記録ID: 700272
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ハイキング
甲信越
いざ歩いて北陸へ★北国街道14（能生宿→高田城下）
2015年08月15日(土) [日帰り]
新潟県
yaonyaosuke2
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 11:30
- 距離
- 42.6km
- 登り
- 307m
- 下り
- 308m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 11:01
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 11:31
距離 42.6km
登り 322m
下り 312m
5:56
29分
能生宿・スタート地点
6:25
6:30
120分
弁天岩
8:30
90分
筒石郵便局付近
10:00
10:05
45分
名立宿・名立寺
10:50
15分
名立谷浜IC付近旧道入口
11:05
75分
名立谷浜IC付近旧道出口
12:20
12:25
60分
有間川宿
13:25
13:30
75分
谷浜宿・本陣
14:45
14:55
63分
五智国分寺
15:58
89分
中屋敷宿
17:27
高田城下・ゴール地点
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
★スタート地点 えちごトキめき鉄道 能生駅徒歩10分 ★ゴール地点 えちごトキめき鉄道 高田駅徒歩5分 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
北国街道は 中山道の鳥居本宿からスタートし 新潟方面と中山道追分宿を結んでいます。 今回は海岸沿いを進み高田城下へと進む区間です。 前回に引き続き今回も道が消滅している箇所が多数あります。 特に高田地震の影響で山体崩壊した名立地区は特定が困難です。 また人が全く通らなくなった影響で通行困難な箇所があります。 五智国分寺の手前にかけては旧北陸本線が平行しています。 遊歩道になっているので国道歩きに危険を感じる場合は こちらを通るのも一つの手かと思います。 ★飲食店など 名立に道の駅とセブンイレブンがあります。 海岸沿いでの自販機は海水浴場と国道の立地なので数多くありますが 山道区間には殆ど存在していないので注意が必要です。 ★ルートの参考資料 『北陸街道紀行―芭蕉「おくのほそ道」を織り込んで』 |
写真
合流地点には弁天島。100万年前の海底火山活動で出来た島です。
資料ではここで国道の左側の側道に出るのですが、そのまま直進して右側の側道を進むほうが旧道のような気がします。
海水浴のシーズン。周辺には海の家やトイレがあるので何かと便利です。
藤崎はこの先の筒石とともに大きな集落です。右手は旧北陸本線。駅は筒石と藤崎との中間地点にありました。それぞれに駅を設けることは駅間が短くなるので喧嘩しないよう中間に設置したという話があります。
1
8/15 8:07
藤崎はこの先の筒石とともに大きな集落です。右手は旧北陸本線。駅は筒石と藤崎との中間地点にありました。それぞれに駅を設けることは駅間が短くなるので喧嘩しないよう中間に設置したという話があります。
この付近が旧筒石駅付近（駅跡は自転車遊歩道上）元々土砂崩れが多い場所で跡地に作ったので何度が災難に見舞われています。
ここを右上にあがっていきます。筒石集落での道筋は不明な点が多くそのまま国道沿いを進んで集落内に入るほうが道筋的に自然かなと思ったりもします。
8/15 8:18
ここを右上にあがっていきます。筒石集落での道筋は不明な点が多くそのまま国道沿いを進んで集落内に入るほうが道筋的に自然かなと思ったりもします。
古い寺がこちらを向いてるので旧道であることは違いないと思います。
寺の横にある細い路地を下に下ります。ちょうど保育所の建物の辺りが旧北陸本線の線路跡で先には橋台が残っています。保育所の右隣の道は明治以降に出来た旧道です。
1
8/15 8:30
寺の横にある細い路地を下に下ります。ちょうど保育所の建物の辺りが旧北陸本線の線路跡で先には橋台が残っています。保育所の右隣の道は明治以降に出来た旧道です。
ここを右へ。旧北陸本線と斜めに交差します。かつては踏切があったのかもしれません。
川を渡って左へ。国道と合流します。左側に旧北陸本線の橋脚があります。街道とは立体交差していたようです。
この鐘は名立崩れで海に流されたところ後年に奇跡的に見つかっています。
左側の道を進み先に見える階段を登って上を目指します。階段を使いますが現在の車道よりも昔の道に近い道筋です。
ここを右へ。ここから暫くは農地の改良で一部消滅しています。不安な方はそのまま車道を進むと良いかもしれません。
左に曲がって木の左横を進みます。曲がった先の道筋は旧道の名残。
この先は廃道区間で藪が多いので苦手な人は車道で迂回が賢明です。
手前の鎖は地元の人に聞くところによると車侵入防止用のものとのこと。
木が生い茂ってくれているので比較的藪は少な目。路盤はしっかりしています。
これを抜けると藪は終わり。ただし激藪。しかしながら路盤はしっかりしているので路盤を頼りに手探り状態で抜けることができました。
1
8/15 11:02
これを抜けると藪は終わり。ただし激藪。しかしながら路盤はしっかりしているので路盤を頼りに手探り状態で抜けることができました。
振り返って。右斜め方向から来てますが入口（出口）は一見わかりません。
この先は車を通すために改良された道筋が続きます。旧道はいずれもショートカットした道筋です。このカーブでも手前に左へと下りる道があります。
1
8/15 11:33
この先は車を通すために改良された道筋が続きます。旧道はいずれもショートカットした道筋です。このカーブでも手前に左へと下りる道があります。
家の敷地の脇を通る形の旧道。石畳のようなものが残っています。
その出口。ここも正面の家付近から直登する道筋があったと思われますが痕跡を見つけることができませんでした。
旧道は真っ直ぐですが途中で消滅しています。この先には明治天皇の小休止跡があります。左に曲がって迂回します。
消滅している明治天皇の小休止跡からは右のスロープ状の道で降りてくると思われますが車道を開削したときに半分以上切り崩されているのではと思います。
8/15 11:43
消滅している明治天皇の小休止跡からは右のスロープ状の道で降りてくると思われますが車道を開削したときに半分以上切り崩されているのではと思います。
合流地点が峠にあたる場所でお地蔵さんがおられました。左方向に下ります。
ここは二股ですが旧道は真ん中を突っ切るようにありました。痕跡はわずかに残る程度で侵入することが出来ません。左に行くと有間川駅方面の海岸沿いの道。右が山沿いの道。旧道の反対側の出口が山の中なので海岸沿いには行かず右で迂回することにしました。
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8/15 11:57
ここは二股ですが旧道は真ん中を突っ切るようにありました。痕跡はわずかに残る程度で侵入することが出来ません。左に行くと有間川駅方面の海岸沿いの道。右が山沿いの道。旧道の反対側の出口が山の中なので海岸沿いには行かず右で迂回することにしました。
迂回中・右へ。真っ直ぐでも行けるようですが迂回路なのに藪漕ぎがあるのは御免です。
消滅していた旧道はここで合流します。右が有間川宿方向ですが左にいって消滅した旧道の反対側を見てきます。
ここまでは良い道で残っていたのですが先は完全な藪の中でした。折り返します。
かつては橋を渡ると再び山の中を進んでいたのですが名立での藪道以上に厳しいようなので左に曲がってトンネルで迂回しました。
ちなみに旧道へはトナミ運輸のコンテナ横から九十九折で入っていくものと思います。
途中までは良い感じだったのですがここから先は厳しいようです。航空写真では道筋が見えているのでご確認ください。折り返します。
1
8/15 12:40
途中までは良い感じだったのですがここから先は厳しいようです。航空写真では道筋が見えているのでご確認ください。折り返します。
迂回中・海の横の国道に出ます。迂回なので歩道のない国道を通らずに自転車遊歩道を歩きました。
迂回中・トンネルを抜けた先の右側には旧道の痕跡が少し残ってるので行ってみます。
旧道の痕跡。トンネルのポタール上に登る階段がありますがその先が旧道のようで有間川宿に繋がっています。ただし激藪。折り返します。
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8/15 13:03
旧道の痕跡。トンネルのポタール上に登る階段がありますがその先が旧道のようで有間川宿に繋がっています。ただし激藪。折り返します。
この先で北陸本線とオーバークロスします。トンネルが出来る前はここから斜め左方向に進んでいたと思われます。
この区間の旧北陸本線は現在の国道が敷地だったので右横の細い道を進むのが正解です。
かつてはここから右上への道があったようですが消滅しているようです。
かつての旧道（親鸞聖人上陸地の手前で消滅していたもの）は右下から合流してきます。
ちなみに旧道はこの付近までは確認出来たものの住宅開発で消滅しています。
名残の松。この付近では北国街道のことを加賀街道と呼ぶのが一般的なようです。
右に曲がります。ここは出雲崎への北国街道の追分。ここにあった道標は近くの神社に移設されています。
撮影機器：
感想
今回も前回と同様に難所が続きました。
アップダウンのある道筋はもちろんなのですが
人が通らなくなったことで廃道になっている区間があり、
藪が酷い箇所では迂回せなばならなかったのは残念なところです。
それにしても海水浴場を横目に進むのはいいですね。
楽しそうなのを見てると思わず泳ぎたくなってしまいました。
高田城下は予想していた以上の大きな町で驚きました。
街道歩きの後は城下での散策を楽しみました。
なお、
今回の街道歩きの記録は
以下のブログでもまとめてみました。
http://borabora.seesaa.net/article/440889955.html
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