登山3年目の落とし穴!雨の八ヶ岳・ニュウで体験した想定外の苦難


- GPS
- 09:12
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 524m
- 下り
- 524m
コースタイム
- 山行
- 8:35
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 9:10
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
◾️初めての八ヶ岳・ニュウ登山
2024年7月某日、八ヶ岳のニュウ(2,351m)への登山を試みました。結果として、安易な計画が裏目に出た辛い山行となり、多くの反省点を残す経験となりました。
◾️感想
出発前から躓きがありました。事前に調べていた麦草峠無料駐車場が見つからず、一度通り過ぎてUターンする羽目に。結局、麦草ヒュッテからさらに50mほど先にあることが判明し、予定より大幅に出発が遅れてしまいました。GoogleMapでは「麦草峠 公共駐車場」と表示される広い駐車場で、シーズンは混雑するようです。ここには幸いトイレが完備されています。こうしたトラブルにより、当初予定していた時間より1時間ほど遅れて9:00にようやく出発することになりました。
スタート時、雨は降っていませんでしたが、今にも降り出しそうな空模様でしたので、レインウェアを着用してスタートしました。白駒池を半周したあたりから本格的な登山道に入ると、雨で滑りやすくなったガレ場に苦戦します。
樹林帯内では雨風をあまり感じませんでしたが、ニュウの山頂手前の崖に出ると、突如として強い雨風にさらされました。この時点で既に12:26と、遅れが累積していることに気づきましたが、雨が降っていることもあり、確認するのも億劫になり、そのまま進行を決意。これが後の苦労を招くことになります。
中山分岐に到着した時点で14:02と、さらに遅れが広がっていました。予定との大幅なズレに焦りを感じ始めましたが、ここまで来たからには進むしかないと判断。岩場や雨で滑りやすくなったガレ場が続き、妻のペースは極端に落ち、コースタイムの2倍ほどかかりました。
高見石小屋に16:32頃到着。小屋の案内板で南ルートではなく北ルートを選択したのは幸いでした。木道が整備された比較的歩きやすいルートです。しかしまだ整備されていない箇所は川のような状態でした。
最終的に麦草峠駐車場に戻ったのは18:12。9時間以上の長丁場となり、休憩時間はわずか35分という厳しい山行となりました。
今回の経験から学んだ教訓:
1. 出発時間の遅れが全行程に大きく影響することを認識し、時間管理をより厳密に行う
2. 雨天時の登山計画はより慎重に立てる必要がある
3. 天候悪化による体力消耗を過小評価してはいけない
4. スケジュールに遅れが生じた場合、早めに計画を見直す勇気を持つ
5. 常に最新の登山道情報を確認し、状況に応じて柔軟にルート変更する
この厳しい経験は、今後の山行における安全性と楽しさを向上させるための貴重な学びとなりました。特に、出発時間の大幅な遅れが全体のスケジュールを圧迫し、結果として余裕のない危険な登山になってしまったことは、最も重要な反省点です。
最後までご覧いただきありがとうございます。この山行は動画で見ることができます。
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