ガスガスで残念な飯豊山
- GPS
- 32:00
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 2,018m
- 下り
- 2,020m
天候 | 14日:曇り時々雨 15日:曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
お盆で新潟の実家に帰省ついでに、以前から狙っていた飯豊山へ。
弥平四郎駐車場到着時は本降りの雨。行こうかどうしようか迷い、とりあえず仮眠。
果報は寝て待て、とはよく言ったもので目を覚ますと雨が上がってる!
登りで選択した新道はのっけから急登。ほぼ無風の鬱蒼とした樹林帯に雨上がりの湿度が相まって、まさに滝のような汗。そして衛星の如く周りを飛び回るアブ。不快指数高すぎ。
疣岩分岐を越えるとようやく風が吹きぬける稜線へ。アブがトンボに代わり、いくらか歩くのも楽になります。意外とすぐに三国岳避難小屋に到着。小屋の親父さんは気さくで全ての登山者に声を掛けています。さわやかになるひと時(昔のコカコーラのキャッチコピーね)を味わおうとしたがコーラは売り切れ・・・。仕方なく(笑)ビールをいただきます。柿ピー付で\700也。
小屋を出発直後から雨が降ったり止んだり。そのうちに切合小屋に到着。テン場に一番乗り。メジャーな山域と違い、ここはテン場争奪戦とは無縁なようです。
テン場は一部傾斜気味ですが概ねフラット、水捌けもよい砂地です。テントを張り終わり、汗だくついでに本山まで行こうかと思った矢先、雨が降り始め、やがて本降りに。という訳で本日の行動は終了。着替えて、ビールを飲みながら飯豊なのに「黒部の山賊」を読み耽り、気付くと寝てた。こんな自由な時間がテン泊の醍醐味ですね。結局この日のテン場は5張り。雨の夜は更けていきます。
翌朝、雨は止んでいたため飯豊本山ピークハントへ。見事な雲海を眺め、御前坂上部からはガスの中へ。本山小屋付近は強風、切合小屋幕営で正解でした。山頂もどうにも残念な展望、まぁこんなことも含めて登山ということで。
下山ルートは疣岩分岐から旧道(新長坂ルート)へ。前半は岩と砂の混じった滑りやすい急坂で一気に高度を下げ、松平峠からは樹林帯へ。全体的に登山道が傾いでて歩きにくい。それでも新道よりアブが少なかっただけマシかな。祓川山荘まで来れば山旅はフィナーレ。車に乗り込んだ途端、土砂降りの雨。
ついてるんだか、どうなんだかよく解らないけど夏より秋向けの山のような気がします。
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