ハクサンコザクラ咲く火打山

2014年07月26日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 16.9km
• 登り: 1,217m
• 下り: 1,212m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:27
• 休憩: 1:44
• 合計: 8:11

7:07 笹ヶ峰登山口
7:46 7:48 黒沢橋
8:44 8:44 富士見平分岐
9:22 9:36 高谷池ヒュッテ
10:00 10:12 天狗の庭
10:39 10:40 ライチョウ平
11:08 12:06 火打山
12:32 12:32 ライチョウ平
12:46 12:50 天狗の庭
13:08 13:21 高谷池ヒュッテ
13:51 13:51 富士見平分岐
14:45 14:45 黒沢橋
15:18 15:18 笹ヶ峰登山口
15:18 ゴール地点

◆コースは手書き入力

天候

晴れ後曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

笹ヶ峰野営場の駐車場を利用

写真

7/26 7:12

今日はハクサンコザクラを目当てに火打山に登ります。ゲート状の笹ヶ峰登山口を出発すると、

7/26 7:22

木道に導かれて、ブナ林の中を緩やかに登っていきます。

7/26 7:42

沢を渡り、さらに続くブナ林の道。登山道には、頂上までの道のりを9分割した道標が立てられていて、「2/9」の道標を過ぎるとほどなく、

7/26 7:53

黒沢橋です。

7/26 8:05

対岸に渡ると、十二曲りの急登に差し掛かります。急傾斜の斜面は木製階段で上がったりしながら、

7/26 8:41

十二曲りを登りきると、オオシラビソ林の尾根上を進むようになります。岩がごろごろとした道を進んで、

7/26 8:50

黒沢池ヒュッテへ向かう道を分ける富士見平に達します。

7/26 8:54

尾根の上をしばらく進むと、

7/26 9:04

やがて黒沢岳の西面を巻いて進むようになります。足下にモミジカラマツを見つけると、

7/26 9:05

ほどなく、左手に焼山と目指す火打山が見えてきます。

7/26 9:25

付近にはオオバミゾホオズキが目立ちます。「5/9」の道標を過ぎ、曲りダケカンバの幹をまたぎ、ごろごろとした大岩を越えて進むと、

7/26 9:26

再び視界が開け、白馬連峰を望みます。

7/26 9:42

三角屋根の高谷池ヒュッテに到着し、

7/26 9:31

高谷池越しに火打山を眺めながら、ひと息つきます。

7/26 9:44

高谷池の右手を回り込むようにして進むと、キヌガサソウや、

7/26 9:44

サンカヨウ、

7/26 9:47

ナナカマドの白い花が続きます。

7/26 9:51

高谷池を背にして緩やかに登り始め、木道に導かれて、

湿原の右端を回り込みながら進むと、

7/26 9:55

微高地に差し掛かると、そこは素晴らしいお花畑となっていて、

7/26 9:56

お目当てのハクサンコザクラとご対面です。

7/26 9:56

ハクサンコザクラの赤紫色の可憐な花を、

7/26 9:56

黄色いミヤマキンポウゲが取り巻きます。

7/26 10:01

池塘の周りを、ハクサンコザクラの群落が埋めています。

7/26 10:05

下りに転じると、ほどなく天狗ノ庭が視界に入ってきます。

広々とした湿原に池塘が点在する天狗ノ庭は、まさに山上の別天地の趣き。池塘には鏡写しの火打山が映り込み、

7/26 10:14

ふわふわとしたワタスゲの群落が広がります。

7/26 10:17

ハクサンコザクラや、

7/26 10:18

イワカガミにもお目にかかれます。

7/26 10:23

天狗ノ庭を後にして登り始めると、「7/9」の道標が立ち、クルマユリや、

7/26 10:25

ヨツバシオガマ、

7/26 10:25

ベニバナイチヤクソウなどが次々と現れます。

7/26 10:29

やがて残雪の先に見えてくるのは、鬼ヶ城の荒々しい岩壁。

7/26 10:32

マルバダケブキ、

7/26 10:38

テガタチドリ、

7/26 10:39

キバナノヤマオダマキを見ながら登り、

7/26 10:43

振り返るたびに、天狗ノ庭が小さくなっていきます。

7/26 10:45

雷鳥平に達し、

7/26 10:51

尾根上を辿って、火打山への登りに差し掛かります。

7/26 10:58

オタカラコウをはじめ、

7/26 10:59

登山道の左右に広がるミヤマキンポウゲの群落や

7/26 11:05

ウサギギクを見ながら登れば、

7/26 12:00

火打山の頂上に到着します。残念ながらガスに覆われてしまい、眺めは今一つ。

ガスが引きはしないかと長時間粘ってみるも、ようやく妙高山の姿を認めるばかりです。

7/26 12:55

帰路は来た道を引き返します。天狗ノ庭から望む火打山の姿を目に焼き付けると、

7/26 12:59

往路では気が付かなかったハクサンチドリを見つけ、

7/26 14:45

ブナの大木が林立する十二曲りを下って、笹ヶ峰登山口に戻り着きました。

7/26 15:57

下山後、笹ヶ峰ダムに立ち寄ります。関川の上流部を堰き止めてできた乙見湖の湖面の先には、焼山など妙高の山々が連なるはずですが、すっかり雲の中に隠れてしまったようです。

7/26 16:50

続いて、関川の下流側に位置する苗名滝に向かいます。柱状節理の玄武岩壁にかかる高さ55mの滝は、日本の滝百選に数えられる名瀑で、

7/26 16:56

別名「地震滝」というだけあって、飛び石伝いに滝に近づくと、轟音を轟かせながら落ちる迫力に圧倒されるのでした。

撮影機器：

PowerShot S45 CANON