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Yamareco

記録ID: 68807
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

百尋の滝、川苔山、日向沢の峰、長尾丸山、棒の折山

2010年06月20日(日) [日帰り]
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miketama その他1人
GPS
09:42
距離
18.7km
登り
1,641m
下り
1,804m

コースタイム

8:35奥多摩駅発バス→8:48川乗橋バス停→9:25細倉橋9:36→10:21百尋の滝→11:07足毛岩の分岐→
11:52川苔山東の肩→11:58川苔山頂上12:13→13:19日向沢の峰13:35→
15:26長尾丸山→16:00槙ノ尾山→16:21棒の折山16:34→17:03岩茸石→滝の平尾根→18:30さわらびの湯
天候 晴れ時々時曇り
過去天気図(気象庁) 2010年06月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
・足毛岩分岐から左のコースを行きますと倒木があり道が完全に塞がれています。
 迂回はできます。
・日向沢の峰から長尾丸山への道は踏みしめられた形跡がなく、かなり滑りやすいです。ロープもありましたが、泥だらけでした。
・棒ノ折山から下りは道がぬかっている箇所が多く、足元注意でした。
実際はもっときれい
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実際はもっときれい
整備された滝への道
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整備された滝への道
百尋の滝。マイナスイオン沢山戴きました。
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百尋の滝。マイナスイオン沢山戴きました。
川苔小屋とかすかに読める。
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川苔小屋とかすかに読める。
まぼろしのルート。
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まぼろしのルート。
1m離れたプレートはジャスト958mでした。
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1m離れたプレートはジャスト958mでした。
誰ともすれ違いませんでした。
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誰ともすれ違いませんでした。
こちらも貸し切りでした。
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こちらも貸し切りでした。
青い花。
撮影機器:

感想

 今日を逃したらまた雨予想ばかりが続き、断念してしまうから兼ねてからの計画本日決行。

 奥多摩駅からのバスは東日原方面行きは同時刻に2台発車で、ほぼ満席状態。
 鴨沢、丹波方面は沢山並んでいました。
 私たちを含めて川乗橋で降車する乗客がほとんど。
 西東京バスの車掌さんが、
「バスカードは7月いっぱいまでしか使用出来ませんから気をつけて下さいね」と教えてくれる。

 雨上がりの、そんなに陽射しも強くない6月の山の中は、草も木も生き生きとしている。沢だから苔が黄緑色の絨毯のようで、まさに自然の中、なのだが、

さほど急登でもないのにやたら汗が吹き出す。
つまり、湿度100パーセント級のところにおるのよね。
でも、そこはプラス思考の相方とわたし。
どんどん汗かいて、からだの中に溜まっている毒素やら脂やら排出してしまおうぜ!

汗が目に入って痛くなりながら、いくつもの橋を渡り百尋の滝に到着。

すーっと汗がひいていく。
水がどうどうと落ちて行く。

本日のハイライト!
…と叫びたい位だけど、まだ始まったばかり。

緑の森の中は小鳥の声や虫の鳴き声で賑やかだ。そして、

小バエ。

足毛岩の分岐前位から、わたしの闘いは急坂に小バエが加わった。

健脚同行者は
「さすが川苔山だ、人気コースとはいっても大変さはあなどれない」
などと登りのきつさを賞賛・満喫しているが、わたしだって苦しさを賞味したいけれど(?)小バエの来襲がああ!

「帽子にたかって来るんだ、虫が」
と言われたので、帽子を脱いでぶんぶん振り回して虫を追っ払ってみるが、腕が疲れた頃にすかさず寄って来る〜

倒木で道が思い切り塞がれて、傾斜が急な側面を進む。動きがゆっくりになるとまた子バエがたかって来るー。

そうこうするうちに東の肩に着く。
初めて訪れた時と雪の中で見たときとこの時期と、山頂へ続く道の印象がまるで違うねー、なんて感慨に浸る間もなくとにかく虫がー。

頂上は沢山の人がいておにぎりとか食べている。とりあえず休憩、ということで李を出すがこれまた格好の餌食で、虫がああー
ワタシの周りだけ虫がぶんぶんいると、相方が同情してるのだかお笑い系ホラー映画見ているのだか…

早々に川苔山をあとにして出発。

この、日向沢の峰への最後の登りがまたきついのきつくないのって…

前に三ツドッケから逆コースを通ったけれども、そういえば何十回も雪の中で滑って転んだところなのを、思い出しました…

さて、目指すは棒ノ折山。
まず、長尾ノ丸まで、だが、いきなり細いヤブ道でぬかるんでいるし、急坂は何箇所もあるし、滑る滑る。
私は岩場で滑って手を着いた時に手のひらを切ってしまい、初のファーストエイドセットの出番。
相方は今日は山に人が多かったからか熊除け鈴はつけなかったが装着。誰とも擦れ違わなさそうなせいか、熊が血の匂いを嗅ぎ付けるのを恐れたせいか…

東京都と埼玉県の境をえんえんと歩き続ける。
落ち葉がうっそうと溜まり、木の根の露出が激しく、ごろごろ石が多くて、おまけにぬかるんでいて、加えてこバエもつきまとってくるし。
私のスピードが遅いから小バエがたかって来るんだ、と言われて、平坦な道はちょっとトレイルランしたけれど振り切れなかった。かえって疲れた。

たまに、ひょん、と妙に静かな広々とした空間が出現する。
切り株が点在する森の中は、相方に言わせれば動物たちのオーケストラ会場だそうだ。
今の私の耳には羽音しか聞こえないけれど…

やっと視界が開けて棒ノ折山に辿り着く。
曇りでも、でも眺望はいい。

そして下り。

段々暗くなってきて、先をとんとん下りながらクモの巣を払う相方の、対戦チームのユニフォームの色のようなシャツが木々の間を見え隠れするのを目印に慎重に下りる。

下りる、だけでなく滝の平尾根は登りもありました…




川苔山東の肩でお会いしたご婦人が、以前来た時にこの辺りにトイレがあったのだけれど…?と探していらしたらしい。

日向沢の峰へ少し行った方にトイレ跡らしき廃材を発見。

本当にあったんですね、現在でもあったら本当に本当に便利ですよねー。

長い道のりの一日でした。
最近ではまれにみる筋肉痛が、どんだけの山であったか思い知らされます。

緑色に染まりそうな程、森の中に長くいたような一日。
夏は、日が長いのがいいですね。

次回は虫対策を万全にして。
&エトセトラエトセトラ










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