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Yamareco

記録ID: 7008196
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東海

岐阜)大日ヶ岳(東側からのアプローチ)

2024年07月07日(日) [日帰り]
 - 拍手
がくさん その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:09
距離
11.6km
登り
806m
下り
805m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:57
休憩
2:07
合計
7:04
距離 11.6km 登り 806m 下り 805m
7:56
7:57
16
8:13
8:18
27
(R)
8:45
8:51
35
(R)
9:26
9:37
32
10:09
10:17
35
(R)
10:52
11:00
19
11:19
12:16
16
12:32
12:33
15
12:48
12:53
28
(R)
13:21
13:33
35
14:08
14:20
14
(R)
14:34
14:35
11
14:46
大日ヶ岳ひるがの高原登山口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 一番東にある大日ヶ岳ひるがの高原登山口は、路線バスだと「ひばりが丘」バス停からアプローチする。マイカーの場合も、「ひばりが丘」バス停から、コースガイドに書かれた登山者用のコースをたどっていく。途中から道が細くなるが、登山口のところまで舗装はされている。なお、「ひばりが丘」バス停から登山口まで、ほとんど案内看板は出ていなかった。ヤマタイムに書かれた赤線の通りに進むとよい。
 登山口駐車場は、登山口に近い区画から、合計3つの区画が隣接している。一番奥(登山口横)には20台くらい、その次が10台くらい、その次も10台くらいが停められそうだった。
 トイレも水場もなく、登山口の入口には「途中に水はありません」と表示されていた。なお、ドコモは圏内である。

 ちなみに公共交通機関で行く場合、美濃白鳥駅に前泊し、美濃白鳥駅5:50発のバスで、ひばりが丘に6:30着である。(終点のひるがの高原スキー場の一つ手前のバス停) 土日だと、次のバスは9:20発になる。美濃白鳥駅から徒歩圏内に一応宿泊できるところはあるようであった。
 帰路は、ひばりが丘発が14:31発、18:31発である。それぞれ美濃白鳥駅で1時間ほど待たされ、長良川鉄道に2時間ほど乗車するため、名古屋まで5時間前後の所要時間となる。

白鳥交通 バス時刻表
https://www.shirotori-kotsu.com/scheduledbus/index.html#wc_anc00001
コース状況/
危険箇所等
 今回は、一番東側の登山口からの往復コースを選択した。全体的に道は明瞭であり、迷うことはない。ただ、途中にルートマーク(ピンクリボン)などは皆無で、指導標識もほぼないため、地形図はしっかり読めることを前提に登った方が安全である。

〔目次〕
1.登山口駐車場〜一服平
2.一服平〜大日ヶ岳


1.登山口駐車場〜一服平
 登山口駐車場は、その名のとおり、登山口にある。車で行ける終点に駐車場があり、入口に大きな看板が出ていて、登山口はすぐに分かる。
 登山口を入ると、しばらくは平坦な道が続き、軽い登り下りを繰り返す。道は広く、多少の木の根があるものの、一般的な登山道である。しばらくすると、高圧電線の鉄塔のところを通過する。このあたりから少し傾斜を登る感じになるが、登ってはまた下りを繰り返す。次第に傾斜がついてきて、斜面を登っていく感じになる。梅雨の中休みだったため、ルートは湿っていて、やや滑りやすかった。(下りでは、かなり乾いてきており、下りではそれほど苦戦しなかった。)
 途中、1049m標高点などの小ピークがあり、平らである程度の広さのスペースで休憩に適している。もっとも、ルートも狭くないため、途中でも休憩場所に困ることはない。何度目かの傾斜を登って、ルートが左斜めに折れるところが1273m標高点であるが、何も標識はなく、稜線に取り付いたという感じもなかった。帰りに気づいたが、1273m標高点を過ぎて少し西に木のベンチがあった。標高点から少し下って、また登り返しになる。登り返して登り詰めたところが一服平かと期待したが、もう少し先であった。その先、傾斜が少し緩くなり、ようやく一服平に着く。一服平は完全に林の中で展望はない。看板が1つあったほかは、広い休憩スペースというだけで、ベンチもなかった。

2.一服平〜大日ヶ岳
 一服平を出て緩やかに下るが、再び登り返しになる。ただ、最初はかなり緩い傾斜をだらだらと登っていく感じである。一服平までは樹林の中だったが、次第に低木帯になってきて、途中に直射日光を浴びる区間が現れるようになる。ただ、一時的に陽が射すだけで、8割方は日陰だと思ってよい。
 途中から傾斜が厳しくなり、木の根をステップにして登っていく箇所が多い。また、雨が多かったせいか、ルート全体がぬかるみになっているところも何度かあり、登山靴が2,3cmほど沈んだりした。傾斜のきつい区間を終え、一度下ったあとで緩やかな登り返しになる。これを登り詰め、前方が開けている感じになり、展望台と呼ばれる場所に着く。標高1630mのあたりである。木々の間から白山が見えるほか、ひるがの高原を見下ろすことができる。下山の際に気づいたが、北アルプスや御嶽山への展望もあった。展望台はそこそこの広場になっており、休憩場所としても適している。展望台からは、目指す大日ヶ岳と、前大日がよく見えている。緑色の稜線になっている。
 展望台を過ぎていったん緩やかに下るが、すぐに登り返しになる。最後は苦しい登りが続く。山頂の直前まで低木帯が続く。やがて、前方が開けてくる感じになり、大日ヶ岳の山頂に着く。着いたすぐのところに、石柱の山頂標識、展望案内図と、大日如来の石像がある。大日如来の後ろに白山を入れて写真が取れる構図になっている。
 大日ヶ岳の山頂は、芝生のような植生でかなり広い。桧峠から水後山を経て登ってきた人もかなりいた。前大日は今回時間もなく、体力的にも厳しかったので、往復しなかったが、数名が前大日から登ってきたのをみかけた。

 登山者駐車場、一服平、展望台、大日ヶ岳と、すべてドコモは圏内であった。途中にトイレはない。
その他周辺情報  ひばりが丘バス停から少し白鳥方面へ戻ったあたりに、湯の平温泉の日帰り入浴施設がある。入浴料は700円で、露天風呂も付いている。食堂はなく、土産物コーナーと飲料自販機、休憩広間がある程度。
 車の場合、旧道から少し外れたところにあるので、帰路だと高鷲北ICの信号で左へ(東側へ)入るのを忘れずに。バスも湯の平温泉近くを通るが、バス便がないので、公共交通利用だとここに立ち寄るのは難しい。

奥長良の名湯・秘湯 湯の平温泉
http://www.yunohiraonsen.jp/
登山口駐車場。上は登山口から2番目、下が3番目。
2024年07月07日 07:41撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 7:41
登山口駐車場。上は登山口から2番目、下が3番目。
上は、2番目駐車場から登山口方向へ進む。下は、1番目駐車場で、登山口のすぐ隣にあり、一番広い。
2024年07月07日 07:42撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 7:42
上は、2番目駐車場から登山口方向へ進む。下は、1番目駐車場で、登山口のすぐ隣にあり、一番広い。
登山口。「途中に水はありません」と注意喚起。
2024年07月07日 07:42撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 7:42
登山口。「途中に水はありません」と注意喚起。
最初はゆるゆる広い道が続く。
2024年07月07日 07:53撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 7:53
最初はゆるゆる広い道が続く。
高圧電線の鉄塔のところを通過。
2024年07月07日 07:56撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 7:56
高圧電線の鉄塔のところを通過。
少し登りが始まる。
2024年07月07日 08:27撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 8:27
少し登りが始まる。
傾斜の緩いあたり。
2024年07月07日 08:43撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 8:43
傾斜の緩いあたり。
一服平(一ぷく平)に到着。日陰の休憩場所でよかった。
2024年07月07日 09:25撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 9:25
一服平(一ぷく平)に到着。日陰の休憩場所でよかった。
一服平を出ると、陽が射しこむ部分も出てくる。
2024年07月07日 09:47撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 9:47
一服平を出ると、陽が射しこむ部分も出てくる。
途中、スキー場上部の建物が見えていた。
2024年07月07日 10:05撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 10:05
途中、スキー場上部の建物が見えていた。
やや低木帯が増えてきた感じ。
2024年07月07日 10:05撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 10:05
やや低木帯が増えてきた感じ。
白山が見えるようになってきた。
2024年07月07日 10:06撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 10:06
白山が見えるようになってきた。
行く先が開けて、なにやら看板らしきものが目に入る。
2024年07月07日 10:51撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 10:51
行く先が開けて、なにやら看板らしきものが目に入る。
展望台に到着。山頂の20分手前のポイントで、山頂が見える。まだ遠いなぁ。
2024年07月07日 10:55撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 10:55
展望台に到着。山頂の20分手前のポイントで、山頂が見える。まだ遠いなぁ。
展望台よりひるがの高原方面。
2024年07月07日 10:56撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 10:56
展望台よりひるがの高原方面。
展望台より、前大日(左のピーク)。大日ヶ岳は右側に外れている。
2024年07月07日 10:56撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 10:56
展望台より、前大日(左のピーク)。大日ヶ岳は右側に外れている。
白山展望は木々がちょっと邪魔だった。
2024年07月07日 11:00撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 11:00
白山展望は木々がちょっと邪魔だった。
低木帯を登っていく。さすがに暑い。
2024年07月07日 11:03撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 11:03
低木帯を登っていく。さすがに暑い。
行く先が山頂っぽいぞ。
2024年07月07日 11:16撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 11:16
行く先が山頂っぽいぞ。
山頂に到着。信仰の山だけあって、石仏、石柱、石碑と、石のオブジェが多かった。
2024年07月07日 11:21撮影 by  SO-41A, Sony
7/7 11:21
山頂に到着。信仰の山だけあって、石仏、石柱、石碑と、石のオブジェが多かった。
大日如来様のバックに白山御前峰。
2024年07月07日 12:01撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 12:01
大日如来様のバックに白山御前峰。
少し引いたところから、大日如来様と白山の山々。
2024年07月07日 12:02撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 12:02
少し引いたところから、大日如来様と白山の山々。
山頂はとても広く、芝生状なので、座るには気持ちいい。コンロは使いにくかった。
2024年07月07日 12:02撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 12:02
山頂はとても広く、芝生状なので、座るには気持ちいい。コンロは使いにくかった。
白山の展望もばっちり。
2024年07月07日 12:08撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 12:08
白山の展望もばっちり。
御嶽山がほぼ見えていた。
2024年07月07日 12:09撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 12:09
御嶽山がほぼ見えていた。
桧峠へ下る道。指導標は出ていない。
2024年07月07日 12:11撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 12:11
桧峠へ下る道。指導標は出ていない。
桧峠へ。分かりにくいので、ラインを付けました。
2024年07月07日 12:11撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 12:11
桧峠へ。分かりにくいので、ラインを付けました。
ひるがの高原へ下る道。(登って来た道)
2024年07月07日 12:11撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 12:11
ひるがの高原へ下る道。(登って来た道)
ひるがの高原へ。こちらもラインを付けました。
2024年07月07日 12:11撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 12:11
ひるがの高原へ。こちらもラインを付けました。
前大日を経て、スキー場へ下る道。
2024年07月07日 12:12撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 12:12
前大日を経て、スキー場へ下る道。
山頂に黄色い花。
2024年07月07日 12:12撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 12:12
山頂に黄色い花。
黒い大きいのが展望案内図。
2024年07月07日 12:12撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 12:12
黒い大きいのが展望案内図。
下り始めると、展望台の広場がよく見えた。
2024年07月07日 12:18撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 12:18
下り始めると、展望台の広場がよく見えた。
展望台をアップで。
2024年07月07日 12:18撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 12:18
展望台をアップで。
下りは北アルプスや御嶽山を見ながら進めるのがいい。
2024年07月07日 12:25撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 12:25
下りは北アルプスや御嶽山を見ながら進めるのがいい。
ちょっと靄がきついが、なんとか笠ヶ岳と槍ヶ岳が見えていたと思う。
2024年07月07日 12:28撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 12:28
ちょっと靄がきついが、なんとか笠ヶ岳と槍ヶ岳が見えていたと思う。
一服平を過ぎて、数分のあたりに変な標識が出ていた。
2024年07月07日 13:39撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 13:39
一服平を過ぎて、数分のあたりに変な標識が出ていた。
稜線から外れる1273m標高点に向けてかなり高度を下げていく。
2024年07月07日 13:42撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 13:42
稜線から外れる1273m標高点に向けてかなり高度を下げていく。
少し登り返して、1273m標高点の直前にベンチがあった。
2024年07月07日 13:47撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 13:47
少し登り返して、1273m標高点の直前にベンチがあった。
1273m標高点。上は山頂方面、下は登山口方面。
2024年07月07日 13:48撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 13:48
1273m標高点。上は山頂方面、下は登山口方面。
稜線から外れて高度を下げていく。
2024年07月07日 13:54撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 13:54
稜線から外れて高度を下げていく。
登山口の看板が見えてきた。
2024年07月07日 14:45撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 14:45
登山口の看板が見えてきた。
登山口に戻る。マイカーも大半は帰っていて、残り少ない感じ。
2024年07月07日 14:46撮影 by  ILCE-6300, SONY
7/7 14:46
登山口に戻る。マイカーも大半は帰っていて、残り少ない感じ。
湯の平温泉の入口。
2024年07月07日 16:05撮影 by  SO-41A, Sony
7/7 16:05
湯の平温泉の入口。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ
共同装備
ガスカートリッジ コンロ コッヘル ファーストエイドキット
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