北アルプス北部(柏原新道〜岩小屋沢山〜爺ケ岳)一泊二日


- GPS
- 08:49
- 距離
- 27.8km
- 登り
- 4,520m
- 下り
- 3,452m
コースタイム
天候 | 両日とも晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
種池山荘〜新越山荘 岩小屋沢山の手前一部 崩壊地”縁”の登山路、土面なので雨などで濡れると滑る恐れも 当日路面が乾燥、慎重に歩行通過、特に問題がなかった 3.8キロは長かった 展望は抜群 |
写真
感想
北アルプス北部(柏原新道〜岩小屋沢山〜爺ケ岳)一泊二日
1日目
柏原新道〜種池山荘〜岩小屋沢山〜新越山〜新越山荘(泊り)
山のガイドブック等で歩き易いとうたわれている「柏原新道」。北アルプス入門の山といわれるが、けっして容易ではない。なんといっても主稜線上がる「種池山荘」まで標高差1100m。登山路の片側、草付きとはいえ切れ落ち箇所もある、ガレ場歩きにくい長い石畳尖った石コロ道とけっして気が抜けない。
それでも心優しい道もあり、段差10センチほど膝に負担がかからない。普通階段といえば20センチはあるだろう。展望のいい水平道も数箇所、左手に針の木の雪渓、連なる山並み顕著なピークが時々垣間見られる。
登山日は梅雨明け初日。天気がいいものの湿った大気が居残り歩き始めて1時間ほどでバテてしまった。種池山荘まで3時間地獄のアルバイト、それでも種池山荘の前、今年は当たり年群生の白いコバイケソウが迎えてくれた。今年は見事に咲き競ったと皆んなの弁。
10時過ぎに種池山荘にトウチャコ30分ほど休み。予定どおり左手針の木方面「新越山荘」へのルートを目指す。
当ルートは未踏、事前情報はネット当日小屋等問い合わせ、危険箇所を聞いたが皆さんが歩いていると要領を得ない。種池山荘〜新越山荘まで3.8キロ、デコボコピークが何箇所が見えるし不安なまま歩き始める。まもなく空身の女性と遭遇話す、新越山荘までピストンしたとのこと。別に問題ないと不安を消す言葉。
崩壊地の縁についた登山路、土道は雨などで路面が濡れる滑る谷底へ転げ落ちる可能性もあると思った。疲れて足元がふらついたせいか恐怖感はあった。長い道程を経てほうほうのていで小屋にとうちゃこ。明日の行動はどうしょうと不安一杯、針の木方面はスバリの岩場あるし。思いは右も左もソロだし落ちたらどうしよと思ったものだ。小屋前のベンチで飲みながら周りの人と山自慢と談義もっぱら聞き役、その内冷静になった。元きたルート種池山荘を向かう登山者は何人かいたので安心もした。
2日目
翌朝よく寝れた気分爽快。同じルートの崩壊地の縁歩き恐怖感はさほどなかった。片側崩壊地歩きは10~20分ぐらいだろうか一回歩けばもういい所。種池山荘まで2:40ひと安心とリラックス、欲が出てきた。近くの爺ヶ岳南、中峰、空身でピストン2時間楽勝だった。昼回り新越山荘で900円の弁当を食す。山荘で荷物を置かしてもらったのでパン2個600円と水350円買う。
12:30下山始め気温もだんだん上がり山登りも楽じゃないなと。この高温時間帯、登ってくる東京の女性中心中高年登山ツアー20人ほどと遭遇。東京朝立ちそのまま登ってきたのだろうが、夏山の盛夏日中の登りは高山とはいえ最悪だろう。
種池山荘から3:20かけて登山口に草むらに座り込んだ。夏空ブルー一杯大画面の日、視界良好写真を600カット撮り放題。すんでしまうとあの苦しさは何んだった忘れるんだな。
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