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Yamareco

記録ID: 686223
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波

下界の暑さを逃れて・・・神秘の池の日光白根山

2015年07月27日(月) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 栃木県 群馬県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:34
距離
12.2km
登り
1,211m
下り
1,213m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:15
休憩
1:17
合計
8:32
距離 12.2km 登り 1,212m 下り 1,214m
5:28
112
スタート地点
7:20
7:24
35
7:59
8:11
7
七色平分岐7
8:18
10
8:28
77
9:45
10:36
59
11:35
11
11:46
13
11:59
10
水場
12:09
12:19
28
五色沼
12:47
73
14:00
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
菅沼登山口駐車場(1回1,000円)を利用しました。
国道120号沿いに40台ほど駐車できるスペースがあり、奥にも駐車スペースがあります。
なお、隣接する菅沼茶屋の駐車場には駐車しないよう注意。
夜間はロープが張られます。

コース状況/
危険箇所等
【登山道概況】
1)菅沼登山口〜弥陀ヶ池
急登と九十九折れで弥陀ヶ池へと至ります。
危険個所は特に見られませんでした。

2)弥陀ヶ池〜七色平分岐
弥陀ヶ池から西の鞍部へ少し登った後、山頂への直登ルートを左手に見送り、七色平まで200mほどの標高差を下ります。
樹林帯なので雨の後は泥濘ができそうです。

3)七色平分岐〜奥白根山
七色平分岐から少し歩くと避難小屋があります。
避難小屋を過ぎてすぐにロープウェーからの登山道が右手に現れますので、左折して合流し山頂へと登って行きます。
しばらくは斜面を巻きながら登りますが、次第に直登するようになります。
直登を過ぎると森林限界を超えて視界が開け、やがてザレ場の登りに変わります。
ザレ場を過ぎると山頂部に到達します。
なお、山頂部は結構な広さがあり、平らなところや岩場のところなどがありますが、山頂の標識は岩場の上にあります。
弥陀ヶ池から直登するルートはこの岩場のところに出るようです。

4)奥白根山〜五色沼
五色沼へは、前白根山へ至るルートが重複します。
山頂部からしばらくはザレ場の下りで、その後は急登で斜面を下って行きます。
樹林帯に入ると勾配が緩やかになり、やがて五色沼避難小屋が見えてきます。
五色沼避難小屋では前白根山へ至るルートが分岐しますが、五色沼へは来た道をそのまま直進します。
樹林帯を抜けると視界が開け、間もなく五色沼に着きます。

5)五色沼〜弥陀ヶ池
弥陀ヶ池へは60mほどの標高差を途中で登ります。
段差の大きい部分もあり、体を持ち上げるように登るところもありました。
標高差を登り詰めれば間もなく弥陀ヶ池です。

【水場】
五色沼付近(沢水のようですが、ちょっと整備が良くないので採水はしませんでした)

【避難小屋】
七色平・五色沼

【登山ポスト】
菅沼登山口駐車場(料金所の小屋にあります)

【地形図】
25,000分の1 男体山・丸沼

その他周辺情報 【コンビニ】
付近にはないので、事前に済ませる必要があります。

【温泉】
湯元ヒルサイド・イン
大人800円(タオル持込時)
内湯・露天風呂 シャンプー・コンディショナー・ボディソープ・ドライヤーあり
菅沼登山口駐車場。
この奥にも何台かの駐車スペースがあります。
2015年07月27日 05:34撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
1
7/27 5:34
菅沼登山口駐車場。
この奥にも何台かの駐車スペースがあります。
菅沼登山口駐車場の案内。
隣接する菅沼茶屋の駐車場と間違えないように書かれています。
2015年07月27日 05:33撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 5:33
菅沼登山口駐車場の案内。
隣接する菅沼茶屋の駐車場と間違えないように書かれています。
登山道にはお馴染み、巨岩を支える木の棒の図。
2015年07月27日 05:49撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 5:49
登山道にはお馴染み、巨岩を支える木の棒の図。
今日の天気は期待できるかな♪
2015年07月27日 06:32撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 6:32
今日の天気は期待できるかな♪
弥陀ヶ池に着きました。
湖面がキレイ♪
日光白根山の最高峰の奥白根山とのツーショットは絵になるね。
2015年07月27日 07:19撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
4
7/27 7:19
弥陀ヶ池に着きました。
湖面がキレイ♪
日光白根山の最高峰の奥白根山とのツーショットは絵になるね。
本日、山頂まで一緒に登った登山者。
旅は道連れ、世は情け、ですかね。
楽しく登らせていただきました。
2015年07月27日 07:20撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
4
7/27 7:20
本日、山頂まで一緒に登った登山者。
旅は道連れ、世は情け、ですかね。
楽しく登らせていただきました。
オトギリソウかな?
2015年07月27日 07:19撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 7:19
オトギリソウかな?
これは何かなあ。
鹿の食害対策で電気柵が周りに張ってありました。
2015年07月27日 07:22撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 7:22
これは何かなあ。
鹿の食害対策で電気柵が周りに張ってありました。
池と木道と奥白根山。
ここ歩いてみたかった♪
2015年07月27日 07:24撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
2
7/27 7:24
池と木道と奥白根山。
ここ歩いてみたかった♪
穏やかで、とても静かな湖畔です。
2015年07月27日 07:29撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 7:29
穏やかで、とても静かな湖畔です。
さて、七色平分岐を目指します。
2015年07月27日 07:29撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
1
7/27 7:29
さて、七色平分岐を目指します。
ハクサンフウロ発見!
2015年07月27日 07:31撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 7:31
ハクサンフウロ発見!
これは・・・?
まだまだ勉強中(´ε`;)
2015年07月27日 07:32撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 7:32
これは・・・?
まだまだ勉強中(´ε`;)
2015年07月27日 07:35撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 7:35
七色平分岐まで来ました。
こうして見ると、結構いろいろなルートがあることが分かります。
この辺りまでだったら、天気さえ良ければ登山装備なくても来れるのかな。
2015年07月27日 07:59撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 7:59
七色平分岐まで来ました。
こうして見ると、結構いろいろなルートがあることが分かります。
この辺りまでだったら、天気さえ良ければ登山装備なくても来れるのかな。
七色平避難小屋。
2015年07月27日 08:16撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 8:16
七色平避難小屋。
地獄ナギ付近からロープウェーの駅が見えました。
2015年07月27日 08:28撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 8:28
地獄ナギ付近からロープウェーの駅が見えました。
ここにもハクサンフウロ!
登山道のすぐ近くに咲いていました。
2015年07月27日 08:51撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
3
7/27 8:51
ここにもハクサンフウロ!
登山道のすぐ近くに咲いていました。
バイケイソウ
2015年07月27日 09:17撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 9:17
バイケイソウ
シラネニンジン
2015年07月27日 09:18撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 9:18
シラネニンジン
森林限界を突破。
急に展望が良くなります。
2015年07月27日 09:19撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 9:19
森林限界を突破。
急に展望が良くなります。
いい眺め(´∀`*)
これだけでも、来て良かったと思える瞬間でした。
弥陀ヶ池から山頂まで直登していたら、この眺めは見られませんでしたね。
2015年07月27日 09:20撮影 by  SOL22, Sony
7/27 9:20
いい眺め(´∀`*)
これだけでも、来て良かったと思える瞬間でした。
弥陀ヶ池から山頂まで直登していたら、この眺めは見られませんでしたね。
森林限界を抜けた辺りは「お花畑」の一帯で、いろんな花が咲いています。
2015年07月27日 09:21撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 9:21
森林限界を抜けた辺りは「お花畑」の一帯で、いろんな花が咲いています。
2015年07月27日 09:21撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 9:21
花だけでなく、もちろん展望も抜群♪
錫ヶ岳方面。
あれれ、雲が増えてきた・・・。
2015年07月27日 09:23撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
2
7/27 9:23
花だけでなく、もちろん展望も抜群♪
錫ヶ岳方面。
あれれ、雲が増えてきた・・・。
振り返ると、後続のハイカーの姿。
いつ見ても後続ハイカーが絶えず、さすが人気の山です。
2015年07月27日 09:23撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
2
7/27 9:23
振り返ると、後続のハイカーの姿。
いつ見ても後続ハイカーが絶えず、さすが人気の山です。
山頂部の祠に到着。
手を合わせ、登頂を感謝しました。
2015年07月27日 09:44撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
1
7/27 9:44
山頂部の祠に到着。
手を合わせ、登頂を感謝しました。
山頂へ来たからには、山名板も撮りたくなるというもの。
山名板は、祠のある山頂部から10m程下りて、20mほど登るような感じです。
鞍部は風が吹き抜けて、天然のクーラーになっていました。
すずし〜♪
2015年07月27日 09:45撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
1
7/27 9:45
山頂へ来たからには、山名板も撮りたくなるというもの。
山名板は、祠のある山頂部から10m程下りて、20mほど登るような感じです。
鞍部は風が吹き抜けて、天然のクーラーになっていました。
すずし〜♪
青空の山頂ゲット♪
2015年07月27日 09:51撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
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7/27 9:51
青空の山頂ゲット♪
こうして見ると、変わった山頂部です。
平らなところがあったり、急峻な岩場のところがあったり・・・。
でも、おかげで好みの場所を取ることができました。
2015年07月27日 09:55撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 9:55
こうして見ると、変わった山頂部です。
平らなところがあったり、急峻な岩場のところがあったり・・・。
でも、おかげで好みの場所を取ることができました。
山名板には人が増えつつありました。
学校が夏休み期間とはいえ、月曜日なのにこれほどとは・・・。
2015年07月27日 09:55撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
1
7/27 9:55
山名板には人が増えつつありました。
学校が夏休み期間とはいえ、月曜日なのにこれほどとは・・・。
五色沼。
五色山と日航白根山の向こうにも山並みが続くはずですが、雲に覆い隠されてしまい、残念。
2015年07月27日 09:56撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 9:56
五色沼。
五色山と日航白根山の向こうにも山並みが続くはずですが、雲に覆い隠されてしまい、残念。
2015年07月27日 09:56撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 9:56
眺めの素晴らしい場所を確保できたので、昼食タイム。
2015年07月27日 10:00撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
1
7/27 10:00
眺めの素晴らしい場所を確保できたので、昼食タイム。
お湯を沸かしてミートボールを温め、その後サラスパを茹でます。
2015年07月27日 10:09撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 10:09
お湯を沸かしてミートボールを温め、その後サラスパを茹でます。
水分を飛ばしつつサラスパを茹でて、ナポリタンソースと温めたミートボールを混ぜ合わせれば完成。
トマトの酸味がエネルギーを消費した体に染みる♪
2015年07月27日 10:11撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
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7/27 10:11
水分を飛ばしつつサラスパを茹でて、ナポリタンソースと温めたミートボールを混ぜ合わせれば完成。
トマトの酸味がエネルギーを消費した体に染みる♪
マルバタケブキ
2015年07月27日 10:53撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 10:53
マルバタケブキ
ヤマオダマキ
2015年07月27日 10:54撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 10:54
ヤマオダマキ
ロープウェーから登ってきたというハイキングクラブの後について、ゆっくり山頂を降ります。
この素晴らしい眺めを前に、さっさと降りるのは勿体ありません。
2015年07月27日 10:59撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 10:59
ロープウェーから登ってきたというハイキングクラブの後について、ゆっくり山頂を降ります。
この素晴らしい眺めを前に、さっさと降りるのは勿体ありません。
アキノキリンソウ?
2015年07月27日 11:12撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 11:12
アキノキリンソウ?
クルマユリ
2015年07月27日 11:29撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 11:29
クルマユリ
ここにもバイケイソウ。
2015年07月27日 11:29撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 11:29
ここにもバイケイソウ。
ヨツバヒヨドリ?
2015年07月27日 11:30撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 11:30
ヨツバヒヨドリ?
群生していましたが、なんだろうなあ。
花オンチのもどかしさ・・・。
2015年07月27日 11:34撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 11:34
群生していましたが、なんだろうなあ。
花オンチのもどかしさ・・・。
五色沼避難小屋。
2015年07月27日 11:36撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 11:36
五色沼避難小屋。
カラマツソウ
2015年07月27日 11:39撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
1
7/27 11:39
カラマツソウ
見えてきました、五色沼♪
2015年07月27日 11:46撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 11:46
見えてきました、五色沼♪
水場に行ってみますか。
2015年07月27日 11:47撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 11:47
水場に行ってみますか。
下ってきた、奥白根山。
2015年07月27日 11:50撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 11:50
下ってきた、奥白根山。
波がなく、人でガヤガヤすることもない静かな場所です。
2015年07月27日 11:50撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 11:50
波がなく、人でガヤガヤすることもない静かな場所です。
「水場」の道標は5つほどありましたが、さて、どの辺りが水場なのやら・・・。
2015年07月27日 11:56撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 11:56
「水場」の道標は5つほどありましたが、さて、どの辺りが水場なのやら・・・。
ん?ホースがあるけど、これが水場?
2015年07月27日 12:00撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 12:00
ん?ホースがあるけど、これが水場?
ホースからは水が出ていない・・・。
この沢自体が水場のようなので飲んでも大丈夫だろうとは思いますが、結局「水場」とハッキリわかるところがなかったので採水はしませんでした。
2015年07月27日 12:00撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 12:00
ホースからは水が出ていない・・・。
この沢自体が水場のようなので飲んでも大丈夫だろうとは思いますが、結局「水場」とハッキリわかるところがなかったので採水はしませんでした。
五色沼に戻ります。
時間がのんびり流れる素晴らしい場所だけにとても居心地が良く、しばらく岩の上で仰向けに寝転がっていました。
なんといい場所なんだろう・・・。
2015年07月27日 12:19撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 12:19
五色沼に戻ります。
時間がのんびり流れる素晴らしい場所だけにとても居心地が良く、しばらく岩の上で仰向けに寝転がっていました。
なんといい場所なんだろう・・・。
エメラルドグリーンの湖面は、神秘性を秘めますね。
登った人だけしか来られないところとなれば尚更です。
2015年07月27日 12:23撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 12:23
エメラルドグリーンの湖面は、神秘性を秘めますね。
登った人だけしか来られないところとなれば尚更です。
五色沼から少し標高をあげて弥陀ヶ池まで戻ってきました。
2015年07月27日 12:47撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 12:47
五色沼から少し標高をあげて弥陀ヶ池まで戻ってきました。
この光景とも、次に登る日までしばらくお別れです。
居心地の良さに去りにくかったですが、下山します。
2015年07月27日 12:48撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 12:48
この光景とも、次に登る日までしばらくお別れです。
居心地の良さに去りにくかったですが、下山します。
下山完了♪
お疲れさまでした。
2015年07月27日 14:02撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
7/27 14:02
下山完了♪
お疲れさまでした。
撮影機器:

装備

個人装備
ヘッドランプ
1
折畳傘
1
1/25,000地形図
1
虫除けスプレー
1
シルバコンパス
1
熊鈴
1
筆記具
1
保険証
1
飲料水
3L
ティッシュ
1
医薬品類
1
解熱鎮痛剤・抗生物質入軟膏・消毒薬・包帯・絆創膏・サージカルテープ・ポイズンリムーバー・三角巾・薄めのゴム手袋
タオル
1
雨具
1
携帯電話
1
計画書
1
ウェットティッシュ
1
腕時計
1
食糧
2食分
アルファ米等
エマージェンシーシート
1
携帯用簡易トイレ
2
ツェルト
1
サバイバルシュラフ
1
調理用バーナー
1
プリムス P153
バーナー用ガス
2
中1
行動食
ナッツ類・チョコ菓子等
コッヘル
1セット
フライパン
1
サムスプリント
1

感想

それが当たり前であるかのように日中の気温が35度を超す毎日。
熱地獄の下界を離れ、暑さを逃れるために関東一の標高のある日光白根山へ行ってみることにしました。

午後の天気が崩れやすい夏場のため、早朝より登り始めたかったので前日のうちに登山口に行き車中泊。
登山口でも結構な標高がありますが、夜はそれでも結構暑かったです。
翌朝は4時半に起床し、のんびりと支度をして5時半に山行を開始。
弥陀ヶ池まで、緩急のある登山道が続きます。
途中、S県から来たという年配の単独男性登山者と一緒になり、弥陀ヶ池へと続く登山道を一緒に歩きました。
登山口から約2時間で、弥陀ヶ池に到着。
事前の調べで良く見ていた、あの場所です。
弥陀ヶ池と奥白根山は両方を写真のフレームに収めることができますが、緑色の湖面とその向こうにそびえる奥白根山は、なんとも素晴らしい眺めでした。
普段は山の頂上や稜線から見える大パノラマが「絶景」ですが、決してそれには当てはまらないこの光景もまた「絶景」です。
木道があるのがまた絵になりますね。

弥陀ヶ池からは、七色平分岐を目指します。
七色平分岐へは、170mほどの標高を下るルートです。
弥陀ヶ池からは山頂へ直登するルートもあり、こちらのほうが断然早いのですが、高所恐怖症で高度感のある岩場が苦手であるのと、時間を掛けて登ってみたかったのがあって遠回りのこちらのルートを選択しました。
一緒に歩いてきた男性登山者も、こっちのルートで行くことになり、また山談義をしながら歩きます。
七色平分岐で小休止して、近くにある避難小屋を過ぎると間もなくロープウェーからの登山道との合流です。
既に何人もの登山客が山頂を目指しており、その流れに加わって山頂へを歩を進めます。

しばらくは山腹のトラバースで木々の隙間から視界を得る程度の眺めですが、やがて森林限界を超えると大展望が四方に広がりました。
皇海山へと続く山並みがもちろん素晴らしいのですが、山頂へと続く登山道の眺めもまた素晴らしいものでした。
山頂の近くまでやってきたんだという高揚感が湧きあがります。
山頂手前は火山らしいザレ場の登りで、足のふんばりが利かずペースが落ちますが、一歩一歩を踏みしめるように歩いて山頂の祠に到着。
考えていた以上に広い山頂部で、ゴツゴツした岩の部分もあれば、皿のように平らで広い部分もあります。
そのゴツゴツした岩の上の山名板を写真に収め、ひとしきり景色を眺め渡したら、さあ山メシの準備。
某山メシサイトを参考にして、この日はミートボールナポリタンです。
2種類のレトルトを温めてスパゲッティに混ぜるだけの簡単調理ですが、トマトの酸味が体に染みるようでした。

ここで、これまで一緒に登ってきた男性登山者とはお別れ。
弥陀ヶ池へ直下するルートを降りて行かれました。
一方の自分は、五色沼を経由して降りるルートを取ります。
五色沼避難小屋へと降りる途中で、前を進むハイキングクラブの団体に追いつきましたが、追いぬいてさっさと下山してもいつもの日常のあの熱地獄が待っているだけ・・・。
今日みたいな日は、天候が許すならできるだけ山に長くいたいものです。
そう考えて、団体一行の後を写真を撮ったりしながらゆっくりと歩いていきます。
山頂までの登りでは見られなかった花もあって、違うルートの魅力が味わえました。

五色沼避難小屋を過ぎてしばらくすると、視界が広がった先に現れるのは五色沼。
確かこの近くに、水場があったはずです。
「水場」の道標があったので、まだ時間もあることだしと行ってみると、道標はあるものの一体どこが水場なのだかが分かりません。
黄緑色のホースがのぞいていたのでこれかなと思ってはみるものの、確証には至らず、採水はパス。
多分、この沢水は飲めるのでしょうが、ハッキリと示されていないとどこか自信が持てません。

五色沼まで戻って、しばし休憩。
先ほどまで他の登山者が休んでいた岩が空いたので、そこに座ります。
結構大きくて平べったい岩だったので、予備の衣類を枕にして仰向けに寝転がってみました。
ゆったりと流れる時間があたりを覆う中で、青い空を見上げて横になる。
とても贅沢な時間でした。
本当は目を閉じて一眠りと洒落込みたかったところですが、帰路の時間が気になったので、時間もそこそこにして切り上げます。
弥陀ヶ池までの登りが少々応えましたが、弥陀ヶ池からは概ね快調に歩いて下山しました。

神秘性の漂う湖沼と絶景の広がる山頂、束の間の潤いを与えてくれる様々な花と、いろいろな魅力が凝縮されていた日光白根山。
人気の理由が分かります。
今度来るときは、前白根山へも立ち寄ってみるつもりです。

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無雪期ピークハント/縦走 日光・那須・筑波 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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