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Yamareco

記録ID: 693128
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

幌尻岳 新冠ルート

2015年08月03日(月) 〜 2015年08月04日(火)
 - 拍手
体力度
9
2〜3泊以上が適当
GPS
28:40
距離
44.6km
登り
3,145m
下り
3,129m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:46
休憩
0:04
合計
4:50
11:31
39
12:10
12:12
201
15:33
15:34
42
16:21
宿泊地
2日目
山行
11:03
休憩
0:36
合計
11:39
4:24
262
宿泊地
8:46
8:50
158
12:33
12:33
167
15:20
15:21
42
天候 晴れ後曇り
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新冠から林道まで車で30分程度走り、奥新冠発電所北電ゲートまでフラットなダートが40kmです。
新冠ダムでは看板にしたがってダムを渡った林道に入ります。直進しては行けません。
駐車場は北電ゲート付近に10台程度、手前のイドンナップ山荘の所にも駐車可能です。
コース状況/
危険箇所等
北電ゲートに登山届があります。
北電ゲートから17.5kmの林道歩きになります。林道にしてはアップダウンがあり、時折羆の痕跡もあります。
虻が非常に多く立ち止まると集られて真っ黒になります。虻に噛まれた跡は1〜2日後に痒くなりました。
ポロシリ山荘からは登山道となります。
笹は刈払いはされていますが、それでも朝の内は露でびしょびしょになります。
渡渉点までは、沢に沿って緩やかな傾斜で歩きますが途中片側が切れ落ちている所もあります。
渡渉点は、板と石飛びで簡単に渡れます。
その後は尾根の急登で、痩せ尾根や、少し刈払いの無い所もあります。
水場を過ぎると更に急登になりお花畑からは岩場となります。
稜線まで登ると平取からの糠平川ルートと合流し傾斜は緩やかになり、山頂はすぐそこです。
その他周辺情報 山小屋 : ポロシリ山荘 協力金500円 トイレあり、寝具なし、水あり(煮沸必要)
温泉 : 新冠温泉 レ・コードの湯 ホテル・ヒルズ(宿泊)
バッジ : 新冠観光案内所(レ・コード館)、ほろしり館(平取国道沿いセイコーマート横) 
北電ゲートです。登山ポストもあります。いきなり虻に襲われます。
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北電ゲートです。登山ポストもあります。いきなり虻に襲われます。
いこい橋のゲートです。通り抜けるのが面倒です。
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いこい橋のゲートです。通り抜けるのが面倒です。
林道の絶壁の下に新冠川が流れています。
林道の絶壁の下に新冠川が流れています。
キツリフネが林道脇に咲いていました。
キツリフネが林道脇に咲いていました。
長い林道を歩いて奥新冠ダムが見えました。
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長い林道を歩いて奥新冠ダムが見えました。
奥新冠ダムの幌尻湖になります。
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奥新冠ダムの幌尻湖になります。
宿泊地のポロシリ山荘まで後2km程。
宿泊地のポロシリ山荘まで後2km程。
幌尻岳の方は雲の中です。山頂が見えるはずですが。
幌尻岳の方は雲の中です。山頂が見えるはずですが。
長い林道歩きもここまで。ようやくポロシリ山荘が、みえました。
長い林道歩きもここまで。ようやくポロシリ山荘が、みえました。
本日の宿泊地ポロシリ山荘です。ほとんどの方が二泊するようでいっぱいでした。
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本日の宿泊地ポロシリ山荘です。ほとんどの方が二泊するようでいっぱいでした。
一夜開けて、まずは沢沿いを歩きます。
一夜開けて、まずは沢沿いを歩きます。
渡渉点です。板が渡してあり、その先は石飛びで渡れます。
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渡渉点です。板が渡してあり、その先は石飛びで渡れます。
振り返るともやっています。湿度が高く蒸し暑いです。
振り返るともやっています。湿度が高く蒸し暑いです。
尾根を登っていきます。登山道脇の花が増えてきました。
尾根を登っていきます。登山道脇の花が増えてきました。
登山道の登りの途中でオニユリが咲いていました。
登山道の登りの途中でオニユリが咲いていました。
水場の近くでトリカブトでしょうか?。
水場の近くでトリカブトでしょうか?。
水場の近くでウメバチソウが咲いていました。
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水場の近くでウメバチソウが咲いていました。
水場の近くでエゾフウロも咲いています。
水場の近くでエゾフウロも咲いています。
水場です。この先の登った所でドタドタとした足音と羆らしき、うなり声が聞こえました。
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水場です。この先の登った所でドタドタとした足音と羆らしき、うなり声が聞こえました。
お花畑に入りました。晴れていればどんなに素晴らしいのでしょう。コバイケイソウも多いです。
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お花畑に入りました。晴れていればどんなに素晴らしいのでしょう。コバイケイソウも多いです。
お花畑でムカゴトラノオや。
お花畑でムカゴトラノオや。
お花畑でウサギギクとアズマギクがあちらこちらに咲き誇っています。
お花畑でウサギギクとアズマギクがあちらこちらに咲き誇っています。
お花畑でエゾツツジです。
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お花畑でエゾツツジです。
お花畑の先の岩場でイワブクロも咲いています。
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お花畑の先の岩場でイワブクロも咲いています。
大岩の上にも登れます。
大岩の上にも登れます。
稜線まで上がってきました。平取側ルートとの合流地点です。
稜線まで上がってきました。平取側ルートとの合流地点です。
ついに幌尻岳の山頂です。
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ついに幌尻岳の山頂です。
ケルンのほか、三角点もありました。
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ケルンのほか、三角点もありました。
幌尻岳の山頂標識です。残念ながら景色は真っ白です。
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幌尻岳の山頂標識です。残念ながら景色は真っ白です。
登山道で骨折された方の救助にヘリが、一機、またもう一機とヘリが、飛んできました。
登山道で骨折された方の救助にヘリが、一機、またもう一機とヘリが、飛んできました。
いこい橋まで帰ってきました。ここは虻が凄いです。
いこい橋まで帰ってきました。ここは虻が凄いです。
長い林道歩きもやっと終わりの北電ゲート到着です。
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長い林道歩きもやっと終わりの北電ゲート到着です。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 携帯 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ ポール テントマット シェラフ

感想

アプローチの長い百名山。日高山脈の幌尻岳に登ってきました。コースはメーンルートの平取側の糠平川ルートのような渡渉がなく確実に登れる新冠ルートにしました。
登山口となる北電ゲートまでも車でダートの道を40km走った後は、林道を17.5km歩いてポロシリ山荘に着きますが、途中の林道では虻が多く休憩もおちおち取れません。しかも、途中で帽子を落として取りに引き返すはめに。
ポロシリ山荘はツアー客も入っており、予想していたより人が多かったです。それに山荘で二泊が普通のようです。
山荘にはネズミが出るので食べ物は吊しておく必要があります。置いておいた空のペットボトルを夜中に突っつかれていました。
翌朝は、3時頃から周囲がゴソゴソしてきたので、予定より早く出発しました。
天気はガスで湿度が高く蒸し暑いため汗ばかりかいてなかなかペースが上がらず。
水場を過ぎる頃はようやく森林限界を超えて風も吹いて涼しくなってきました。
お花畑の手前で、ドタドタとした足音が聞こえたと思ったらなにやらうなり声のようなものも聞こえましたが、姿は見えず。とはいえ確実にいそうです、羆。鈴を振りながらさっと通過。
森林限界からはペースが上がり山頂に到着も、真っ白で小雨も時折降るため、写真を撮ってパートナーに電話連絡して下山開始しました。
下山途中で登ってくる方から怪我人がいて山頂から救助要請をする事を聞きました。
怪我をされた方の縦走用の重いザックが放置されたままだったので、一部の荷物を山荘まで運びましたが、途中怪我人のパートナーの方が、荷物を取りに戻られたので余計なお世話だったかも。
山荘に戻って怪我をされた方に救助の連絡はつく事を伝え荷物を渡しました。
山荘にデポしておいた荷物を詰めて帰路に就き少しするとヘリが何機か飛んできて、奥新冠ダムでもレスキューの消防車が来ていたので状況を伝えました。
北電ゲートまで長く、途中で靴の中が濡れてしまいふやけた状態で歩いた為、足にマメが出来てしまいました。
下山後は、新冠のホテルヒルズでパートナーと待ち合わせ一泊し、翌日予約していた新冠の観光案内所で登頂証明書とバッジをゲット、更に平取まで行ってバッジをもう一種ゲットしました。
新冠の観光案内所での話しでは、新冠ルートからの登山者が増えているようです。

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コメント

お疲れ様でした。
幌尻岳は百名山では最難関なのでしょうかね?
アプローチから大変で現時点では行く予定はありません。
行く予定が無いと言うより行く自信がありませんか(笑)
大変にお疲れ様でした。
2015/8/10 9:00
Re: お疲れ様でした。
糠平川のルートは渡渉もあるので難コースですが、新冠ルートは林道歩きが長いだけで比較的登り易いです。百名山では平ヶ岳の方が大変ですね。shige3776さんなら楽勝でしょう。
2015/8/10 22:40
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