記録ID: 7015035
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ハイキング
甲信越
中ノ岳
1996年06月01日(土) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 2,119m
- 下り
- 2,119m
天候 | 晴れ |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
残雪が多い年だった。 |
感想
大学2年生の時の6月合宿。
残雪が多い年で、三国川にかかる巨大なスノーブリッジが印象的だった。
2日目、小兎岳から中ノ岳に向って少し進んだあたりで、雪の斜面をトラバースするシーンで、足場が崩れて滑落した。40メートルくらい滑り落ちた。たまたま、配松の茂みが残雪から顔をだしており、そこに突っ込んで止まったが、少しずれていたらそのまま滑り落ちて数百メートル滑り落ちていたかもしれない。
同じ日の午後、あと5分くらいで中の岳の山頂というところで、落雷にあった。
すさまじい音と光。
それまでの人生で経験したことないようなものだった。
一瞬何が起こったのか全くわからなかったが、近くでは雷が鳴り続けており、近くに雷が落ちたのだと理解した。
みんな無言で地面に伏せ、装備していたストックやズボンのベルト外して放り投げ、ただひたすら、雷が近くに落ちないように祈っていた。
20分くらいそれが続いたか。
雷が離れていった様子でったため、再び避難小屋に向かって歩き始めた。
滑落に落雷。
とても濃い一日であった。
翌日、あまりにも積雪が深いため、予定していた越後駒ケ岳は断念して、三国川に下ることを決めた。
この下りも、雪庇の上を歩かされたり、雪渓を踏み抜いたりと大変な行程だったが、下山した時の喜びはひとしおだった。
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