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ハイキング
飯豊山
飯豊山・念願のダイクラ尾根を歩く、下りは梶川尾根
2015年08月09日(日) [日帰り]


体力度
8
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 14:41
- 距離
- 29.2km
- 登り
- 2,763m
- 下り
- 2,767m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 13:50
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 14:42
距離 29.2km
登り 2,766m
下り 2,770m
2:27
47分
スタート地点
17:09
ゴール地点
天候 | 晴れ 高湿度、ほぼ無風で、とにかく辛かった。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◆ダイクラ尾根(飯豊山荘〜休場ノ峰〜宝殊山〜飯豊山)【登り利用】 急登、巻き道、急下降、再急登・・・。真夏のダイクラ尾根は、日当たり良好、ウワサどおりの体力勝負。滑りやすい地面部分も多く、下り利用の場合は、体力・時間とも余裕のあるコース設定がいい。実際、すれ違ったご婦人が滑落した(ダケカンバの茂る場所に落ちたので、3mほどの滑落で幸い停まった)のを目の当たりにすると、かなりの慎重さが求められる。 ◆尾根歩き(飯豊山〜烏帽子岳〜北股岳〜門内岳〜扇ノ地紙) そこそこのアップダウンが延々と続く。日帰りだと、時間との勝負になる。 ◆梶川尾根(扇ノ地紙〜梶川峰〜飯豊山荘)【下り利用】 扇ノ地紙ー梶川峰までは、なだらかな尾根歩きだが、その先は、樹林帯の中の、急坂、悪路。登り利用なら短時間で高度が稼げるので問題はない感じ。 |
写真
感想
数年前のヤマケイの名急登100の記事を見て、ずっと、歩きたかった
ダイクラ尾根。
休暇中、東北地方の天候も安定している様子だったので、歩くことにした。
ダイクラ尾根のピストンハイクでは面白くないので、
梶川尾根を下山路にした周回ルートとした。
当然ロングコースになるので、午前2時半スタートとした。
カミナリ注意報の発令されていないことが、絶対条件。
この日は、幸い、天気は安定していた。
ダイクラ尾根自体の標高差やアップダウンは予想の範囲内だったが、
暑さ、それも高湿度と無風には、参った。
何とか、6時間半近くで飯豊山頂上には到着したものの、
ペースが上がらない。軽い熱中症?脱水症状?
御西小屋の水場で冷たい水と、塩をかじって、ようやく元気を取り戻し
その後は、なんとか、歩き通すことができた。
ダイクラ尾根アタック中、宝殊山を過ぎたピーク部分で、
下山中の中高年のペアとすれ違った。
二言三言、言葉を交わし、振り返って写真を撮ろうとしたら、
目の前を下っていた女性がかがんだ格好のまま、するすると
谷に消えていった。
滑った先が、ダケカンバの生い茂る場所だったため、3mくらい先で
引っかかって止まった。
もし、ダケカンバがない草地だったら、相当下まで、落ちていただろう。
たいした場所ではない場所での滑落。
危険はどこにでも潜んでいるんだなと思った。
下山後は、飯豊山荘の温泉で汗を流した。
さすがに疲れたので、次の山に移動する気力もなく、
ビールを購入してがぶ飲みし、そのまま車中泊をした。
翌日は、一日完全休養日とし、次の山を目指した。
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梶川でお会いした、同ルートの「青ツナギ」です
初見であの周回ルートとは恐れ入りました
最後、ご挨拶もせず失礼致しましたm(_ _)m
osamu310さん、こんにちは。
その節は、大変お世話になりました。
同じルートを歩かれる方とご一緒になるとは思いもしませんでした。
いろいろと、貴重な情報提供をいただき、嬉しく思いました。
それにしても、osamu310さんの、ダイクラ尾根5時間半踏破は、凄過ぎます。
飄々と歩かれる姿に、感動を覚えました。
お互い、人見知りのようで、上手く、山歩きの楽しさを話せなかったですが、
それはそれでいいのかなとも思います。
えぶりさすもそのうち歩きたいです。
本当にありがとうございました。
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