荘厳な雰囲気、谷川岳!! (西黒尾根〜谷川岳〜一ノ倉岳〜天神平)

2015年08月16日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 17.3km
• 登り: 1,706m
• 下り: 1,877m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:26
• 休憩: 0:09
• 合計: 6:35

8:35 土合駅下りホーム
8:44 8:44 土合駅
9:01 9:01 土合口
9:10 9:10 西黒尾根登山口
10:25 10:30 ラクダの背(ラクダのコブ)
11:35 11:35 谷川岳（トマノ耳）
11:44 11:48 谷川岳
12:30 12:30 ノゾキ
12:42 12:42 一ノ倉岳
12:50 12:50 ノゾキ
13:23 13:23 谷川岳
13:32 13:32 谷川岳（トマノ耳）
13:50 13:50 谷川岳・肩の小屋
13:55 13:55 天狗の留まり場
14:35 14:35 天神平
15:10 土合駅

天候

曇り。
山上は雲間にあり、時折視界が開け、荘厳な雰囲気。
雨が降らなくてよかったです。

アクセス

利用交通機関：

電車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

【　行き　】
05:14　上野駅　JR　高崎線
08:36　土合駅　（高崎、水上乗り換え、JR上越線）

【　帰り　】
15:36　土合駅　JR　上越線
18:48　上野駅　（水上、高崎乗り換え）

コース状況／危険箇所等

西黒尾根は急な登り（日本三大急登の一つ）で足元を十分注視帯ルートです。

写真

8/17 22:35

土合駅、長い階段から出発。
ホームはひんやりとしています。

8/17 22:35

暫く舗装道路を歩きます。

8/17 22:35

月見草が咲いています。

8/17 22:35

ケーブルの建物が見えてきました。
通過して、登山道入り口へ上がっていきます。

8/17 22:35

西黒尾根、登山道入り口。
いきなり急登なようです。

8/17 22:35

ブナなど、美しい樹林帯を登っていきます。
ぐいぐいと無駄なく登っていきます。

8/17 22:35

暫く歩くと、樹林帯を抜けます。
綺麗な眺め。

8/17 22:35

樹林帯を抜けた岩場から、眺めが清々しい。

8/17 22:35

岩場を越えて、上がってきます。

8/17 22:47

シラヤマギクかな。
谷川岳は花が多いです。

8/17 22:36

マチガ沢の雪渓ですね。
かつて氷河が削ったすごい斜面が迫力あります。

8/17 22:36

水上方面。
だんだん視界が開けていきます。

8/17 22:36

天神平を遠くに望む。
あちらは少し晴れ間が見えます。

8/17 22:36

ラクダの背へ、道は険しくなっていきます。

8/17 22:36

オニアザミですね。
もう秋の花が咲き始めているようです。

8/17 22:36

ソバナかな。
岩場も足元を見るといろいろな花が咲いています。

ハンゴンソウかな。
黄色い花が良く目立ちます。

8/17 22:36

岩場が断続的に続きます。
足元に気をつけながら登っていきます。

8/17 22:36

武尊連峰。
山頂は雲の中ですが、良い眺めです。

8/17 22:36

険しい道が続きます。
山頂方面は、雲の中なようです。

8/17 22:36

ミヤマトウキかな。
いろいろな花が咲いています。

8/17 22:36

タチコゴメグサ。
小さな白い花、よくみると可愛らしい。

8/17 22:36

シモツケソウ。
ピンク色の花が鮮やか。

8/17 22:36

シオンかな。
青い小さな菊の花。

8/17 22:36

シラヤマギクかな。
白い小さな菊の花。

8/17 22:36

キオンかな。
此方は5枚花弁、菊の花のよう。

8/17 22:37

ラクダの背。
谷川岳の山頂は雲の中、荘厳な雰囲気が漂う。

8/17 22:37

ラクダの背より。
ここから、さらに傾斜が高まるようです。

8/17 22:37

岩稜地帯に入ります。

8/17 22:37

いつの間にかラクダの背がずいぶん下に。
どんどん登っていきます。

8/17 22:37

岩がごつごつした稜線を登る。

8/17 22:37

足元注意しながら、岩場を登っていきます。
急登が続きます。

8/17 22:37

だんだん景色がガスってきました。
晴れていたら、良い景色なのでしょう。

8/17 22:37

これから進む稜線部。
ガスが掛かり始める中、進んでいきます。

8/17 22:37

ミヤマトウキの花。
登山道周囲にはいろいろな花が咲いています。

8/17 22:37

花の咲く岩稜地帯。
岩場に咲く、花々が和やかな雰囲気。

8/17 22:37

岩の稜線は気が打抜けません。

8/17 22:37

岩場もガスが掛かると、雰囲気が出てきますね。

8/17 22:37

マチガ沢の雪渓は、いつの間にかずいぶんと下に。

8/17 22:37

リンドウのつぼみ。
夏が終わりつつあることを感じます。

8/17 22:37

ツルツルの岩場。
ここはかつて氷河があったところという。

氷に削られたため、つるつるらしい。
一枚岩を滑らないよう、気を付けて登ります。

8/17 22:37

ハクサンフウロかな。
ピンクの花が可愛らしいです。

8/17 22:37

キランソウかな。
小さな紫の花。

8/17 22:37

ガスの掛かった岩稜、晴れている雰囲気とずいぶん違うのでしょう。

8/17 22:37

ヤマトリカブト。
鮮やかな紫ですが、猛毒の草ですね。

8/17 22:37

ザレた岩稜地帯。
少し斜面が緩やかに。

8/17 22:37

クマザサの広がる稜線に、斜めになった標識。

8/17 22:38

大きな岩を回りこみながら、さらに上へ。
ガスが濃くなってきました。

8/17 22:38

眺望が利かないのは残念ですが、雰囲気があります。

8/17 22:38

イワザクラかな。
綺麗なピンク色の花です。

8/17 22:38

メタカラソウかな。
険しい山稜に、小さな花たち。

8/17 22:38

イワイチョウかな。

8/17 22:38

山頂近くの標識。
ザレた分岐は、何もなく、道迷いしやすいところ、親切です。

8/17 22:38

頂上を示す標識。
真っ白で何も見えない。

8/17 22:38

頂上へ続く稜線。
視界不良なり。

8/17 22:38

真っ白な世界をあがっていきます。

8/17 22:38

トマの耳に到着。
視界ゼロ、残念。

8/17 22:38

沖の耳方面を見てみます。
此方も霧。

8/17 22:38

霧の岩稜を先へ。
オキの耳へ。

8/17 22:38

足元注意しながら、進みます。

8/17 22:38

やや、雲が切れた。
マチガ沢の雪渓が見える。
しかし、晴れれば、すごい高度感でしょう。

オキの耳に到着。
此方もにぎわっています。

8/17 22:38

オキの耳を後にして、先へ進みます。

8/17 22:39

岩稜部に霧がかかり、荘厳さを増す。

8/17 22:39

時折、雲が切れるようになってきた。
雲の切れ間から絶景が顔を出します。

8/17 22:39

迫力ある雲の世界。
雲の流れが速いです。

8/17 22:39

谷川岳から新潟県側の稜線。
笹原が見事で美しい稜線。

8/17 22:39

ウスユキソウかな。
花は終わっているようですが、雪をかぶったような葉が綺麗。

8/17 22:39

新潟県側の稜線も雲が切れてきました。
綺麗な斜面です。

8/17 22:39

岩稜を見上げる。

8/17 22:39

岩稜地帯の神社。
富士浅間神社奥の院、トマの耳近くにあります。

8/17 22:39

稜線部に雲がかかり幽玄です。

8/17 22:39

ガスが迫力ある雰囲気を醸し出しています。

8/17 22:39

コキンレイカ。
鮮やかな黄色い花です。

8/17 22:39

ウメバチソウかな。
ちいさな可愛らしい花です。

8/17 22:39

一ノ倉岳への登り返し。
立派な山容をしっかり登り返します。

8/17 22:39

イウブキトラノオかな。
小さな花が幾つも集まっています。

8/17 22:39

緑の稜線。
綺麗な稜線です。

8/17 22:39

雲間の稜線を一ノ倉岳方面へ。

8/17 22:39

武尊連峰もきれいに見えます。

8/17 22:39

岩稜地帯を慎重にすり抜けていきます。

8/17 22:40

足元は一気に切れ落ちています。

8/17 22:40

幾つもの小さなピークを越えて歩きます。

8/17 22:40

一ノ倉岳方面を視界に捉えます。

8/17 22:40

新潟県側の優雅な稜線。

8/17 22:40

一ノ倉岳方面がだんだんと見えてきました。

8/17 22:40

一ノ倉岳、雲が良い雰囲気を醸し出しています。

8/17 22:40

一ノ倉沢をのぞき込む。
かなり怖いです。

8/17 22:40

オキの耳。
雲の中に隠れています。

8/17 22:40

もう一度一ノ倉沢。
落ちたら一気に雪渓までかな。

8/17 22:40

一ノ倉岳。
静かな笹に覆われたピーク。

8/17 22:40

避難シェルターが見えます。

8/17 22:40

リョウブかな。

8/17 22:40

アキノキリンソウかな。
黄色い花がいいですね。

8/17 22:40

笹原の一ノ倉岳山頂部より。
雲がすごい速さで流れています。

8/17 22:40

ヤマハハコかな。
白い花が良くまとまって、綺麗です。

8/17 22:40

流れる雲、笹の稜線。
良い雰囲気です。

8/17 22:40

一ノ倉沢方面。
一気に切れています。

8/17 22:40

一ノ倉岳から谷川岳を望む。
切れた崖、迫力ある立派な山容。

谷川岳方面。
雲が荘厳な雰囲気を醸し出しています。

8/17 22:40

武尊連峰方面も、雲間が出てきました。

8/17 22:40

一ノ倉岳を振り返る。
何時の間にか、ずいぶんと距離が開いています。

8/17 22:41

稜線部の西側は穏やかな稜線が続きます。

8/17 22:41

雲と山のコントラストが美しいです。

8/17 22:41

穏やかな斜面、雰囲気がとても良い。

8/17 22:41

岩稜の稜線部を歩いていきます。

8/17 22:41

雲間の沖の耳。
迫力あります。

8/17 22:41

オキの耳に戻ってきました。
視界ゼロ。。。

8/17 22:41

トマノ耳方面を覗きます。
雲を纏い、荘厳な山頂。

8/17 22:41

トマの耳、やはり視界ゼロ。。。

8/17 22:41

ザレ場をガスの中、下っていきます。

8/17 22:41

ガスの中、標識。
こういった天候では、心強い。

8/17 22:41

谷川岳の小屋。

8/17 22:41

さらに下っていきます。
階段が脚に堪えます。

8/17 22:41

天神尾根も晴れたり曇ったり。

8/17 22:41

谷川岳下り、雲中の天神平方面。

8/17 22:41

谷川岳、下山する傍ら、雄姿をとらえます。

8/17 22:41

ロープウェイの駅が見えてきました。

8/17 22:41

ロープウェイ乗り場近くの広場から武尊連峰。

8/17 22:42

ロープウェイで下山します。

8/17 22:42

土合駅。
立派な建物、帰ってきました。

8/17 22:42

土合駅。
上り方面のプラットフォームは、地上です。
ここからは電車に乗って帰ります。
お疲れ様でした！！

撮影機器：

Xperia Z3 SoftBank SONY

装備

個人装備

ヘッドランプ

1

パナソニック

予備電池

1

携帯充電用

1/25,000地形図

1

国土地理院

ガイド地図

1

山と渓谷地図

コンパス

1

携帯内蔵

笛

1

クマよけ

筆記具

1

ボールペン

保険証

1

飲料

5.5L

ペット水5.5L

ティッシュ

1袋

ウエットティッシュ

バンドエイド

1

タオル

1

携帯電話

1

雨具

1

防寒着

1

ストック

1

LEKI

非常食

1

グラノーラ

昼食

1

パン

着替え

1

下着・上着

クマよけ鈴

1

手袋

1

軍手

感想

lesbourgeons

初めての谷川岳。
西黒尾根を登り、谷川岳山頂、一ノ倉岳と稜線を歩き、天神平に降りました。

急登の西黒尾根は、深いブナの森から始まり、断続的な岩場と鎖場が続きます。
急な道ですが、樹林帯を抜けると岩稜は荘厳、景色抜群です。
日本三大急登の一つとのことです。
個人的には奥多摩三大急登に岩場が沢山ついたところかな。
途中、氷河が削ったツルツルの岩、滑る蛇紋岩があり慎重に対応しました。

山頂に続く稜線部は、岩と断崖、眺望の素晴らしい世界。
望むらくは、晴天の山行でしたが、雲の流れる岩稜の景色も渋く、格好良いです。
時折、雲が切れ、パノラミックな絶景、マチガ沢・一ノ倉沢の断崖と万年雪、武尊連峰の眺めを楽しみます。

景色素晴らしく、高山植物が咲き乱れ、写真を沢山撮りペースは緩めです。
一ノ倉岳まで稜線歩きを楽しみ、天神平に降り、ケーブルで戻りました。

谷川岳はとても綺麗な山でした。
岩稜・断崖、絶景と盛りだくさん、眺望抜群であり、多くの方が再訪するのも頷けます。
私も次回は晴天時にまた来たいと思います。

コメント

ringo-ya

いいですねぇ〜！
こんにちは！
谷川岳！
良いですねぇ。
若い頃、登りましたよ。
懐かしく、写真 を見させて頂きました。

急登でしたか！？
私は、当時は、疲れた記憶が有りません。
若かったから？
昔の話だから？（笑）
（当てになりませんが…）

今、登ったら、相当疲れるでしょうね。

当時、まだ秋だと言うのに、頂上近くで雪（氷）が降り、
あと言う間に、氷の世界！
稜線が凍り付いてツルツルになり、
強風で滑落、飛ばされそうになりました。

肩の避難小屋にやっとの思いで辿り着き、
しがみつきながら、ドアを開けて逃げ込んだ想い出が有ります。

今回は、晴天の谷川岳では無かった様ですが、
ガスが山の迫力を増していますね。
これは、これで、良かったと思います。
お疲れさまでした〜。

lesbourgeons

Re: いいですねぇ〜！
ringo-ya さん、こんばんは。
谷川岳、良いところでした。 とてもきれいな山ですね。

西黒尾根は、急登でした。
ただ、正直、日本三大急登というほどでもないように思います。
実は、奥多摩・稲村尾根のほうが大変かもしれず、ringo-ya さんのように、「急登でしたか？」という問いにも、なんだかわかるような気がします。

山頂の稜線は、この時期にしては寒かったです。
雪、氷、風とまでいきませんでいたが、稜線上は冷たい風が吹いていました。
確かに、太古の時代は氷河があり、今でも万年雪があり、今年も7月中旬まで西黒尾根上部には雪渓が残っていたと聞きます、気候的に、少し特殊で、標高の割にな寒い地域なのでしょうか。

この日の天候はいまいちでしたが、ガスの迫力ある感じも渋く、なかなか良いものでした。
一方、真っ青な澄んだ空のもと、谷川岳の景色も眺めたくなります。

もう一度、行きたい山がまた一つ増えました。

tekutekugo

１・・・２・・・
イイですね〜〜谷川岳！！
谷川岳は私がたぶん奥多摩をのぞいて一番登っている山かもしれない。
いろんなルートから登っていますが
やっぱり、西黒尾根が一番好きです。
ドンドン迫ってくる山頂がイイの
登り甲斐のあるコースが好きなの

しかし、ここの所凄いですね。
黒戸尾根、西黒尾根ときたら
次はやっぱりブナ立尾根でしょう。（日本三大急登だよね〜〜）
案外あっさり登れますよ。是非是非チャレンジあれ

lesbourgeons

Re: １・・・２・・・
tekutekugoさん、こんばんは。

とても良かったです、谷川岳。
奥多摩をのぞいて一番登っている山と伺い、行ってみると頷けます。

西黒尾根、いいですね。
ラクダの肩手前くらいから、視界が開け、ドカンと山頂、イワイワした岩稜、時に三点支持などしながら、無駄なく登る、良いコースです。

次はやっぱりブナ立尾根ですか。
こうなったら、そうですね、日本三大急登制覇もなんだか興味がわいてきました。

gonzousecond

甲斐駒ケ岳の翌週に此処ですかぁ〜
lesbourgeonsさんまいどのこんばんは。
先週の駅から剛脚ハイクですぐにコレ
すっごいですねぇ
何食べたらそんなに強くなるっすか？

去年オイラが行った時は、電車の乗り遅れが怖くて、
ロープーウェーで天神平からのピストンでしたｗ
ガスに巻かれて真っ白けだった事を思い出しました。
谷川岳　中々微笑んでくれませんねぇ。。。
１８切符使って行こうと考えているんですが
どうなることやら。。。

お疲れ様でしたぁ〜

lesbourgeons

Re: 甲斐駒ケ岳の翌週に此処ですかぁ〜
gonzousecondさん、おはようございます。

谷川岳を日帰りするのは、せわしないですね。
電車の本数が非常に少なく、山上での行動時間に制約がかかりますね。

夏の遠征は連続になってしまいました。
空いた日にちから仕方ないとはいえ、もっと余裕があると良いですね。

食べ物は、山行前夜と朝に沢山食べるようにはしています。

obanyan

電車で谷川岳！神足les様ならではですね。
今晩わ
土合駅地上に出て 登山口に到着迄に一山越えた感ですよね〜。
前回の黒戸尾根でも 只々恐れ入谷の鬼子母神でした。
＼　神光臨！　／ スゲエエェェ(pﾟ∀ﾟq)ェェエエ工工
水上駅から登山口迄バス利用の方が本数も多く行き易いのですが…
ご存知でしたら 御節介ごめんなさいませ。 ー
秋の展望が開けた時 紅葉を楽しみに再訪を是非に…

lesbourgeons

Re: 電車で谷川岳！神足les様ならではですね。
obanyanさん、こんばんは。

谷川岳は良い山でした。
岩と稜線歩きがとても楽しいです。
9月になれば、空が澄み美しい展望を楽しめそうです。
草紅葉も綺麗でしょう。

水上へのバスは谷川岳に来てから知りました。
乗車も考えましたが、青春18切符を利用していましたので、駅まで歩くことにしました。
確かに、水上からバスのほうが便利でしょうね‼