富士山(須走口富士浅間神社から、富士箱根トレイル最終章)

2015年08月02日(日) 〜 2015年08月03日(月)

• GPS: 32:00
• 距離: 36.0km
• 登り: 3,052m
• 下り: 3,035m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:11
• 休憩: 0:55
• 合計: 11:06

5:06 富士浅間神社
6:53 6:56 馬返し
7:44 7:44 狩休
9:37 9:56 小富士
10:17 10:23 須走口 五合目
12:20 12:30 新六合長田山荘
14:22 14:22 大陽館
15:23 15:40 見晴館
16:12 八合江戸屋

2日目

• 山行: 9:13
• 休憩: 0:25
• 合計: 9:38

3:10 八合江戸屋
3:30 3:30 本八合
5:08 5:20 吉田口頂上
6:00 6:13 剣ヶ峰
7:15 7:15 下山口
7:46 7:46 八合江戸屋
8:25 8:25 七合大陽館
9:11 9:11 砂払五合
9:40 9:40 古御嶽神社
10:40 10:40 狩休
11:13 11:13 馬返し
12:48 富士浅間神社

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

富士浅間神社駐車場

写真

8/2 4:50

富士浅間神社駐車場から富士山、天気は良さそうです。

8/2 4:51

富士浅間神社駐車場脇の根上りモミ。

8/2 4:53

神殿の扉はまだ開いていません。

8/2 5:07

出発します。

8/2 5:09

山頂に日が射し始めます。

8/2 5:10

ふじあざみラインの入口です。

8/2 5:29

富士山を正面に見ながら進みます。両側はアカマツの並木です。

8/2 5:31

マイカー規制中で通るのはバスとタクシーと自衛隊の車両、そしてランニングのおじさん。

8/2 5:35

先が長いです。今日の宿泊小屋八合目まで行けるか不安になります。

8/2 5:40

5合目まであと10km。

8/2 6:06

ここまでほぼ直線、3.4km 1時間。

8/2 6:07

ここからふじあざみラインのカーブが始まります。

8/2 6:08

旧登山道の石標、ふじあざみラインの両側は東富士演習場の敷地内のため立入禁止です。

8/2 6:21

北富士連絡道

8/2 6:38

旧登山道らしき道が見えたので

8/2 6:39

ちょっと覗いてみました。砂礫の道で歩きにくそうです。

8/2 6:44

正面に宝永山

8/2 6:49

馬返し手前、少し下ります。

8/2 6:53

馬返しバス停

8/2 6:54

道の反対側に一合目の看板。

8/2 6:54

旧馬返しの石標がありますが、この奥は立入禁止です。

8/2 6:55

馬返しの先に登山ポストがあります。これも道の反対側です。

8/2 6:56

登山ポストの反対側に富士箱根トレイルの道標があります。

8/2 6:56

富士箱根トレイルの道標は今日初めて。いよいよトレイルの始まりです。道標No.50。

8/2 6:57

ようやく山道かと思ったのもつかのま。

8/2 7:02

すぐ舗装路に出てしまいました。

8/2 7:02

グランドキャニオンの石標が立っていますが。ロープが張ってあり立入禁止の表示。手前左側の踏み跡をたどりましたが、しばらくして再びふじあざみラインに出てしまい、仕方なくふじあざみラインを歩きました。帰りに分ったのですが、ロープの手前に左に入る道が有りました。

8/2 7:27

ふじあざみラインのカーブの先の林の中に道標を見つけたので草むらを分け入ります。

8/2 7:28

ようやくコースに復帰しました。道標No.50-2。

8/2 7:33

右にグランドキャニオンの谷が見えます。

8/2 7:35

グランドキャニオンの砂の崖。

8/2 7:40

左にふじあざみラインのガードレール。

8/2 7:42

再びふじあざみラインに出ました。狩休県道交差点。道標No.50-3。

8/2 7:44

狩休バス停

8/2 7:46

バス停の少し先に道標がありました。道標No.51。

8/2 7:52

狩休上の道標。道標No.51-3。

8/2 7:57

V字谷を遡ります。

8/2 8:02

突然現れた九十四丁目の石標、旧登山道の名残でしょうか。

8/2 8:24

根が浮き上がっています。

8/2 8:29

倒木の下を潜ります。

8/2 8:43

旧登山道分岐。道標No.51-4。

8/2 8:53

雲霧神社跡。道標No.51-5。

8/2 8:59

御室浅間神社跡。道標No.51-6。

8/2 9:09

8/2 9:20

旧二合目。道標No.52。

8/2 9:20

小富士山参道の石碑

8/2 9:23

小富士遊歩道に合流。ロープが張ってあるので跨がなければなりません。

8/2 9:36

樹林帯から急に開けた場所に出ます。小富士手前のケルン。

8/2 9:37

小富士

8/2 9:38

富士山には雲がかかってきてしまいました。

8/2 9:57

巧みに積み上げられたケルン。

8/2 10:17

五合目から再スタート、協力金を払います。構成資産めぐりガイドブックという冊子をもらいましたが結構参考になります。

8/2 10:29

古御嶽神社

8/2 11:55

下山道の砂払い五合小屋が見えます。

8/2 11:55

下山道を左に見ながら登ります。

8/2 11:59

こちらは登山道、ロープに沿って進みます。

8/2 12:21

長田山荘

8/2 12:48

雲が出てきましたが、かえって暑さしのぎになります。

8/2 13:16

下に見えている小屋は六合瀬戸館。

8/2 13:32

富士箱根トレイルで人に会わなかったので、前後に人が見えていると安心できます。

8/2 13:58

家族登山が目立ちます。

8/2 14:22

大陽館

8/2 14:35

七合目登山道分岐、下山道と一緒の部分があるのでうっかりしていると、下山道を登るはめになってしまいます。

8/2 15:23

本七合見晴館

8/2 16:12

八合目下江戸屋、今日の宿泊場所です。

8/2 16:12

下江戸屋から下を望みます。

8/2 18:31

下江戸屋から上を望みます。18:30ですがまだ上を目指している人がいます。

8/2 18:31

影富士が見えます。

8/2 18:34

雲が刻々と姿を変えていきます。

8/3 3:35

翌朝、上江戸屋まで上がって来ました。

8/3 4:24

九合目鳥居

8/3 4:34

吉田口頂上が見えています。御来光には間に合いそうもありません。

8/3 4:48

山中湖、丹沢の延長線上に上がるようです。

8/3 4:49

頭が見えてきました。

8/3 4:50

雲が邪魔をしています。

8/3 4:52

雲海に浮かぶ丹沢、道志の山並。

8/3 4:53

北に目を転じると、奥多摩、大菩薩、手前が三ツ峠。

8/3 4:53

雲の上に出て来ました。

8/3 5:06

頂上手前の鳥居。

8/3 5:29

お鉢巡り途中から

8/3 5:33

団体さんの後ろに付きました。

8/3 5:34

宝永山

8/3 5:37

御殿場口頂上から剣ヶ峰。

8/3 5:47

昨年工事中だった奥宮は開いていました。

8/3 6:11

剣ヶ峰は写真の順番待ちの列が出来ていましたが、昨年パスしたので、今年は並んでみました。山岳ガイドの方が手際よく皆の写真を撮ってくれていたのでお願いしました。

8/3 6:13

火口と中央が白山岳。

8/3 6:13

八ヶ岳

8/3 6:23

影富士と南アルプス深南部の山、右に聖岳、赤石岳。

8/3 6:23

南アルプス、聖岳〜北岳。

8/3 6:23

北岳、仙丈ヶ岳、甲斐駒、右後方に穂高、槍。

8/3 6:24

ズームアップ、上河内岳、聖岳、赤石岳。

8/3 6:27

白山岳の肩越に大菩薩連嶺と、その奥に奥秩父、奥多摩の山。

8/3 6:39

金明水と奥に剣ヶ峰

8/3 6:52

吉田口頂上へ戻って来ました。

8/3 7:28

下山道

8/3 7:56

右の小屋が八合目吉田口との分岐。

8/3 8:28

ブルが方向転換して上がって行きます。

8/3 8:29

青空が広がっています。

8/3 8:33

ここから砂走りが始まります。

8/3 9:15

砂走りを下り終えて富士山を振り返ります。腰が痛くなりました。

8/3 9:50

五合目に戻ってかき氷を頂きました。富士山型のかき氷です。

8/3 10:08

富士箱根トレイルに戻って来ました。

8/3 10:41

狩休小屋跡の道標。道標No.51-2。

8/3 10:49

樹間からグランドキャニオン

8/3 10:53

往きに道を間違えて復帰した場所。正面の道から上がって来ました。

8/3 11:08

このロープは規制ロープではなく、ガイドロープだった様です。

8/3 11:09

グランドキャニオン入口へ出てきました。

8/3 11:23

馬返しから舗装路歩きです。

8/3 11:59

最後の直線路です。12％勾配です。

撮影機器：

PowerShot SX130 IS CANON

感想

satojiji

富士箱根トレイルのマップには馬返しから五合目までは整備中と書かれている。まだルートが確定されていないのかも知れないが、入口や分岐にしっかりした道標があるかと思えば、途中はピンクテープに頼らないと道を見失うようなところもあるといった具合で、その隔たりの大きさに慣れるまで非常に不安であった。五合目手前で小富士の遊歩道に出た時は正直ホッとした。
時間的に余裕があったので小富士へ向かう。
帰りに小富士から籠坂峠へ抜けて見ようかと考えていたのだが、小富士から見ると樹林帯の中の見通しの効かないルートの様なので、日を改めて挑戦することにした。
五合目からは8年前に登っているのだが、かなり記憶が薄れてきている。
以前は古御嶽神社の先は登山道と下山道が分れていたように思ったのだが、一緒になってしまったようで、下山の人とのすれ違いが気になった。下山道との分岐を過ぎるとようやくペースがつかめてきた。もちろんスローペースなのだが。家族登山の子供たちに軽々と抜かれてしまう。
樹林帯を抜けて展望を期待したが、雲がかかってきてしまった。暑さしのぎにはなる。
八合目の下江戸屋で宿泊。シャツが汗で濡れているせいか寒くなってきたのでジャケットを重ね着する。夕食のカレーを食べてすぐ寝てしまった。
夜中12時過ぎに隣の人達が出発して行った。その後寝つけずウトウトしていたら予定の時間を過ぎてしまっていた。
あわてて出発したが、しばらく歩いたらヘッデンが消えてしまった。電池は替えたばかりなので接触不良のようだ。電池を何回かセットし直してようやく直った。道具類も持ち主同様寿命が近づいているのかも。
九合目の鳥居をすぎて空が明るくなってきた。頂上は見えているが御来光には間に合いそうもない。
昨年と同じ様な位置で御来光を迎えた。昨年は雲が厚かったが、今年は雲を突き抜けて上がって来た。頂上から万歳の声が響いてくる。
昨年迄は高山病の症状のようなものが出ていたが、今年は出なかった。しかし体力は年々落ちていくのを自覚しているので無理せずマイペースで登るように心掛けている。あと何回登れるだろうか。そんなことを考えながら登っていたら、剣ヶ峰で写真撮影の行列が出来ていた。普段は自分を撮ることは滅多にないのだが、記念にと思い行列に並んだ。
下りの砂走りは8年前は走り下った記憶があるが、今年は転ばぬように腰を落として下りてきたら腰を痛めてしまったようだ。腰に違和感が出たが、砂走りを終わって固い地面になったら直った。
小富士から籠坂峠に抜ける計画は昨日あきらめていたので、小富士へは行かず、再び富士箱根トレイルを下った。上りに間違えた場所を確認するために注意深く下ったが、グランドキャニオンの石標のある場所が間違いの場所であった。立入禁止のロープと思ったのだが、ロープ沿いに進めば良かったのだ。小山町に道標あるいは説明板の設置をお願いしたい。