8:16

赤石岳避難小屋が見えますね！

7/22 8:16

富士山も見えて、ウキウキの稜線歩き

7/22 8:17

7/22 8:51

7/22 8:52

7/22 8:53

7/22 9:02

赤石岳登頂です！

7/22 9:18

7/22 9:19

残雪がありますね

7/22 9:26

クロユリが！

7/22 9:46

可愛らしい、タカネウスユキソウですね

7/22 9:53

タカネグンナイフウロですね

7/22 9:53

大倉尾根へ。このあたりはお花畑が広がります

7/22 10:02

ミネウスユキソウーシンプルできれいな白い花ですね

7/22 11:43

赤石小屋到着です

7/22 11:44

7/22 13:24

すごい根のはり方です

7/22 15:23

雨の中、椹島に下山しました

7/22 16:12

こちらのレストハウスで

7/22 16:25

ケーキを食べて

7/23 19:45

翌日川根温泉でも、登山の疲れが癒されました。お疲れさまでした！

撮影機器：

EOS M CANON

ARROWS NX F-06E FCNT

装備

個人装備

長袖シャツ ダウン タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 ハイドレーション ヘッドランプ GPS 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

共同装備

長袖シャツ ダウン タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 ハイドレーション ヘッドランプ GPS 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ ライター

感想

Maggy

南アルプスは水が豊富で山小屋も多く、様々なルートで縦走が可能だと思いました。縦走時はアップダウンの激しい体力勝負の山々が続くのですが、どの山からも好天時の眺望は素晴らしく、頑張る甲斐があります。

今回我々の思い出に残ったのは、快晴の中で聖岳からみた眺望の素晴らしさ、百間平から赤石岳への稜線から見た立派な富士山、雛を連れた雌のライチョウに何度か会えたこと、聖平小屋出発後の前聖岳〜聖岳~兎岳〜小兎岳〜中盛丸山岳〜大沢岳へのまき道なしの縦走路の厳しさ、赤石岳山頂直下の岩稜に広がるお花畑の可憐さ、そして同じ縦走ルートでとても親切にしていただいたご夫婦との出会いです。

最後に、当初の計画では赤石岳登頂後、荒川中岳〜荒川東岳（悪沢岳）〜千枚岳〜千枚小屋〜椹島と縦走予定でしたが、体力や天候を考慮し、赤石岳から椹島に下山する大倉尾根ルートに変更しました。下山途中雨が降り出し翌日雨天だったため、今回は計画を変更して正解だったと思います。次回は荒川三山〜塩見岳、また他の南アルプスの山々の縦走にチャレンジしたいです！

コメント

hositosake

星と酒です
大縦走ですねえ！
それにしてもライチョウを２回も見れるとは…。私たちは１０年山をやっててまだ１度も見てません。職場へのお土産はいつも雷鳥の里ですが…。

Maggy

Re: 星と酒です
遅ればれながらの返信、失礼いたします。この縦走は急な登り下りの連続で、日々のトレーニングの大切さを思い知らされました。ライチョウに会えたのは、たまたま時期的にラッキーだったのだと思います^^

また、こちらも少し時が経ってしまいましたが 9月の素敵な花火の夜は大変お世話になりましたm(__)m　おかげさまで、いい写真を撮ることができました。ありがとうございました！

我々はこのシルバーウィークに福島の百名山三山に行きまして これからヤマレコに記録しようと思っております

今後ともどうぞよろしくお願いいたします！