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Yamareco

記録ID: 6938471
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大雪山

東大雪の最高峰ニペソツ山

2008年06月28日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:30
距離
13.6km
登り
1,520m
下り
1,519m

コースタイム

日帰り
山行
8:35
休憩
0:55
合計
9:30
5:45
95
小天狗岩場
7:20
75
8:35
9:30
60
10:30
120
12:30
75
小天狗岩場
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2008年06月の天気図
アクセス 往:羽田−とかち帯広(JAL)
  とかち帯広−十六ノ沢登山口(レンタカー)
復:十六ノ沢登山口−帯広(レンタカー)
帯広市内で買い出しと食事を済ませて、国道241号経由で国道273号を走り、十勝三股付近でニペソツ山登山口への道に入る。
2008年06月27日 11:55撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/27 11:55
帯広市内で買い出しと食事を済ませて、国道241号経由で国道273号を走り、十勝三股付近でニペソツ山登山口への道に入る。
砂利道をガタゴト走り、石狩岳登山口への道を右に分けて20分ほど進んで行くと十六ノ沢登山口に着く。車を止め、仮眠してから早朝の4時15分に出発する。
2008年06月27日 15:58撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/27 15:58
砂利道をガタゴト走り、石狩岳登山口への道を右に分けて20分ほど進んで行くと十六ノ沢登山口に着く。車を止め、仮眠してから早朝の4時15分に出発する。
丸太橋を慎重に渡って登山道に入る。
2008年06月27日 16:14撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/27 16:14
丸太橋を慎重に渡って登山道に入る。
登り始めは天気も良く頭上には青空が広がっていた。
2008年06月27日 16:48撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/27 16:48
登り始めは天気も良く頭上には青空が広がっていた。
樹林の中の緩急織り交ぜた道を登ること1時間ほどで右手に岩を抱いた峰が見えてくる。(小天狗と呼ばれているらしい)
2008年06月27日 17:17撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/27 17:17
樹林の中の緩急織り交ぜた道を登ること1時間ほどで右手に岩を抱いた峰が見えてくる。(小天狗と呼ばれているらしい)
少し行くと正面にもなかなか立派な山が見えてきた。晴れていた空に雲が広がり始めている。
2008年06月27日 17:22撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/27 17:22
少し行くと正面にもなかなか立派な山が見えてきた。晴れていた空に雲が広がり始めている。
一体どちらの山を目指すのだろうと思っていると、やがて道は右に曲がって行き、岩のピーク目指して急な登りとなる。
2008年06月28日 05:44撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/28 5:44
一体どちらの山を目指すのだろうと思っていると、やがて道は右に曲がって行き、岩のピーク目指して急な登りとなる。
ピーク付近の岩を巻いて行く。特別危険なところでもなかった。
2008年06月28日 05:45撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/28 5:45
ピーク付近の岩を巻いて行く。特別危険なところでもなかった。
岩のピークを過ぎると道は下りになり、先ほど見た雪を残した頂きに向かって行く。どうやらあのピーク(あとで前天狗岳だと分かる)を越えて行くようだ。
2008年06月28日 05:48撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/28 5:48
岩のピークを過ぎると道は下りになり、先ほど見た雪を残した頂きに向かって行く。どうやらあのピーク(あとで前天狗岳だと分かる)を越えて行くようだ。
左手遠くに糠平湖と思しき湖が見え、その右手にはウペペサンケの特徴ある山容も見える。
2008年06月28日 05:51撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/28 5:51
左手遠くに糠平湖と思しき湖が見え、その右手にはウペペサンケの特徴ある山容も見える。
下りきった鞍部は天狗のコルと呼ばれている。
2008年06月28日 05:57撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/28 5:57
下りきった鞍部は天狗のコルと呼ばれている。
エゾコザクラ。
天狗のコルには小さな花々が咲いていた。
2007年06月28日 12:11撮影 by  Caplio R3 , RICOH
6/28 12:11
エゾコザクラ。
天狗のコルには小さな花々が咲いていた。
チングルマ
2007年06月28日 12:04撮影 by  Caplio R3 , RICOH
6/28 12:04
チングルマ
ツガザクラ
2007年06月28日 11:44撮影 by  Caplio R3 , RICOH
6/28 11:44
ツガザクラ
ミヤマハンノキの樹林帯を抜けてハイマツの中の岩道を登って行く。
2008年06月28日 06:26撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/28 6:26
ミヤマハンノキの樹林帯を抜けてハイマツの中の岩道を登って行く。
登るうちに遠くに表大雪が見えてくる。曇り空だが、旭岳から忠別岳を経てトムラウシ山までの山並みがよく分かる。
2008年06月28日 06:36撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/28 6:36
登るうちに遠くに表大雪が見えてくる。曇り空だが、旭岳から忠別岳を経てトムラウシ山までの山並みがよく分かる。
その右手には東大雪の石狩岳や音更山が見える。
2008年06月28日 06:37撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/28 6:37
その右手には東大雪の石狩岳や音更山が見える。
小天狗を越えて登ってきたルートを振り返える。小天狗の右手遠くには通称オッパイ山と呼ばれるクマネシリ山が見える。
2008年06月28日 06:41撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/28 6:41
小天狗を越えて登ってきたルートを振り返える。小天狗の右手遠くには通称オッパイ山と呼ばれるクマネシリ山が見える。
道は前天狗岳を巻いて天狗平に向かう。
2008年06月28日 06:50撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/28 6:50
道は前天狗岳を巻いて天狗平に向かう。
左手の斜面には高嶺の花が沢山咲いていた。
2008年06月28日 06:57撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/28 6:57
左手の斜面には高嶺の花が沢山咲いていた。
岩の道を登り詰めると広い台地に辿り着く。そこで初めてニペソツ山の勇姿を望むことが出来た。
2008年06月28日 07:08撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/28 7:08
岩の道を登り詰めると広い台地に辿り着く。そこで初めてニペソツ山の勇姿を望むことが出来た。
台地から一旦下って天狗平へ登り返す。鞍部からは大雪山や石狩岳が見えたが、幸いなことにその方向から急速に青空が広がり始めていた。
2008年06月28日 07:15撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/28 7:15
台地から一旦下って天狗平へ登り返す。鞍部からは大雪山や石狩岳が見えたが、幸いなことにその方向から急速に青空が広がり始めていた。
天狗平に着くころには頭上まで青空が広がってきて、ニペソツ山にも陽の光が差し始める。
2008年06月28日 07:25撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/28 7:25
天狗平に着くころには頭上まで青空が広がってきて、ニペソツ山にも陽の光が差し始める。
天狗岳とニペソツ山
2008年06月28日 07:27撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/28 7:27
天狗岳とニペソツ山
天狗岳を巻いてニペソツ山に向かう。
2008年06月28日 07:32撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/28 7:32
天狗岳を巻いてニペソツ山に向かう。
降下点からのニペソツ山。天気はすっかり回復したが、これからの下りとそれを上回る登りを覚悟して気を引き締めて行く。
2008年06月28日 07:37撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/28 7:37
降下点からのニペソツ山。天気はすっかり回復したが、これからの下りとそれを上回る登りを覚悟して気を引き締めて行く。
コルに向かって下って行く。
2008年06月28日 07:44撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/28 7:44
コルに向かって下って行く。
天狗岳を振り返る。
2008年06月28日 07:47撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/28 7:47
天狗岳を振り返る。
鞍部手前からのニペソツ山。これから登って行く道が見える。
2008年06月28日 07:48撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/28 7:48
鞍部手前からのニペソツ山。これから登って行く道が見える。
鞍部からのニペソツ山。いよいよ最後の登りだ。
2008年06月28日 07:53撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/28 7:53
鞍部からのニペソツ山。いよいよ最後の登りだ。
姿が変わって行く天狗岳を振り返りながら登り続ける。
2008年06月28日 07:55撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/28 7:55
姿が変わって行く天狗岳を振り返りながら登り続ける。
遠くになった天狗岳。
2008年06月28日 08:04撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/28 8:04
遠くになった天狗岳。
ハクサンイチゲの群落。
天狗岳とニペソツ山との間には色とりどりの花が咲いており、下り登りの疲れを癒してくれる。
2008年06月28日 08:17撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/28 8:17
ハクサンイチゲの群落。
天狗岳とニペソツ山との間には色とりどりの花が咲いており、下り登りの疲れを癒してくれる。
ミネズオウ
2007年06月28日 10:19撮影 by  Caplio R3 , RICOH
6/28 10:19
ミネズオウ
イワウメ
2007年06月28日 10:19撮影 by  Caplio R3 , RICOH
6/28 10:19
イワウメ
ミヤマキンバイかな?
2007年06月28日 10:03撮影 by  Caplio R3 , RICOH
6/28 10:03
ミヤマキンバイかな?
イソツツジ
2007年06月28日 10:06撮影 by  Caplio R3 , RICOH
6/28 10:06
イソツツジ
エゾコザクラ
2007年06月28日 08:21撮影 by  Caplio R3 , RICOH
6/28 8:21
エゾコザクラ
キバナシャクナゲ
2007年06月28日 09:31撮影 by  Caplio R3 , RICOH
6/28 9:31
キバナシャクナゲ
頂上を見上げる。だいぶ近づきました。
2008年06月28日 08:19撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/28 8:19
頂上を見上げる。だいぶ近づきました。
ようやく稜線に出る。あと少しだ。
2008年06月28日 08:27撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/28 8:27
ようやく稜線に出る。あと少しだ。
午前8時35分に辿り着いたニペソツ山山頂。大展望が広がる。
2008年06月28日 08:37撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/28 8:37
午前8時35分に辿り着いたニペソツ山山頂。大展望が広がる。
旭岳からトムラウシ山まで続く表大雪。7年前に3日かけて歩き通した山並。
2021年07月08日 14:40撮影
7/8 14:40
旭岳からトムラウシ山まで続く表大雪。7年前に3日かけて歩き通した山並。
左奥に少し雲がかかった旭岳。その手前の台地はコマクサが咲いていた高根ヶ原。その右手に白雲岳。
2008年06月28日 09:02撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/28 9:02
左奥に少し雲がかかった旭岳。その手前の台地はコマクサが咲いていた高根ヶ原。その右手に白雲岳。
トムラウシ山から化雲岳にかけての表大雪南部。
2008年06月28日 08:40撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/28 8:40
トムラウシ山から化雲岳にかけての表大雪南部。
トムラウシ山から先はオプタテシケ山、十勝岳を経て富良野岳へと連なる十勝連峰。
2008年06月28日 08:39撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/28 8:39
トムラウシ山から先はオプタテシケ山、十勝岳を経て富良野岳へと連なる十勝連峰。
表大雪の右手前には石狩岳と音更山。
2008年06月28日 08:38撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/28 8:38
表大雪の右手前には石狩岳と音更山。
振り返ればウペペサンケ山。
2008年06月28日 08:45撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/28 8:45
振り返ればウペペサンケ山。
1時間ほども眺めを楽しんでから9時半に下山を開始する。帰りもあの天狗岳を越えて行かねばならない。
2008年06月28日 08:38撮影
6/28 8:38
1時間ほども眺めを楽しんでから9時半に下山を開始する。帰りもあの天狗岳を越えて行かねばならない。
天狗平から下った鞍部にも花は多い。写真はエゾコザクラ。
2007年06月28日 10:49撮影 by  Caplio R3 , RICOH
6/28 10:49
天狗平から下った鞍部にも花は多い。写真はエゾコザクラ。
ハクサンイチゲの群落。
2007年06月28日 10:51撮影 by  Caplio R3 , RICOH
6/28 10:51
ハクサンイチゲの群落。
天狗平から鞍部に下り、登り返してニペソツ山を見納める。
好天気の下で無事登頂出来たことに感謝して、遙々訪れてきた甲斐があった長い山道を戻って行った。
2008年06月28日 11:15撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/28 11:15
天狗平から鞍部に下り、登り返してニペソツ山を見納める。
好天気の下で無事登頂出来たことに感謝して、遙々訪れてきた甲斐があった長い山道を戻って行った。
帰途、上士幌のふれあいプラザ浴場に寄ってさっぱりとした気分になり帯広に向かった。
2008年06月28日 15:48撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/28 15:48
帰途、上士幌のふれあいプラザ浴場に寄ってさっぱりとした気分になり帯広に向かった。
士幌付近の広大な農場。北海道ならではの景色です。
2008年06月28日 16:00撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6/28 16:00
士幌付近の広大な農場。北海道ならではの景色です。

感想

6月の本州は梅雨の季節です。過去の経験から週末に晴天が巡ってくることは殆ど期待できず、イライラが募って精神上よくないことが多い。今年はいっそ梅雨のない北海道へ行ってみようと考えて計画した結果が3日間でニペソツ山と石狩岳に登るというものだった。
ニペソツ山に登るこのコースは最初の1時間ほどの樹林帯の登りが我慢のしどころで、そのあとは初めて見るまわりの景色やいろいろな高嶺の花が山歩きの疲れを忘れさせてくれた。曇りがちだった空模様も天狗平に着く頃には晴れてきて、ニペソツ山に近づくにつれて願ってもない好天気となった。
辿り着いた山頂からは7年前に3日かかって縦走した表大雪の山並みをこの目で眺めることが出来て感無量だった。明日登る予定の石狩岳もよく見えたが、トムラウシ山から南に続く残雪の十勝連峰もなかなか雄大であった。

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