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Yamareco

記録ID: 687605
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沢登り
中国

尼子谷〜尼子山〜三徳山:周回

2015年07月30日(木) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
11.5km
登り
1,034m
下り
1,027m

コースタイム

駐車場(5:31)〜入渓、尼子谷へ(5:40)〜鉄塔132:尼子山(9:10〜9:37)〜鉄塔125(10:47)〜三徳山(11:02)〜鉄塔124と123の間の道を下山するが、引き返して124で休憩、待機〜鉄塔124出発(12:28)〜林道出合い(13:02)〜駐車場(13:25)、所要時間7時間54分
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
小鹿渓駐車場に駐車。トイレあり。
コース状況/
危険箇所等
 駐車場からは小鹿渓散策路をしばらく歩き、尼子谷の入口である懸布滝が見えたあたりで入渓。この滝は登るルートが豊富にある。少しいくと高さのある水流が二条になっている滝。これは左側を伝って登った。そして標高500メートルくらいか、前半最難関の滝に出くわす。岩の間を流れ落ちている。水流の左側を伝って登った。
 中盤は平坦に近い緩やかな流れになる。コンパスと地図を頼りに迷わないよう、北東に進む。東に中津集落に向けて林道がはしっているようだが見つけることはできなかった。沢登りだけを楽しみたいなら、この林道で出渓した方がいい。
 後半は二俣が多くなるのでその都度地図でたしかめる。分かりづらかったら進路を北側にとると稜線に抜けれるようにできているので、そうするといいかもしれない。この日は尼子山に南から突き上げるルートを考えていたが、少々西側を歩いていたようで、終盤はネマガリダケのヤブ漕ぎをすることになった。
 尼子山からは鉄塔管理道を西へ縦走していく。125鉄塔を北に進んでいくと三徳山の山頂。入口からしばらくは茂っているのでルートが見つけにくい。
 稜線に戻り、再び西へと縦走していくが、124鉄塔をすぎてしばらくすると左手にピンクテープがあり、踏み跡があったのでそこから下降していく。ジグザグに下っていくとやがて草が茂り、ヤブ漕ぎに突入する。この辺で道が不確かになったため、進路を南にとりヤブ漕ぎしていくと草原の道に出た。おそらく道は続いていたが、見失ったんだろう。
*なお、ここを下降せず、124鉄塔と125鉄塔の間から下ればヤブ漕ぎしなくてすむらしい。
 草原の道は整備されてないのか、草がぼーぼー。車も入れないだろう。高度を下げていくと舗装された林道にでた。そこからは神倉集落を経て駐車地まで歩いていく。
懸布滝。今日は右側から巻気味に登る。
2015年07月30日 05:40撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 5:40
懸布滝。今日は右側から巻気味に登る。
尼子谷に入ってはじめの顕著な滝。二条の綺麗な滝。まずまず高さがあるが、左側の足場、ホールドを見極めて登る。
2015年07月30日 05:48撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/30 5:48
尼子谷に入ってはじめの顕著な滝。二条の綺麗な滝。まずまず高さがあるが、左側の足場、ホールドを見極めて登る。
ここからははじめて歩く。岩の間を水が流れていく。よじ登るところが多く楽しめる。
2015年07月30日 05:52撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 5:52
ここからははじめて歩く。岩の間を水が流れていく。よじ登るところが多く楽しめる。
釜もそれほど深くはない。
2015年07月30日 05:59撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 5:59
釜もそれほど深くはない。
前半の難関滝。水際を登る。
2015年07月30日 06:08撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/30 6:08
前半の難関滝。水際を登る。
二俣。今回は本流を詰めて尼子山へと登るので水量が多い方へといく。左へ。
2015年07月30日 06:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 6:15
二俣。今回は本流を詰めて尼子山へと登るので水量が多い方へといく。左へ。
テーブルのような段差。
2015年07月30日 06:44撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/30 6:44
テーブルのような段差。
奥に滝が見える。
2015年07月30日 06:46撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 6:46
奥に滝が見える。
中盤はこのようなナメも見られた。
2015年07月30日 06:52撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 6:52
中盤はこのようなナメも見られた。
ほぼ平坦といっていい沢になり、ちゃぷちゃぷ遊びながら歩く。
2015年07月30日 06:57撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 6:57
ほぼ平坦といっていい沢になり、ちゃぷちゃぷ遊びながら歩く。
二俣。テープは右側にあるが、左にいく。
2015年07月30日 07:01撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 7:01
二俣。テープは右側にあるが、左にいく。
蜘蛛の巣が増えてきた。
2015年07月30日 07:20撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 7:20
蜘蛛の巣が増えてきた。
二俣。どちらにいったか失念したが、北〜東方面に進む。
2015年07月30日 07:23撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 7:23
二俣。どちらにいったか失念したが、北〜東方面に進む。
水も少なくなり荒れてきた。
2015年07月30日 07:49撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 7:49
水も少なくなり荒れてきた。
最後まで細かい分岐がある。
2015年07月30日 07:51撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/30 7:51
最後まで細かい分岐がある。
「火の用心」と書いてあって笑った。どうもこの沢には魚がたくさんいるので渓流釣りの人が入ってきているようだ。この「火の用心」は案内テープのように何度も登場する。
2015年07月30日 07:56撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 7:56
「火の用心」と書いてあって笑った。どうもこの沢には魚がたくさんいるので渓流釣りの人が入ってきているようだ。この「火の用心」は案内テープのように何度も登場する。
終盤は谷も細まってくる。傾斜の緩いナメが連続。
2015年07月30日 08:08撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 8:08
終盤は谷も細まってくる。傾斜の緩いナメが連続。
ナメ。
2015年07月30日 08:11撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 8:11
ナメ。
ナメ滝の分岐。進路を北側にとる(からたぶん左にいったのかも)。
2015年07月30日 08:12撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 8:12
ナメ滝の分岐。進路を北側にとる(からたぶん左にいったのかも)。
ほとんど水がなくなった。ここは左。
2015年07月30日 08:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 8:15
ほとんど水がなくなった。ここは左。
ヤブ漕ぎを想定して雨具の上下を着込む。暑い。
2015年07月30日 08:18撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 8:18
ヤブ漕ぎを想定して雨具の上下を着込む。暑い。
ナメ。
2015年07月30日 08:20撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 8:20
ナメ。
完全に遡行して尼子山にでたかったが、この風景を見てヤブに逃げた。
2015年07月30日 08:28撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 8:28
完全に遡行して尼子山にでたかったが、この風景を見てヤブに逃げた。
逃げたはいいが、ネマガリダケが待ち受けていた。
2015年07月30日 08:39撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 8:39
逃げたはいいが、ネマガリダケが待ち受けていた。
かすかに踏み跡があった。
2015年07月30日 08:47撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 8:47
かすかに踏み跡があった。
目標の132鉄塔が見えてきた。
2015年07月30日 08:55撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 8:55
目標の132鉄塔が見えてきた。
わかりにくいが左が尼子谷。
2015年07月30日 09:00撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 9:00
わかりにくいが左が尼子谷。
鉄塔管理道に飛び出た。一息つく。
2015年07月30日 09:08撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 9:08
鉄塔管理道に飛び出た。一息つく。
132鉄塔。ここまで4時間と考えていたが、20分早く到達した。
2015年07月30日 09:16撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/30 9:16
132鉄塔。ここまで4時間と考えていたが、20分早く到達した。
虫が増えてきたのでタオルをかぶって歩くことにした。しばらく鉄塔で休憩と補給。なお、正確な尼子山の山頂はもう少し小高いところにあるヤブの中らしい。中に入る気にはなれず。
2015年07月30日 09:37撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 9:37
虫が増えてきたのでタオルをかぶって歩くことにした。しばらく鉄塔で休憩と補給。なお、正確な尼子山の山頂はもう少し小高いところにあるヤブの中らしい。中に入る気にはなれず。
縦走路を西へ。
2015年07月30日 09:41撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 9:41
縦走路を西へ。
カブトムシのメスかな?(訂正8/9:クワガタのメスのようです)
2015年07月30日 09:47撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/30 9:47
カブトムシのメスかな?(訂正8/9:クワガタのメスのようです)
尼子山が遠くなっていく。もしかしたら秋にまたくるかも。
2015年07月30日 09:49撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 9:49
尼子山が遠くなっていく。もしかしたら秋にまたくるかも。
ヤマジノホトトギス。
2015年07月30日 09:52撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/30 9:52
ヤマジノホトトギス。
たしかにトレランにいいかもしれない。
2015年07月30日 09:59撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 9:59
たしかにトレランにいいかもしれない。
ブナも見られる。
2015年07月30日 10:24撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 10:24
ブナも見られる。
126鉄塔より東を見る。132鉄塔がうっすらと見える。
2015年07月30日 10:37撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 10:37
126鉄塔より東を見る。132鉄塔がうっすらと見える。
ロッククライミングが楽しそうな岩場が出現。
2015年07月30日 10:40撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 10:40
ロッククライミングが楽しそうな岩場が出現。
ツリガネソウかキキョウの仲間かな?
2015年07月30日 10:45撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 10:45
ツリガネソウかキキョウの仲間かな?
124鉄塔に到着した。この奥が三徳山山頂。
2015年07月30日 10:47撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/30 10:47
124鉄塔に到着した。この奥が三徳山山頂。
踏み跡はあるが不明瞭なので、途中からヤブコギになった。
2015年07月30日 10:49撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/30 10:49
踏み跡はあるが不明瞭なので、途中からヤブコギになった。
ここにきての登りはけっこうしんどい。
2015年07月30日 10:56撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 10:56
ここにきての登りはけっこうしんどい。
三徳山の山頂に到着。三角点がある。
2015年07月30日 11:02撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/30 11:02
三徳山の山頂に到着。三角点がある。
展望がよければいいんだけど、難しいだろうね。
2015年07月30日 11:04撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/30 11:04
展望がよければいいんだけど、難しいだろうね。
124と123鉄塔の間の道をジグザグに下っていくと道がヤブ化して不安になる。ここの道は地形図にも記載されていない。道が間違っている可能性もあったので、この辺に詳しい友人に電話。でず。もうひとりの友人にも電話。でず。とりあえず124鉄塔まで戻って休憩した。
2015年07月30日 12:41撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 12:41
124と123鉄塔の間の道をジグザグに下っていくと道がヤブ化して不安になる。ここの道は地形図にも記載されていない。道が間違っている可能性もあったので、この辺に詳しい友人に電話。でず。もうひとりの友人にも電話。でず。とりあえず124鉄塔まで戻って休憩した。
休憩や散策やらで1時間を経過したのち、ヤブ漕ぎ覚悟で神倉集落がある南方面に下っていく。けっこうなヤブコギののち、草が茂っている道にでた。胸をなでおろす。
2015年07月30日 12:52撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 12:52
休憩や散策やらで1時間を経過したのち、ヤブ漕ぎ覚悟で神倉集落がある南方面に下っていく。けっこうなヤブコギののち、草が茂っている道にでた。胸をなでおろす。
林道に合流。ここを右に下れば神倉。右上にいけば123、124鉄塔の間にでるらしい。
2015年07月30日 13:02撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/30 13:02
林道に合流。ここを右に下れば神倉。右上にいけば123、124鉄塔の間にでるらしい。
タニウツギと冠岩。今回は水分が足らなかったが沢登りがうまくできたので自己採点90点! になるはずが、下山道で停滞したので−50点。んで、合計40点。下調べは大事だね。
2015年07月30日 13:07撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/30 13:07
タニウツギと冠岩。今回は水分が足らなかったが沢登りがうまくできたので自己採点90点! になるはずが、下山道で停滞したので−50点。んで、合計40点。下調べは大事だね。

感想

 当初は大山の沢登りをしようと思っていたが、変更して近場の三朝町の尼子谷になった。沢のレポートなどが少なく少々の不安を抱えての入渓となったが、分岐地点などうまく立ち回ることができたと思う。ただ、遡行対象としては前半で終了といってもいいかもしれない。
 鉄塔管理道は起伏が多く、立派な”登山道”だった。展望に乏しいのが残念だがブナなどもあり、春や秋の散策にはいいかもしれない。
 まずまず分岐があり、下山道の下調べが不十分だったこともあり、途方に暮れる場面があった。もうちょっと入念に調べなければいけない。

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