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Yamareco

記録ID: 6873109
全員に公開
沢登り
日光・那須・筑波

足尾 無名沢

2024年06月01日(土) [日帰り]
 - 拍手
tanukigo その他2人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:25
距離
16.3km
登り
1,546m
下り
1,547m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:20
休憩
0:04
合計
7:24
距離 16.3km 登り 1,546m 下り 1,547m
天候 晴れ後曇り
過去天気図(気象庁) 2024年06月の天気図
アクセス
無名沢出合い
2024年06月01日 08:50撮影 by  SH-53C, SHARP
6/1 8:50
無名沢出合い
F1
右岸から高巻
2024年06月01日 09:12撮影 by  SH-53C, SHARP
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6/1 9:12
F1
右岸から高巻
更にF2も巻き沢床へ
これよりれんばくの処理が始まる
2024年06月01日 09:15撮影 by  SH-53C, SHARP
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6/1 9:15
更にF2も巻き沢床へ
これよりれんばくの処理が始まる
高差は少ないのでフリーで
2024年06月01日 09:29撮影 by  SH-53C, SHARP
6/1 9:29
高差は少ないのでフリーで
F幾つか分からないが此処の処理が岩が非常に脆く緊張だった
2024年06月01日 09:43撮影 by  SH-53C, SHARP
1
6/1 9:43
F幾つか分からないが此処の処理が岩が非常に脆く緊張だった
ルート上の核心CS滝
2024年06月01日 10:02撮影 by  SH-53C, SHARP
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6/1 10:02
ルート上の核心CS滝
水線へ突っ込む
2024年06月01日 10:28撮影 by  SH-53C, SHARP
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6/1 10:28
水線へ突っ込む
シャワーが凄い
2024年06月01日 10:28撮影 by  SH-53C, SHARP
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6/1 10:28
シャワーが凄い
水圧に耐えCS右から突破
2024年06月01日 10:30撮影 by  SH-53C, SHARP
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6/1 10:30
水圧に耐えCS右から突破
CSを抜ければ一気にゴリュジュ状へと変化して行く
2024年06月01日 10:54撮影 by  SH-53C, SHARP
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6/1 10:54
CSを抜ければ一気にゴリュジュ状へと変化して行く
2024年06月01日 10:55撮影 by  SH-53C, SHARP
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6/1 10:55
思いのほか快適
2024年06月01日 11:05撮影 by  SH-53C, SHARP
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6/1 11:05
思いのほか快適
上部二俣は左を選択
2024年06月01日 11:35撮影 by  SH-53C, SHARP
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6/1 11:35
上部二俣は左を選択
トイ状
見た目以上に快適
2024年06月01日 11:42撮影 by  SH-53C, SHARP
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6/1 11:42
トイ状
見た目以上に快適
最後の短いCSを処理すれば完全に水は消えた
2024年06月01日 12:47撮影 by  SH-53C, SHARP
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6/1 12:47
最後の短いCSを処理すれば完全に水は消えた
左岸より脱渓しガレの詰め
2024年06月01日 12:59撮影 by  SH-53C, SHARP
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6/1 12:59
左岸より脱渓しガレの詰め
上部スカイライン目指し高度を上げる
2024年06月01日 12:59撮影 by  SH-53C, SHARP
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6/1 12:59
上部スカイライン目指し高度を上げる
石塔尾根へ突き上げる
稜線は思いの他気持ち良かった
2024年06月01日 13:49撮影 by  SH-53C, SHARP
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6/1 13:49
石塔尾根へ突き上げる
稜線は思いの他気持ち良かった
孤高のブナの木へ一礼し下山
2024年06月01日 13:58撮影 by  SH-53C, SHARP
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6/1 13:58
孤高のブナの木へ一礼し下山
撮影機器:

装備

個人装備
ラバーソール ウエット上下 レイン
共同装備
15m補助ロープ1本 30mロープ1本 アルパインヌンチャク数本 長短スリング数本 ハーケン数枚 ナッツ カム#0.75

感想

梅雨入り宣言は無いものの、梅雨目前に迫り不安定な天候が続き岩との相性が悪い日が現れだす。 そうなれば選択肢に沢が入りだすのは必然。その必然を選択し今シーズンの沢初めに足尾へ行ってきました。
今回遡行する沢は無名沢。個人的には昨シーズン、トラブルが有った為因縁の沢。

銅親水公園よりアプローチ開始。気温はさほど高くは無いがウエットのパンツを履いてのアプローチは大汗を掻きながら足尾の顔であるジャンダルムに見送られ足を進め無名沢出合へ。アプローチで火照った体に今後の遡行を考慮し上着のウエット、レインを装着するには少し抵抗が有るも出合にて装着し遡行開始。
無名沢は恐らく遡行図が無い為SNSの情報を元に遡行して行く。とは言ってもF1は右岸から巻きひたすら連瀑を処理し終盤の二俣はどちらでもと言う大雑把すぎる情報のみで遡行。
碇石通りF1は右岸から高巻き沢床へ降り立つ。続くF2。前回は直登したが今回は(沢初め)の大義名分を付け左岸より巻いた。以降は連瀑が続く為、滝の数が数えきれない為詳細は省き印象に残った遡行箇所のみ記載する。
F2を高巻くと延々と連瀑が続く。恐らく遡行図が有ったとしても何処の滝を処理しているか分からないだろう。
滝のスケールは5mから10m程の物が続く為ロープの必要性は少なく感じたが全体を通し岩が非常に脆い為非常に緊張を強いられた。
中間部付近に有るCSの滝。恐らくルート上の核心部。左岸から巻くか直登するか悩ましかった。最初は左岸から巻こうとトライするも逆層でホールドスタンスが乏しい為断念しラインを滝直登へと取る。下部から見た目以上のシャワーを浴びながら高度を上げCS直下まで。水圧が凄まじい中水線を突破した。水温が低く、リードは低体温症になってしまうかとヒヤヒヤだった。
核心CSを抜ければ渓相は一気に狭まりだしゴルジュの様相へと変わって行き二俣へ。
事前の調べでは左が本流と認識していたので進路は左へ。一気に水は涸れだしゴーロ混じりのゴリュジュを詰めると最終CSへ高差は5m程だがスタンスが無い為悪い。
此処でハンマー、投げの練習。初めての経験だったがロープの自重が有る為思いのほか飛ばない。更に掛からない。
掛かったとしてもそれに荷重して登攀する事は沢屋にしか出来ない曲芸だろうと認識した。当人は何投かしている内にロープが外れハンマー単体を投げる始末だった。
これは問題有る行動だ。沢屋には成れないだろう。
最終CSをショルダーでスタンスを確保し抜ける。上部は更に水量は無くなり、左岸のザレ壁より脱渓。ガレを根気よく詰めれば稜線へ付き上がる。
稜線にはしっかりとした登山道が敷かれてをり道迷いの心配は少ないと感じた。
これまで足尾に幾度となく通ったが稜線へ抜けるの初めてだった。思いのほか美しい稜線に癒しを抱き高度を下げ話題となりつつある孤高のブナの木に一礼し下山。
沢初めとしてはシャワーを受けながらの連瀑の処理はリスキーでしたがパートナーに恵まれ良いスタートが切れました。

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コメント

リベンジおめでとうございます😄
あのシャワーのCS滝、爽快ですよね。(記録見て改めて確信、この沢はやっぱり雨後が良いですね✨)
涼しめの日だったし寒かったと思いますが、ここのレコ楽しみにしていました👏
2024/6/2 19:42
ありがとうございます! 個人的には沢初めにしてはかなりリスキーな遡行でした。岩脆いし。ていうか脆すぎ!
でも、リスペクトする沢屋の仇を取った感じで嬉しかったです。
沢屋で無い私にとってはCSの処理は苦行にしか感じられませんでしたよ(笑) あれが沢屋にとっては爽快と言う感覚なのか〜(笑)
2024/6/2 21:28
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1
tanukigoさん
一昨年はあのCS滝は無くて、その後崩れたらしくて去年あの形で出現していました。
あそこがハイライトだと思うので、今の方が良いと思います♪
松木右岸はもう少し脆くなかったら良いですよね。
2024/6/2 21:45
いいねいいね
1
うんうん。
岩脆すぎ! CS出現は最近なんですね。事前の情報以上に水線を浴びながらでしたのでかなり躊躇しました。
でも結果は良かったです。お勧めして頂いた沢、遡行出来て良かったです✨
2024/6/2 22:22
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